猪熊陽子
いのくまようこ
概要
原悠衣の漫画およびそれを原作としたアニメ、きんいろモザイクの主要人物である茶髪の少女。
高校1年時には大宮忍と小路綾の、2年時にはアリス・カータレットのクラスメイト、担任は2年続けて烏丸さくら。
食欲魔人でありながら、非常に健康的なスタイルの持ち主。胸の大きさも本人は普通だと思っているようだが、彼女よりは小さい忍やカレンが決して貧乳とは言い難い為、実際は大きい方である模様。そして前述の自認のせいで、貧乳コンプレックスが強い綾の怒りを買ってしまっている。
明るい性格で、ムードメーカー。たまに突拍子の無い発言や破天荒な行動、忍の嘘を信じたり、テスト前に伊達メガネをかけ「どう、知的に見える?」と言って綾にあきれられるなど天然な面からボケ役になりそうな感じだが、保護者やツッコミの面も強い(も当然あるが忍やカレンなどが暴走する)為、完全にボケる事はあまりない。成績はあまり良くないが運動が得意。なお、成績が良くないとはいえ、忍ほどではないようで、彼女に対してあきれるシーンもある。
3姉弟の長女、小学5年生の弟・空太(こうた)と妹・美月(みつき)がおり、2人を溺愛している。
綾からは好意のような(百合すれすれの)感情を寄せられているが、本人は鈍感である為、全く気が付かない。それどころか、恋愛モノ全般が大好きな綾の趣味に応えるつもりか、冗談で男性ポジション的な演技をする事があるせいで、綾の症状は悪化する一方。しかし本人も女の子らしくないことを気にしており、時折(少し偏っているが)女の子らしく振る舞うとしたり、恥じらいで女の子らしい服に抵抗を見せるなど可愛らしい一面も見せる。
忍とは小学校の頃からの幼馴染(というか元保護者)。上の兄弟がいない事から姉に憧れがあり、忍の姉の勇のことを「いさ姉」と呼び慕っている。
アリスとは、2年生になっても同じクラスなのだが、陽子があまりにも勉強が苦手なせいで、「九九ができるか疑われる」等の、色々な意味でひどい扱いをされてしまう事が……。(アリスも陽子と担任のさくらに小動物のような扱いを受けているが…)
登場人物のほとんどがボケ役であるため、比較的常識人な方である陽子は、「陽子の半分はツッコミ」と評されるほど作中で貴重かつ重要なツッコミ役である(ちなみにもう半分は優しさで、カレンがこう訂正する前までは『100%がツッコミ』という状態だった)。カレン曰く、いつもそばにいてくれて、暗い夜道で会うとホッとする、コンビニのような存在。忍には「もちもちふわふわな所」が大好きと言われるなどその面倒見の良さから仲間達に慕われている。
もっともその優しさが、綾に道を踏み外させている原因の一部でもあり、綾からも「よく声を掛けられる(※お婆さんからも)」「女の子から手紙を貰った」などの理由で、ときどき天然ジゴロ扱いされる。勇と二人でいる時の行動パターンもジェントルマンで、「それ、天然でやってるの?」と突っ込まれてしまった。
きららファンタジア
サービス開始時から実装している。
メインシナリオ第1部『封印されし女神』の第5章「きんいろパニック」では筆頭神官アルシーヴの禁忌の召喚魔法「オーダー」によって召喚される。ストーリーでは綾と一緒におり、きらら達に無事に保護される。
関連イラスト
綾とのコンビ(陽綾)が多い。
関連動画
劇場版「きんいろモザイクThank You!!」猪熊陽子キャラクター紹介
関連タグ
主要人物
県立もえぎ高校関係者
家族
関係者
その他
カップリング
関連・類似キャラクター
- ナギ(Aチャンネル)…同じアニメ制作会社の中の人繋がりで、きらら作品繋がりでもある。性格こそは違うが、どちらもツッコミ役である。
- 犬吠埼風(結城友奈は勇者である)…同じアニメ制作会社で中の人繋がり。陽子と同じ食欲魔人で成績の悪い後輩に伊達メガネをかけさせて高得点を取らせたことがある。この人も妹を溺愛している。
- 仙都木優麻(ストライク・ザ・ブラッド)…中の人繋がりで、ボーイッシュな性格や男勝りな言動と言った点が共通しているがこちらは中学生で、魔女。
- 飯島恋花(アサルトリリィ Last Bullet)…ムードメーカー繋がりであり、さらに、ツッコミ役になることが多い陽子同様、恋花が所属する「ヘルヴォル」の仲間の殆どがボケ役になることもあるため、比較的常識人ポジションになることが多い繋がりを持つ。ちなみに、陽子は原作第5巻(アニメ2期第6話)でレストラン松原の超無謀パフェ(特盛サイズのパフェ)を食べたことがある(但し、完食することが出来なかった)のだが、恋花も『アサルトリリィふるーつ』第10話で千香瑠が作った大量のたい焼きを(とある理由で)全部食べたことがある。
- 千葉エリカ(魔法科高校の劣等生)…中の人繋がり。髪色や性格が類似。