ゲーミングPC
げーみんぐぴーしー
PCゲームでの使用を前提にしたパソコン。
ゲーミングPCの特徴
大画面のディスプレイで最新のゲームタイトルを快適にプレイすることができる。
また、スペック次第ではあるが、ゲームをやりながら配信を行い、多くの人にプレイ映像を見てもらうことも可能。PS4やPS5は「ブロードキャスト機能」としてオンライン配信機能を備えているが本格的な編集・配信はPCに分がある。MODなどPCでしか出来ないこともある。
ゲーム専用機に比べコスパが悪く消費電力が高いのが難点。また、ハードウェアのスペックが一定ではないのでよく調べないと「性能が足りなくて遊びたいゲームが動かない」ということもある。
性能
3Dグラフィックスを高解像度・高フレームレートで表示するため、高性能なGPUと大容量のVRAMを搭載しているほか、GPUのボトルネックにならないようCPU性能も比較的高いものが多い。ゲームの中には大容量のメモリを要求するものがあるため、同年代の通常のPCよりメインメモリも多めに搭載する傾向がある。
PCゲームの主なプラットフォームがWindowsのため、OSは必ずWindowsである。当然ながらパソコンなので、普通のPCにできることはたいてい何でもできる。高画質の動画編集も普通のパソコンより快適にこなす。「画像生成AI元年」と言われた2022年以降は、人工知能の発展を追い風にAI絵師などの需要も高まっている。
将棋や囲碁などのボードゲームは、究極の強さを求めなければ普通のノートパソコンで十分であるが、近年のAI将棋ソフトに搭載されている思考ルーチンは高性能なGPUを使うことで非常に強力になるので、藤井聡太のようなプロ棋士はハイスペックなPCを使っている。