※作品については「BAYONETTA」を参照のこと。
CV:ヘレナ・テイラー(1∼2)/ジェニファー・ヘイル(3)(英語)、田中敦子→???(日本語)
概要
アンブラの魔女。両手両足に装備した四丁一組の銃を駆使した格闘術「バレットアーツ」の使い手。銃以外にも様々な拷問器具や刀、鞭などを操るほか、自身の黒髪を依り代に魔神や魔獣を召喚する「ウィケッドウィーブ」によって敵を一掃する。
黒いボディスーツは実は彼女の髪の毛で、ウィケッドウィーブ使用時や魔獣召喚時には肌が露になる。
蝶の魔人マダム・バタフライと契約しているため、影とジャンプ時に蝶が映る。
台詞
- Bad boy.(訳:悪い坊やね)
- You want to touch me?(訳:私に触りたいの?)【スカボロウフェア】
- I've got a fever, and the only cure is more dead angels.(訳:熱があるわ、唯一の治療法は天使をもっと殺すことね)【挑発長押し】
- Bring it.(訳:かかってきなさい)【修羅刃】
- Your halo is mine.(訳:あなたの天使の輪は私のものよ)【クルセドラ】
- Come on.(訳:来いよ)【ドゥルガー】
- CARR-MMA BOWE- COOW【ゴモラ召喚】
- Let's dance, boys!(訳:一緒に踊りましょう、坊やたち!)
- Jyunen Hayaindayo!(訳:十年早いんだよ!)【通常Verseで鉄山靠フィニッシュ&ピュアプラチナ取得時】
『1』におけるベヨネッタ
「私と遊びたいの?」
長く艶やかな黒髪と華麗な美貌を持ち、ミステリアスな雰囲気を纏うその女性の名はベヨネッタ。
自分が魔女であるということ以外の一切の記憶を失っており、本名や出生、それらに関する情報も残っていない。なお、現在の名前「ベヨネッタ」はロダンに名づけてもらったもの(「銃剣」を意味する「bayonet」から)。身につけている赤いリボンには魔女文字で「BAYONETTA」と書かれている。
天使を生贄として捧げる契約をしており、自身の銃「スカボロウフェア」や強力な魔術を使ってひたすら天使たちを殺戮する。
普段はシスターになりすましており、死体の埋葬を仕事としている。エンツォからワケあり(=まともな神父やシスターに来てもらえないほどの悪人など)の葬儀の情報を買っては潜入し、迎えに来た天使たちを片っ端から殺すという日々を送っている。
それ以外の時はけだるそうに「The Gates of Hell」で酒を飲んでいるようだ。
ロリポップを舐めている描写もあるが、監督曰く「精神興奮剤のようなものであまり美味しくない」らしい。
劇場アニメ化
「昇天させてあげる」
なんと「BAYONETTA」がアニメになり「BAYONETTA Bloody Fate」として映画館で上映された。
原作とはいくつか異なる要素もあるものの、彼女のエロスは(不)健全。映画オリジナル武器「エルフィンナイト」も登場する。
本編では決して拝むことのできなかったシャワーシーンや髪をおろしたネグリジェ姿などサービスシーンも盛りだくさん。
『2』におけるベヨネッタ
「会えなくて寂しかった?」
前作で記憶を取り戻し、天使と戦いながらも悠々自適な生活を送っている。
今作では自慢の黒髪をバッサリとショートカットにし、ミステリアスさよりも知的で快活な雰囲気を纏っている。
初期装備の銃が「ラブイズブルー」に変わり、装備・召喚獣などもほぼ一新されている。
余談だが、任天堂タイトルのCMでほぼ全裸(大事なところは髪で隠している)をやってのけた唯一の存在である。
『3』におけるベヨネッタ
「もう、ひどい遅刻だわ」
妖艶な「1」、快活な「2」と来て、「3」ではまさかのガーリー路線でお色直し。
前回のショートから打って変わって三つ編みを左右から前に垂らし、パフスリーブのミニワンピーススタイル。
過去作をプレイした方ならおわかりになると思うが、背中がバックリ割れている点を除けば幼少期の彼女そっくり。
今度は、紫のペッパーボックスピストル風の「カラーマイワールド」という新武器を初期装備として携えている。
PVでは魔人化と思しき新アクションに連続トーチャーアタック、更には大型エネミーに対して召喚した魔獣を操作しての大立ち回りと新要素が披露されている。指示はダンスで出している模様…大乱闘でこのボウヤとお嬢ちゃんと会ってインスピレーションを得たんだろうか?
PVでは脱げてなかった。残念。
なお海外版では担当声優ヘレナ・テイラー氏が本作でスタッフから提示された出演料に納得がいかず降板したため、本作ではジェニファー・ヘイル氏が演じる事になった。
外部出演
マックスアナーキー
プラチナゲームズとセガが開発したゲームソフト「マックスアナーキー(MAX ANARCHY)」にゲストキャラクターとして参加。ジャンルは乱戦格闘アクション。
初回特典限定キャラクター(2012年8月2日から有料DLC配信開始)で、シナリオモードでは登場しない。「トーチャーアタック」や「ウィケッドウィーブ」の他にも、本編では実装を見送られた技が使用できるらしいが・・・?
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から参戦。
「スマブラ投稿拳」で交渉と実現が可能なキャラクターにおける世界第1位となったことで実現した。
様々なコンボで大火力を取ることができる。要であるコンボは始動ワザが当てやすく、一度コンボが成立すれば、相手を上空へと運んだり前へ押し出したりしてそのまま撃墜できる事もある。
攻撃ボタンを長押しすると放つことができる「バレットアーツ」、発動させた相手を一定時間遅くする「ウィッチタイム」など、変則的な性能のワザが多い。
詳しい解説はベヨネッタ(ファイター)を参照。
余談
あくまで年齢不明の魔女であるベヨネッタであるが、どうやら海外特にヨーロッパあたりの人からは彼女は大学生くらいの年齢の女性に見えるらしい。
関連イラスト
ネタ系
これぞスタイリッシュ!!
関連タグ
BAYONETTA BAYONETTA2 BAYONETTA3
ビエネッタ:語感が似ているが故に「ビエネッタを食べるベヨネッタ」といったネタ絵もある。
共通点があるキャラクター
美城常務(アイドルマスター) - 容姿が『1』ベヨネッタにそっくりな人。中の人(日本語音声で)繋がりでもある。
アルティミシア(ファイナルファンタジーⅧ) - 魔女且つ中の人繋がり。
ダンテ(デビルメイクライ) - 製作者繋がりでベヨネッタとの共演イラストが描かれることがある。詳細はベヨダンを参照。
ザ・シャーク(妖怪ウォッチ) - 中の人繋がりではないうえ男の妖怪なのだが、「素顔を隠して(眼鏡ではなくマスクで隠している。)格闘術(プロレス)で闘っている」「幼少期は可愛かったが現在は雰囲気がガラリと変わっている」「秘められた本名がある」という共通点がある。