以下のような固有名詞としても登場する。
- ニトロプラスのアダルトPCゲーム『塵骸魔京』に登場するヒロイン。
- KOF2001及び2002UMに登場するボスキャラ。ただし、綴りがigniz。
- スーパーロボット大戦Dに登場するキャラ。
- ブレイブルーに登場するレリウス=クローバーの使役する人形。
- 化粧品のブランド名
pixiv上で多いのは大抵1番か2番である。
『塵骸魔境』の「最も気高き刃のイグニス」
「私はイグニス。訳あって、人類の守護者を名乗る者だ」
概要
『塵骸魔京』の3人のヒロインの一人。
人類の守護者である三柱の一つで、"最も気高き刃"と称される存在。
かつては強大な魔力を持つ「神」=「悪魔」の1人であり、人間の「進化」に興味を抱き、絶滅しないようその進化を見届けてきたが、一人の男を助けるために仲間を裏切り人として生きる道を選ぶ。
現在は魔力は無いに等しいが、武器や罠を自在に操り、権謀術数を用いて魔物たちを巧みに狩っていく、武人と策士の両面の資質を備えている。
守護者を自称する一方、自身の利害で動くことのある守護者らしからぬ側面を持つ。また弱者に対してあまり容赦がなく、相手が弱いと分かればすぐに見下す傾向にある。
かなり過激な衣装に身を包んでいるが、ニトロプラス作品ではよくあることである。
関連タグ
『KOF』のイグニス
「ネスツ闇の支配者
――我こそ最強――
見事超えてみせよ」
概要
格闘スタイル | 音巣対流拳(ネスツリュウケン) |
---|---|
出身地 | 不明 |
誕生日 | 10月19日(56歳) |
身長 | 189cm |
体重 | 85kg |
血液型 | AB |
趣味 | UFOウォッチング |
大切なもの | 神 |
好きな食べ物 | 宇宙食 |
嫌いなもの | 神 |
得意スポーツ | 座禅 |
cv | 若本規夫 |
KOF2001,2002UMに登場した『KOFネスツ編』の黒幕にしてラスボス。
世界の裏で暗躍する巨大なる秘密組織ネスツの、同名の創始者ネスツの息子であり、その最高幹部の一名。圧倒的カリスマ性と知略、驚異的な戦闘力を持ち、それらを持って闇の強大な組織を束ねる神々しいまでの威圧感に満ちた男である。
本来は「人類を新次元へと導く」のがネスツの理念であったが、イグニスは次第に神という存在に固執しはじめるようになり、自身こそ"神"となり人間を支配する存在であることを証明すべく、裏から様々な計略を巡らして最強の人間の育成に乗り出す。そしてそれを倒し、『自身こそ最強である=神である』という証にしようと目論んだ。そのために父ネスツを暗殺し、ナンバー2の地位から組織を裏で牛耳る。
主人公K'やクーラ・ダイアモンド、クリザリッドなどの強化人間やクローンを研究・生産していた裏には、それらを試練として打ち破り自分を倒しに来る力をつけさせることを算段していたためであり、裏切りの続出し崩壊の危機に瀕した組織の状況も、己が見初めた「最強の人間」候補のK'に試練を与えるための、すべてイグニスの掌の上の出来事であった。
そのあまりに身勝手かつ妄想に満ち溢れた野望はたちまちK'たちによって否定され、決戦の末に倒されるとイグニスは「私に神になる資格が無いというのであれば、私はすべてを無に帰す破壊の悪魔になろう!」と叫びネスツ本拠地である要塞衛星エイダスを地球に落下させて人類そのものを終わらせようとするが、K'とマキシマの活躍により地球は事なきを得、当の本人は燃え上がるエイダスもろとも海中に没した。
性格は尊大で威圧的。自分を神と語り"最強"を自負するだけあって、それに似合う自信と実力を兼ね備えている。小説版KOF2001では、数々のネスツ改造人間計画によって得られた成果のすべてを自身にフィードバックさせた最強最高の改造人間なのだ、と自らの強さを語っている。
しかし、自分の思う通りにすべく父親さえも葬る冷酷さや、K'ら改造人間たちをモルモットと呼び人間扱いせず、己への憎しみを増大させ戦闘力を釣り上げるためだけにK'の失われた記憶を返してやるその自己中心的すぎる倫理観は悪い意味で完全に人間離れしており、人の道を外れた正しく「外道」以外の何者でもない。
…え? 何ワケが分からんことを言ってるんだって?
わしにもわからん。
そもそも『~2001』はゲームバランスも画像もシナリオも過去最悪というのがもっぱらの評価。
特にシナリオについては、普通にゲームをプレーしクリアしただけでは上述の顛末を知ることは不可能と言っていいほどの描写不足に終わってしまっている。KOF公式サイトに掲載されたバックストーリーや、ノベライズ版を執筆した嬉野秋彦氏の作品群など、ネットや書籍を通じてようやく補完できる代物。
これは裏事情を説明するとSNK自体が倒産騒動で気が気じゃなかった時期であり、なおかつスポンサーの作品介入が著しかったこともともあって、栄えあるネスツ編最終章にもかかわらず、それまでの『オロチ編』のインパクトに比べてあまりにも尻すぼみな終わり方をしてしまった。
ただ、新キャラも多数輩出したという功績とダークな物語の雰囲気が通に受け、クソゲー認定はなんとか避けている。
得意スポーツは・・・・座禅!?。あんた、座禅を勘違いしてんでねぇか?
見た目は若そうだが、歳は56歳。ゼロ、タクマ・サカザキ、草薙柴舟より歳上である。
性能
自身の驚異的な能力に、疑似生命体『イーリスランス』で出来たマントと、同一の素材を用いて両肩両手首の装置に仕込んだ蛇腹剣『ガーリアンソード』を駆使して戦う。
その性能はというと、お手軽永パの教科書といえる鬼畜性能の塊。
ほぼすべての必殺技で食らい判定を残したまま浮かせることができ、さらにほぼすべての行動をキャンセル発動可能という意味不明なぐらいに狂った調整が入っており、蛇腹剣で相手を打ち上げる「チェーンブレイド トランスアキシャルスライス」をタイミング良く出し続けるだけでハメ殺し完了。そもそも蛇腹剣を用いた必殺技自体、かなり攻撃範囲が広いため、剣だけで斬り殺されていたというのは『2001』では日常茶飯事。
同じく極悪なのが、「ネガ・ジェネシス」というマントを振り上げるだけの地味な技なのだが、出が早く飛び道具反射能力に 吹き飛ばし判定、さらに一撃ガードクラッシュ性能があるという超万能技。早い話が、こいつのせいで下手に接近できないし、牽制に飛び道具も使えない。
そのほか、超必殺技も高威力・高性能なもの揃いなのだが、一番の問題が、上記の攻撃・行動をAIが全く自重しないこと。唯一、転ばせる判定のあるスライディングには無防備なため、クーラなどの数名のキャラはこれを使ってハメ殺し可能。しかし、それが無いキャラは対抗手段がほぼ皆無。
結果、KOF史上稀にみる最強ボスの座に君臨した。
望み通りに…
そしてこのキャラを際立たせるのが、若本御大のカリスマボイス。
小難しく勿体つけた、如何にも厨二病全開な言い回しの台詞ながらも、ダウナーで威圧感とキャラクターの強さを予感させる説得力に満ちた演技に仕上げる力は、大物悪役を演じてきた若本氏ならでは。
ヨイショし過ぎだろと思う方は、今すぐイグニスのセリフで「ネスツ闇の支配者、我こそ最強。見事超えてみせよ!」と見栄を切ってみてください誰かに向かって。恥無く威厳タップリに言えればアナタも明日から若本規夫です。
そしてイグニスも『cv.若本』の例にもれず、珍言・空耳ネタの宝庫。
特に超必殺技の台詞でその傾向が強く……
「望み通りに…天から落ちよ!!」 → 『天からお塩』
「舞え」 → 『まいうー』
「落ちよ」 → 『お塩』
「人は何かを成す為に生を受け、成し終えた時死んで往く」
→ 『茄子食べに生を受け』『梨を得た時死んで往く』
など、何故か食べ物ネタが多い。
そしてK.O.されたときは、やっぱり『ぶるるるあぁぁ!!』だったりする。
関連タグ
『スーパーロボット大戦D』のイグニス
概要
ルイーナの戦闘用兵士、メリオルエッセの1人。