概要
青年漫画誌「イブニング」にて、2004年16号より連載開始。途中掲載誌を「モーニングtwo」に移し、2014年3月号をもって完結した。原作の単行本は全13巻。
テレビアニメ『もやしもん』は、2007年10月から12月までノイタミナ枠にて放送された。また、2012年7月から9月まで同枠で『もやしもん リターンズ』が実質的な2期として放送された。両番組とも全11話。
2010年に実写ドラマ化もされ、同年7月から9月までテレビアニメと同じくノイタミナ枠で放送された。
2025年、続編連載決定!タイトル「もやしもん+」
日本酒、龍神丸について
作者が惚れ込み、この作品の発想を得たきっかけになった(構想自体は漠然と存在していたので、厳密に言えば取材に協力的だったことと、そこで試飲した結果、感銘を受けて絶対に作品に登場させようと決めていた銘柄である)酒蔵と大吟醸酒があるが、それこそが和歌山県にある高垣酒造の「龍神丸」である。そして、単行本2巻の第23話に登場した「大吟醸生原酒 龍神丸 中どり無ろ過」はネット注文のみ限定10本が抽選で販売された。また、単行本第2巻13話に登場した「大吟醸生原酒 龍神丸」は限定品ながら高垣酒造で一般販売しているが、2006年3月31日に発売された2006年度産は10時間ほどで完売し、一時はかの十四代を上回る、日本一入手困難なプレミア日本酒となった。その銘柄は作品に登場したからという話題性だけではなく、某有名な日本酒コラムでも「美味い以外の感想が見当たらない」などと、酒飲みから絶大な評価を受けていた。しかし、ブームから数年後、2010年にそれを醸していた高垣淳一杜氏が47歳の若さで急逝、夫の遺志を継いで任世氏が杜氏修行をして復活を決意させることになった。数年後、龍神丸は銘柄を復活したものの当初は味が変わったと芳しい評価が得られなかった。試行錯誤を重ね、常飲者の辛辣な感想も真摯に受けて、往年の夫の味を取り戻すため醸し続けている……というまるでドラマのような展開である。
また、関連品として同社では、純米吟醸生酒「かもすぞ」を発売していた。これには作者好みの味に仕立て上げた限定酒であり、本人がデザインしたA.オリゼーとS.セレビシエとロゴが描かれたラベルを使用しており、2006年度産はわずか13分で完売したため、2007年度産は抽選販売となった。
後に諸理由で、作者好みの酒を作っていた山梨県の春鶯囀(しゅんのうてん)が「かもすぞ」ブランドを継承することになった(ここの萬屋酒造は与謝野夫妻が愛した酒蔵として知られ、別銘柄『鷹座巣』は美味しんぼにも登場しているなど、メディア露出に積極的)。
ストーリー
菌の姿が見える主人公沢木惣右衛門直保が通う某農大を舞台に、菌やウィルスと少しばかりの人間が右往左往する物語。
登場人物
人間
発酵蔵
日吉酒店
某農大関係者
その他
菌やウイルス
C.ジフテロイド(CV:鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング))
その他の菌は→菌どもを参照のこと。
主題歌
オープニングテーマ
「カリキュラム」
作詞・歌 - 依布サラサ / 作曲 - Anders Hellgren&davld Myhr / 編曲 - 松田岳二
「Wake Up」(リターンズ)
作詞・作曲・編曲 - 丸山真由子 / 歌 - ClariS
エンディングテーマ
「Rocket」
作詞 - Hiroyuki Hayashi / 作曲 - Hiroyuki Hayashi、Fumi / 編曲・歌 - POLYSICS
「サイキン」(リターンズ第1話〜第4話、最終話)※「最近」をアニメ用に編詞をしたもの
「最近」(同上第5話〜第10話)
作詞・作曲 ‐ 恵梨香 / 編曲 - 浅田信一 / 歌 - ひいらぎ
関連タグ
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