最初に
本項を読む前に、まず公式からのガイドラインを読んでおこう。
応援してくださっているファンの皆さまにご注意いただきたいこと
概要
恋愛クソ雑魚ウマ娘とは、『ウマ娘プリティーダービー』の二次創作作品に使用されるタグの一つ。
実際のゲームにおいて、ストレートに好意を口にしてくれる子や、果てはエンディングで実家に一緒に帰ったりする子など、トレーナーと担当ウマ娘に恋愛要素を見出せる描写は多い。
そういった恋愛強者な振る舞いをするウマ娘がいる一方で、中には恋愛弱者と呼ぶしかないウマ娘もいる。
このタグは、そんな好意は明確に自覚しているのにトレーナーとの距離の詰めかたが下手クソなウマ娘を描いた作品に付けられるタグである。
単純に奥手だったり恋愛未満なわけではなく、関係を進めようと行動(を計画)するのに、肝心なところでヘタレたり空回りするのがポイント。
現在はスマートファルコンとセイウンスカイの二人が競り合うように人気を伸ばしている。
なお、基本的にはそんな恋愛に奥手で焦ったりしている姿が可愛いというプラスのイメージとして描かれている作品が多いものの、もしもそれが誰の目から見てもマイナスに描かれているような作品であればガイドラインに抵触するおそれもあるかもしれないので注意しよう。
主な該当ウマ娘
スマートファルコン
「……にぶトレーナー。」
愛されウマドル。
しかし肝心のトレーナーは、あくまでファン1号としてファル子を支えるというクソボケ…もとい鋼の意志スキル持ちなこともあって関係は中々進展しない。
それだけならまだしも、よりによって寮のルームメイトが「結婚RTA」「両親紹介RTA」などと呼ばれ、育成シナリオのエンディングではドイツの実家に招待し家族で迎え入れるという恋愛強者なこともあって、何かとファル子と比較されがちなのが彼女の災難であった。
ただし一部トレーナーではファル子にも原因があるとの意見もあり、その行動にも「思いを本音にしっかり伝えられていないぐらい押しが弱い(バレンタインボイス、温泉旅行他)」「まるでトレーナーから仕掛けてくるのを待ってるかのような姿勢」のプロ意識が原因でそれじゃあ進展しないとかでどっちもどっちと指摘が…
さらに追撃を掛けるように、逃げ切りシスターズの最後の砦にも逃げ切られリーダーのみが周回遅れ、追い打ちには同じ後輩ダートアイドルウマ娘にも逃げ切られるなどいじりは定着しつつある。
最近では同じくダートで作戦逃げの後輩、かつそのウマ娘の育成イベントに自身が登場し勝負することにもなるトランセンド(ウマ娘)にも大敗を喫している。こちらは初手からトレーナーとの距離感が近くて仲良しで、もはや「勝負をする前から負けている」レベルである。
(同ウマ娘の育成イベントでは、ステータスとスキルをガチガチに盛りに盛りまくった姿で登場、しかも2回も。ちまたでは八つ当たりなど言われてしまっている……
(誰が呼んだか史実盛り)
一応フォローをすると同イベントで、トランセンドにどうして笑顔で得られるか?という理由を先輩ウマ娘(ウマドル)としての教示を後輩へ解いている)
セイウンスカイ
「——ばっかばかし〜。やっぱやーめた!」
上のセリフが出てくるゲーム内のイベントを筆頭に、公式でも恋愛クソ雑魚なウマ娘。
策士キャラということもあって、トレーナーに対して様々に策を弄するのに、最後の最後でヘタレたりはぐらかしてしまったりがよくあるパターン。
また恋愛方面になると駆け引きが下手になって自爆したり、からかおうとする相手(大半は担当トレーナー)の方が圧倒的に上手なのに無謀な駆け引きを仕掛けて返り討ちに遭うというパターンも定番化しており、その場合はこちらのタグが付く。
「セイちゃんちょっと横になりますね…」
なお、こちらも寮のルームメイトがトレーナーと一緒にお祭りや教会へ行たり、トレーナーに対してからかい上手(セイウンスカイのように取り乱すことがまったくないまさに強靭の装甲)であるなど恋愛強者っぷりを披露しており、スマートファルコン同様「ルームメイトが強すぎてダメージを受け続けている」状態となっている。尤もそのルームメイトはトレーナーに対して強者を通り越して錯乱したり、他にもあるウマ娘に対する粘度の高さが斜め上なので、セイウンスカイに見習ってほしいかは意見が分かれそうである。
なお、セイウンスカイはスマートファルコン同様逃げウマである。
クソ雑魚判定が難しいウマ娘
アグネスタキオン
「それでどうだい。『デート』を終えて、何か変化は?」
公式でもモルモット兼トレーナー(兼弁当係)として好意、というよりか替えの利かなさは口にしている。
そこから一歩進んだ関係になろうとするも、モルモットという建前が絶妙に障害になることが多いが、依存性の高さを鑑みてもクソ雑魚というよりかは単に不器用なだけであり、同じ「アグネス」の冠名繋がりでこちらの可能性もあり得る。
ウオッカ
「くそ、マヤノのヤツ・・・あんなカゲキな恋バナしやがって。」
一見して硬派に見えるウオッカであるが、恋バナに赤面したりテレビドラマのキスシーンを思い出して絶叫したりと明らかに恋愛クソ雑魚予備軍っぷりを発揮している。一方で腐れ縁のルームメイトと別の同期が強すぎるため相対的に弱く見られていることもあり、実際は育成シナリオでトレーナーのバイクに乗る時恥ずかしながらも腰を掴んで跨るなど該当ウマ娘の2人よりはマシである。ウオッカの場合はただ経験値が少ないだけで、次第に慣れていくものと推測される。
シュヴァルグラン
「あ、あの・・・僕どうしたら・・・」
公式でトレーナーをからかうもストレートな好意を返されてタジタジになることからシュヴァルグランもクソ雑魚ではないかとされることがある。
一方でシュヴァルグランの場合は自己表現力が低いだけだったり、トレーナーに限らず人を避けがちのためこちらもただ不器用なだけと言われている。むしろトレーナーに対して独占欲が強いと思われるところを見せる部分もあるが、表立った場合この姉がどういう行動に出るか・・・
シリウスシンボリ
「メニュー、わからねえんだろ?教えてやろうか。」
育成などでやたら突っかかってくる彼女であるが、一方でトレーナーに構ってもらいたいのではという部分がある。
実際甥であるトウカイテイオーが会長と突っかかることに怒っている様子を見せるが当のシリウスシンボリは表面的にはあしらいながらも実際は都度相手するシリウスおいたんっぷりを披露しており、トレーナーに対しても本当は好意があるが性格難から素直になれず結果クソ雑魚化しているとの見方もある。
クソ雑魚ぶった恋愛強者なウマ娘
ナイスネイチャ
「別にあたしなんて誰も見てくれませんから」
トレーナーに対して普段は卑屈になりがちで遠慮しがちな彼女であるが、トレーナーと一緒にナイスネイチャの地元商店街に行ったり、通い妻みたいなことをしていることからクソ雑魚に見せかけた強者の代表格と見做されることが多い。そもそもネイチャの初期設定が「お金持ちのイケメン彼氏募集中」で、現在でも卑しか女杯の有力ウマ娘として扱われており、どう見ても強者であろう。
実際YouTubeでのある恋愛弱者ランキングでネイチャが(ご存知)3位に入った時のコメント欄が「ネイチャのは恋愛弱者とは言わない」で溢れかえり、逆にあざといという意見まであった(ちなみに上位2人はお察しである)。
マチカネフクキタル
「トレーナーさんの今日の運勢は・・・晴れ時々くもり!!ところによりゲリラ豪運!ですっ!」
トレーナーにあしらわれることが多く一見して弱者に見えるフクキタルであるが、実際は占いを駆使して猛アタックをかけており、またこちらも反動技を使うが紙装甲でフリーズするセイウンスカイに対してフクキタルは構ってもらえたこと自体を喜んでいることから、むしろ心が折れない強者側ではという見解がある。ただ問題はファルコン同様トレーナーが鈍感なところであろうか。
関連イラスト
関連タグ
両親紹介RTA記録保持者…対義語
恋愛無自覚ウマ娘…主にアグネスデジタルにつけられるタグ。詰めかたが下手以前に当の本人が自身の恋愛感情に鈍感であるため、本タグと区別される。