概要
CV:石田彰
属性:闇、水
41話で初登場。魚座の黄金聖闘士。魅惑と導きを司る黄金聖闘士を名乗る。
ロングヘアの女顔タイプが多かった今までの魚座担当と異なり、薄めの金色の短髪の立った髪で青い目、割合童顔だが、姉が15歳の息子持ちなくらいなので実年齢は不詳。
黄金聖衣は旧作と基本デザインは近いが、襟元からは黒い服が覗いており、背中からも黒い布状パーツが伸びている。水と闇の2属性をあわせ持つ希有な存在であり、後述の通り「魔法使い」ともとれる能力を持ち姉ともども人間なのかどうかも不明。
他の黄金聖闘士達にも当代の魚座の聖闘士の存在は周知されておらず、双魚宮は担当者不在とも思われていた。
実はメディアの実弟であり、彼女を「姉上」と呼ぶ。
つまりソニア・エデン姉弟からは叔父にあたり、マルスからは義弟(小舅)にあたる存在である。
とはいえエデンと直接顔をあわせたのは幼少期であったようであり、エデンは彼を覚えていなかった。
もちろん彼女の企みは当然知って従っており、ミケーネが「この女はマルス様をかどわかして世界を破滅させようとしている」と主張した際もそれを否定していなかった。とは言え姉メディアの目的を全て把握している訳ではないらしく、光牙の闇にこだわる理由も微妙にはぐらかされているがそれでも構わず、「この黄金聖衣をまとい姉上を守ると決めた、姉上が望む世界を実現させるために」と宣言、姉を喪ったエデンを嘲笑するなど、姉への忠誠心はかなり高いものの、義兄や甥や姪に対する思いやりは全くないようである。
メディアを討とうとしたミケーネと対峙するが、「私と君とでは力が違いすぎるんですよ」と冷笑して闇の小宇宙を展開させ、彼を瞬殺する。
第45話において先代の魚座の黄金聖闘士であるアフロディーテと同様、力こそが絶対的な正義であるという信念を持っている事をユナに語っている。
43話では青銅聖闘士達を圧倒、飄々とした態度と口調でユナを口説いたり蹴りを入れてきた彼女の足を「理想の足」とセクハラめいた言葉とともにさするなど変態じみた面もみせる。
光牙を拘束して彼に仲間の命を盾にとり闇の小宇宙を発揮させるが、光牙が自身で闇の小宇宙を制御したり仲間の呼びかけで自制し先へ行ったため目的は果たしきれなかったが、エデンやユナの渾身の一撃を一蹴する等余裕ともいえる戦いぶりであった。
黄金聖闘士を一瞬で殺害し、セブンセンシズにめざめた青銅聖闘士が複数人かかってきても受け流す等その実力は圧倒的である。
また非常に人を食ったような態度を見せ、47話では姉と自分の悲惨な過去を劇場こしらえて語ったかと思えば直後にそれが嘘だったとネタバラし、処刑用BGMであるはずの「ペガサス幻想」が鳴っても受け流し自身の目的を果たすなどしている。
47話でエデンと光牙を火星に送り込む。
なお、「アモール」の名の由来はローマ神話の愛の神キューピッドの別名であるが、地球と火星の間の軌道を通る小惑星の名としても付けられているためこのあたりを意識した可能性もある。
技
- サイレント・ウォーター
水の障壁。高圧水流で作られている為に、並の攻撃は弾き返す。
- 輪廻結晶
マルス四天王を魔法陣で復活させる召還技。
- アレステッド・ジャッジメント
闇の小宇宙でしか解除できない拘束技。
中の人
LOST CANVASでは乙女座のアスミタを演じている。
異なるシリーズの黄金聖闘士を二人演じる声優さんは星矢史上初である。(双子座の演じ分けを除く。ただし現役に限らなければ、ハーデス十二宮編での蠍座ミロとLCの元蟹座セージも当てはまる。)
石田彰×魚座のイメージを考えると大抵の人はあの人を想像してしまうだろうが、果たして・・
関連タグ
11.宝瓶宮 | 12.双魚宮 | ────── |
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時貞 | アモール | ────── |