'07秋の特別編
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あきのとくべつへん
誰も見たことがない驚愕と恐怖の世界…今宵あなたも奇妙な実験室の被験者となる…
外国人の研究者2人が同じく外国人の男に目隠しをして実験用の椅子に縛りつける。
研究者「これから皮膚の反応に関する実験を行います」
男「随分大袈裟だな」
研究者「ではまず・・・氷です」
そういって氷を男の皮膚に当てる。男、冷たがる。
研究者「次は少し痛みがあるかもしれません。フォークです」
そういってフォークを取り出す。
男「おい、ちょっと!」
研究者、フォークを男の皮膚に当てる。
男「痛い!ふざけんな!もうやめろ!」
男、実験用の椅子の上で暴れだす。
男「はずしてくれ!おい!」
何かの音がする。
男「何の音だ?」
研究者「次は・・・アイロンです」
そういって熱い状態のアイロンを取り出す。
男「ふざけるな!おい!」
研究者、暴れる男にアイロンを近づける。
男「やめてくれ!」
タモリが登場。アイロンを引っ込めてボールペンを男の皮膚に当てる。
男は熱がり、ボールペンを当てたところに火傷を負う。
「ただのボールペンだったのに…彼は本当に火傷を負ってしまいました。 これと似た実験が、昔アメリカで行われたと言われています。 このように思い込みだけで身体に有害な作用が起こる現象を、ノーシーボ効果と言います。 人間の身体とは不思議なものです。思い込むことで苦痛が現実の物となる場合があるのですから」
タモリは隣の部屋に移り、5脚の椅子が映されていた。
「今宵、5人の人間が奇妙な世界を体験します。 はたして彼らを襲う恐怖とは、ただの思い込みなのか、それとも真の恐怖なのか。 まずは、最初の被験者からご覧いただきましょう」
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