「 グフフ…。ムダだ!ソイツらはみなさいみん術にかかっているからな…。」
概要
でんぢゃらすじーさん邪大長編『またナ☆お友だち軍団』にて登場。
その格好ゆえに友達が出来ず、唯一友達になってくれたじーさんにすらバカにされたと思い込み、とある残念な感じの洞窟(洞穴)の地下に存在する百年前にとある魔物を封印した伝説の残る地下遺跡にて泣いていた少年・風邪のおまた三郎が偶然出会った謎の存在。友達が欲しいという願いを叶えてやるとして彼に人をあやつるチカラを授け、その力で友達を増やして自分だけのお友だち軍団……「真・お友だち軍団」を作ることを提案した張本人であり、おまた三郎からは「あのおかた」、「最高の友だち」と呼ばれ慕われている。
普段は地下遺跡の壁にあるモニター越しにシルエットの顔だけが表示されており、じーさんからその目的や何者なのかも怪しまれている。
以下、ネタバレ注意
じーさんへの復讐のためにお友だち軍団同士の全面戦争を仕掛けるも、催眠術で戦わせてるが故に固い絆で結ばれたお友だち軍団のチームプレイに圧倒され、降参を提案してきた真・お友だち軍団に「消えろ!もう会いたくない!!」と拒絶する言葉を言ったことで図らずとも全員の催眠を解いてしまい、一気に劣勢に追い込まれたおまた三郎の元にモニター越しに現れるが、助けを求める彼に対し、
「……。」
「…ついさっきオマエが言った言葉を…、そのまま言ってやろうか!?」
「消えろ! もう会いたくない!!」
……と平然と言い返す。そして悲しみにくれる彼をよそに「オレにとっちゃこんな戦いどうでもよかったのさ!!」と笑いながら突如じーさん達やお友だち軍団全員のエネルギーをすいとり始めると同時に自身の正体を教え出した。
その正体は百年前に地下遺跡に封じ込められていた魔物……もとい、「入れ物」本人(曰く「正確にはその言い方が正しい」らしく、以降も自身を「入れ物」だと強調している)。地下遺跡にいる生物に限りその生命エネルギーをすいとり、「入れ物」たる自身の体の中に溜め込む能力を持っており、真の目的は地下にたくさん集められた者達全員の生命エネルギーを全て吸い尽くし、この世界の王になるというとんでもないものであった。当然、おまた三郎に催眠術の力を与えたのも「この場所に人間どもを集めてもらう」ために利用していたに過ぎず、彼の復讐やお友だち軍団同士の戦いもどうでもよかったうえ自身を友だちと呼び慕っていた彼を「ハーッハッハッ!お笑いだぜぇ!! だまされてるとも知らずになぁー!!!ハァーハッハッハッ!!」と嘲笑う始末。
……だが、自分の"お友だち"を笑ったことに激怒したじーさんが生命エネルギーの吸収を払いのけて立ち上がり、復活。
勝負をしかけるべく居場所を問いつめるじーさんに対し「バーカ、オレさまのいばしょなんて…、教えるワケねーだろ🎵」と一笑するが、自身が裏切ったおまた三郎によって自身のいる遺跡(と1人じゃ動くコトができないこと)を教えられてしまい、彼に突入されてしまう。
……じーさんが突入した遺跡の内部は邪悪なオーラであふれており、その中で生命エネルギーでみちあふれた最強の"入れ物"となった"それ"が待ち構えていた。
じーさん「うっ…うるさい!!いいかげん正体を現せ!!」
「フッ…。」
「いいだろう…。生命エネルギーの入れ物であるオレさまの姿を…!」
「最強の"入れ物"となったオレさまの姿……、」
「とくと見るがいいーーーーーーッッ!!!」
……そこにいたのは、底の部分が"オケツ"みたいな形をした"バケツ"……その名も「ばケツ」であった。(彼が自らを「入れ物」だと強調していたのはこのため。ちなみにこれも読者投稿のキャラクターである)
あまりにも拍子抜けな姿にじーさんもしばし呆然とする……が、すぐさま繰り出した必殺パンチの一撃の一撃であっさり殴り倒され、吸いとられていた孫やお友だち軍団達全員の生命エネルギーも無事にもとに戻っていったのだった……♨️