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風邪のおまた三郎

かぜのおまたさぶろう

風邪のおまた三郎とは、でんぢゃらすじーさん邪大長編に登場したキャラクターである。
目次 [非表示]

ボクちんはそのじーさんと…、1か月前までお友だちだった男でしゅ…。


概要

でんぢゃらすじーさん邪大長編またナ☆お友だち軍団』にて登場した読者投稿のキャラクターであるじーさんの元・お友だちの少年。

一人称は「ボクちん」で「~でしゅ」が口癖。背中のマントと額に着けた「また」と書かれた扇子の付いたハチマキ以外なにも身につけておらず、丸見えのまたはマントや視力検査の目隠し棒のようなもので隠している(その姿を見たからも「だっせぇーヘンタイ」呼ばわりされていた)。


その格好ゆえに友達が全くできずに泣いていたが、1ヶ月前のある日現れたじーさんが彼の友達になり、初めて出来た(自分をバカにしない)友達に本当に嬉しく思っていたが、ある日の夕方に足を「」の字の形にして「またナー☆」とギャグ混じりの別れの挨拶を言われる事件(?)を経て、「じーさんも心の中で自分をバカにしていた。またが丸見えな自分に「またナ」ってバカにしやがった!!! 」と思い込んでしまい、じーさんを一方的に恨むようになった(それを聞いた孫は死ぬほどくっだらねぇーーッッ!!!」(…っていうかそれって…、服きればいいだけの話じゃ…。)と内心でツッコまれていた)。


その後、とある洞窟(洞穴)の地下にある地下遺跡引きこもり「友だちがほしい…」と泣いていたところ、その願いを叶えてやるという、のちに「あのおかた」と呼ぶ存在と偶然遭遇し、彼から人を操る力を授かって以降、彼を「最高の友だち」と慕いながらじーさんのお友だち軍団から優秀かつ強そうなメンバーを狙って催眠術をかけて「真・お友だち軍団」を結成し、自分をバカにしたじーさんへの復讐を決意するのだった。

(その事実を知ったじーさんと孫からは催眠術で友達を作ったことにドン引きされた)


作中の動向


※以下、ネタバレ注意!



















開始早々じーさん達を襲撃した校長を倒すべく駆けつけ、返り討ちにするものの礼を言わずに「またナー☆」と帰ってしまったじーさんに不信感を抱いたお友だち軍団の友達守(ともだちまもる)、ニ毛足早男(にげあしはやお)、大泥坊(おおどろぼう)、個魔我理三(こまわりさん)、爆発土っ管(ばくはつどっかん)の元に現れ、「アイツの友だちなんてヤメちまえ。そのかわり…、今日からボクちんがオマエたちの…、お友だちでしゅ!! 」と言いながら彼らを催眠して真・お友だち軍団に仕立て上げ、その後お礼のためにお菓子をたくさん買って戻ってきたじーさんをリンチさせる。


だが、(が普通でなかったことから)彼らが操られていることに気づいたじーさんは鼻がよくきくお友だち・ミスターノーズを呼んで孫とともに去っていった彼らの後を追跡し、その先にあった(なんか残念な感じの)洞窟内にてその正体を現す。

自身のじーさんへ恨みを語ったのち「ボクちんはオマエを…、このままブジに帰す気はないでしゅ」、「……オマエらが生きて帰る方法は…、…ただ1つ…。「お友だち軍団」をよべ!!一人のこらずでしゅ!」と脅し、じーさんの呼び掛けでお友だち軍団が全員集まった(が人数が少ないことにじーさんが気がついた)ところを落とし穴でまとめて地下遺跡に落とし、そこでその場にいなかったお友だち軍団のメンバー(トカゲのゲーちゃん以外の初期メンバーも含む)で洗脳、結成された本物の真・お友だち軍団と対面させる。

そして、じーさんの「お友だち軍団」と自身の「真・お友だち軍団」のどちらが強いか挑発して勝負を仕掛け、お友だち軍団と真・お友だち軍団の全面戦争を勃発させた。

(……と同時に自身のお友だち軍団の突撃に巻き込まれ、じーさん共々2秒でふみつぶされてしまったが♨️)



当初はお友だち軍団の強そうなメンバーばかりを集めたことで自軍の勝利を確信していたが、一人一人は強くても催眠術で戦わせてるに過ぎないためチームプレイには弱く、戦いが長引くと固い友情で結ばれたお友だち軍団の連携を前に次々と倒されていき劣勢に転じてしまう。

敗走してきた友達守達からも正直勝ち目が薄いことから降参を提案されるが、(じーさんに復讐できないことへの怒りから)消えろ!もう会いたくない!!と彼らを拒絶し、見限った……が、その言葉がどんな時でも「またナ」と言ってくれる(もう会いたくないなんて絶対に言わない)じーさんとの固い絆を目覚めさせ、真・お友だち軍団全員の催眠が解けてしまう(これによりおまた三郎は「消えろ。もう会いたくない。」という言葉は絶対に、友だちには言っちゃいけない言葉であることを気づかされた……)。


すっかり形勢が逆転し、また一人になることへの恐怖に震えるなか、モニター越しにあらわれたあのおかたに友だちとして助けを求めるが、「…ついさっきオマエが言った言葉を…、そのまま言ってやろうか!?消えろ!もう会いたくない!!」と言い返されてしまい、ただ1人、友だちだと思っていた人から言われた"その言葉"に泣き崩れてしまう。

挙げ句、かつて地下遺跡に封印されていた魔物…もとい入れ物としての本性を現したあのおかたにじーさん達やお友だち軍団もろとも生命エネルギーを吸いとられ、自身がただ復活のために地下遺跡にたくさんの人間や生物を集めるためだけに利用されていた事実を教えられ、「それなのに…、このガキはオレのコトを…、友だちなんて言うんだぜ?ハーッハッハッ!お笑いだぜぇ!!だまされてるとも知らずになぁー!!!」と嘲笑われてしまう。

……だが、自分の「友だち」を笑われたことに激怒したじーさんが生命エネルギーの吸収を払いのけ、立ち上がる。そして、あのおかたを倒そうするじーさんにその居場所の遺跡(と彼が一人で動くコトが出来ないこと)を教え、彼に全てを託した(この状況でも変わらず「またナ☆」と言い残し、果敢に立ち向かっていくじーさんの後ろ姿に自身もまた「またナ☆」と言い返すのだった……)。



全てが終わったあと、じーさんと真・お友だち軍団のみんなに謝罪するおまた三郎に対し、じーさんは「もういいんじゃよ。それよりも…、もう一度ワシと、お友だちになってくれないか? 」と優しく誘ってくる。当人はその言葉に感謝しつつも皆に迷惑をかけてしまったことから自ら断り、「どこかでひっそりとくらす」と言い残して立ち去ろうとしたところ、じーさんと再び「またナ☆」と交わして去っていった……。


"また会おう"という意味の「またナ」の言葉の良さを知ったおまた三郎のもとに、彼を気にかけた友達守達が「真・お友だち軍団」として再会してくる。「またナって言ったのに…、もう…会っちゃったでしゅ…。」と照れくさそうに喜ぶが、彼らから昔じーさんが言ってた話を教わったことで「またナ」に込められた本当の意味(漢字の「又」とカタカナの「ナ」をななめに並べて書くと「」になる)を知るのであった。


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