うしぼのとは、艦隊これくしょん―艦これ―に登場する潮と曙のカップリングの事である
概要
おっとりとして恥ずかしがり屋な潮と、つんつんとした態度でしばしばプレイヤーに対して悪態を飛ばす曙との対比が印象的な二人のカップリングである。
また史実においても珊瑚海海戦での両者の担当がその後の明暗を分けたり、曙を最後まで救おうとしたのが潮であったりと、史実での因縁も浅くはない二人である。第二次大戦終結時に残存していた点も共通している。
潮はマニラ湾空襲の際、大破し爆発の危険を抱えていた曙へ危険を顧みず横付けし、消火班を送り込んで鎮火を成功させたのち、マニラ湾まで曙を曳航、沈没防止のため擱座させたという。生き延びた当の曙は修理を待ったが、日本海軍がすでに敗色濃厚となっていたこともあってこれはかなわず、行動不能のまま終戦を迎えている。ちなみに曙の方が長生きした(解体は潮が1948年、曙が1956年)。
2021年3月に曙改二が実装されたことで、第七駆逐隊の改二ペアという共通点も生まれた。
【八周年mode】ではそれぞれの改二verのイラストでお揃いの髪留めを付けている
実のところ、第七駆逐隊が朧・曙・漣・潮の4隻編制であった期間は意外と短い。1931年に朧・曙で第七駆逐隊が新設され、その1月後に潮が編入。以降ロンドン軍縮条約破棄による特型駆逐艦3隻編制が終了する1939年に漣が編入(ここまで8年)。第五航空戦隊新設に伴い朧が7駆を離れる(1941年9月。4隻編制はこの僅か2年間ということになる)。1944年1月に漣が戦没(2年3ヶ月)。以降、うしぼの、こと潮・曙(当初潮が司令駆逐艦だったが、この時期では曙が司令駆逐艦となる)の2隻編制で同年11月曙戦没、とういう流れである。
ゲーム以外のメディアでは
そんな二人ではあるが、ノベライズ「陽炎、抜錨します!」にも登場し、二人の確執と和解が描かれている。
ちなみにこの作品、肉体言語で話合うシーンが多いことで知られるが、作中で最初に肉体言語で話合ったのはこの二人であり、最初に手を出したのは曙からではなく潮の方からであった。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
以下のようなタグ・タイトルの表記ゆれが存在する。