概要
かかとを地面につけた状態のまま、脚を広げてしゃがむ姿勢のことである。つま先立ちすると、力士などが行う蹲踞と言われる姿勢になる。
ヤンキー座り、便所座り、カエル座り、ウンチングスタイルとも呼ばれる。
和式便所で用を足す際の姿勢と同じなので、俗にこう呼ばれる。不良につきものの座り方なのでヤンキー座りと呼ばれるが、昭和のトイレは和式全盛だったため、一定年齢層以上には非常に馴染み深いスタイルである。
余談
実は下半身の筋肉を全て使っている座り方で、太腿、ふくらはぎ、大腰筋をストレッチし、下半身を筋トレしていることになる。つま先立ちして蹲踞の姿勢になるとさらに筋力とストレッチ効果が増す。
欧米人では洋式トイレで育ったためかこの「うんこ座り」ができない人が多いらしく、蹲踞は何とかできてもつま先をつけると後方に転んでしまう。一方、旧ソ連諸国、特にロシアではしゃがみ式便器が一般的であり、洋式トイレでも便座が付いておらずすさまじく汚いのが当たり前のため、便器の上にしゃがんで用を足すのに慣れている人が多い。
英語圏では「スラブ系の不良少年(ゴプニク)」の座り方というイメージを持たれがちらしく「Slav squat」という呼び方もあり、「adidasのジャージでうんこ座り」というのがゴプニクの定番扱いだという。ロシア人などの若者が屋外で好んでうんこ座りするのは東ヨーロッパの床や地面が冷たいためであるらしい。
関連イラスト
ある意味うんこ座り