ストーリー
ある日、しんのすけは夜中に腹痛を訴え、病院に行くと「突然性腸がえらいことになってどうにもならない病」と診断されもう手遅れかと思われたが、その手の権威である便所博士による手術によりしんのすけはうんちマンへと生まれ変わった。
うんちマン
便所博士の手術を受けたしんのすけが自分のうんちの臭いを嗅ぐことで変身する。
「ウルトラスーパー人工臓器」により強化された腸と肛門を生かし、オナラやウンチ、トイレットペーパーで悪と戦う。
一応、世間一般からは正義のヒーローとして認識されてはいるものの、やはりその能力の関係上、悪を退治する際には、倒した悪は勿論の事、救出した被害者に違う意味で被害を加えてしまう(例:ひったくり犯をウンチシュートで撃退した際に被害者の高級かばんにウンチが付いてしまう、人質を救出しようとして人質をウンチまみれにしてしまう、等)事も少なくない。
出動する際は便所博士が開発したトイレ型の飛行マシンであるTOTO O型に乗る(ちなみにU型もあるらしい)が、2話ではヨシキー号に名前が変わっている。
必殺技
- ウンチシュート
尻からウンチを発射する。連射も可能で硬さも自由自在。
- ウンチマシンガン
尻からウンチを連射する。野原家にてジヌシ3兄弟との交戦の際に披露した時にはひろしとみさえから「家の中がウンチまみれになるから、(戦うなら)外でやってくれ!」と悲鳴を上げられた。
- ガスバリヤ
オナラで相手を吹き飛ばす。
- 逆屁ん射
オナラで相手の攻撃を跳ね返す。
- 金魚のフン
文字通り、金魚のフンのようなウンチで相手を拘束する。
- トイレットペーパーダブル12ロール¥298
トイレットペーパーをロープ代わりにしてぶら下がる。
- スーパーシャワー
ヨシキー号のウォッシュレットから放つ水流。
- マグナムウンチ弾3日分
巨大なウンチの塊を発射する。
- ウンチ玉
町内すべての生物のうんちを集めて放つ巨大なウンチの玉。
登場人物
- 便所博士
その道の権威の医師。「突然性腸がえらいことになってどうにもならない病」を発症したしんのすけを治療し、うんちマンへと改造した。
- ベンピ・ウーマン
無理なダイエットで便秘になってしまい、その腹いせに便意をなくさせたり、尻をガムテープでぐるぐる巻きにしたりトイレを板で塞いだりして他人のトイレを邪魔していたがうんちマンに敗れ、便所博士に芋を譲ってもらったことで便秘も改善されて改心しカイベン・ウーマンに生まれ変わった。
- ジヌシ3兄弟
元々は心優しい性格だったが不摂生が原因で痔になってしまったことで良心を失ってしまった切れ痔のレイジ、痔ろうのジロー、裂け痔のケイジからなる3兄弟。同じ苦しみを味わわせてやろうと痔ビールや激辛薬で人々を痔にしていた。
和式便器型の飛行マシンであるワシキー号を使う。
激辛薬でうんちマンも痔にしてしまうがカイベン・ウーマンの座薬によって回復し、金魚のフンで動きを封じられたところに座薬を打ち込まれて痔が治り、元の気のいい3兄弟に戻った。
余談
元ネタは原作(本編)において、マサオが幼稚園のトイレでウンチした為に「うんちマン」と仇名を付けられ、からかわれてしまうが、その呼び名に感銘を受けたしんのすけがそれを着想、発展させて編み出した自作ヒーロー「うんちマン」。
ちなみに、アニメ版では放送倫理・コンプライアンスの関係上、「おトイレマン」になっている。