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センシティブな作品

かくざ父さんとは、実際の角砂糖を使用したパペットアニメーション作品。1話3分、全11話。

テレビ東京系列『ファイテンション☆デパート』で放送された。

2007年7月からはテレビ東京系列『ファイテンション☆スクール』内で続編『ご存知!かくざ父さん』が放送された。

2008年1月からはことわざ・故事成語を題材とした『格言!かくざ父さん』へのマイナーチェンジを行い同年3月の番組終了まで放送された。

『ファイテンション☆デパート』DVDの冒頭の注意事項の説明にも登場。Vol.1では父さんが普通に注意事項を説明しているが、Vol.2以降は父さんの説明中に糖子が突然不穏な一言を投げかけて父さんが倒れるという内容になっている。

あらすじ

昭和のドラマにありがちな結婚を認めない父親を題材にしたコメディ。

基本的な話の流れは、

1・糖子が父さんに彼氏を紹介する

2・認められない父さんが反発する

3・気絶した父さんの夢、あるいは糖子の説得により結婚を認める

4・彼氏の秘密がバレるなどショッキングな出来事が起こる

5・父さんが気絶する

だが、糖子が紹介するのが父さんの再婚相手候補だったり、ゲストキャラが自分を糖子と結婚させるよう父さんを脅迫するエピソードも存在する。

登場キャラクター

  • かくざ父さん

かつては刑事だったが糖子が物心ついた頃に妻を亡くし、それ以来男手ひとつで糖子を育ててきた。

その分糖子に対する思い入れは強く、糖子の個性的な彼氏に「父さんは認めんぞ!」と反発する頑固親父。

涙もろい一面があり糖子から彼氏の身の上話を聞かされて感激し結婚を認めることがほとんど。

ショックを受けると声を荒らげ、奇声を上げて気絶してしまう。

砂糖なので水に弱く、糖子や彼氏に水を掛けられて溶かされてしまうことも。

父さんの一人娘。『ご存知!~』で実は37歳であることが判明する。

毎回個性的な彼氏と付き合っており、結婚を認めてもらうよう父さんを説得する。

『かくざ父さん』の最終回で最終的に黒ざ透明人間との結婚が認められたが、『ご存知!~』では再び独身になっている。

『ご存知!~』ではエピソードごとに航空宇宙局長官や寿司屋のおかみさん、妖怪のボス、大工、光の巨人蘭学者、ディスコのオーナーなど多数の職業を務めている。

話が進むごとに父さんの扱いがぞんざいになっており、『ご存知!~』ではそれが顕著。

父さんの亡き妻で糖子の母。

『かくざ父さん』では気絶した父さんの夢に現れ、娘の結婚相手の理想を語る。

父さんの妹でおせっかいな性格。

糖子の結婚を世話しようとしたり怪しい骨董品を持ち込んできたりする。

父さんの家に『砂糖経済新聞』を配達する青年。ポジティブな性格を自称している。

刑事だったころの父さんの相棒。ふたりで凶悪犯を追っていたが、追い詰められた凶悪犯に水鉄砲で撃たれて殉職した。

死に際に息子の黒ざ透明人間と糖子を結婚させるよう頼み、同時に父さんの再婚相手を紹介した。

喋り方が丹波哲郎に似ている。

大気圏突入容疑で父さんと黒ざ父さんに尾行されていた指名手配犯。星形煎餅の形をしている。

一度ふたりに追いつめられたがその際に水鉄砲で黒ざ父さんを射殺して逃亡。

現在に至っても指名手配書が街中に貼られており、逮捕に至っていない模様である。

8の字の形をして頭に手ぬぐいを載せたそそっかしい男。「こいつはうっかりだ」が口癖。

初登場時は『ご存知!〜』第5話『娘のちりめん問屋』のゲストキャラ。

水戸黄モンブラン下男として登場し、うっかり玉手箱を開けてしまったおかげで水戸黄モンブランは老人の姿に、自分は9の字の姿になってしまった。

その後単独で準レギュラー化。町内でうっかり軒という食堂を経営しているが、出前をうっかり間違える様子。

喋り方が高橋元太郎に似ている。

回覧板に名前が載っていたり回想シーンに登場している謎のおじさん。岩塩でできている。

父さんの家の庭先や門前に突然現れる近所に住んでいるらしい少年。

「ゲバ〜ゲバ〜」と歌いながら現れる。

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