概要
子猫のぬいぐるみの赤ちゃん。
ミュークルドリーミーみっくす!第5話から初登場。誕生日は4月25日。
ゆにがゆにっちアビスを埋め込もうとした際に、手違いですり替える目的で制作した「パチパチブー」に埋め込まれてしまったユメシンクロの事件がきっかけで目覚めた。
みゅー達が知識に偏りがあれどドリームパートナーの世話を必要としない人格がある程度完成された状態で地上に送り込まれたのに対して、ちあは人格が不完全な世話を必要とする赤ん坊の状態で作られ送り込まれた理由は現時点では不明。
現実の赤ん坊よろしく、必要あらばミルクを始めとした食事を行い排泄もする。第13話終盤では、ハイハイするまでに成長するようになった。ミラクルドリーミー王国では浮遊するゆりかごでも移動していたが、後にことこが開発した歩行器で移動するようになり、現実でも浮遊が可能。
ドリーミーコンパスの異変を察知する能力があるが、赤ん坊であるが故に上手く伝わらず、第13話にてユメシンクロをするまでゆめ達はミュークルレインボウがゆにっちアビスで乗っ取られた事に気が付かなかった。
事件はちあの導きで解決したものの、赤ん坊のままで生を受けた事が半ばデメリットになってしまった感じは拭えなかった。女王さまズによれば、ゆめ達が育児を行いちあを育てる事に意味があるようで彼女が大きくなる前に何らかの書物を探しているらしい。
最初の頃は自身を拾ったみゅーの名前を呼んでいたが、中盤には他のドリーミーメイトやドリームパートナーの名前を呼ぶ様になったが、ゆめの名前だけはすぐには呼んでもらえなかった。
更にお菓子の味を覚える様になり、第21話ではゆにの罠でアクムーランドにおびき寄せられた際にはゆめと引き離す為に用意されたたまごボーロを拾い食いするに至りすべて食べつくしてデブになった。同話ラストではよっぽど気に入ったのか「うんめー、うんめー」と言ってハマっている(ゆめは自分の名前を呼んだと喜んだがみゅーにはたまごボーロを美味しいと言ってただけと即座にツッコまれている)。とどめは恐怖と混乱しかないであろう迷い込んだアクムーランドの施設をただ一人楽しんでおり、これが悪い影響を及ぼさないか気になるところである。
本格的な活躍はゆめ達がアクムーと初対峙した26話で「どうじょ~」の一言で誰かにお菓子を与え、無警戒で近づき赤ん坊であるが故に危害も加えられず食べた相手は可愛さ相まって腑抜けてしまいこれが(能力が未知数でゆめ達だけでは冗談抜きで詰みかねない)アクムーに対するキラーカードとなり、彼女がより一層警戒する様になる。そのお菓子には精神安定剤でも含まれているのだろうか。
どういう訳か、ユメシンクロをしても夢の中に入る事が出来ないらしく現状ゆめ達がちあの心の内を知るのを困難にもしている。1期で杉山遼仁の夢に入れないのとは恐らく事情が異なり、赤ん坊故に夢が定まっていない空っぽな状態だからだろうか。一方でゆにっちアビスは通用するかは未遂で終わっている為不明。
少なくとも誕生経緯がアクムー対策ではないのは確かと思われ(アクムーの存在を知るより先に作られた為)、第37話で女王さまズはゆめ達に真相を話そうにも尺の都合で実写を挟んだ後の第39話に持ち越される事となった。
その正体は、ミラクルドリーミー王国のプリンセスとして生を受けた存在である事が判明する。誕生経緯も1期の騒動終息後に感じた異変を察知した事によるものであった。
実は最初からゆめ達に育ててもらう為に送り届けた訳ではなく、本来はこれまでのドリーミーメイトと同じようにドリームパートナーになる人間に惹かれる性質で拾われるものをみゅーがキャッチしてしまった為に急遽、女王様ズはお世話セットをゆめ達に託すこととなった。
更に間が悪い事に、アクムーにとっては魔力を高めるラベンダーの花の種を宿している事も判明し(これがみゅー達との違いでもある)、より一層ゆに達に狙われる事となった。
ゆめ達のガードが堅い為隙が無いかと思えばそうではなく、上記の美味しいお菓子に加え面白そうな事にゆめ達の都合を無視して首を突っ込もうとする点が弱点であり、そこを付け込まれて引き離す事に成功もしている。
強引に誘拐しようとした際には(どう見ても不審者丸出しの)人間の振りをしたゆにを拒絶した一方で、マジックを使った作戦でパチパチブーとすり替えられアクムーランドに連れて来られた際にはアクムー達を見ても特に取り乱す様子が無いと言う一面があり(逆にパチパチブーは自我が芽生えて寂しいと言う感情を覚え、製作者のゆにも情が移ってしまいすり替え作戦を中止した)、後者は状況が分かっていないのかはたまた楽しんでいるのか定かではないが、自身にパチパチブーの幻影を見たゆにを慰めると言った優しさも見せた。
関連タグ
ラブラ…同じサンリオの不思議赤ちゃん。コチラは言葉が話せる。
くるるん…同時期のアニメに於ける言葉が上手く話せないマスコット。
デデンネ…同じテレビ東京のアニメにて別のキャラと入れ替わった際(こちらは偶然)、入れ替わった方が始終不安そうにしていたのとは対照的に自身はあまり深刻そうにしてなく状況を楽しんでいた点が共通。