CV:生天目仁美
概要
めぐみんの使い魔(と言うよりはペット)。めぐみんの妹・こめっこが自分の晩飯にするために捕まえてきたものの、不憫に思っためぐみんの手によって助けられ、彼女の使い魔(ペット)となった。
こんな名前でも性別はメスである。命名したのは勿論めぐみん。性格は基本的に大人しいのだが、飼い主のめぐみん以外ではカズマにしか懐かず、アクアにだけは何故か敵意を剥き出しにしている。
アニメ版では一期には全く登場しておらず、二期第2話にてめぐみんが拾ってきた設定で登場。劇場版にも登場した。
謎
見てくれは額に十字架があしらわれ黒い翼が生えた子猫(に似た生き物)なのだが、火や電気を吐いたり空を飛んだりと明らかに普通の生き物ではない姿を見せており、その事に関してカズマがめぐみんやゆんゆんに直談判しても、2人はスルーして「普通の猫」だと言い張っている。
カズマは「本当は語尾に「にゃ」を付ける猫耳美少女とかなんじゃ?」と期待しているが、その正体は謎に包まれている。
異世界かるてっと
二期より登場、転校生として2組に編入する。理科室で行われた実験で口から火を吹いたり、ドッジボール大会で大砲の如き豪球をスバルにぶつけようとするなど、こちらでも普通の猫ではない動きを連発している。
それらを目撃したスバルはめぐみんを問い詰めるがやはり彼女は相手にせず、スバルに「普通の猫じゃないですか」と言い返し、エミリア達もスルーしている。
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この先、ネタバレ注意
外伝『この素晴らしい世界に爆焔を!』及び原作9巻にて判明したその正体は、紅魔の里に封印されていた邪神ウォルバクの半身である、暴虐を司る魔獣。
幼いめぐみんがうっかり封印を解いてしまった際に何故か怠惰を司る女神と暴虐を司る魔獣とに分離してしまい、魔獣の方はよほど鬱憤が溜まっていたのかその場にいためぐみんに襲いかかるも、半身の女神に爆裂魔法を使われて倒され、かなりの力を奪われて弱体化させられた上で再封印された。
そして7年後、今度はめぐみんの妹のこめっこによって封印を解かれ、現在に至るという訳である。
ちなみに真の姿は、カズマ達と何かと縁のあるモンスター・“初心者殺し”に似た姿をしているらしい。
前述の外伝ではウォルバクに仕える上位悪魔のアーネスとホーストが、短編集『よりみち2回目!』では人間の男に扮した悪魔が、ちょむすけを取り戻さんと襲来している。
片割れの女神ことウォルバクは9巻でめぐみんによって倒されたのだが、どうやら消滅後にちょむすけに吸収されたらしく、以降はそれまで苦手だった風呂に入る様になる・「ウォルバク」と呼ばれて反応する・体が成長の兆しを見せ始めるなど、些細ではあるがちょむすけに変化が表れている。
9巻のウォルバクの台詞によると、元は怠惰を司っていたためか怠惰な人間には妙に懐く傾向があるらしく、カズマに特に懐いているのはそのためと思われる。
前述の短編集では、クリスがちょむすけに対して「この子は魔に連なる存在だから、聖職者を嫌っている」と言っており、アクアやダクネスに懐かないのもそのせいだろうと推測している。
しかし、16巻でアクアが単身魔王城に乗り込もうと家出をしようとした際は、アクアに懐く振りをしたりしてアンナと共に時間稼ぎをしている。