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概要編集

スマホアプリあんさんぶるスターズ!のキャラクター、南雲鉄虎×守沢千秋腐向けカップリング


ズ!のお勧めストーリー ※ネタバレ注意編集


※季節ごとにいくつか紹介


《夏》編集


⚫︎スカウト!ヒーローショウ (2015/6/30〜)

流星隊がメインのストーリー付きキャンペーンガチャである。

このガチャストーリーにて、千秋と鉄虎は似ているということが深海奏汰によって示唆されている。


「うふふ。つまり『てとら』と『たいちょう』は、『にたものどうし』だということです……♪」

「『てとら』が、いいです。いちばん、『たいちょう』に『そっくり』だから」


なんとこのストーリー以降、鉄虎は千秋に「そっくりだから」という理由で千秋不在時の隊長代理を任されることになる。




⚫︎出航!海上の海賊フェス! (2015/8/1〜)

流星隊UNDEADがメインのイベントである。

このイベント内では、ライブに遅れて登場し、勢いのまま喋る千秋に対して鉄虎が「ふふ。相変わらず勢いで喋るひとッスけど、不思議と隊長がいてくれるだけで安心感があるッスよね……」と感想をいうシーンがある。ヒーローショウのころに比べると千秋の本質を理解し始めていると思わせる台詞であろう。

また、同イベントのエピローグので鉄虎が火に近づくことを「よせ南雲、おまえは火を扱うなと何度も言っただろう!」と千秋が珍しく焦って制止するというやりとりがある。


「何度も言った」ということは流星隊でなのか個人なのかはわからないが、見えないところでは絡んでいるらしいことが窺える。




⚫︎爆誕☆五色に輝くスーパーノヴァ (2016/5/31〜)

ストーリー本編ではだいぶドライだった鉄虎だが、プロデュースイベントでは少し考え方が変わったことを転校生にこっそりと教えてくれる。


「何が何でも遊園地でヒーローショウをやりたいッス!……隊長の夢も叶えたいッスしね。」

▶︎考え方が変わった?

「ヒーローごっことか馬鹿馬鹿しいと思ってたッスけど、いまは様子見って感じッスかね?」

▶︎本人に伝えたら?

「伝えれば隊長のことだから喜びそうッスけど、こういうことって、面と向かって言うものじゃないッスよ。だから隊長には内緒にしておいてもらいたいッス」


うう、伝えてしまいたい……!




《秋》編集


⚫︎スカウト!熱血硬派 (2015/11/15〜)

このストーリーでは高峯翠「だんだん守沢先輩に似てきてるよね鉄虎くん……?」と言われているシーンがあるが、ヒーローショウでは否定していた鉄虎が翠の発言を華麗にスルーしている。もしや、自覚があるのでは……


公式において目立った絡みはほとんどないが、基本的に人懐っこい普段とうって変わり千秋にのみ塩対応をする鉄虎はもしかしたら他の人への想いとはまた違った想いを千秋に抱いているのかもしれない……?




⚫︎スカウト!彩りオータム (2016/10/30〜)

鉄虎が、海賊フェスでバーベキューした時のことを思い出しながらとても楽しそうにガッツポーズして言ったのがこれ。


隊長にナスを押し付けられて、にんじんを押しつけ返して、楽しかったッスね〜


そうか。それがあのバーベキューで一番楽しかった思い出なのか。




⚫︎お化けがいっぱい☆スイートハロウィン (2017/10/31〜)

プロデュースイベントにて、夜中、怯える千秋のトイレに付きそってくれたのが鉄虎だったことがわかる。


わざわざ夜中に……。

この優しさから、すでにスパダリのポテンシャルを感じられる。




《冬》編集


⚫︎雪花*流星のストリートライブ (2015/12/15〜)

MCをこなす鉄虎をベタ褒めし喜ぶ千秋に、チクリと嫌味を言う鉄虎。「俺のことが嫌いなのかっ!?」と悲しむ千秋のために、葵ゆうたが鉄虎の気持ちを代弁する。


「自分より優秀なひとが、自分のことをベタ褒めすると複雑な気分になるんですよ。太陽の光が眩しすぎると、周りの星は霞んで見えなくなっちゃうのに、その太陽から『もっと輝けるはずだ!』みたいに言われちゃうとね〜……?腹が立つっていうか、情けなくなるっていうかね。そうでしょ、鉄虎くん?」


鉄虎はこれに直接答えずに話を変えているが、否定もしなかったということは、まぁそういうことなのだろう。


まだ塩対応が目立つ鉄虎だが、この頃のそれは千秋のことを認めるようになったからこその悔しさからきているらしいということがわかるエピソードである。




⚫︎追憶*流星の篝火 (2019/3/31〜)

流星隊で年末の大掃除をしていたが、千秋はもう遅いからと言って後輩たちを先に帰してしまう。しかしひとり戻ってきてくれた奏汰と少し話をしていたら、なんと奏汰から千秋の過去(だいぶ誇張され、あれこれ隠された状態のものだが……)について教えてもらった後輩たちも、千秋のために全員戻ってきてくれたのだ。


「押忍!失礼するッス!」

「おぉ南雲っ、別に呼んでないのに駆けつけたな!?やはりおまえにはヒーローの資質がある!」


「一年生のころからずっと独りで頑張ってたらしい隊長を残して、俺らだけが帰っちゃうのは違うなって感じて……」


ちなみにこの時の出来事が千秋にとって、「生涯忘れない」と言うほどほんとうに嬉しいものだったこと。そしてその姿に「ずっと待ち望んでいた、ヒーローがきてくれた」とまで思ったらしいことが、翌年度の千秋のモノローグにて明かされる。※『サブマリン』

そしてこの、引き返して千秋の元に駆けつけようと最初に呼びかけたのが、鉄虎である




⚫︎マーブル♥心を込めたショコラフェス (2019/1/31〜)

流星隊のメンバーでバレンタインチョコの交換をするのだが、千秋と鉄虎だけは料理の腕が壊滅的なためか既製品のチョコである。

さらに、千秋のチョコには手書きのメッセージカードも一緒に入れてあったらしい。

もちろん千秋は全員のチョコに入れているのだが、鉄虎のにも入っているわけで……!

なにが書いてあるかは想像にお任せなので、各々好きに想像しよう。




⚫︎スカウト!拳闘の四獣 (2017/2/14〜)

ここで鉄虎は、『男のなかの男』と敬愛する鬼龍紅郎から、自分から見れば千秋こそが『男のなかの男』なのだと聞かされる。

また、自分ではなく千秋を目指すべきだし、そのために千秋に鉄虎を預けたのだというような話もされる。


直接てとちあエピソードというわけではないが、鉄虎にとって千秋への認識にまた一つ影響を与える話だったのではないだろうか。




⚫︎バトンタッチ!涙と絆の返礼祭 (2017/2/28〜)

このストーリーでは、この頃の鉄虎が千秋のことをどんなふうに思っていたかが語られる。

また、千秋に次期隊長の座を託され、レッドを受け継がせてもらえるのだということを鉄虎がどれほど誇りに思っているかもわかる。


以下、そのうちのいくつかを抜粋


「ずっと、隊長が不在のときはその代理を任されて……赤い色を受け継がせてもらえるって知って、ちょっとは自信がついてたんスけどね」

「きっといつか、でっかい男になるつもりッスけど、今はまだ、難しいッス。だから俺に、隊長と同じ振る舞いを期待されても困るッス

貴重な高校生活の最後の一年を、このひとはぜんぶ捧げるようにして俺たちを鍛えてくれたんスよ?

俺には、隊長みたいに上手にできるかわかんないけど……。受け継いだ正義の炎を限界まで燃やして、全力でがんばってみるッス


この返礼祭は、ドライな態度を取りがちな鉄虎の千秋に対する素直な評価が見られるとても良いストーリーなので、ぜひご自身の目で確かめていただきたい。

しかも今ならなんとフルボイス!





ES1年目のお勧めストーリー ※ネタバレ注意編集


ズ!!に入ってからは、隊長という立場を経験したことによって千秋に対してのリスペクトが格段に増している鉄虎の様子が見られる。

また、同じ寮で生活することになり、なんとユニットだけではなくサークル(武道家『心』)も同じになった。


コメットショウ以降、しばらく2人の間にはぎくしゃくする時期があるが、最終的にはその期間を乗り越えてさらに絆が深まった2人の様子を見ることができる。




以下、季節ごとにいくつか紹介


《夏》編集


⚫︎ 南雲鉄虎『第二話』

ふたりでテレビのバラエティー番組に出たらしい。

その収録で疲れ切ったと言う鉄虎に「俺がおぶってやろう……♪」「抱っこのほうがいいか?」と言う千秋。鉄虎は拒否するものの言葉は存外やわらかかった。


「大丈夫ッス。ちゃんと自分の足で帰るッスから」


当ストーリーのラストの会話やモノローグからすると、上記のやり取りは、いつまでも千秋に“おんぶに抱っこ”ではなく一人前に自分の足で歩く『隊長』『デッカい男』になりたいという鉄虎の思いの暗示かもしれない……?


またその後 鉄虎が「俺のことも夢ノ咲学院の『流星隊』のことも、心配しないでほしいッス!」と頼もしいことを言った際のやり取りが以下の通り。


「ふむ……そうか。よし、来い南雲!抱きしめてやろう!」

「えぇっ。唐突に何なんスか!?抱きしめるとか恥ずかしいんで、遠慮するッス

では俺から抱きしめにいこう!ぎゅうぎゅう〜……☆

「うぎゃあぁ!?どうしてそうなるッスか!離してほしいッス〜!」


一年前であれば絶対にもっと怒って文句を言っていたと思われるこの場面。しかしなんとこの時の鉄虎が断った理由は、暑苦しいからとかではない。“恥ずかしいから”である。


もう一度言おう。


鉄虎が千秋に抱きしめられるのを遠慮したのは“恥ずかしいから”である。


ちなみにこの時は収録から帰る道中のため、ここは恐らく往来。つまり、周囲に人のいない場所ならOKだった可能性も、なくはない




⚫︎ピンチ!?ズバッと両断!忍者団 (2021/11/30〜)

忍者同好会を存続させたいが、できればやっぱり忍者を好きな人に入ってほしいと悩む忍を励まそうとした千秋が、「昔は特撮仲間が見つからなくて苦労していた俺だが、今はこんなにたくさんの仲間たちに囲まれている……!」と言った際のこと。

全員から『別に特撮が好きだから見ていたわけではない』という趣旨のことを言われてちょっとショックを受けていた千秋だったが、そこですかさず鉄虎が「まぁ、仲間ってほどじゃないッスけど。観てみたら面白かったし、展開も熱いんで興味は持ったッスよ!」とフォローしてあげていた。




⚫︎スカウト!世紀末ウォーズ (2020/11/14〜)

アイドルロワイヤル以降、精神的不調が続く鉄虎。先輩たちが卒業し空手部の部長と流星隊Nの隊長を引き継いだものの自信が持てず、想像していた以上のプレッシャーに苦しんでいた。


「大将や隊長……。ずっと俺たちは凛と立つ綺麗な背中ばかり見てきたんス。だからその背中に、志に、憧れたんス。でも背中ばかり見てたから気付かなかった。前が傷だらけでボロボロだったなんて。俺はずっとおおきな背中に守られてきただけだったんスね」


さらに、そんな鉄虎に大神晃牙がかけた言葉が以下のとおりである。


「テメーは鬼龍先輩が大将だから惚れたのか?守沢センパイが隊長だから惚れたって言うのかよ?ちげ〜だろ!? そいつらの生き様に心底惚れたんじゃね〜のかよ!」


ストーリーを通して、あれほど鉄虎が敬愛する紅郎と並べて千秋が登場しており、隊長としてみんなの期待と希望を一身に背負う重圧を知った鉄虎が、千秋の大きさをより一層理解するようになったことがわかる。


それにしても、そっか。

凛と立つ綺麗な背中に、その生き様に、すでに心底惚れてたのか……




⚫︎SHUFFLE×烈火の舞闘祭 (2022/8/31〜)

空手部で最強を誇った紅郎と唯一引き分けた謎のファイターについて、千秋の可能性もあるのではと言われた時の鉄虎の台詞。


「いやいや、それだけはあり得ないッス!……というか体格からして格闘技をやってるひとの身体つきじゃないッスよ。筋肉がついてようやく足元に及ぶぐらいッス。殴り合いなんかしたら、守沢先輩が死んじゃうッスよ」


鉄虎は当スト以降も度々このような発言をしており、千秋のことを本気で殴ったら死んじゃう存在だと認識していることがわかる。

同じ武道系サークルに属しているのに。

なんというか、萌えである。




⚫︎メインストーリー1章『一番星』

MDMにて、持ち時間を超えて舞台に立っていたUNDEADに鉄虎が、次は流星隊の時間なので交代するよう促した際の朔間零との会話が下記である。


「……おや、見違えたぞい。千秋くんかと思ったわい」

褒め言葉として受け取るッス!」


また、特撮ネタをナチュラルに織り込みつつ喋る鉄虎も見られる。

誰の影響かは言うまでもあるまい




⚫︎交差する/モーターショウ (2020/4/30〜)

あまり流星隊に顔を出さなくなった千秋に困惑する後輩たちと、千秋の思惑の話である。

ひたすら鉄虎が自分と千秋を比べて千秋がいかに素晴らしい隊長だったかという話をしている。大好きじゃないか……!


以下、台詞抜粋


⚪︎「う〜みゅ……、俺、全然そんな自覚はなかったのに、近ごろ実家の親に、『鉄虎、オタクっぽくなったね』って心配されたッスよ。ぜんぶ隊長の、守沢先輩のせいッス」

→ あんなにヒーローごっこだと馬鹿にしてたのに、千秋の影響でオタクっぽくなるほどすっかり特撮に詳しくなっている鉄虎……。


⚪︎むしろ何か、守沢先輩も愚痴ったりするんだ〜って知られて嬉しいッスよ。想像の中での先輩は、いつでも元気で明るく前向きな ───完璧なヒーローだけど、そんなわけないッスよね。

→ 鉄虎の中で千秋がどれだけ美化されていたかわかる台詞のひとつ。ずっと千秋のことを考えていて久々に本人に会えたからか、この時の鉄虎、とても素直である。


⚪︎「俺も、赤が重荷になることもある。……赤を託せるタフな男に育ってくれて有り難う、南雲」

「感謝なんて……、こっちこそッスよ、守沢先輩。ここまで、つれてきてくれて感謝ッス。……こっから先は不肖 ──この南雲鉄虎が代わるッス。先輩もどうか心配せずに、窓の外の景色を楽しんでください」

→ これは抜粋だが、千秋も惚れるいい台詞なのでぜひ全文を読もう。


なかなか会えない日が続く中で 鉄虎が千秋のことを思い出し何と評しているか、また2人のやり取りの際に流れる柔らかい空気感など、見どころの多いストーリーなので ぜひ実際に読んで確認していただきたい。




⚫︎変身!星々を繋ぐコメットショウ! (2020/12/31〜)

『流星隊N』と『流星隊M』がひとつになり、ESの『流星隊』として5人の固定メンバーで続けていくことが決まるストーリーである。

いったん千秋が隊長兼レッドを担当することになり、鉄虎はブラックになる。


このストーリー内では一応前向きな感じだが、ここから流星隊としても、てとちあとしても、歯車の噛み合わない苦しい時期が続くことになる。




《秋》編集


⚫︎天城一彩『一刀掌握』

武道家『心』のストーリー。

サークル活動として座禅を組むことになった際、2人は隣同士に座った。

また、カッコいいから真剣白刃取りの練習をしようと千秋が言い出した際には、「真面目に言ってんのか」と驚く紅郎に「守沢先輩のことッスからきっと本気ッスよ」と理解者感を出していた。




《冬》編集


⚫︎メインストーリー2章『サブマリン』

千秋が『指令』により不審な動きをしていると聞いた蓮巳敬人が、千秋なら悪さはしないと思い込んで具合の悪い紅郎を任せたのは浅はかだったかと言った際、鉄虎は「いや、悪さはしないと思うッスけど。たとえ『指令』でそれを命じられても、隊長ならそれを無視して善いことをするッスよ、たぶん」と言っている。


ぎくしゃくして上手くいかない なかなかもどかしいストーリーではあるが、千秋の正義にかける思いを信じていることがわかる。




⚫︎メインストーリー1.5章『ブラックジャック』

「ボクは困ってるひとがいたら誰彼構わず助けてあげるほどノ、善人、聖人じゃないヨ」

「(対価で動く夏目の方が)何の見返りも求めずに優しくしてくれるひとよりも、むしろ信用できるッスけどね」

「フフ、それは誰のことを言ってるのかナ?君の敬愛する『正義の味方』モ、最初からボクみたいに完全に “商売” に徹してれば良かったのにネェ」


これは逆先夏目と鉄虎の会話である。

千秋の名前こそ出していないが、鉄虎が千秋を敬愛しているのは やはり周知の事実のようだ




⚫︎双頭×流儀/ドラゴンズヘッド (2024/3/31〜)

せっかく大好きな紅郎と一緒にいるというのに、その紅郎から思わず千秋のことを連想し、考えてしまっている鉄虎が見られる。(ここまで千秋の話は出てきておらず、鉄虎が突然言い出す。)

しかも紅郎に相談したり愚痴ったりすることもなく、ひとり思いを馳せているのだ。


「……はぁ、大将と守沢先輩は本当によく似てるッス」

「何だそりゃ……?」

「俺も何でもないッス。さぁ、練習するッスよ、大将!」


これって少し前の鉄虎では考えられないほどすごいことなのでは……!?




⚫︎春川宙『必殺技への道』

春川宙が武道家『心』にやってくるストーリー。

小柄な宙が憧れの必殺技をよりカッコよく魅せるために千秋が言葉でアドバイスをした際、鉄虎が「守沢先輩、意外と理論的なアドバイスをするッスよね」とコメントする。

『(俺は知ってたけど)最初は意外でびっくりするッスよね〜』的な余裕の雰囲気を感じる。




⚫︎彩星!全てを包む the Universe (2023/1/31〜)

恐らく全てとちあ推しが震撼したストーリーであり、最も多くのプロデューサーを新たにてとちあ沼に突き落としたストーリーでもあるのではないだろうか。


あらすじとしては、鉄虎が流星隊を脱隊するとの噂が流れ、千秋たちは真相を確かめるべく鉄虎がいるという怪しい芸能事務所に忍び込む。


このストーリーによって、コメットショウ以降のぎくしゃくした関係がついに改善されることとなった。

夏までは千秋の正義こそが「俺たちの道。『流星隊』が、ヒーローが目指して体現すべき理想の……夢の道」だと思って疑わなかったようだが(※『一番星』参照)、コメットショウを経て数ヶ月色々考え、新たに納得のゆく自分なりの結論を出せたらしい鉄虎を見ることができる。

まぁその結論が、破壊力抜群なわけだが……


また、このイベント終了後に、『流星隊パワーアップ』と称した 衣装や立ち絵、立ち位置の変更が行われ、全員がリーダーとなった。



当ストーリーにおける てとちあ的ポイントはあまりにたくさんあるのだが、以下に台詞の抜粋と合わせていくつか紹介しよう。

↓↓


⚪︎ここで千秋が初めて自分の口で自らのイジメられていた過去を明かした後輩が鉄虎である。特別!!


「俺は昔、いじめられっ子でな。恥ずかしかったので、おまえたちにはあまり語ったことはなかったが───」

「……いったい何の話をしてるんだよ、さっきから」

「どうしてだろうな。……でも、俺はそれをおまえに伝えておくべきだったし、それがたまたま今だったんだ。むしろ。伝えるのが、こんなに遅くなってごめんな。」

「うん……。……“変身前”のあんたの話は全然知らなかった。」


⚪︎生意気な鉄虎に、珍しくお兄さんの余裕を見せる千秋。とてもご褒美。


「馬鹿なの?……どんだけ平和ボケしてるの?」

あまり年上のお兄さんを舐めるなよ、南雲。……平和ボケだと?誰に対して言っているんだ、後輩?


⚪︎千秋と鉄虎は自分たちを囲んでいる敵に裏切りが勘付かれないよう敵対関係を装いながらも、ずっと心の交流をしていたらしい。素晴らしい。


あのとき表面上は敵対しながらも、俺たちはひそかな心の交流をしていた。互いの意図を察して、適切な動きができていた。あのとき、おまえの手に触れて、俺には確信できたんだ。おまえは裏切ってなどいない。決して悪に染まってしまったわけではない。まだ、おまえは俺たちの仲間なんだと。」


⚪︎鉄虎が千秋に、どストレートに好意を伝える。これは凄い。


そんな守沢先輩を尊敬する。憧れてるし、大好きだよ。


⚪︎鉄虎の思う『デッカい男』というのが、なんと千秋を守れる男、千秋を哀しませる敵を代わりにやっつけられる男のことである。あまりに凄すぎる。


優しいあんたじゃ倒せない敵も、そんな俺なら倒せるかもしれない。あんたがピンチになったら、俺があんたを助けられるかもしれない。あんたを傷つけ失望させて、哀しませる何かを、俺ならやっつけられるかも。俺はそんな俺になるために、そんな俺に “変身” するために、今はしばらくこの道を歩きたい。……何かを掴んで、あんた以上にデッカい男になる。ううん、それが、俺のなりたい俺なんだ。俺は、俺が愛せる俺になる。今はまだ難しくても、いつかきっと。」



お気づきのとおり、「〜ッス」を封印した喋り方の鉄虎を見ることもできる。


とてもじゃないがここに全ては書ききれないため、このストーリーはとにかくご自身で読んでいただきたい。いきなりの供給過多に鼻血が出るレベルなので要注意だ。






ES2年目のお勧めストーリー ※ネタバレ注意編集


ES2年目では、『ユニバース(ES1年目を参照)』を経て流星隊の継承問題に片が付いたため、試行錯誤しながらではあるが新しい取り組みを行いつつ、千秋たちの卒業以前のように和気藹々と過ごす仲のよい5人が見られる。

そんな中で、2年前とも前年度とも明らかに大きく変化しているのが、鉄虎と千秋の関係性である。





以下、季節ごとにいくつか抜粋


《春》編集


⚫︎ぎゅっと☆好きを詰めたトロピカルパラダイス (2023/6/30〜)


⚪︎参考のためにと全員で行ったイベントにて、ゆるキャラと写真撮影のポーズを決める4人を見た翠。奏汰と忍に対してはゆるい雰囲気が作れていると褒めるも、千秋と鉄虎に対しては手厳しい。

そしてその際の会話が以下である。


「他の二人は……。ちょっとまだ、ゆるくないかも」

「わざわざ言及しないでいいッスよ。俺らがゆるくないのは自覚してるんで


自ら千秋と自分をひとくくりに……!


⚪︎その後もゆるくない同士で結束する様子が見られる。


「やってやろうじゃないッスか、守沢先輩!俺たちだってゆるくなれる、翠くんに納得させてみせるッスよ!」

「もちろんだ!俺と南雲、二人でゆるい雰囲気を極めよう!」


⚪︎さらに後日。翠からゆるくないと評されてしまった千秋と鉄虎は、食堂でばったり出会い、忍も含めた3人で自主練をすることにする。先生役の忍に見てもらいながらなんとかゆるさを身につけようとする2人はなんだか仲良しで楽しそうであった。




⚫︎Reverb★水平線を渡るステラマリス (2024/1/15〜)


千秋の臭いについて指摘するシーン。

言い方は相変わらずキツいが、体臭ではなく制汗剤のつけすぎについての指摘であった。そしてその指摘によって、実は千秋が制汗剤を大量につけるようになった理由が、翠にいつも「汗臭い」と言われるのを気にしていたからだったことが明らかになる。

もしかしたら、他人の影響で強くなったニオイにいい気分がしなかったのかもしれない……?

また意図していたかどうかはともかく、軽く受け止めているかのように見せかけて実は翠の発言をかなり気にしてダメージを受けていた千秋の繊細さを、メンバーに気づかせる結果にもなった。


その後、今回の隊長である奏汰から沖縄行きが伝えられた際には、「『クリムゾンプロダクション』関連のあれこれがあったから顔を出しづらい」とこぼした鉄虎を千秋が励ました。


「逆に考えるんだ南雲!あのときやり残したことを今回、片付けられるかもしれないと考えるんだ!」

「押忍。俺は守沢先輩と同じで不器用で、取りこぼしも多いッスからね。こまめに借金は清算しとかないと」


前年度は自分と千秋の違いばかりが目について落ち込みがちの様子であったが、自分の不器用さを『守沢先輩と同じ』と明るく言えるようになった鉄虎に、千秋との向き合い方の変化を感じるワンシーンである。


そして現場となる沖縄県『星島』到着後。


現地を案内してくれるみずさばに、自分も星島では余所者なので悪さとかされても庇いきれないからあまり羽目を外さないようにと釘を刺された際、なぜか鉄虎が千秋に話を振る。

「怒られてるッスよ守沢先輩。まったくもう、どこでもすぐにガキみたいにハシャぐんスから」

それに対して千秋は驚いたように返す。

「あ、あれぇ? 俺は叱る側じゃなくて叱られる側だったのか!?」

実際千秋は、最初に少しだけ忍と「廃墟は探検したくなる」という話をしていたぐらいで、話の流れからしても怒られるようなことはしていない。


実はこの直前、忍とあれこれお喋りしていた鉄虎は千秋から「雑談はそのへんにしておけ。俺たちは楽しい観光旅行に来たんじゃないぞ、一応、今は業務時間内だ」と注意されている。というわけで、この時の鉄虎は本当に千秋を注意したかったわけではなく、叱られたお返しをする形でわざと千秋に話を振ったのであろうことが想像できる。

この会話を聞いたみずさばの反応からも、軽口をたたきあうような気の置けない空気感が伝わってきてとてもよい。


また翌日。

流星隊の新たな形について語り合い意気投合する千秋と鉄虎を見ていた翠が、忍と交わした会話が以下の通り。


……最近、妙に仲良しだよね守沢先輩と鉄虎くん

「仲良しというか、同じ地平に立って話してる感じがするでござるな。同じものが見えてるというか」


客観的に見て『最近』『妙に』『仲良し』なのか……教えてくれてありがとう、翠。本当に、ありがとう。

前述のチクリとするような発言たちも、“最近妙に仲良し”な2人の間柄だからこそのやり取りだったのだということが推察されてとてもよい。

さらに忍の台詞から、鉄虎が千秋にコンプレックスを感じたり千秋が鉄虎に遠慮したりするのではなく、隣に立って同じものを見ながら一緒に語り合えるような近しい距離感になっていることもわかる。




⚫︎滝維吹『第二話』

不意打ちの攻撃を間一髪のところで避けた鉄虎に対する滝維吹の評価。


調教済みの愛玩動物みたいな顔をして、やっぱり本性は獣だね


直接千秋に言及してはいないが、維吹によれば本性は獣であるらしい鉄虎を調教済みにした者の中には千秋も含まれているかもしれない……?

そういった推察もあってか、このストーリーにより『普段は千秋に対して“調教済みの愛玩動物”のように接しながら、いざという時には“獣の本性”を現す鉄虎』という設定が当カップリングのイメージに追加されたPは少なくないだろう。




⚫︎メインストーリー3章『美食街』

⚪︎「(ふふ。普段は南雲が火を使って料理をしたがるのを止めていたが、火力を増してもっと派手にしてみよう……☆)」(千秋)

→ 千秋が天津飯の炒飯を客の前で炒めるパフォーマンスをしながら、鉄虎のことを思い出している。


⚪︎「すぐに『守沢千秋』で検索するんスから」(鉄虎)

→ SNSで千秋について検索する翠に苦笑いでツッコミをいれる鉄虎の台詞。フルネーム……というか、下の名前……。今回はメインストーリーなのでこれ、フルボイスになる、よね……?


⚪︎「俺たちは守沢先輩を応援するために共有ルームに集まったんスよ。翠くんも応援するはずだったのに、ブロックしてどうするんスか。まぁ気持ちはわかるッスけど」(鉄虎)

わかるんだ……」(翠)

→ 全国放送で名前を叫ばれた翠が千秋のSNSをブロックしはじめた時の鉄虎の台詞。全体の流れで読むと、ここの「わかるッスけど」「わかるんだ……」のところだけ一瞬空気感が変わる。たった今 名前を叫ばれた翠はともかく、いったい鉄虎は何を思ってわざわざ一言付け加えたのか。翠の微妙な反応は何なのか。色々と気になるところである。


⚪︎「何か『流星隊』のみんなは余裕って感じだねェ。守沢先輩がオーディションに負けるかもって心配になったりとか、不安になったりしないんですかァ?」(藍良)

「大丈夫じゃない?昨日は死にそうな顔してたけど、何か吹っ切れたみたいだし?」(翠)

「そうそう。正統派ヒーローの物語ってやつは厄介ッスよ〜?いつだって遅れてやってきて、最後は絶対に勝つんスから」(鉄虎)

白鳥藍良の疑問に答える場面にて、千秋を正統派ヒーローだと誇らしげに言う鉄虎。『厄介』というワードから、単純な憧れだけではない、複雑な胸中が窺い知れるのも非常に美味しい。








その他の項目については現在構築中です。





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