曖昧さ回避
- 『ローゼンメイデン0』の登場人物(?)の1人。→本項で解説。
- イラストレータの成海クリスティアーノート氏によるオリジナルキャラクターの名称。
「かあさま きれい」
「ラムネ のむ」
概要
見世物小屋で見世物になっていた歌う人形。
元々は小屋で見世物に使われていた壊れた操り人形だったが、事故で娘を失った化粧師の女性に貰われ、娘の代わりとして大事に扱われていた。
そして何時しか娘を思う母の強い想いを受けて、その空っぽの器はただ当ても無く彷徨う第0ドールを手繰り寄せて反響し、歌声を流すようになっていた(この事を金糸雀はラジオに例えていた)。
最初はただそれだけだったが、その後、彼女に沢山のシャボン玉を見せてあげたいと考えた母親が蒼星石の片目を借りてはめ込んだことを切っ掛けとして動けるようになり、更に心の庭師である翠星石と蒼星石が母親を取り込もうとしていた0ドールの夢を剪定し、彼女の心の木を成長させて救った事を切っ掛けに束の間とはいえ、“ローザミズティカ”が無いのにも拘らず命を宿し、生きた人形としての生を受ける事となる。
自分と同じ境遇である水銀燈を慕っており、彼女が困惑するほどに懐いている。
また、そんな彼女に対して水銀燈も何だかんだといって実の妹(?)の様に可愛がっている(ちなみに翠星石と蒼星石を始め、金糸雀や雛苺からも実の妹のように可愛がられている)。
また、第0ドールの歌声を拾う内にその体はすっかり遠くの声を拾う受信機を“ならい”にしてしまったらしく、特に懐いている水銀燈の声は良く響くので、突然純真無垢(あるいは可愛い)なてふ子を通じて水銀燈が語り掛けると、決まって周りのドールズ達が困惑するのがお約束となっている。
関連項目
第0ドール 水銀燈 ローゼンメイデン0 RozenMaiden
薔薇水晶→ローザミズティカを宿していない。ローゼンメイデンではないが自我を持つ生きた人形といった共通点がある。