ゲーム概要
ときめきメモリアルONLINEとは、2006年から2007年にサービス提供していたコナミ初のMMOオンラインゲームだった。
01年に発売されたときめきメモリアル3がゲームファンドの影響で稚拙な出来栄えで不発に終わり、10周年の04年に何もリアクションが無かった為、誰もがシリーズは終わったと思った矢先の05年に突如発表された。
誰もが期待より不安の方が高かった発表
当時のオンラインゲームは戦闘がメインで、発表当初は非戦闘オンラインゲームとしての期待が高かった。
05年の第一次β版当時は盛り上がったが、第二次β版のテストが延期になり、その間に他社MMOのテストがありそっちに流れたのと、矢鱈訴訟で同業他社を訴えたり、矢鱈規制を敷きたがり、何度かユーザー参加企画に失敗しているコナミにコミュニティゲームが作れるのかの不安の方が大きかった。
サービス開始と同時に不安が的中
2006年3月22日にサービスが開始されたが、初日早々サーバー側ダウンのアクシデントが起き、波瀾万丈の幕開けとなり、やはりと言うか結局と言うか、チャットログも矢鱈伏せ字が多く、ファンサイトも規約に従わなければSSも使用禁止と厳格な規則がユーザーを締め付ける結果となり、ゲーム雑誌にも掲載禁止となった為、ある意味管理社会のデストピアと化した。
欠陥だらけの運営
只でさえ異常な管理の上に、公式イベントが何と8ヶ月も開催されなかったり、相変わらずグッズばかり売り「グッズを餌に買わせる為にゲームを運営している」と言う異常さに、ユーザーは不安・不満・不信感を抱き過疎化が進み、2016年には七つあったサーバーを二つに統合し、活性化を図るも旧サーバーからの人々との交流が上手く行かない等逆効果となり、遂には2007年7月末でサービス終了を決定した。(最もゲーム雑誌にも殆ど掲載されていなかった時点で嫌な予感を持った方々も多かったに違いない)
最後まで何も出来なかった終焉
そして、2007年7月31日最終日を迎え、最終イベント・卒業式ではメタルユーキのキャラが現れた時、一斉にチャットは怒号で埋め尽くされ、運営とユーザーとの溝が埋まらないまま幕を降ろした…。かに見えたが、何とサービス終了後にBGMの音声が出ないと言う不具合が起き、サービス終了後のパッチワークという前代未聞のトラブルで今度こそ本当に幕を降ろした。
なお、2007年7月31日にサービス終了になった理由として、ゲームのエンジンに使っていたミドルウェアのサポート期限が同日だったからとも言われている。
ゲームシステム 加筆お願いします!
登場キャラクター
男性プレイヤーの恋愛候補生その一。メインヒロインとしては初の赤髪で無くなった黒髪長髪のメインヒロイン。
男性プレイヤーの恋愛候補生その二。所謂元気娘のキャラクター
男性プレイヤーの恋愛候補生その三。水泳部所属のヒロインで、中の人は初音ミクだぜぃ。
女性プレイヤーの恋愛候補生その一。所謂優等生タイプ
女性プレイヤーの恋愛候補生その二。所謂不良タイプキャラ。
気付いた方々も多かったと思うが、恋愛候補生はこの五人のみで、運営が順調だったら更に追加された可能性もあっただけに、闇に葬られた恋愛候補生キャラ達が多数居たに違いない。
TVアニメときめきメモリアルonlylove
2006年7月から半年間テレビ東京系深夜で放送され、深夜アニメにもかかわらず高視聴率をマークしたが、本当にゲームがヒットしていれば相乗効果になっただけに悔やまれてもならない。
関連項目
アイカツ!:シリーズ全般の共通点でアバターを自由にコーディネート出来る点は本作を後継したかも知れない。