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にょきまんが。

にょきまんが

コンパイル○が発売したパズルゲーム『にょきにょき』を原作とした漫画作品。 ニコニコ漫画(ユーザー)で不定期連載中。
目次 [非表示]

概要

作品解説

作者はちとしゃん

ニコニコ漫画(ユーザー)で不定期掲載されている。

https://seiga.nicovideo.jp/comic/25848


3DS版「にょきにょき たびだち編」を基にして、少ない原作からの解釈・アレンジを加えられた

オリジナルストーリーが展開されている。

オリジナルキャラとして人間の道草あかねがレギュラーとして登場しているのが特徴。


『にょきまんが。』のタイトルの最後の句点

コンパイル〇の『〇』にちなんで付けられたと思われているが、

実は、特に大した意味はないとのこと。


ゲーム作品「にょきにょき」との関連性

キャラクターや世界観等の設定は原作を基にしているが、作者のちとしゃん曰く、

製作者によってキャラのイメージや世界観が違ってくるのは

ぷよ魔導の頃からあったことでしたが、

『にょきにょき』でも結構違ってきているのが現状…。

漫画の方を原作どおりに描ければ、それこそ良いのですが

肝心の原作が少ないもので、どうもこうも…。

『にょきにょき』というゲーム作品と『にょきまんが』という漫画は、

あくまでも『パラレルワールド』という世界観で描いていくつもりです。

原作のにょきには『道草あかね』なんて登場してませんからね。

…という理由で、原作とは異なる作者の独自の路線を突き進む

パラレルワールドという位置づけを図っている。


二次創作でありながらも、

コンパイル○社長で「にょきにょき」原作者でもある仁井谷正充とは

綿密な打ち合わせを繰り返しながら、ストーリーや設定を決めている模様。

ただし、第22話の時点であれこれダメだしを言う社長に不満を覚え、

現在は打ち合わせを行っていないという。

にょきにょきは仁井谷の世界観ありきで形成されているが、

にょきまんが。には殆ど関わっておらず、ちとしゃんがにょきにょきを参考にして

独自の世界観を生み出している。



あらすじ

いつかの時代…、

精霊の森に住む小さな善霊の女の子、琴やよい。

その琴やよいの成長の日々をえがいたお話。


「主人公の琴やよいが成長する」という話の筋のため、

読み切りという形ではなく全体的に話が繋がっているストーリー路線になっている。


1~4話 原作にも登場するキャラの紹介。
5、6話 精霊の存在、にょきの秘密について触れる。
7~11話 道草あかねが登場、琴やよいの初めての冒険。
12話 にょきが進化した。以降のにょきは進化後の姿になる。
13話、14話 やよいはあかねと森を出て冒険する約束をする。
15、16話 道草あかねが関わることでやよいが成長していることをはるか達が認める。
17話 紅式部により外の世界のことを少しだけ知る。
18、19話 やよいの双子の悪霊の琴あすかについてのお話。
20話~24話 たびだち編の話に沿って、にょき達を助けるため闇の森へと旅に出る。
25話~ たびだち編の後のオリジナル展開…

やよいの成長の日々はまだまだ続く。


用語

植物や道具などに魂が宿って生まれた存在。人里はなれた森で暮らしている。

森を守る『善霊』と、森を追放された『悪霊』が存在する。

人間の形をしたものもいれば、マンモスやキノコなどの形のものも存在する。


また、精霊の間では「片方だけの手ぶくろ」や「左右柄の違う靴下」「片目を隠した髪型」など、

左右が非対称のアシンメトリーなファッションが流行っている。


精霊の森で暮らす精霊たちは生まれてから9年間、森の成分を蓄えてもらう必要があり、

充分に蓄えられないまま森の外に出てしまうと気を失ってそのまま死んでしまう。


  • にょき

森でくらす、人畜無害の生き物。

この作品の頭なのだが、主人公ではない。扉絵だけで登場しない話もいくつかある。

言葉を発することができないが、意思を持っている。

それぞれにょき達にも家族があるらしく、

パイプを吹かすおヒゲのお父さんに、裸エプロンのお母さんがいる。

大きさは様々で、やよいと一緒にいるものは、やよいの頭に乗る大きさだ。

火炎放射や電撃攻撃は一切しない。あしからず。


新しい姿に進化して、のちにまた元に戻ってしまうこともあったが、

作者が好き勝手に描いているだけなのであまり気にしないように。


そして第24話で正体が人間の魂が宿った存在だと判明する。

しかし、精霊で正体を知らなかったのは子供である琴やよいだけだった。


初期設定では正体は『死んだ人間の成れの果て』で

人間の脳から頭蓋骨を突き破りコブのようなものが「にょき」っと生えてきて

肉体は養分となり土へかえる(残るのは骨だけ)というショッキングなものだったが、

流石に社長からNGが入ったらしい。(何故いけると思ったのか…)


精霊の森を守る使命を与えられている。

森から生まれたため家族は存在せず、善霊同士で助け合っている。


闇の森に居つく、いわばゴロツキたちのこと。

もとは善霊だったが掟を破り森を追放されたものもいれば、生まれたときから悪霊だったものもいる。


人間を消す使命を与えられている。


森の外で暮らすとされている。

精霊と人間には大きな隔たりがあり、仲良く暮らすことが出来ない立場にある。


最近、森で子どもたちが次々と行方不明になるという不可解な神隠しが起こっているらしい…。


  • IT石器時代

この作品における時代設定。現代から遠い未来の時代とされている。

いちど栄えた文化が一気に廃れて、衣食住が石器時代に逆戻りしつつも、それ以外のところでは常に進化し続け、

「石で出来たスマホ」「空飛ぶバイク」といったSFチックな世界観が特徴。

しかし、その時代を生きる人間の思考回路は退化しつつある。

精霊たちもIT石器時代に対応している。


  • にょきバトル

にょきが成長のために胞子を飛ばす行為を、精霊たちが遊びとして考案されたもの。

その歴史はずっと古くから存在するらしい。

基本的に精霊が行う競技で、精霊の血が通ってない人間にはにょきバトルができない。

しかし、後述の「もきき草」を飲ませれば、人間もにょきバトルができるような描写が確認される。

『にょきバトル』のルールのひとつだが、

これの考案者は精霊たちでもにょき達でもなく、

森の奥にある塔に記されていた壁画から。


  • もきき草

正式名称は『ナンデ・もきき草』。ナンデ・ココニー産らしい。

どんなケガや病気も一瞬で治してしまう超絶万能薬草。

生産量が少なく、独り占めしようとするものが後を絶たないらしい。

しかし、精霊の血が通っていない人間には効果がない。


  • ふしぎな首飾り

進化前の黄色にょきハニィをかたどった首飾りで、道草あかねの宝物。

姉の道草あおいから授かり、いつも大切に付けている。

何かの拍子で光りだすことがあり、その光でにょき達に何らかの変化が起こる。

邪馬ラージャを初めとした悪霊は、この不思議な力を持った首飾りを狙っている。

しかし本当の持ち主はにょき仙人で、森の遺跡に大切に保管していた所を

道草あおいがお宝だと思って持っていった事が判明した。


  • 人間にょき化計画

全世界の人間をにょきに変えてしまうことで人間の暴走による自然の崩壊を防ぐ計画のこと。

『人間初期化計画』といい間違えたときは大ごとそうな計画だと恐れられていたが、

いい間違いを訂正したとたん、曰く「一気にしょーもなくなった」と呆れられた。


地理

  • 精霊の森

この漫画における主な舞台。やよいたち善霊がこの森を守りながら暮らしている。

にょきたちは主にここから発生し、精霊と共存している。

人里はなれた森の奥で、スマホの電波が届かない。しかし、何故かガスや水道が通っている。

精霊の森の環境は人間には適していなく、

姉を捜しに森に入ったあかねは、しばらくして高熱を出して倒れこんだ。


  • 闇の森

精霊の森のさらに奥にある、日光が当たらない暗~い森。

悪霊というゴロツキたちがゴロついている。

当初はやよいはまだ闇の森へ足を踏み入れたことはなかった。

年中日光が当たらないためとても寒い。


  • 相殺の塔

精霊の森の奥に存在する、ナゾが多い廃墟。

いつごろ誰が建てたのか、精霊たちも誰も知らない。

にょきバトルのルールのひとつ『相殺』はここから誕生したとされている為、精霊たちは『相殺の塔』と呼んでいる。


  • 閻魔の根城

闇の森の奥にある。

閻魔大王である邪馬ラージャが根城にしている。


  • 外の世界

人間たちが暮らすとされているが、やよいはまだ森の外へ出たことがない。

精霊たちも暮らしているが、なぜか自分が精霊だと隠している。


  • こんぱい村

道草あかねの故郷である小さな村。作者いわく、疲労困憊の『こんぱい』とのこと。

村人の大半はにょきにされてしまったため子供が少なくあかねは村の大人たちから子どものように可愛がられていたが、本人はウンザリしていた。

かつて姉のあおいの旅に付いていったのは、村の大人たちによる過保護から解放するためという不純な理由も含まれている。


登場人物

ここでは、当作品における二次設定を中心に挙げる。

原作キャラの詳細は該当記事を参照のこと。

名前のあとの☆は本作オリジナルキャラクターを指す。


主要キャラ

主人公の善霊の女の子。基本的な設定は原作ゲームとほぼ同一だが、

性格などは、作者の創作漫画『カエルと弓使い』の主人公・ビットを基にしている模様。

一人称は『うち』、『ウチ』で、のちにカタカナで統一されている。

年齢は8歳だが、9歳になるまで森の外へでることを禁じられているため、外の世界をまったく知らない。

人間や外の世界など色んなことに興味を持ち、自分自身で調べないと気がすまない性格。


作者が執筆時間の短縮により、カバンやアクセサリーなどの装飾品を端折って描く傾向にある。

そのため、冒険に出ていないやよいはポシェットを持ってないが、(具体的に7~11話、21話~以外)

結果的に、やよいのポシェットは『冒険に出る!』という意気込みを持たせる印象が出来ているとのこと。

なお、ポシェットの中身は主にお菓子や薬草などが入っているらしい。


この漫画では、子供っぽさが強調されていて、精神年齢が低い。

料理が出来ず、お米を洗う際に洗剤を使用するほど。

人や物を引っぱって引きずるクセがあり、あかねとにょきちゃんが犠牲になった。

また、当初は『にょきバトル』を知らなかった。

親がいないため、はるかに甘えたり泣きついたりするなど、精霊としても未熟な面もあるが、

あらゆる苦悩を乗り越えながら、一人前の精霊として精神的に成長していく。


  • 道草あかね☆

この作品における、オリジナルキャラ。

新たにやよいと人間とを関わらせる存在、として登場。

また、このキャラを登場させるにあたり作者はかなり気遣っていた様子。

第7話で初登場して以来、ほぼ毎回登場している。(12話だけ欠番?)


誕生日は4月10日、身長はやよいよりちょっとだけ高いぐらい。


行方不明になった姉を捜すため、精霊が暮らす森に迷い込んだ人間の女の子。

年齢はやよいと同じ(9才)で、

落ち着いていて肝が据わっている印象だが、強がりで意地っ張りな一面も。


姉と旅に出ていた為、今まで人間の友だちがいなかったらしく、

沢川はるかをはじめとした精霊たちが初めての友だちとなる。

とくに、人間を初めて見たというやよいとは親友といえる友情を育み、

いつか二人で世界中を大冒険しようという約束をした。


人間であるため最初は『にょきバトル』が出来なかったが、

病気を治すために「もきき草」を飲んだことでにょきを伸ばせるようになり、

やよいに教わりながら一緒に『にょきバトル』を楽しんでいる。


第20話で琴あすかにさらわれてしまうが、そこであかねは

知りたくもなかった事実を知ることに…。


今でこそ、重要な役割を果たす人間として登場しているが、

最初は『人間』という設定は存在せず、

初期設定ではやよいの同年代の友達の『精霊』という設定だった。

また、現在では黄色のゴムで結んでいるポニーテールはやよいのように葉っぱの蔓で結んでいる予定だった。

デザイン考案は1日かけずに滑り込みで完成させていた。

『道草あかね』という名前は適当につけたものらしく、

『伊佐凪(いさなぎ)みこと』とかほかの名前が良かったと語っている。


やよいの双子の妹を名乗るやよいにそっくりなナゾの少女。

悪霊であるゆえ、やよいより身体能力が高く、にょきバトルも強い。

また、あかねの姉・道草あおいを消した張本人でもある。


頭の白かった花が紫色に染まっており、右手に手ぶくろをしている。

真っ黒なゴーグルを付けることでほかの姿に化けられるできる能力を持つ。

(やよいには出来ない…)

初登場時では、はるかに化けて人間のあかねを始末しようとしたが、

あとから来たやよいに天狗の面がないコトを指摘され、見破られた。


本人曰く「自ら進んで悪霊になった」と言っていたが、定かではない。

やよいも彼女を追いかけて悪霊になってしまわないように、

悪霊になったときに姉のやよいからあすかに関する記憶をすべて消したという。


あかねの首飾りを落としてしまったことに気がつかなかったり、

訊かれたことを何でも答えてしまい、あかねに『口が軽そう』と指摘されたりと、

少々おっちょこちょいなところもある。


元々は「宇宙征服編」のキャラとして新たに描かれた1枚のイラストから創造を膨らませたもの。

現在の公式設定は双子ではなくやよいの子孫という設定だが、

作者曰く『あまりにも印象深く登場させてしまったばかりに双子の設定を消すに消せなくなった』とのこと。


  • にょきちゃん

数いるにょきの中でも、やよいといつも一緒にいる緑にょきの事を指す。

しかし、やよいとはいつも一緒にいるわけではなく、にょきちゃんの家もちゃんとあるらしい。


第12話で進化したが、ほかのにょき達との区別がつくために頭から下の体が付いている。

第24話でやよいと再開するが、謎の光によりにょき唯一言葉を話せるようになった。

そして、正体は…後述。


善霊


竹を割ったような性格の天狗の面の精霊。年齢は完全に大人になりきれてない高校生ぐらい。

原作ゲームとイメージが大幅に異なり、本作では主人公やよいの育ての親である。

精霊としては主人公のやよいに次いで出番が多く、主にツッコミ役などとして活躍。

飛脚として荷物を届けながら旅をしていたため地理について博学で、頭は決して悪くない。

戦闘能力もずば抜けて高く、やよいの知る善霊の中でイチバン強いとされている。

怒ると背中の天狗のお面をかぶり、その長い鼻でジャストミートする。


琴やよいに『にょきバトル』を教えたのは彼女であり、

ご飯を作ってくれたり、冒険を陰で見守ったりするなど母性が高い。

当初はやよいのことを子ども扱いしていたが、

病気に倒れたあかねを助けるために一生懸命になる姿を見て心を打たれ、

あかねに『にょきバトル』を教えるまでになったやよいの成長を認めるようになる。

ときに厳しく叱りながらも、やよいの成長をいつも優しく見守っている。


小さい頃からやんちゃでお転婆な性格は変わっていないらしい。


精霊の森のバラが咲くフラワーガーデンに住むバラの精霊。

年齢は「悩める10代」、中学2年ぐらいとのこと。

スカートの丈が長くなっている。

人付き合いが苦手で、やよいたちとは少し距離をとっている。

あまり多くを語らないイメージだが、じつは結構しゃべっていて

しゃべり過ぎてよくはるかに口止めをされるほど。


過去に心無い人間達に虐められた事があるため人間を嫌い、

相手を驚かして自分の身を護る為に時々荒い口調で喋るようになった。

初対面のあかねに対しても例外じゃなかったのだが、

後にあかねとやよいの堅い友情を認めるようになってから考えを改めるようになった。

あかねが登場してからは、出番が減少していることをやよいにも指摘されている。


元々精霊の森の出身ではなく6歳の頃に人間に憧れて上京した。

しかし心無い人間達に虐められてそこで人間嫌いになってしまう。

その時に助けてもらった沢川はるかに恩があるらしく、彼女に対して逆らわないようにしている。

言葉が変に訛っていて『泣き虫マリー』と呼ばれるほどに泣き虫だったが

現在はそれを見る影もない。(一体何が…?)


俳句を詠って外の世界を旅をしている筆の精霊。

左利きで、いつも左手に筆を持っている。

たまに精霊の森へ里帰りしてくるが、すぐにまた旅に出てしまう。

5,7,5の川柳、たまに7,7を加えた短歌で言葉を話す癖があり、

ムリヤリでも川柳っぽくしゃべる事もある。


やよい曰く『ナゾの多い精霊』とのこと。


悪霊


エリンギの姿をした悪霊の女総長。本名は「エリ子」らしい。

「女総長」という意味付けで「マザー」と呼ばれているだけで、

原作と違い子供達はいない。

普段は精霊の森をパトロールしているとのことだが、実際は爆走しているだけ。

目的地まで乗せてってくれるが、たいていは途中で爆走して振り落とされる。

いつも乗っている愛車のことに全てをかけていて、車の悪口を言うやつは、車の後ろに足をひもでくくりつけられる。

彼女に憧れて悪霊になったしめじ団(後述)を正式に子分に迎えるなど、寛容な性格であることが窺える。

しかし、わがままな性格でもあるため、ほかの子分が呆れ返って逃げ出してしまい、

自分の母にお尻ペンペンの刑にされるなどかなり情けないキャラに成り下がってしまっている。


まだ設定が固まってなかったのか、第2話ではやよいの遊び相手として登場していた。


  • お茸さん☆

マザー・エリンギの母で通称「グランドマザー・エリンギ」。

体長はやよいよりもでっかく、性格もでっかい。ただし態度はそこまででかくない。

普段は穏やかな表情だが、怒ると顔が豹変し、

人に迷惑をかけていたマザー・エリンギをお仕置きした。


デザインは、「たびだち編」の没になったキャラデザインを採用している。


  • しめじ団☆

オリジナルキャラ。しめじの3人組で不良。

相殺の塔までの道でうろついていたが、マザー・エリンギに憧れて悪霊になった。

リーダーの「ブナ」は一人ではにょきバトルもまともに出来ない。

「ウラベニー」は冷静なツッコミ役で、「ひらた」はちょっと抜けているところがある。


のちに正式にマザー・エリンギの子分になったが、

ピンクのジャージの着用を強要されて若干嫌気をさしていた。

ウラベニーに至っては完全に幻滅している。

(ひらたはむしろ喜んでおり、やよいも絶賛していた)


元々はマザー・エリンギのたくさんの子供達を描くのが面倒だったため。

3匹で済むし、それにより一人ひとりのキャラを深く掘り下げられるようになったという。


かわいいものには目がないオカマ。

れっきとしたマンモスで、『象』呼ばわりするとマジギレする。

ピンクの体毛がふさふさしているため暑いのが苦手で、汗でメイクがドロドロ落ちてくる。

例によって、初めて出会った小さくてカワイイやよいに一目ぼれ。

まだジョセフィーヌを見たことがないやよいが想像したものは、彼女を可愛らしく擬人化にしたものだった。


沢川はるかとは以前から面識があったようで、鼻と鼻とで語り合った友達、略して『ハナトモ』らしいが、後で鼻…いや、馬が合わないことが判明。

しかし、後にやよいを護りたいという気持ちは二人とも一緒だということを知り、

お互いやよいを護っていこうということで『ハナトモ』の二人は和解した。

ブチ切れたはるかに天狗の鼻でジャストミートされて以降、しばらく登場していなかったが、

第23話ではるかに飛ばされた先の闇の森で遭難していたことが判明。

自分が可愛いと思ったものしか背中に乗せない決まりがあり、

可愛くないものと判断されたはるかとマリーを置いてきぼりにした。


  • ヤマダのオロチ☆

番外編に登場していた悪霊。

ヤマタノオロチのように頭が複数ある蛇のような姿をしているが

考えていることがバラバラで意見がまとまらないことが多い。

本当は顔が8つあるはずだが作中では3つしか登場していない。

あとの5つは後ろで隠れて寝ているという。手抜き?


年に一度、善霊の娘を生贄にするために闇の森からやってくるという

今までの悪霊以上に凶悪なことをしているが、その娘の好みまでバラバラに分かれている。


  • 邪馬ラージャ

「たびだち編」における「閻魔大王」のこと。

「邪馬ラージャ」という名前は「宇宙征服編」で付いた新たな名前から。


とても冷酷な性格で、悪霊の王である傍ら、死人の裁きを行っている。

(沢川はるかからは「さばき太郎」と蔑称を付けられている)

悪霊である琴あすかを使って人間を始末しようとしている。

先述の『人間にょき化計画』の執行者でもあり、左手に持つ勺を使って人間をにょきに変えていた。


…というのは表向きで、実際はめんどくさがり屋のぐーたらオヤジ。


人間

原作ゲームでは、人間にあたるキャラは登場していないので全てオリジナルキャラになる。


  • 道草あおい☆

あかねのお姉さんのこと。年は沢川はるかと同じ17歳ぐらい。

妹のあかねを女手一つで育てたため、あかねにとって大切な人で目標となる人物である。


考古学者で、昔の遺跡や廃墟などを調査していた。

バイクの免許を持っていて、趣味でツーリングしているらしい。

また、遺跡から発掘した文献を解読して調理したカレー作りにも凝っている。


精霊の森の奥にあるという塔を探す途中に行方不明になったという。

あかねは、彼女は悪霊に消されたと思っているが…。


第24話で、やよいといつも一緒にいた「にょきちゃん」の正体だと明かした。


その他

精霊でも人間でもない、にょきなど他の種族の項。


悪霊としての居場所も失ったあすかの前に突如現れた。

未来からやって来た精霊と人間のハーフの女の子で、

頭にもきき草をつけている。


  • にょき仙人

爺さんのにょきの姿をした精霊の森の長。

いちばん最初ににょきになった元人間で、にょき達の長老のような存在。

あかねが持つふしぎな首飾りの本当の持ち主。

元々はお茸さん同様たびだち編の没案だったが、

せっかく形になってるのに没にするのはもったいない』という理由で重要な役割として登場する。


その他

作者のちとしゃんが自身のTwitterで、本作品に関する小話や裏話を多く語られている。

以下のモーメントにまとめられているので参照されたい。

https://twitter.com/thitoshan/moments


にょきまんが。とは別に、『にょきまんが~地下版~』も存在する。

本編とは独立した、読み切りとなっている。

こちらはあくまでも非公式という扱いなのか、Pixivにも掲載されている。

https://www.pixiv.net/user/10809603/series/35262


また、地下版とはまた別に収録されなかった没ネタや作者の裏話などが収録された

『番外地にょきまんが。』が同人誌(コピー本)として発行されている。

琴やよいが、大人であるはるか達とは比較的対等な立場で描かれていたり

沢川はるかが、少し単純で脳筋な性格になって保護者としての描写はなかったりと

登場人物像が若干異なっている。こちらのほうが原作ゲームでの立場に近い。

ネタ切れのため3巻で休刊となり、一部を除くお話も番外編としてニコニコ漫画で公開されることになっている。


コンパイル○により毎週土曜日に放送されている「ラヂヲコンパイル○」内のコーナーで、作中の台詞をアフレコする企画が行われていることがある。


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