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CV:松田颯水


概要編集

益子薫が連れている特殊な荒魂で、幼馴染的な存在(彼女曰く「俺のペット」)。

彼女が主有する袮々切丸の継承者と常に共にある、益子家代々の守護獣でもある。

薫によれば、名の由来は「ねね」と鳴くかららしい。尻尾の方にもコンセントとカマキリまたはカエルを足したような顔があり、表情豊か。『刻みし一閃の燈火』の宣伝4コマ『とじのとも』では、この尻尾部分が関西弁で喋っていた(しかも本体と自称して)


ノロと呼ばれる穢れから生まれる荒魂だが、ねねは何故か穢れを全く持たず、人間との共存の意志を明確にしているという珍しい個体である。そのため荒魂や隠世の謎を解明するための特例として上に認められている。

古波蔵エレンの祖父リチャード・フリードマン曰く荒魂という言い方もそもそも人間の勝手な位置づけでしかなく、今後の荒魂との在り様を示す重要な存在かもしれないとのこと。


大きな胸の人間が大好きで、エレン曰く将来胸の大きくなる可能性がある人間を見分けられるという。ノゾキも行うのでその度に薫からお仕置きを食らうこともしばしば。

衛藤可奈美や(『刻みし一閃の燈火』にて)安桜美炎にも反応を示した一方、十条姫和にはそっぽを向いたことから、姫和はねねを邪険に扱ったあてつけもあって、薫から「エターナル胸ぺったん女」のレッテルを貼られることとなった。


荒魂ではあるが、スペクトラム計やスペクトラムファインダーに反応せず、同じ荒魂に反応、敵意を示すので、折神紫の息がかかったスペクトラムファインダーよりも荒魂探知には頼りになる。


今でこそ小動物のような姿をしているが、元々は巨大なのような姿であった。

その昔、生まれた当初は他の荒魂同様渇望のままに暴れ回る存在であったが、当時の袮々切丸の所有者である益子の刀使に打ち倒されるも、トドメは刺されずにそのまま歴代の益子と戦り合う間柄となった過去を持つ。

しかし、そうして長い年月を積み重ねていくにつれ、その関係は少しずつ気安いものへと変わってゆき、姿も穢れが抜け小さく可愛らしいものになっていった。そして薫が生まれる頃にはすっかり家族同然の存在となっていた模様。


本来の姿にはねね自身の意思(薫を助けたいという想い)で戻ることができ、本編後編以降では主達の戦闘にたびたび加勢を行っている。


元ネタは実在する日光二荒山神社の御神刀・祢々切丸(山金造波文蛭巻大太刀)にまつわる伝説上の妖怪。虫の化け物とする所伝もあるが、「祢々」の語源としてこれを「ヌエ」の転訛と見る説がある。本作のねねが鵺をモチーフにしているのは、このためであろう。


余談編集

なお、中の人は、主の中の人実のである。


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