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概要編集


作者・方倉陽二。1977年に小学館の『小学四年生』7月号別冊ふろくに初掲載されてから、1988年度まで『小学二年生』等の学習雑誌やコロコロコミックに連載されたギャグ漫画。児童雑誌『てれびくん』でも出張連載されていた。

2023年より週刊コロコロコミックにてリバイバル連載が行われている。


初期はのんきくん一家の異常な暢気さをネタにしており、真冬でも一週間以上風呂に入って寝ていたり、探し物をして一年以上経過したり、レストランの開店を待って数か月以上経過したりしていた。


ずっこける時、「あり~!」と叫びながら「ドピュー」や「ドドド」という擬音とともにキャラクターがお尻を上にして飛んでいくリアクションが特徴的で、多くのコロコロ作家陣に影響を与えた。


ちなみに、主人公ののんきくんは小学生(初掲載が『小学四年生』だった為基本は四年生)だが学校に行っている描写は(特に初期では)ほとんどなく大概両親と一緒に家で過ごすか外出するかしている。


子供向けギャグ漫画にしては珍しく下ネタ(特に排泄物系)が全くないのも特徴。また、石器時代、未来などタイムスリップした話も多い。また、えびはらの師弟関係もあって、かわいい女性を描くのも得意だったが、エロネタもほとんどない。


コミックスは全8巻まで刊行されたが、9巻以降は続刊されなかった。そのため、発表作品の半分ほどしか収録されていない。


登場人物編集

  • のんきくん

種が芽吹いて花が咲くまで待ち続けるくらいの呑気者。服を着たまま湯船に入る横着者でもある。好きなことは寝ることと食べることだが、料理の腕もそれなりに立つ(カレーライスが得意だが、いつも詰めが甘い)。また、走るのは得意で一年中走っていたこともあるが、泳ぎは苦手でカナヅチ


  • パパ

息子以上に呑気者。庭に砂場を作る理由で10tトラックを搬送させる。方向音痴で、迷子になるのが得意。ダカラバンザイというおもちゃ会社の開発部長でもあり、連載末期には勤め先が舞台になった作品もあった。ゲーム好きだが、下手の横好き。2月29日生まれ。


  • ママ

息子が通う小学校の教師で担任。パパとは幼馴染でおままごとをし続けて何時の間に夫婦となる。特技は忘れ物。あと料理の腕も危なっかしくて、いつも失敗ばかりしている。


  • 釣り堀のお姉ちゃん

 釣り堀を経営していたのでそう呼ばれる。金にがめつく、レストランを運営したり、美術館を運営したり、果ては芸能プロダクションまで運営したりしていた。劇中後半、特にコロコロ連載分では準レギュラーキャラとなっていた。


余談編集

藤子.F.不二雄は友人の誼もあって、のんきくんを気に入っていたらしく、ドラえもんの劇中に登場する漫画作品『ドタバタくん』『タンキくん』(特にこっちは帽子まで同じ)の元ネタにもなっている。


関連タグ編集

ギャグ漫画


非関連タグ編集

のんき君 これは植田まさし先生のサラリーマン漫画なので間違えないように。

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