概要
古代中国をモチーフにした世界が舞台の、ファミコン用RPG『神仙伝』に登場するモンスターの一種。
このゲームに登場するモンスターは、古代中国の地理書「山海経」や怪談集「捜神記」などから引用されているものがメインであるが、イメージ優先のネタ枠とでもいうべきものも多数登場している。(ふかひれやぺきんだっく、あんにんどうふなど)
中国と言えばパンダだろうと登場したのがこのモンスターで、最終章「激甚の章」のフィールドに出現する。
模様からパンダとギリギリ分かるラインの、竹竿を持った頭足人のような腰砕けな姿であるが(同地区に出現するのはシリアスな姿の人魚こうじんなのでより目立った)、固有技「わらう」は術「げだつのほう」より強力な攻撃力デバフ技であった。
この一芸を持つが故に、特殊アイテム「べにひょうたん」で敵を捕らえて召喚することで、戦闘を有利に進めることができる本作においては、見た目はこんなんであるが使いどころによってはとても役立ったのである。
なおラストダンジョンで戦う四天王に、同様の顔をしたぱっぱりゅうが登場する。