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神仙伝

しんせんでん

1989年にアイレムからファミコン用に発売された古代中国が舞台のロールプレイングゲーム。 開発自体は子会社のタムテックスが手掛けている。
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概要編集

古代中国、神によって与えられた四本の刀を持った四人の王によって世界は平和に治められていた。しかし、その世界を欲しいと思った何者かによって三人の王が悪に染まってしまう。

護壮館で武術と仙術の修行をしていた少年と、修行仲間の少女「らいち」は、とある運命から戦乱に巻き込まれていく。


特徴編集

珍しい古代中国が舞台のドラクエタイプのロールプレイングゲーム。敵モンスターとしては山海経などの古文書に記述がある、他の作品ではめったにお目にかかれない中国妖怪が数多く出現する。

しかし「パンダ」や「キョンシー」はまだわかるがあんにんどうふふかひれぺきんだっくとうふクトゥルフ神話ネタ)やダジャレネタまでもが襲ってくる。(よぐそとうふあざとうふきんぐぎどりざっくんほうし

戦闘バランスはきつめで、一芸に秀でた敵を吸い込み、味方として1戦闘だけ参戦させられる「べにひょうたんシステム」を駆使することが前提であると思われる。

移動やテキスト、戦闘などのテンポが速く、物語は章ごとに進むので目的が明快で快適に遊べるが、終盤が駆け足気味の展開である。

ぱっぱんだ山図

余談編集

  • モンスターのゲストデザイナーは雑君保プ氏、はん氏、妖刀定光氏。
  • 後に『重力装甲メタルストーム』や『キャノンダンサー』などのグラフィックデザインを担当した転清氏はこれがデビュー作でもある。
  • アイレム発売ということで某ゲームとの関連がある。(みっくん、ラスボス隠しボス
  • ラスボスも含めた登場モンスターが続々とエンカウントする隠しマップの蓬莱島は、計算を誤りあまってしまった容量で作成された。

関連タグ編集

アイレム ロールプレイングゲーム R-TYPE

中国神話 中国妖怪 山海経


別な用法編集

西晋・東晋時代に抱朴子によって書かれた仙人の解説書。

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