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ひよジュン

ひよじゅん

ゲームアプリ『あんさんぶるスターズ!』及び新章『あんさんぶるスターズ!!』の非公式BLCP
目次 [非表示]
  • 1 概要
  • 1.1 関係性
  • 1.2 プロフィール
  • 2 あんさんぶるスターズ!について
  • 2.1 メインストーリー
  • 2.1.1 輝石☆前哨戦のサマーライブ
  • 2.1.2 軌跡★電撃戦のオータムライブ
  • 2.1.3 奇跡☆決勝戦のウインターライブ
  • 2.1.4 Saga*かけ上がるレインボーステージ
  • 2.1.5 Saga*ぶつかり合うリバースライブ
  • 2.2 イベントストーリー
  • 2.2.1 駆け引き◆ワンダーゲーム
  • 2.3 アイドルストーリー
  • 2.3.1 巴日和
  • 2.3.2 漣ジュン
  • 2.4 プロデュースコース
  • 2.4.1 輝石☆前哨戦のサマーライブ
  • 2.4.2 Saga*ぶつかり合うリバースライブ
  • 2.5 ボイス
  • 2.5.1 掛け合いボイス
  • 2.5.2 親愛度ボイス
  • 3 あんさんぶるスターズ!!について
  • 3.1 メインストーリー
  • 3.1.1 第一部
  • 3.1.2 第二部
  • 3.2 イベントストーリー
  • 3.2.1 軋轢◆内なるコンクエスト
  • 3.2.2 バラエティとタッグ/ボギータイム!
  • 3.2.3 SHUFFLE×月光ミラーボール
  • 3.2.4 羽撃き◆雲散らすソリッドステージ
  • 3.2.5 追憶*遊色が奏でるオブリガート
  • 3.2.6 SHUFFLE×烈火の舞闘祭
  • 3.2.7 ショコラ◆格別な一粒Rouge&Ruby
  • 3.2.8 Origin★星空を歌うAltered
  • 3.2.9 花婿修行?/ウェディングマーチ!
  • 3.3 スカウトストーリー
  • 3.3.1 スカウト!ケモノサバイバル
  • 3.3.2 スカウト!ジンロウ
  • 3.3.3 スカウト!きまぐれシティライダー
  • 3.3.4 スカウト!バンカラグラフィティ
  • 3.3.5 スカウト!Made Me
  • 3.3.6 スカウト!ホワイトベア
  • 3.4 アイドルストーリー
  • 3.4.1 巴日和
  • 3.4.2 漣ジュン
  • 3.5 バースデーストーリー
  • 3.5.1 巴日和(2020~2023)
  • 3.5.2 漣ジュン(2020~2023)
  • 3.6 スペシャルストーリー
  • 3.6.1 わくわく♪おじさんといっしょ!!
  • 3.6.2 先輩とあんさんぶるミッション!
  • 3.6.3 ハート to YOU FES
  • 3.6.4 ハート from ME STREAM
  • 3.6.5 こたつdeあんさんぶる
  • 3.7 その他ストーリー
  • 3.8 ミニトーク
  • 3.9 ボイス
  • 4 アプリゲーム以外での二人について
  • 4.1 書籍
  • 4.2 コラボ企画
  • 4.3 DREAM LIVE
  • 「『何でオレが?』みたいに言ってたけど、理由って必要? 神さまとかが用意してくれた、すてきな運命ってことで良いんじゃない?」


    「オレは嬉しかったんですよ。光栄で、有り難かったです。あんたは、薄汚れた路地裏みたいな場所で過ごしてたオレのところに差しこんできた光明です」


    概要

     スマートフォン向けアプリゲーム『あんさんぶるスターズ!』、及び新章『あんさんぶるスターズ!!』のキャラクター、巴日和×漣ジュンの非公式腐向けカップリング。


    関係性

     事務所「COSMIC PRODUCTION」に所属するアイドルユニット『Eden』のメンバー同士。また、日和がリーダーを務める『Eve』としても活動している。


     特待生と非特待生、対照的だった二人が出会い、いつしか認め合う存在へ。玲明学園時代から新章を含め、作中では互いの発言や行動が大きな影響を与えている。


    ●『Adam』と『Eve

     コズプロが母体となった系列校、秀越学園と玲明学園にそれぞれ『Adam』(乱凪砂、七種茨)と『Eve』(巴日和、漣ジュン)が存在する。そのふたつの『ユニット』が合体して『Eden』となる。

     また、二人はサマーライブでは『Eve』、ウインターライブでは『Eden』として活動した。


    ●玲明学園

     アイドル育成に特化した学校で、優秀な生徒は特待生として特別な扱いを受ける。しかし、その恩恵を受けられるのは一割以下の生徒で、大多数は非特待生として特待生のサポートにまわっている。そのため、軋轢が生じている。


    <詳細>

    ・アイドルに特化した新設校

    ・生徒は特待生非特待生に分かれている

    上下関係が厳しく下級生が先輩相手に失礼な態度を取ると評価に影響

    ・特待生になるために生徒たちは必死になっている

    校風は比較的ゆるい

    ・学校と学生寮は目と鼻の先の距離

    ・寮では、自室での飲食は推奨されていないが咎められることもない


    <COSMIC PRODUCTIONを母体とする玲明と秀越の共通点>

     玲明学園と秀越学園の外観は、同じ建設会社が作っているため、よく似た雰囲気に。またどちらの学校にも最新設備が設置されている。事務所の影響が強いため、学業という側面よりも、ビジネスの部分が大きい学校になっている。


    ・後ろ盾は企業や財団の複合体

    ・学業や行事より事務所の方針が優先される

    ・芸能事務所らしいバラエティー豊かな仕事ができる

    ・非特待生はライブスタッフや料理配膳など特待生の世話をする

    ・ほとんどの非特待生は卒業後コズプロの関連企業に就職

    (あんさんぶるスターズ! オフィシャルワークスvol.2)


    ●COSMIC PRODUCTION

     芸能の才能ある若者を育成する玲明学園と秀越学園を経営している。通称コズプロ。玲明学園で育成した精悦を秀越学園に囲う手法で質の高いアイドルを所属させており、芸能界での地位を着実に築いているが、『SS』による影響ですこし停滞している。事務所の方針は「最高峰のエンターテインメント」。


    ●心を誘う永遠の楽園▷『Eden』

     乱凪砂が率いる高貴でエネルギッシュなユニット。求心力のあるトークと演出がドラマチックで派手。トーク番組のゲストや、CMのキャンペーンキャラクター、ファッションモデルや映画、演劇などビジュアルの煌びやかさを仕事が中心。



    プロフィール

    !!公式プロフィール

    名前巴日和漣ジュン
    CV花江夏樹内田雄馬
    所属-玲明学園3-S
    身長177cm173cm
    体重61kg61kg
    血液型AB型O型
    年齢(7/1時点)1817
    誕生日7月24日8月16日
    キャッチコピー輝くノーブルスマイルワイルドハイエナ
    趣味買い物嫌み
    特技記憶力即興のポージング
    サークルティーパーティ(フレイヴァ―)、プリティ5アーカイブス(漫画会)、あそび部
    同室深海奏汰(流星隊)、天城燐音(Crazy:B)桜河こはく(Crazy:B)
    シャッフルユニット月都スペクタクル舞闘会

    !公式プロフィール

    所属玲明学園3-S玲明学園2-S
    部活華道部テニス部
    実家の家族構成両親・兄・犬両親
    キャッチコピー陽光の貴公子影の従僕
    お気に入り新しいもの静かな場所での読書
    嫌い古いもの、ロマンチスト日和からの嫌がらせ
    好物パイ、キッシュ

    ●詳細

    ・巴日和(!)

     玲明学園の三年生。物腰は明るく朗らかながら、自己中心的で他人の話にはあまり興味を持っていない。生まれつきの王侯貴族体質で、他人を自分より下の人間と認識している。ユニット『Eve』、『Eden』に所属し、『Eve』のリーダーを務めている。


     ジュンによれば、性格に難があるがアイドルとしては天才の日和。彼は、アイドル全体の価値を高めるためであれば、たとえ敵対していても育てることを厭わない。お調子者で我が侭に見える日和だが、アイドルに対する思いは誰にも負けていない。

    (あんさんぶるスターズ! オフィシャルワークスvol.2 COMMENTARY)


     また、二年生の秋頃までは夢ノ咲学院で『(旧)fine』(当時のメインメンバーは凪砂、天祥院英智、青葉つむぎの四人。裏方で所属している生徒もいた)として活動し、凪砂と二人で『fineの二枚看板』と注目を浴びていた。


     明るく社交的な面は変わらないが、当時はファンと遊び回っていたとつむぎが発言している。(アニメ版では女の子と一緒に遊び歩いている姿が描かれていた)


    「日和くんも英智くんの渡したお金を湯水のように使って、ファンの子とかと遊び回ってるみたいです」

    (エレメント 灰は空に返す/第二話)(青葉つむぎ)


     また、「Origin★星空を歌うAltered」では、日和が過去に遊んでいた経緯も詳細に描かれている。


    「あっちもお遊び気分だね。そこは持ちつ持たれつ、割り切った関係だからね」

    「ぼくは暇が潰せて助かる。女の子たちも、ぼくと疑似的に恋愛ごっこやデートごっこができて嬉しい」

    「ぼくたちはそれだけの関係で、そこには愛も何もないね。打算だけがある」

    (オルタード 天使と悪魔/第七話)


    「アディオ~ス、かわい子ちゃんたち! また暇なときに遊ぼうね!」

    (オルタード 天使と悪魔/第八話)


    「いや、俺も邪魔したかったわけじゃありませんけど。アイドル的にはゴシップになりやすい女の子との遊びはやめてほしいですけど、ね」

    (オルタード 天使と悪魔/第八話)(青葉つむぎ)



    ・漣ジュン(!)

     玲明学園の二年生。落ち着いた物腰ではあるものの、人と一定の距離を置いている。自由気ままな日和に振り回されつつも、言われた仕事はこなす真面目な性格。ユニット『Eve』および『Eden』に所属。


     アイドルとして活躍するうちに歪んでしまった父親を持つジュン。そんな彼だからこそアイドルに対する姿勢はストイックそのもの。泥とひっかき傷にまみれ、地を吐きながらでも歌いつづける。それがジュンの目指すアイドル像だ。

    (あんさんぶるスターズ! オフィシャルワークスvol.2)


     !から!!になっても身長は4cm差、同体重と変わらない。年齢は日和が1歳上である。

     また、日和が貴族らしさや明るさ、ジュンは少しヤンキー的な感じなど、初登場時は対照的なルックスになるように描かれているとのこと。(公式ビジュアルファンブック Vol.3 インタビュー記事参照)


    ●呼称

    日和→ジュンくん

    ジュン→おひいさん、アホ貴族、先輩


    「おひいさん」呼びについては、『あんさんぶるスターズ!』、及び新章『あんさんぶるスターズ!!』どちらのストーリー内でも日和の家柄や性格、名前をなぞらえてつけたものだと語られている。


    ・漣ジュン「第一話」(!)

    「あいつ言動が貴族ぶってるからさぁ、嫌がらせで『おひいさん』と呼んでるんです」


    ・先輩とあんさんぶる 日和&ジュン編(!!)

    「今更聞かれるのも新鮮ですねぇ~。名前をもじってつけた渾名でしたけど、今じゃすっかり馴染んじまって」


    ●ブラッディ・メアリについて

     二人の会話で出てくるメアリとは、玲明学園時代に拾った子犬のこと。玲明学園時代には寮がペット禁止のルールが成されていたため、内緒で世話をしていた。

     また、星奏館ではペットは許可しており、二人で世話をしている様子が窺える。エピソードにも溺愛している様子がたびたび描かれている。



    あんさんぶるスターズ!について

    ※以下ネタバレが含まれるストーリーやボイスです。一見解にすぎないので二人の関係性をアプリで楽しむきっかけになれれば幸いです。


     新章「!!」については、後述の別項目で記載しています。


    ●あんさんぶるスターズ! 玲明学園時代

    【メインストーリー】

    ・輝石☆前哨戦のサマーライブ(夏)

    ・軌跡★電撃戦のオータムライブ(秋)

    ・奇跡☆決勝戦のウインターライブ(冬)

    ・Saga*かけ上がるレインボーステージ(夏~冬)

    ・Saga*ぶつかり合うリバースライブ(夏~冬)


    【イベントストーリー】

    ・駆け引き◆ワンダーゲーム(冬)


    【アイドルストーリー】

    ・巴日和

    ・漣ジュン


    【プロデュースコース】

    ・輝石☆前哨戦のサマーライブ(夏)

    ・Saga*ぶつかり合うリバースライブ(夏~冬)


    【ボイス】

    ・掛け合いボイス

    ・その他ボイス



    メインストーリー

    輝石☆前哨戦のサマーライブ


    「あははっ、ヤキモチを妬いてるんだね!」

    「大丈夫大丈夫! 『Eve』としてのぼくの相方はきみだね、ジュンくん! もちろん、使えないようならすぐに他の子と取り替えるけどね!」


    「……言いたいことはたくさんありますけど。あんた、いつもと様子がちがうのは自覚してますよねぇ?」


     二人が初登場するストーリー。『旧fine』時代の日和の元母校・夢ノ咲学院にて『Trickstar』と行う合同ライブの様子が書かれている。

     普段は自由気ままに振舞う日和の世話を焼くジュンだが、性格に難はあるもののアイドルとしては天才だと述べており、実力はかなり認めている様子が窺える。共演するユニットに計略を仕掛け罠にもかけるため、玲明学園では『Eve』が嫌われもので憎まれ役の立ち位置でもあるとジュンは語っている。


     またレッスン室で日和が北斗と語り合う場面では『Eve』のユニットとしての特徴、ふたりでひとつの生き物のように振舞うと発言をしている。実際は広い舞台の上が空疎な印象にならないよう、観客の視線を固定してパフォーマンスにのめりこんでもらうためでもあるが「あと、こうして接触していると……。触れ合ったついでに、まだまだジュンくんの補佐もできるからね」とのこと。


     サマーライブ時点では殺伐とした印象だが、互いに実力は認め合っている模様。



    軌跡★電撃戦のオータムライブ


    「やたら何かを買ったり拾ったりして大事にするっていうか……ブラッディ・メアリのことも、死ぬほど溺愛してるし」


    「きみのことも見いだして拾ってあげたね、もっと感謝するといいね」


     『Eve』とサマーライブで共演したTrickstarが秀越学園主催のライブにゲスト参加するストーリー。

     二人がメインではないものの寮内でこっそり飼っている愛犬、ブラッディ・メアリや日和の家庭事情についても記されている。



    奇跡☆決勝戦のウインターライブ


    「わぁ、熱烈! ジュンくんってば、さては意外とぼくのことが大好きだね!?」


    「あぁ? 好きとか嫌いとかじゃないでしょうがよ、オレとあんたの関係は。嫌いだからって離れられるわけじゃないんです、一心同体なんでしょう?」


     サマーライブ、オータムライブを経て、二人が『Eden』としてTricksatarと対決する様子が書かれている。

     幼いころから憧れていた大舞台を前に萎縮し、感慨深いと日和に語るジュン。その話を聞いた日和は自らジュンを抱きしめ、暑苦しいと嘆かれるも、「え~? 勇気づけてあげようとしたのに! ぼくの優しさに感謝するといいね!」と答えた。(アニメ版では控室のソファーに座り、後ろからジュンをハグするよう描かれている)

     また、コズプロ上層部の謀略により決勝戦が台無しにされてしまったことを謝る日和にジュンは、おひいさんが謝る必要がどこにあるんですか、と反論。日和と出会った日を振り返り、感謝の意を述べていた。


    「オレは嬉しかったんですよ。光栄で、有り難かったです。あんたは、薄汚れた路地裏みたいな場所で過ごしてたオレのところに差しこんできた光明です」


    ・追記

    “それより、ジュンくん! あの日、決勝戦の前にぼくが言ったこと覚えてる? あの熱烈な告白をもう一度聞きたいね♪”


    “はぁ? だからあれは告白じゃないって言ってるでしょうが。GODDAMN。……このまま一生ネタにされる気がしますよぉ。”


     一連の流れを日和は熱烈な告白と評しているが、ジュンは告白じゃないと否定。

     (あんさんぶるスターズ! アルバムシリーズVol.12 『Eden』初回限定特典アルバムブックレットより)



    Saga*かけ上がるレインボーステージ


    「哀しむかもしれませんし、哀しまないかもしれません。未来は誰にもわからないんでしょう、おひいさん?」


    「わっ、今世紀でいちばん腹の立つジュンくんだね! むかつく~! でも口答えができる程度の元気は戻ってきたみたいで一安心だね♪」


     エピローグのみの出演だがサガ計画に向け話し合う二人が書かれているストーリー。

     日和の発言「言うかもね! でも言わないかもしれない、未来は誰にもわからないね!」をジュンが真似し揶揄う一面も。



    Saga*ぶつかり合うリバースライブ


    「自分が幸せであることを許せそうにないんですよ、おひいさん」


    「ジュンくん。……抱きしめてもいい?」


    「あぁ? 嫌ですよ気色悪い、あんた脈絡がないんだもんなぁ……いつも?」


     当初、低予算でのゆるい企画だとして考えられていたサガ計画。しかし次第に方向性が代わり、アイドル業界を巻き込んだ一大プロジェクトに。リバースライブ時は二人ともに氷鷹誠矢がリーダーの『Lilith』に所属し、陣が率いる『Rain-bows』や彰臣が率いる『Ba-barrier』とも対決をした。

     日和と同室になった日の出来事や幼い頃から抱いてきた陣に対しての葛藤など、ジュンを取り巻く環境や変化が大きく書かれているストーリー。

     また、寮室でジュンが日和に心の中を打ち明けるシーンでは、二人が拾ったメアリをどうして愛するのかと例えつつ「ジュンくんも怯えたり、不安になったりする必要はないって話だね」と勇気づけていた。

     終盤のライブシーンでは、ジュンが同じ非『特待生』だった自分がみんなに夢を見せるとの発言も。日和と出会い、アイドルとして大きく成長した様子が窺える。


    「アイドルは笑顔が命だから、仕方なく……ってわけじゃない。自然と笑っちまうんですよぉ~。最近はいつも」

    「それがちょっと、申し訳ないぐらいだったんですけどねぇ……」

    「おひいさんが教えてくれました、過剰にもらいすぎだと思ったら困ってるひとたちに施せって」

    「オレはそうします。あんたに頼まれなくても、あんた以上のアイドルになってやりますから」



    イベントストーリー

    駆け引き◆ワンダーゲーム


    「ふふん。ぼくは三百六十五日二十四時間、ずっとカメラに追いかけられてぜんぶ放送されても問題ないんだけどね!」

    「むしろ積極的にみせびらかしたいぐらいだね☆」


    「どっからその自信が……。あんた普段は意外とだらしないところもあるんだから、恥をさらすだけでしょうがよ?」


     夢ノ咲学院とコズプロが中心となって企画した【ワンダーゲーム】。新時代の第一歩となる一大イベントに、夢ノ咲学院からは『Switch』、コズプロからは『Eden』が参加することに。

     日和と凪砂がなぜ夢ノ咲を去ったのか、『旧fine』時代についても詳しく語られている。

     また、【ワンダーゲーム】最終日ではステージ上で凪砂がジュンに対して「……ふふ。まだ君は、日和くんとは完璧に以心伝心というわけじゃないんだ?」と問いかける一面も。対してジュンは普段と違った凪砂の様子に、本当に不思議の国に迷い込んだみたいだと疑問を抱きつつこれで意外と居心地は悪くないとライブを楽しむ姿が窺える。



    アイドルストーリー

    巴日和

    ・第一話(夏)

     ジュンとはぐれて先に夢ノ咲学院に到着した日和。校内でプロデューサーと出会うが、はぐれた理由は行きの電車の中でも延々と独り言をしてジュンに怒られたからだと、本人不在の中でも茶化す様子が見受けられる。


    「それで一緒にいるのが恥ずかしかったのか、ジュンくんがどっか行っちゃってね?」

    「駅前ではぐれちゃって、そのまま姿を見失ってるんだね!」



    ・わがまま貴族(夏)

     二人がゲームセンターに出向くストーリー。ここでは日和がジュンに上記の台詞を問いかけている。また絶対服従の奴隷になるしかない絶対にぼくから離れられない他人がぼくには必要だね、と伝え、ジュンも呆れ気味だがそれが命令なら従うと発言をしている。


    「ぼくが上できみが下だね、上に立つものは『選択』する権利があるよね?」


    「ぼくが死ねば、きみはまたみじめな生活に逆戻りだね。そういう意味で、一心同体って言ったね……」

    「ぼくらは共生関係だね、せいぜい仲良くするね」



    漣ジュン

    ・ハイエナの純情(夏)

     夢ノ咲学院近くの商店街にて真とプロデューサーに遭遇するジュン。ジュンの手料理を食べたいと日和から駄々をこねられたと語り、「おひいさん、当然のように食費とか支払ってくれねぇっすから……」と嘆く様子が窺える。


    「おひいさんがさぁ、『ジュンくんの手料理が食べたい!』って駄々をこねやがるから……」

    「晩飯の材料を見繕ってるんですけど、いまいち店とかわかんなくてさぁ~?」



    プロデュースコース

     選択肢によって複数の会話があるため、一部抜粋しています。


    輝石☆前哨戦のサマーライブ


    ●巴日和

    ・ゲーセン見物 第1話

    「でも、ジュンくんにはいつも無視されるね! ぼくが悲しんでても、ぜんぜんお構いなし!」

    「ほんと、ジュンくんはわかってないよねっ? 誰のお陰で、今があると思ってるんだろうね?」


    ・ゲーセン見物 第2話

    <回答1>

    「ガンシューティングっていうの? とにかく銃を撃ちまくるゲームをやったね!」

    「うんうん! あれはなかなかストレス発散になったね!」

    「ジュンくんに『ストレスなんてあるんすか?』とか言われたけどね! むかつくね!」


    <回答2>

    「ん~。楽しかったけど、難易度の高いものは極力やりたくないね!」

    「ジュンくんってば、ゲームはあんまりとか言ってたくせに。ちゃっかり良いスコアを出してたからね!」

    「次に行くときは、ジュンくんが得意そうなゲームは、事前に撤去しておかないとねっ?」


    ・ゲーセン見物 第3話

    「それにしても貧相な語彙力だねっ、ジュンくんですら『GODDAMN!』とか言えるのにね?」


    ・今日は良い日和? 第1話

    「面白いとか面白くないとか、どうでもいいね。ぼくはお笑い芸人じゃないしね?」

    「んん? ぼくがジュンくんに言ってたって?」

    「ジュンくんはぼくの奴隷だから、どう言おうと問題ないね! まぁ、ジュンくん相手じゃなくても言うけどね!」



    ●漣ジュン

    ・礼節あるハイエナ 第1話

    「や、べつに何も。ただ、おひいさん……あのアホ貴族がま~たどっか行きやがったんすよねぇ~」

    「ほんと毎回毎回、勘弁してほしいっすよねぇ~。思いやりなんて欠片もねぇですよ」

    「どう育ったらあんな甘ちゃんに……って、グチグチ言ってすんません。あ~、ストレス溜まってんなぁ」


    ・礼節あるハイエナ 第3話

    <回答1>

    「ふぅん……。じゃあ、オレと替わってみます?」

    「あのアホ貴族と一緒に行動したら、一日で音を上げそうっすけどねぇ~?」

    「ん? 『がんばってるんですね』って……。いや、べつに労わってほしいわけじゃねぇんすけど?」


    <回答2>

    「雑用じゃなくて、これもプロデューサーの仕事……?」

    「ふぅん? 綺麗事っぽく聞こえますけど、そんなふうに言えるのは素直に尊敬しますねぇ」

    「オレなんか、おひいさんに振り回されて苛々しっぱなしっすからねぇ~? まぁ、耐えますけど……」


    ・敵陣のライブ 第1話

    「あぁ、心配いらないっす。ちょっと苛つくことを思いだしただけっすから」

    「あ~、早くぜんぶ終わらねぇかな……」

    「練習期間ちゅう、クソアホ貴族とずっと一緒とか。オレの自由なんてあってないようなもんっすよ」


    ・敵陣のライブ 第3話

    <回答1>

    「そうっすか? 差し入れぐらい、おひいさんでもやってますけどねぇ?」

    「あのひとの場合、自分の好きなもの買って、ちゃっかりいいところ持っていきますけど」

    「あんなふうにならないようにしようって、反面教師としてはちょうどいい相手っすよねぇ~?」


    <回答2>

    「ういっす。こんなもんしかなくてすんませんって感じですけど」

    「あ~……。おひいさんに『ぼくはキッシュが食べたいね!』とか意味不明なこと言われましてね」

    「ケッ、焼きたてのクソ熱いやつ口に押しこんでやろうかな。倍にして返されるのが目に見えてるけど……」



    Saga*ぶつかり合うリバースライブ


    ●巴日和

    ・はぐれたようだね! 第1話

    「寒いね! ぼくのマフラーをジュンくんに預けたままジュンくんが迷子になってしまったからね!」

    「このままだとジュンくんのせいで凍死してしまうね!」

    「そうだ、寒いしどこかのお店に入ったほうがいいね! 何も外で探しまわる必要もない気がしてきたね!」


    ・はぐれたようだね! 第2話

    <回答1>

    「ペットショップでは見つけてないね!」

    「ううん。誰かからもらったわけでもないね、外れだね。残念賞もあげられないね?」

    「正解はぼくとジュンくんが一緒に見つけて拾ったんだね!」


    <回答2>

    「ブラッディ・メアリは、ぼくとジュンくんが一緒に見つけて拾ったんだね!」

    「ん? 捨て犬にしては高貴そうな犬ですねって?」

    「拾ったときはそうでもなかったんだけどね。ぼくたちがここまで綺麗にしたね、あっははは☆」


    ・ぼくのために 第1話

    「いい心がけだね○○ちゃん!」

    「ジュンくんもこれくらい気が利けばいいんだけどね! 言わないとわからないからね!」

    「ジュンくんには○○ちゃんをリスペクトするように言っておくね!」


    ・ぼくのために 第2話

    「散歩は好きだね! ブラッディ・メアリの散歩も嫌いじゃないね!」

    「かわいいブラッディ・メアリのためだからね、見つからないように夜中に散歩するのも楽しいものだね!」

    「まぁ、本当に面倒なときはジュンくんに行ってもらうけどね!」


    ・ぼくのために 第3話

    「ジュンくんばかり相手にしていると飽きるからね!」

    「またぼくが暇になったら、いっぱい相手をしてあげるからね!」

    「寂しさに枕を濡らしつつ、そのときを待てばいいね!」



    ●漣ジュン

    ・待ちぼうけ 第1話

    <回答1>

    「学校でも寮でもおひいさんと一緒で正直、堪んないっすよぉ」

    「あんたには何度か行ってると思いますけど、あのひとかなり我が侭なんで……」

    「夜中にアイスが食べたくなったから買ってきてとか言うんで、マジで勘弁してほしいっすよぉ~」


    <回答2>

    「何すか? ○○さんって寮暮らしに憧れとかあるんですか?」

    「どんな憧れを抱いてるかは知らないですけど、そんなにいいもんじゃありませんよぉ~」

    「まぁ、オレの場合はおひいさんと一緒だから退屈だけはしませんけどねぇ」


    ・待ちぼうけ 第2話

    「かわいいっすかねぇ~?」

    「でも気をつけなきゃいけないことも多くて手がかかるんで」

    「ますますおひいさんっぽくてムカつくんすよねぇ~?」


    ・待ちぼうけ 第3話

    「んじゃあ、さっさと帰りますか……って、ちょっと待ってください」

    「あ~……、すんません。○○さん」

    「今、おひいさんから連絡がきて急ぎで寮に帰らないといけねぇみたいなんすよねぇ……」


    ・犬のお世話 第1話

    <回答1>

    「GODDAMN!」

    「ほんとどこに行きやがったんですかねぇ、あのアホおひいさんは!」

    「寮では犬の面倒見て、外ではおひいさんの面倒を見てって……勘弁してくれませんかねぇ~?」


    <回答2>

    「情報ありがとうございます、○○さん」

    「やっぱり、すぐ迷子にならねぇように首に紐でもつけるべきっすかねぇ~?」

    「まぁ、とりあえずオレはおひいさんを探しに行きます」


    ・犬のお世話 第2話

    「そうですよ」

    「おひいさんもオレの知らないところで、やることがいろいろあるみたいなんでねぇ……」

    「だから普段はオレがブラッディ・メアリのお世話をしてるんです。拾ってきたオレの責任でもありますけど」


    ・犬のお世話 第3話

    「ふぅん……。それで、おひいさんはオレを捜してたんですか?」

    「どうせ自分が荷物を持つのは嫌だから、オレに買い出しをお願いしたいんでしょうし」

    「面倒だなぁ……。聴いてないことにしても結局煩いでしょうしねぇ?」



    ボイス

    掛け合いボイス

    <編成時①>

    • ジュン「おひいさん、別にオレはあんたの召使いじゃないんですけど?」
    • 日和「ぼくより下なくせによくそんなこと言えるね、ジュンくん♪」

    <編成時②>

    • 日和「ぼくを呼ぶなんて、ジュンくんのくせに生意気だね」
    • ジュン「準備ができたら呼んでくれって言ったのはおひいさんでしょう?」

    <掛け合い①>

    • 日和「ジュンくんジュンくん、この服とかブラッディ・メアリに似合いそうだね。せっかくだから色違いで買っていくね」
    • ジュン「おひいさん、それもう十着目ですよ? 買うのはいいですけど、タンスの肥やしにはしないでくださいねぇ」

    <掛け合い②>

    • 日和「みじめな生活に戻りたくないなら、ジュンくんはもっとぼくに奉仕するべきだね。奴隷は貴族に従属するしかないからね」
    • ジュン「はいはい……。おひいさんとオレは一心同体ですもんねぇ。だけど、言うべきことはちゃんと言わせてもらいますよ?」

    <掛け合い③>

    • ジュン「どれだけ買い物するつもりっすか⁉ もう両手塞がってて、これ以上持てそうにないんですけど!」
    • 日和「ジュンくんならまだまだ大丈夫だね。世の中には頭に荷物を乗せる人もいるし、ジュンくんもそうするといいね♪」

    <掛け合い④>

    • ジュン「『Trickstar』の奴らのこと、随分気に入ってるみたいですねぇ。あえて塩を送るような真似とかもしてましたし」
    • 日和「うんうん、最初は簡単に潰せる小物かと思ったけど、意外と骨があるとわかったからね。彼らの成長が楽しみだね」

    <掛け合い 凪砂&日和①>

    • 凪砂「……休養期間だからって茨が『Adam』の仕事を入れてないせいで、『Eve』の仕事が増えてるよね。苦労をかけてごめん」
    • 日和「そんなこと言うなんて水臭いね! 次の仕事は『Eden』でやる予定だし、そこで今までの分を返してくれると嬉しいね☆」

    <掛け合い 凪砂&日和②>

    • 凪砂「……私は何か間違えたのかな? ジュンが珍しく慌てた様子だったけど……。日和くん、教えてくれない?」
    • 日和「うんうん、普通は服が汚れてもその場で脱ぎださないからね。人目がないのが幸いだけど、万が一あったら大事故だったね」

    <掛け合い 凪砂&日和③>

    • 日和「ブラッディ・メアリの動画を見てほしいね。ジュンくんが遊ばれていて、とっても愉快なんだよね☆」
    • 凪砂「……ふふ、ジュンも楽しそうで、どっちもかわいい。私も今度ブラッディ・メアリに会いに行ってもいいかな?」

    <掛け合い 日和&茨①>

    • 茨「殿下~! 『Eve』での単発の仕事が決まりましたよ~。是非とも『Eden』仕事に繋がるようアピールをお願いいたします」
    • 日和「毒蛇に命令されるなんて癪に触るね。でも『Eden』はぼくも所属しているわけだし言われなくても良いアピールはするね!」

    <掛け合い 凪砂&ジュン①>

    • 凪砂「……次の仕事はジュンとペアなんだね。茨がプロデュースしたみたいだけど、珍しい組み合わせだ」
    • ジュン「いつもはおひいさんとのレッスンなんで、環境を変えてオレの能力を別の方向から伸ばすみたいっすよ」

    <掛け合い 凪砂&ジュン②>

    • 凪砂「……アイドルとして、私も明るく振る舞ったほうがいいのかな。ジュンはどう思う?」
    • ジュン「オレに聞かれても困りますよ……。それこそおひいさんに聞いてみたらどうですか? あのひとって太陽みたいに明るいですし」

    <掛け合い 凪砂&ジュン③>

    • ジュン「あのアホ貴族のせいでストレス溜まりまくりですよぉ。ナギ先輩、言うことを聞かせるコツがあるなら教えてくれません?」
    • 凪砂「……コツ? 日和くんはいつも良い子だと思うけど……。むしろ私は日和くんというも一緒のジュンが羨ましいくらいなのにね」

    <掛け合い 茨&ジュン①>

    • 茨「また大量の荷物を持っておられますね? 半分持ちますのでこちらにお渡しください」
    • ジュン「あぁ、じゃあ遠慮なく。これ全部おひいさんのものなんで、玲明学園の寮まで郵送してくれると助かりますよぉ~」


    親愛度ボイス

    ●巴日和

    • 朝 親しい挨拶 4

     ジュンくんが朝から筋トレをして、鬱陶しくて仕方ないね。寮で同室だと、こういうところが不便だね


    • 夕 親しい挨拶 4

     ゲーセンも楽しかったし、また行きたいね。便利なジュンくんを連れていけば楽しくプレイできるね♪


    • 夜 親しい挨拶 3

    『Eden』の次の曲、歌も踊りもとっても難しくてレッスンが全然終わらないね。ジュンくんに付きあって徹夜になったら悪い日和!


    • 夜 親しいおやすみ 4

     ふあぁふ……眠くなったし、もう寝るね。ジュンくんも今日はもう先に寝てるかな?


    • 休日 昼の挨拶 1

     次はあっちの店を見にいくね。荷物はいつもジュンくんが持ってくれるんだけど、今日はいないからきみが持ってね!


    • 褒める 3

     お疲れさま。身体を休めたほうがいいだろうし、寝るといいね。あ、でもベッドまで運ぶのはジュンくんに任せるからね


    • 春 朝の挨拶 1

     こんな好い天気の日はお花見がしたくなるね。どこも混んでいるだろうから、ジュンくんに場所取りさせるのがいいね!



    ●漣ジュン

    • 朝 朝の話題 1

     朝は気持ちの良い挨拶しないと、おひいさんの機嫌を損ねるんすよねぇ~……


    • 夕 親しい挨拶 3

     ……ったく。あのアホ貴族、部屋じゅうに買い物袋を置きやがって……。オレの荷物全然置けねぇじゃねぇか


    • 夜 夜の話題 2

     今日の晩飯は何にすっかな……あぁ、独り言なんで気にしなくていいっすよぉ?


    • 夜 親しい挨拶 3

     おひいさんてば。またソファで寝て……。パジャマに着替えないと肩こりますよ~。仕方ねぇなあ、ベッドまで運ぶか


    • 夜 親しい挨拶 4

     あともうすこしだけ自主練して帰るか。『Eden』のダンスはレベル高くて、気ぃ抜いたらあっという間に置いてかれるし……


    • 夜 親しいおやすみ 4

     はぁ? オレに子守唄を歌ってほしい? おひいさんの冗談みたいなこと言わないでくださいよぉ


    • 部活 朝の挨拶 1

     おひいさんも一応テニスできるんすけど。負ければ不機嫌になるし、手を抜けば即バレるし、すっげぇめんどくせぇっす


    • 休日 昼の挨拶 1

     平日は授業やレッスンでなかなか時間が取れないですけど、休日はブラッディ・メアリとゆっくりすごせます……♪


    • 休日 夕の挨拶 1

     すんません。おひいさんから呼び出しくらって、もう行かないと。次のときに埋め合わせは絶対しますんで


    • 休日 夜の挨拶 1

     これでも意外と読書家なんすよ? おひいさんに呼び出されなきゃ、静かなとこでずっと本を読んでます


    • アニメ名シーン台詞 1

     何すか? 暑苦しいですよぉ~、おひいさん


    • 春 朝の挨拶 1

     おひいさんが花見をしたいって言いだしたもんだから、これから場所取りしないといけないんすよ。はぁ、面倒くせぇ……


    • 春 夕の挨拶 1

     この大量の花どうすっかな。おひいさんが華道部で使うから~って持って来て、寮の部屋を埋め尽くされちまったんすよね


    • 春 夜の挨拶 1

     どうして『Eden』全員でお花見をすることになったんすかねぇ。片付けはオレがすることになるし。まぁ一応楽しかったですよぉ



    あんさんぶるスターズ!!について

    ※以下ネタバレが含まれるストーリーです。こちらも一見解にすぎないので二人の関係性をアプリで楽しむきっかけになれれば幸いです。


    あんさんぶるスターズ!! 新章

    【メインストーリー】

    ・第一部(夏)

    ・第二部(第三章、第八章)(冬)


    【イベントストーリー】

    ・軋轢◆内なるコンクエスト(春)

    ・バラエティとタッグ/ボギータイム!(夏~秋)

    ・SHUFFLE×月光ミラーボール(冬)

    ・羽撃き◆雲散らすソリッドステージ(秋)

    ・追憶*遊色が奏でるオブリガート(過去/春、過去/冬、冬)

    ・SHUFFLE×烈火の舞闘祭(過去/春、夏)

    ・ショコラ◆格別な一粒Rouge&Ruby(冬)

    ・Origin★星空を歌うAltered(過去/春、過去/秋、過去/冬、冬)

    ・花婿修行?/ウェディングマーチ!(秋)


    【スカウトストーリー】

    ・スカウト!ケモノサバイバル(春)

    ・スカウト!ジンロウ(夏)

    ・スカウト!きまぐれシティライダー(冬)

    ・スカウト!バンカラグラフィティ(冬)

    ・スカウト!Made Me(秋)

    ・スカウト!ホワイトベア(冬)


    【アイドルストーリー】

    ・巴日和

    ・フィーチャースカウト 日和編

    ・フィーチャースカウト 日和編2


    ・漣ジュン

    ・フィーチャースカウト ジュン編

    ・フィーチャースカウト ジュン編2


    【バースデーストーリー】

    ・巴日和(2020~2023)

    ・漣ジュン(2020~2023)


    【スペシャルストーリー】

    ・わくわく♪おじさんといっしょ!!(春)

    ・先輩とあんさんぶるミッション!

    ・ハート to YOU FES

    ・ハート from ME STREAM

    ・こたつdeあんさんぶる


    【その他ストーリー内の発言】

     他キャラクター主体のストーリーについては、後述で記載します。


    【ボイス】

    ・掛け合いボイス

    ・同室ボイス

    ・その他ボイス



    メインストーリー

    第一部

     日和と凪砂が過去在籍していた夢ノ咲学院時代から舞台はESへと移り、新たな時代が幕を開けた。

     新章から初登場したALKALOIDや『Crazy:B』がメインではあるものの、fineとの共演時には過去に触れたり、現在ジュンと共に玲明学園に在籍する風早巽との関係性が発覚したりと二人を取り巻く環境についても掘り下げられている。


    「ほらジュンくん、ご主人さまに内緒で巽くんと何を話してるの? 急がないと次の現場に遅刻しちゃうねっ、ダッシュダッシュ!」


    「遅刻しそうなのはあんたが長話をしたからでしょうがよ?」

    (第三章 混迷期 Honorable/第六十七話)


    「ぼくは常に輝きたいの!」


    「ワガママばっかり言わないでくださいよ、おひいさん……恥ずかしいなぁもう?」

    (第五章 一番星 Vertex/第百四十六話)


    第二部

     私立夢ノ咲学院が主催しているアイドルの一大祭典『SS』。今年も年末に行われると開幕が宣言され、今回は各地域に予選会が設けられた。「予選」を勝ち抜いたユニットが「本選」に進むことができるシステム。ESを含め全国のアイドルたちもライバルとして各地で衝突することとなった。


    ●第三章 シークレットサービス

     昨年度の『SS』で準優勝をし、シード権を得た『Eden』。予選会の宣伝活動をしながら全国を巡りライブをしていた矢先、茨の元に三毛縞斑から『ゴッドファーザーについて重要な情報を得た』との連絡が入る。(なお、このときジュンは先に寝てしまい、日和は「びっくりするほど暇だね!」と『Adam』の部屋へ遊びにきていた模様)


    「だから、そのジュンくんがもう寝ちゃったから退屈で仕方がないんだね! あの子、前からそうだけど、妙に規則正しい生活をするよね?」

    「早寝早起き! 健康第一! それは良いことだと思うけどね、ぼくを寂しがらせるんだから総合的に見れば『悪い子』だね!」

    (プロローグ)


     翌朝、早朝のランニング終えたジュンがタクシーに乗りこむ凪砂を見かけ、日和に動向を問うも、あえて聞かなかったと答える。二人は言い合いをしながら、懐かしい遣り取りに会話を弾ませていた。


    「その気遣いを、どうして相棒であるオレに対してはできないんです?」


    「当然、ジュンくんがぼくの所有物だからね♪」


    「GODDAMN。対等じゃないのは承知してますけどねぇ~、もうちょい大事にしてもらえないと困りますよぉ~? 模範を起こしますよ?」


    「あははっ、ジュンくんごときがぼくに逆らおうなんて片腹痛いね☆」

    (TERRORISM/第一話)


     一方、四国についた『Adam』は斑と合流。今回については茨が「自分の最終的な目標は、諸悪の根源たる『ゴッドファーザー』の影響をアイドル業界から取り除くことなんですが」と発言。(凪砂も協力をする流れになったが、まだこの時点で『Eve』の二人は関わらせないつもりであった)


     そんな中、日和とジュンの元に『Crazy:B』の一員として活動する傍らDouble Faceとしても活動をしている桜河こはくから斑の動向がつかめないとの連絡が。斑を捜している九州の地元アイドル達の登場やこはくからの頼み、日和とジュンも『Adam』の二人の真意を知るためにと四国へと向かう。


    「それも難しいですよねぇ~。大事なもんを抱えた人間には、そうそう無茶はできません」

    「むしろオレは嬉しいですよ。最初に入寮してきたときには、サクラくんはこの世に大事なものなんか何もありません~みたいな顔をしてたのに」

    「今じゃいっぱい、大事なものができたんですね」

    (TERRORIZM/第十一話)


    ・追記

     ジュンとこはくは寮で同室。こはくに向けられた台詞や眼差しに『そんなふうに思われとったんかい。どうりで、ジュンはんはたまにわしを慈しむような眼で見てたなぁって――』と彼は答えた。

     非特待生時代を経て、ジュン自身も大事なものが出来たからこそ、誰かを想えるような発言が出てきたのかもしれない。


     その後、四国へ到着し茨と合流するも、斑に裏切られたと報告を受ける。廃寺の地下に閉じ込められた凪砂を救出するべく、日和とジュンは共に向かった。凪砂が囚われている廃寺に到着すると、日和は屋根の上に登り「え~? 主役は誰よりも派手に登場するべきだね! ぼくが望めば建物は崩れないし、太陽だって西から東に昇るし、花の寿命も永遠になるね!」と宣言をした。


    「残念ながらこのアホこそが、ESビッグ3――つまり今の業界で最も優れたアイドルのひとりです。どうですか、絶望的な気分になるでしょう?」


    「どういう意味っ、ジュンくん!?」

    (GLOBALISM/第十話)


     日和とジュンの突然の登場に戸惑うゲートキーパー。こはくも現れ、一触即発の事態に。ゲートキーパーは逃走するも、彼が去ったあとに実は斑とこはくが仕組んだ罠だと知る。また、自力で廃寺の地下から抜け出した凪砂はゴッドファーザーに関する資料を見つけ、アイドル業界の核心に迫ったのだった。


     数週間後の十二月中旬、『SS』予選会の終盤ステージにて、急遽『Eden』はDouble Faceと共演を果たす。

     今回、斑に一泡吹かされてしまった茨が「自分が失態を演じたせで、閣下や『Eve』のお二人にも迷惑をかけてしまいました」と嘆くも、日和は迷惑なんかじゃない、ジュンはきっと力になりますからと発言。

     凪砂は助けに来てくれたことに感謝しつつ、日和が無茶をしすぎたことに心配し、ジュンを巻き込んだ行動が完璧な『正解』を選んだというわけでもないと問いかけていた。


    「いや、オレはべつにいいんですけどね。おひいさんと心中することになっても」


    「ジュンくん! 馬鹿ッ、もっと自分の命を大事にしてほしいね!」


    「けっこうイイこと言ったつもりなのに叱られた!?」

    (エピローグ④)


     門番(ゲートキーパー)の奥にいる“敵”と戦うため、凪砂をはじめとした『Eden』のメンバーが今後どう動いていくのか。『SS』本選前の注目すべきストーリーである。


    ●第八章 SS(冬)

     『SS』も予選会を終え、いよいよ本戦へ。紅組はfine、白組は『Eden』が総大将として紅白に分かれチーム戦を行うことに。しかし、その背後で、“敵”である『神父』が壮大な陰謀を企てていた。


    「こらジュンくん! ぼくを差し置いて『fine』のみんなと仲良くなるとは何事!?」


    「えっ、何で怒られたのか意味わかんないです」


    「どんなものでも、まずはぼくが得る。それを、優しい僕がジュンくんにすこしだけ施してあげる……。そうやって地球も、経済も回ってるんだね」


    「余計に意味がわかんなくなったんですけど……。わかります?」

    (プロローグ)


    ・補足

     ジュンがfineのメンバーと談笑中、突然日和が問いただす一面も。そんな二人を見た日々樹渉は「フフフ。大好きな子が他のひとと仲良くしていると寂しいし妬けてしまう、ということでは?」と発言している。

    「ということでっ、ジュンく~ん!」

    「きみの『おひいさん』がきみを所有してあげるから、地べたに頭を擦りつけながら感激するといいね! ぎゅうぎゅう☆」


    「わけわからんことを言いながら抱きついてこないでもらえます? 行動が犬とほぼ同じなんだよなぁ、このひと……?」

    (日常/第三話)


     紅白ともに各ユニットは作戦を練るも、『神父』の陰謀を知った凪砂は罠に嵌めるため、わざと白組を敗北に導こうとする。しかし、凪砂の思惑を汲み取った日和は白組各ユニットへの“託宣”に手を加えることを決意した。(のちに凪砂は一人で責任を負おうとしたものの、独りぼっちになるのは怖かったと発言)


     この時点では“敵”が誰なのか分からず悩むジュン。他の『Eden』のみんなが妙に食い違っていると心配しながらも「(ううん。噛みあわないみんなをきちんと嚙みあわせるのが、きっとオレみたいなやつの役目なんですよね)」と心の中でオレはオレらしく行動しようと決意。


     本戦が進んでいく中、遂に思惑通り罠にかかった『神父』が日和の姿に変装し現れる。だが、凪砂に正体を見破られ、密かに手を組んでいた『ゲートキーパー』の私兵に引き渡すことに成功。


    ・補足

    『神父』は元々『ゴットファーザー』の影武者を務めることが多かった。すべてを手に入れ、業界の頂点に立った『ゴッドファーザー』に定期的に成り代わることで、『神父』はその立場の心地よさを知り、執着するように。しかし、『ゴッドファーザー』は自らの正統な後継者に『使徒』(明星スバルの父)を選んだ。『神父』はそれを気に食わず、『使徒』を妨害。かけがえのない『使徒』を永遠に失った『ゴットファーザー』の心が折れ、徐々にアイドル業界の歯車が崩れだす。(『ゴッドファーザー』の支配によって保たれていた業界が低迷期に差し掛かる)

     今回、凪砂を狙ったのも『使徒』以外に『ゴッドファーザー』に愛された正統な後継者である彼を陥れ、『神父』自らが再び返り咲こうとしていたからであった。だが、作戦は失敗に終わり、業界から永遠に追放されることとなった。


     全て解決した凪砂は『Eden』の元へ戻り、今回の経緯を説明。昨年の『SS』にてコズプロ上層部がした過ちが繰り返されなくて良かったと安心する様子が窺えた。

     エピローグではステージ上でfineと『Eden』が共演。各々が“今を生きるアイドル”として輝かしいライブを成功させ、幕を閉じた。


    「だからゴチャゴチャ考えずに、今を全力で楽しむ! 同時に、そんなオレを見てくれるみんなを楽しませてみせますよぉ~!」

    (エピローグ⑦)


    「あぁ、ぼくはここにいる! 生きている! それが実感できるから、ぼくは今ではこの仕事が大好き! この生き方を選んで本当に良かったね!」

    (エピローグ⑧)



    イベントストーリー

    軋轢◆内なるコンクエスト

     晩春のある日、コズプロ上層部により、『Adam』と『Eve』を対決させるという【コンクエスト】が立ち上がる。しかし、納得のいかない日和は反発し、【コンクエスト】絡みの仕事をボイコットしてしまう。


    「うぇっ、こっちに話を振らないでくださいナギ先輩。今日のおひいさん朝から超絶、不機嫌なんでなるべく絡みたくないんですよぉ~?」

    「そういう場合、オレはたいていストレスの捌け口にされるし――」

    (プロローグ)


     また、ジュンの寮室内でも日和が悩む姿が描かれており、今回の企画について二人で話し合っている。


    「ひとに迷惑をかけないでください、いつもいつも」


    「……う~、ジュンくんのくせに生意気だね」


    「オレも高校三年生になりましたからね。もう立派な社会人予備軍です、ナマ言うぐらい許してもらいたいもんです」

    「あんたも大人になったんだから、あんまり格好悪いところ見せないでくださいよ」

    (愚者の実/第一話)


    「あんたはオレみたいな小汚い野良犬でも、どんなものでもキラキラ派手に輝かせられる太陽みたいなひとなんですから」

    (愚者の実/第一話)


     見かねた凪砂が日和に『Eden』からの追放宣言をすると、激怒した日和は『Eve』名義の仕事ばかり受けるように。疲弊したジュンは日和に対し、「ナギ先輩と、このまま喧嘩してても良いんですか?」と問う。しかし、実際は凪砂に『悪役』を演じさせてしまった自分自身に対して怒ってると語った。


    「そんなに働きたいなら一人でやってくださいよ――毎日毎日、付き合わされて酷使されてこっちはもうボロボロなんですけど!?」


    「知らないね! ぼくは元気だから問題ないね!」

    「そしてぼくが望んだときにぼくが望んだ行為をするのが、ぼくの奴隷であるきみの責務だね!」


    「奴隷じゃねぇっす……。まだまだこっちも未熟だし。ナギ先輩みたく対等な相棒みたいに扱ってくれとはいいませんけど」

    「せめて奴隷やペットみたいな感じじゃなくて、真っ当な人権を持つ存在として扱ってくれませんかねぇ~?」

    (最終戦争/第三話)


    「いや順番とかはどうでもいいけど――オレがあんたにとって取るに足らない存在じゃない、交換のきかない『特別』枠だってだけで何か嬉しいし」

    「どうせ、『一番目』のひとと見比べりゃ二番目以降は等しく周回遅れの格下で、『その他大勢』と変わんねぇ重さと大きさしかないんでしょうしねぇ」

    (最終戦争/第四話)


     そして、【コンクエスト】の締めくくりとなる舞台の当日。緊張した面持ちで茨とジュンは凪砂と日和を見守る。しかし、二人は舞台上で抱擁し、全て芝居だったと種明かしをする。

     茨とジュン、ファンやコズプロ上層部は見事に騙される結果となったが、二人は当初の企画通りの対決を演じたと語り、心境を振り返った。


    「もちろん現実は複雑怪奇で嘘や悲劇が横行してて、油断するとすぐ真っ逆さまの綱渡りなのかもしれないけどね?」

    「ジュンくん! きみの敬愛する『おひいさん』はね、そんな世界でも笑顔で美しく地平線の向こうまで渡りきっちゃうの! 歌いながら踊りながら!」

    「みんなと、一緒にね」

    (エピローグ②)


    「ずうっと団結してる、ESでいちばん愛しあってる最高の『ユニット』だよね!」

    「――だからこそ。こんな【コンクエスト】みたいな企画はもう金輪際、やらないからね」

    (エピローグ③)



    バラエティとタッグ/ボギータイム!

     一昔前に放送されていたバラエティ番組【ボギータイム】。凪砂が独断で引き受けたことに納得のいかない様子の茨。しかし、今更キャンセルはできないと『Eden』での出演を決めた。

    【ボギータイム】本番初日、ゲストに呼ばれたRa*bitsと二人一組のタッグチームを組み、これから八日間に渡り共同生活を送ると伝えられる。初めは乗り気でなかった茨だが他の『Eden』メンバーがなぜこの仕事を引き受けたのかの意図を知り、同チームの紫之創とも数日間の共同生活で親交を深めていく。


     チーム対抗戦の結果、茨と創は最下位となり罰ゲームを受けることとなった。だが、今回の仕事で、少しずつ心境に変化が訪れた茨は「そして、誰かたったひとりだけにでも、かっこいいと――魅力的だと思ってもらえたほうが、ずっといい」アイドル冥利に尽きると語っていた。


     茨と創が中心となるストーリーだが、『Eden』、Ra*bitsの各ユニットとしての在り方、個人の成長などが描かれている。


    「やぁやぁコズプロのみんなっ、今日もぼくのために輝いてるっ? その調子でがんばって働くなら褒めてあげてもいいね!」


    「失礼します! うちのひとがすんません! 後でよく言って聞かせておきますので! いつもお仕事お疲れさまです……!」

    (聖域への侵犯者/第二話)


    「(場の空気を読みながら成立させるコントと同様に、バラエティは工場で生産できない)」

    「ひとつひとつ顔が違うお土産物の人形みたいなもんです。どれだけしっかり台本をつくっても、予定から外れたハプニングも必ず起きる」

    「そして、その部分こそが最も美味しい」

    「とくに今回は、おひいさんたちが意図的に『それ』を起こすつもりみたいですから」

    (聖域への侵犯者/第六話)


    「『なぁにジュンくん、おひいさんと離れ離れになるのが寂しいの?』」


    「『いや、むしろ清々します』」

    (聖域への侵犯者/第七話)


    「『あっ、ぼくにやらせて。佐賀美先生の真似をするおひいさんを見て、ジュンくんがどんな複雑な表情をするか見たい……♪』」


    「『見ませんからっ、他チームが物真似してる間は目ぇ瞑ってなきゃいけないんでしょう!? 自分たちで言ったことを忘れないでくださいねぇ~?』」


    「『いいから見て見て、ほぉら♪ ジュンくんの大好きな佐賀美先生とぼくの、夢のコラボレーションだね☆』」

    (嘲弄する道化者/第十二話)



    SHUFFLE×月光ミラーボール

     古典を現代アレンジした作品を流す人気教育番組『DJ古典くん』。今回の『シャッフル企画』として集められた日和、風早巽、氷鷹北斗、鳴上嵐、深海奏汰の五人は番組を成功させるために共同生活を送ることに。しかし、どこか噛み合わない様子にリーダーの日和は次の朗読劇が最後の仕事だとメンバーに伝えた。

     日和の最後の仕事だと知ったメンバーは、最初に決めた『願いごと』を叶えていこうと決意する。徐々にチームがまとまっていき、朗読劇とテーマソングの歌唱を成功に導いた。

     だが、エピローグにて引退を撤回し、団結のためについた嘘だと伝える。「本当は、本番前に撤回したかったんだけど。そのままの気持ちで、本番を迎えたくなったんだよね」と役柄を真剣に考えての行動だったと心境を語った。


    ・補足

     日和たちが演じた朗読劇は、『かぐや姫』を現代の男子高校生五人の物語としてアレンジし、彼らの別れの物語とリンクさせている内容であった。

     巽は日和の考えを途中から見抜いていたが、『月都スペクタクル』がまとまるのを信じて皆には伝えていなかった。また、「えぇ、普段の日和さんならきっと、『Eden』の仕事を最優先したでしょうし。それだけ、仲間への愛情が深いひとですからな」と発言している。


    「ジュンくんもぼくと出会ったばかりのころはもっと後輩後輩した感じでかわいげがあったんだよね。最近はぼくへの対応が雑になってるけど!」

    (One Night Spectacle/第一話)


    「自分もはじめは、引退だなんて大それた話だと思ってた。だけど、役柄を考えると、そういう気持ちを真剣に考えてみるのが良いんじゃないかって――」

    「そうやって嘘をつくうちに、だんだん自分の本心みたいに感じられてね」

    「遊園地で遊んでいるときには、まるで自分が本当に引退するんじゃないかって――」

    (エピローグ③)



    羽撃き◆雲散らすソリッドステージ

     CMの出演や雑誌で特集などが組まれ、忙しい日々を過ごす『Eden』。ある日、急遽単独での番組出演が決まったジュンはいつもと同じく仕事に取り組むことに。しかし、収録先では『Eden』の他のメンバーの話題をしきりに出され、一体漣ジュンはどこにいるのかと心に影を落としてしまう。


    「『Eden』という『ユニット』に誇りも持ってるし、その『ユニット』のメンバーでがんばってきたって自負もありますよ! 『Eden』がオレの居場所です」

    「(――でも『Eden』にとってのオレは……?)」

    「(漣ジュンはどこにいるんっすかね……?)」

    (暗雲低迷/第四話)


     歌番組の収録中やレッスンでの度重なるミスに他のメンバーも気づき始めるが、茨が声をかける。ジュンの心情を知り、考えた茨はあえて新曲のセンターをジュンに任せることを決意。


    「いえ。体調が悪いわけじゃ……」

    「今回のことはオレの怠慢の結果です……。すみませんでした」


    「もういいけどね。気にして後ろを振り返っていてもそこに未来はないからね」

    「今度は同じ失敗をしないように前に進む! それが良い日和っ♪」


    「あはは……。そうですね。気をつけます」

    (暗雲低迷/第五話)


    「凪砂くん、茨! 大変! 緊急事態! エマージェンシーだね! ジュンくんがやっぱりおかしいね!」


    「へ……?」


    「だって、素直に謝ったね!」

    「ぼくの正論に対して、いつものジュンくんなら『はいはい』って流すか、皮肉のひとつでも飛んでくるところだね!」

    「だから今日のジュンくんは絶対おかしいね!」

    (雲外蒼天/第一話)


    「……それに。オレがメインで、もし売り上げ激減なんてことになったらどうするんですか」

    (雲外蒼天/第五話)


     センターに抜擢されたことに対し悩むジュンを見て、「『最初から好意的なひとがいる』というのは、間違いなくあなたが歩んできたことに心を動かされたひとがいたという結果なんですよ」と語る茨。その言葉に鼓舞されたジュンはいつもの気持ちを取り戻し、レッスンを再開する。


     MV撮影当日、晴れやかな表情で歌い踊るジュンを見た三人は安心しながらも自分たちも負けていられないと奮い立たされている様子が窺えた。


    「(空への距離が足りなきゃ、より一層羽ばたきゃいい。太陽が熱すぎるなら、溶けない翼で舞い上がればいい)」

    「それが『漣ジュン』ってやつでしょうが!」

    (雲外蒼天/第五話)


     また、エピローグで「ジュンくんだって、ぼくに一番に相談するべきだね!」と詰め寄る日和へ、ジュンは「いや。それは、まぁ……ちょっとプライドが邪魔したっていうか……」と答えた。



    追憶*遊色が奏でるオブリガート

     現代、一月上旬。“コズプロ系列のアイドル養成学校強化プロジェクト”――通称『COMP』が始動し、『Eden』、HiMERU、風早巽はメンバーとして企画へ参加することに。

     日和とジュン、玲明学園の過去にフォーカスされた【追憶】ストーリー。


     『特待生』と『非特待生』、身分制度が蔓延る玲明学園。『特待生』に暴行を受けていた“十条先輩”を助けに入るも自身も殴られ、ジュンは理不尽な洗礼を受ける。入学式では学園のトップの巽に「地獄へようこそ」と現状を知らされ、憤りを感じながら日々を過ごしていく。


    「意味わかんねぇ! 慣れてようがどうしようが、痛いもんは痛いだろ! 傷つくもんは傷つくだろ!」

    (漣ジュンへの洗礼/第一話)


    「つうか、ほとんど初対面のやつらに殴られた時点で、玲明がヤべぇってことは理解できてたはずなのに」

    「オレはまだまだ油断してて、ぜんぶがぜんぶ夢みたいに思えてたから、何も考えずに馬鹿みたいに流されてました」

    「それで、ずっと後悔することになるんです。……巽先輩は冗談でも何でもなく、最初から最後まで“本当のこと”を言ってたのに」

    (漣ジュンへの洗礼/第四話)


    「(毎日、一生懸命、弱音も吐かずに努力してきたのに。畜生、畜生、畜生)」

    (漣ジュンへの洗礼/第五話)


     しかし、『特待生』でありながら『非特待生』にも平等な態度を取る巽に、ジュンは心を開いていく。


    「いや、すんません。ただ今、あんた『俺たちアイドルは』って言っただろ」

    「玲明学園に入ってから、初めてオレはアイドル扱いされたなぁ~って……。そう思ったら何か、笑えた」

    (漣ジュンへの洗礼/第六話)


     ある日、入学式で出会った“十条要(芸名はHiMERU)”が一時的に『非特待生』となり、ジュンが過ごす“タコ部屋”へ来ることに。荒ぶる要だったが巽がその場を落ち着かせ、自身が管理する“地下墳墓(カタコンベ)”へと招いた。

     その日の深夜、要に無理やり付き合わされる形で地下墳墓へと向かい、巽と学園の在り方について語り合う。巽が学園のみならずアイドル業界や国、世界を改革しようと考え、邁進している様子が描かれている。


    「報われなくても踏んづけられても、オレがオレでなくなるのよりはマシだ」

    (風早巽への信仰/第十二話)


    ・補足

     当時、巽は誰のことも傷つけたくない人間には実現不可能な甘い理想でもと語り、そんな状況をすこしでも変えたいと思っていた。アイドルを目指したのは隠れキリシタンでもある巽自身が生き延びていくための手段だったが、どんな仕事でもこなしていく内に次から次へと仕事が舞い込むようになり、ひとりでは処理できない仕事も、『非特待生』と力を合わせ、達成していった。いつしか『風早巽』という名前の会社のようなものとなり、みんなを“平等”に接し、学園内で勢力を広げ、環境を整えていった。


    「この玲明学園では、『特待生』と『非・特待生』の間に明確な格差があります。その格差を、俺ができるかぎりで埋める」

    「いつか『特待生』や教師陣を、それらを引っくるめた冷明学園を、さらにはアイドル業界を、この世界を――」

    「斯くあるべき理想郷へと、変えてみせる」

    (風早巽への信仰/第十三話)(風早巽)


     時は流れ二年前の冬。日和と凪砂が夢ノ咲学院からの転校手続きを終えた直後、玲明学園の状況を把握している茨から現状を知らされることとなる。巽の行動に驚愕し、夢ノ咲学院での苦い過去を思い返すような会話が繰り広げられていた。


    「誰かを幸せにするために。愛と平和のために。夢のために。そんな理想はどれだけ並べたって、誰かを傷付けた瞬間にそれらは輝きを失っちゃうね」

    「ぼくたちには夢があった。理想があった。でも。それを実現するために『五奇人』を生け贄に捧げた」

    「ぼくたちの理想は血で穢れて、地に堕ちた」

    (愚神礼讃/第一話)


     一方、巽は舞い込む仕事が徐々に増え多忙を極めるあまり体調を崩し、入退院を繰り返すこととなる。その間に『特待生』に戻った要が“HiMERU”として巽への依頼を勝手に引き受け、他の『特待生』にも分配していた。要は再び『特待生』として地位を築き上げるも、ジュンは納得がいかず問いかける。だが、全ては“彼”からの指示通りに動くしかないと答える要。


     数日後、「(結局、何も変わらなかった)」と嘆くジュン。学園の現状に「(何もかもをこわしちまうような、大惨事が起きちまうぞ)」と危惧する中、”要を名乗る人物”が目の前に現れる。記憶を辿るような発言に疑問を覚えるジュンだが、いくら『特待生』に戻っても入学式で出会ったなのだと信じ、いつもと変わらない会話をする様子が窺える。


    「はは。最初に会ったときから今でもずっと、あんたはマジで、わっけわかんないやつだなぁ」

    「……何もかもが悪いほうにって変わりつづける玲明学園で、変わらないもんがひとつあるだけで、救われるよ」

    (十条要への天罰/第八話)


     しかし、ジュンの元に現れた“要を名乗る人物”は“要”の異母兄弟の“兄”で、現在『Crazy:B』のHiMERUとして活動している人物であった。


    ・補足

    ・暴行を受けていた“十条先輩”は現在のHiMERU(本名不明、以下兄)と要の父であり『ゴッドファーザー』の末裔の一人。

    ・また、“要の母“はスーパーアイドルであったスバルの父親に詰め寄り、事故で亡くなったファンの女性である。(業界の禁忌となる事件)

    ・二人の父(=十条先輩)は“要の母”が起こした事件のあと、犯罪者のように責められ病んで壊れ、憐れんだ『ゴッドファーザー』に保護された。だが、快復せずに玲明学園を徘徊し、用務員みたいな仕事を自主的にしていたと語られている。

    ・兄(本名不明)の母は病気で亡くなっている。母を忘れたみたいに、他の女と結婚する父を裏切りものだと思って憎んだ兄(本名不明)は家出同然に飛び出して海外に去った。だが、連絡を絶っていた父から、散々懇願されアイドルを目指す要の世話をやくことに。しかし、初めて連絡を取った要が無邪気に懐いて頼ってくれたおかげで、独りで生きるしかないと思ってた心に嬉しさが芽生え、彼なりに全力を尽くそうとした。


     ジュンと会った後、兄(本名不明)は講堂に向かい要の姿を確認する。今までは兄(本名不明)が支持し、要が演じ、二人で“HiMERU”を構成していた。だが、要は兄(本名不明)の指示を跳ね除け、巽と『ユニット』を組み、学園を改革していくと多数生徒の前で決意表明をする。


    「(そして“ぼくたち”のいちぶになったからには、誰にも例外なんてゆるしません。『特待生』でもそうでなくても、全員が平等に公平に扱われる。嫌でも)」

    「(無理やりにでも、そうして格差をなくす。『特待生』制度を有名無実化し、学園側に代わってぼくたちが全校生徒を支配し運営する)」

    「(理想的な、かたちで)」

    (十条要への天罰/第十話)(十条要)


    「あなたは名を捨て顔を捨て、『神父』に師事して変装技術を極めた。そうして別人に成り代わり、色んな顔を使い分けながら生きていた」

    (十条要への天罰/第十一話)(七種茨)


    「(ずっと連絡を取っていなかった父から、手紙が届いた。今の俺の連絡先などおしえていなかったんだが、これも『神父』が手を回したのか)」

    (十条要への天罰/第十一話)(???)


    ※『ゴッドファーザー』や『神父』に関しても語られていますが、複雑な内容となっているため『SS』の一読を推奨します。


     これで全てがうまくいくと思った矢先、講堂に地下墳墓にいつも集まっていた、『非・特待生』の生徒が集まって、事態は急展開を迎える。突然の発表を聞き、舞台上にいる要に罵りながら暴行を加え、大乱闘が起き始めた。また、止めようとした巽は、彼を目障りに思っていた『特待生』たちに暴行を加えられ、再起不能の状態になり、互いに入院することとなった。

     今、こうして復帰できたのは奇跡だと語る巽だが、あの時の要は現在もほぼほぼ昏睡状態、たまに目覚めても支離滅裂に喚くだけで、今も悶え苦しんでいる状態だと兄(本名不明)の心中から窺えた。

     兄(本名不明)が今、『Crazy:B』として活動しているのも、「(おまえがまた再び歩き始めたときに、すこしでも幸せに生きられるように)」、居場所を確保し、環境を整えておくためだと語る。


    「(そしておまえが目覚めて、再び歩き始めたら)」

    「(今度こそふたりで、夢を叶えよう)」

    (エピローグ④)(兄(本名不明))


     また、過去を振り返り、ジュンには何もしてあげていないと語る巽。しかし、日和は「ジュンくんが、その証拠」だと主張する。何もかもが崩れ去っていくなかで、ジュンだけが変わらず純粋に努力をし続け、誰よりも純正に道を歩みつづけたからこそあんなに輝いているのだと気が付いた巽の様子が窺えた。


    「ほら見て。あの子は玲明学園の仕組みにずっと苦しめられていたから、それを盛り上げようなんて企画の『COMP』は嫌すぎるはずなのに――」


    「…………」


    「黙々と台本を読みこみながら、すこしでも舞台のクオリティを上げるために準備運動とかしてる」

    「真面目な良い子だよね」

    「自分の屈託とかは封じこめて、みんなが望む振る舞いをしようとしてる。ファンをすこしでも喜ばせるために、自分を磨きつづけられる」

    (エピローグ③)


     エピローグ最終話では玲明学園に編入を決めたきっかけはジュンだと語る日和。当時の玲明学園は空気が最悪でババを引いたかと思ったが、「ジュンくんだけは、そんな空気に混じらずに自分を高めようとしてた」と発言。

     その様子がとっても綺麗だったと語り、もう一度、ジュンと一緒に地べたで泥だらけになるところから始めようと決意したのだと答えた。


    「とっても綺麗だった……。本人には恥ずかしいから言わないけどね、調子に乗られても困るし」

    「そんなあの子を見て、ぼくはね、ぼくの決断はまちがってなかったって思えたんだよね。あんな子がひとりでもいるなら、捨てたもんじゃないって」

    「だからジュンくん目当てで、玲明学園の編入を決めた。ほんとは『特待生』だけのエリート学校、秀越学園のほうへの編入を打診されてたんだけど」

    「ぼくももう一度、ジュンくんみたいに、地べたで泥だらけになるところから始めようって思ったの」

    「あんまり高いところにいると、大事なものが見えなくなるからね」

    (エピローグ④)


     また、ジュン本人に対しては揶揄っているような言葉を投げかけている。だが、ステージ上でのスチルは日和が手を差し伸べ、ジュンが上から手を重ねようとする構図になっており、二人とも輝かしく幸せそうな笑顔で描かれている。


    「悔しかったら這い上がってくるといいね! ほらっ、もっとぼくに愛されるために努力するといいね!」


    「ウゼぇ……。べつにオレは、あんたに愛されるために努力してるわけじゃないんですけどねぇ~?」

    「オレは、もっと誇れるオレになるために努力してます。オレの人生って、傍から見ると残念で可哀想な感じかもしれませんけど」

    「そんなオレだからこそ最高で最強のアイドルになれたんだって、いつか偉そうに言い張ってやるために」

    「そうして過去の可哀想なオレの努力が、報われるように」

    「今、がんばります。全力でがんばりますよぉ~、がんばることしかできないんで」

    (エピローグ④)


     辛い過去があったからこそ、未来を見据え、今を懸命に生きる心情が描かれていた。



    SHUFFLE×烈火の舞闘祭

     九月初旬。総合格闘技番組『CROSS FIRE』のタイアップ企画のためシャッフルユニットに参加することとなったジュン。日和に後押しされたジュンの他には、様々な理由で参加を決めた鬼龍紅郎、三毛縞斑、南雲鉄虎、乙狩アドニスがメンバーとして加わり、共に意見を交わしながら五人での日々を過ごしていく。

     また、企画が進む中で、紅郎と斑の関係性に悩む鉄虎に気に掛けたり、格闘技が未経験ながらも真摯に練習に取り組んだりと、事務所やユニットの垣根を越えた仕事に励むジュンの姿があった。

     撮影当日には、過去の因縁を払拭し、楽しんで戦う紅郎と斑や練習で培った実力を存分に発揮するジュン、鉄虎、アドニスの成長を感じられるようなシーンがイメージPV同様に描かれている。


    「で。どうするのジュンくん? 『ES最強の男』になる覚悟はできてる?」


    「何でオレが参加する前提なんですか」


    「だって面白そうだね! ジュンくんの筋肉の有用性をたまには見せてほしいね♪」


    「ったく。このひとは本当、すぐオレに無茶振りするんだから……」

    (力と力/第一話)


    「鬼が出るか蛇が出るか――『シャッフル企画』の成否はオレらにかかってる」

    「全力でお相手させていただきますよぉ~、三毛縞先輩、乙狩さん!」

    (拳と拳/第一話)


    「この企画を通じて、○○さんのプロデュースを間近で見られてよかったです。そういう意味では、茨やおひいさんの強引さにも感謝しないと」

    「あぁ、いや。こっちの話なんで気にしないでください♪」

    (エピローグ①)



    ショコラ◆格別な一粒Rouge&Ruby

    『SS』を終えて新年。ES初主催の【ショコラフェス】が開催に向け、今回こそ真っ向からの勝負で『Eden』の完全勝利を狙うため仕事へ打ち込む茨。四人の強みでもある『Adam』と『Eve』としても活動し各『ユニット』の存在を活かし、様々な作戦を練りながら着実に計画を進めていく。


    「ん~……。今はオレたちだけが持つ強みを、【ショコラフェス】で活かすための準備期間ってことですか」


    「そう解釈していいと思うね、ジュンくんにしては良いまとめだったね!」

    (如月の事情/第四話)


     しかし、一経営者だけではなくアイドルとして結果を出すことに、大きな意義があると感じている茨へまたしてもコズプロ上層部から雑な横やりが入り、計画は思わぬ方向へと向かう。

     それはコズプロ系列のための企画でもあった『COMP』にかけた残りの予算を【ショコラフェス】にも振り分け、事務所所属のアイドルの出番を盛り上げつつアイドル養成学校への興味の導線もつくるというものだった。


    「……自身の計画に全力を注ぎたいところ、また上のためにも働かなくてはいけないのかと思うと」

    「さすがの自分も、頭を抱えたくもなりますな」(七種茨)


    「それ、ノータッチじゃ駄目なの? ぼくは嫌だね、せっかくの愛の日が大人の思惑で雁字搦めになるなんて」


    「ESと上層部の意向を無下にできるなら、自分だって愚痴をこぼしたりしません」(七種茨)

    (如月の事情/第五話)


     そんな事情を聞き、悩む三人。もの言いたげな雰囲気のジュンの様子を察した茨が意見を窺うと反対の声が上がった。


    「悩んでるっぽい茨にこんなことを言うのも、どうかと思うんですけど」

    「――オレは、反対です」


    「……反対、とは」(七種茨)


    「【ショコラフェス】って、バレンタインのためにあるイベントでしょう」

    「対して『COMP』は……とういうか、『COMP』自体あんまり気に食わない企画ではあるんですけど」

    「そんなオレの個人的な感情を抜きにしても……」

    「地獄みたいだったあの場所を良く見せたいやつらの都合に、名前がついたってだけのもんでしょう」

    「バレンタインとは、何の関係もない」

    「だからオレは、【ショコラフェス】に大人のキナ臭い思惑まで絡める必要はないと思ってます」

    (如月の事情/第五話)


     茨が説明した事情も理解したつもりのジュンであったが、矢面に立たざる負えない本人がこうして愚痴をこぼしているにもかかわらず、事務所が無理矢理『COMP』を絡めようと躍起になる事情があまりにも烏滸がましく人任せであると、自分なりの想いを伝えた。

     ジュンが茨へ異論を唱えたことに驚く日和と凪砂。今までなかった展開に茨がどう出るのか見守ることにした二人を前に意見はヒートアップする。


    「(バレンタインは自分にとっては商戦、競争です。各メーカーがぶつかり合う、激しい合戦です)」

    「(『愛に溢れた優しい行事』と形容されたところで、結びつかない)」

    「(慈愛だの友愛だのと、口にする機会だけ増えたところで。感情としては理解し難いままで――それを、投げかけられるのは)」

    「……鬱陶しい」

    (如月の事情/第六話)(七種茨)


     平行線の話し合いが進むが、ジュンの意見を受け取った茨が席を立ったことによりその日は解散に。

     

     かくいう茨もこれまで大人の事情を呑み込まなくてはいけない場面がいくらでもあったのにもかかわらず、長い時間をかけて準備してきたぶん、企画自体への思い入れが強くなった現状にペースを乱されていた。

     アイドル、副所長、経営者、『プロデューサー』、どの立場でも自分であることには変わらない、どの立場においても勝者にならなくてはいけない覚悟をもって生きてきたからこそ、心から納得できるもの、納得させられる企画をもう一度ブラッシュアップしようと考え直すことに。

     そして、茨の計画と『Eden』の実力で勝負しようと言ったジュンの発言を思い出し、真に得たいものだけを獲得しようと決意する。


     一方ジュンは茨へ反論したことに対し、悶々とする日々を送っていた。落ち込む姿を見かねた日和は、二人の意見をまとめつつバレンタインに対する想いや理想像を語り合うことで成長するジュンにフォローへ回った。


    「……あぁ、溜息をつくと幸せが逃げていくってやつか」

    「まぁ、こんな陰気臭いオレのそばにいるよりおひいさんの近くにいたほうが、幸せたちも幸せじゃないですかねぇ~?」


    「幸せたちって……幸せの幸せを考えてどうするの」

    「この後もぼくたち『Eve』でお仕事なんだから、もっとしゃきっとするね!」

    (恩情と温情/第一話)


    「……だってもともとオレたち、疑問や文句があればどんどん茨に言ってたじゃないですか

    「茨もオレたちの意見を聞いてくれて、今までは折り合いをつけることができてたんですよ?」

    「おひいさんなんてとんでもねぇ我が侭なのに、それでも毎回検討して、落としどころを見つけて……」


    「んん? 今何か、聞き捨てならない言葉が聞こえたね?」


    「(耳に入っておらず、無視)あいつ、実はすごいことをやってくれてるんですよねぇ~」

    「前にMV撮影したときも、茨が発破をかけてくれたおかげでオレは自信を持って撮影に臨めたし……」


    「あのときは、ぼくだけ蚊帳の外にしてくれちゃって」


    「何回だって謝ったでしょう。相談せず、黙っててすみませんって……」


    「うん。だからぼくはもう拗ねないし、今回は蚊帳の外にされないように二人の問題にちょっとだけ介入するね」


    「あの場で一緒に話を聞いてた時点で、蚊帳の外にはならねぇと思いますけど……?」


    「そこは気持ちの問題だね!」

    「あれから茨も茨で……新たに動き出してるみたいだし。ジュンくんも前に進まなきゃ」

    (恩情と温情/第一話)


    「……まぁジュンくんは、〝愛の戦士〟だもんね。茨の中に見えた葛藤を、放っておけなかったんだね」


    「何ですか、〝愛の戦士〟って」


    「……ふふ♪」

    (恩情と温情/第一話)


    「というか、あれからぼくも考えてみたんだけど」

    「普通のバレンタインって、思えばぼくにも経験がない気がするね」

    「昔のことを振り返ってみて、何だかやたらとチョコレートが手元に集まってくる時期があるなぁとは思ったんだけど」

    「今思えば、あれはみんながバレンタインのために用意してくれたチョコレートだったのかな?」


    「いやいや、『かな?』で済ませていいもんじゃないですよぉ~!」

    「あんた、もらっておきながらまさかお返ししてないなんてことは……」

    「……いや、やっぱ怖くて聞けません。おひいさんならきっと、その場でも何かしら応えてるって信じてます」

    (恩情と温情/第二話)


    「だけど普通のバレンタインを知らなかったジュンくんは、漫画からバレンタインのイメージを膨らませたんでしょ?」

    「それこそ、愛って言葉が出てくるぐらいに……」

    「だから茨にも、バレンタインは商戦のためだけにあるものじゃないってことが伝われば……!」


    「愛に溢れたイベントだと思ってもらえれば、大人のキナ臭い思惑を愛の日から遠ざけようってーー」

    「……なります?」


    「なるかならないかは、やってみないことにはわからないね♪」

    「それに。ぼくたちにとってとりあえず普通のバレンタインを経験してみるってことは必要なことじゃない?」

    「だって、誰もバレンタインについて知らないんだから」


    「経験、経験ですか……う~ん」

    「バレンタインを経験するとなると、やっぱりチョコレートはつくってみたほうが良いですよねぇ~?」

    「どんなチョコをつくったらバレンタインっぽいのか。とりあえずざっと検索してみますか……」


    「ふふっ。それじゃあ移動時間までは、バレンタインについてお勉強するね」

    「ぼくは、ジュンくんが読んでた漫画から読んでみようっと……♪」

    (恩情と温情/第二話)


     また、凪砂も茨へジュンとぶつかったことについて意見を聞き、その葛藤や計画の成功、勝利こそが今後の『Eden』の糧にもなるものだと胸をなでおろしている様子が窺えた。


    「(……私は今回の【ショコラフェス】が茨にとって大切な体験になるように、変わらず振る舞うだけ)」

    「(……茨が勝利や成功の体験を積むことは、今後の『Eden』の糧にもなるはずだから)」

    (恩情と温情/第四話)


     後日、ジュンは茨へ謝罪するために事務所へ向かう。茨を待っている間、デスクに置いてある資料から【ショコラフェス】への熱量を感じ、早くステージで披露したいと改めて思うように。

     しかし、戻ってきた茨に声をかけるも「ジュンには自分に誤る必要がない」と言われてしまう。その真意は自分で自分を見つめなおして解決へ至ったので、冷静になれたからというわけだった。

     驚くジュンを前にブラッシュアップした【ショコラフェス】への計画を語る茨。一悶着あったもののジュンをきっかけに【ショコラフェス】に関する計画や企画の全てが、確実に洗練されたと茨なりに感謝の意を唱えた。


     またその後、日和と凪砂の前でも【ショコラフェス】へ向け、『Adam』と『Eve』ならではのステージ構成を再考したと語る茨の姿が。『Eden』やファンのために力を尽くしている茨をみた三人は企画自体の勝利とは別にステージへの想いが確かに存在しているのだと理解する様子が窺えた。


    「ステージのセット自体、『Adam』と『Eve』で違って見応えがありますしねぇ~」

    「オレたちのパフォーマンスは当然として。絶対にどこか、夢中になってもらえるポイントがあると思ってます」

    (結果的愛情/第三話)


    「だからもう〝愛〟でいいでしょう?」

    (結果的愛情/第四話)


     そして【ショコラフェス】当日、終盤、『Eden』としてではなく、ユニットの強みを最大限に活かした、『Adam』と『Eve』のみで登場し、新曲を披露する演出に驚く観客たち。

     茨が積み重ねてきた今日までの計画が成功し、凪砂、日和、ジュンだけではなく、ファンと共に喜びを分かち合ったステージが描かれている。


    「『ぼくたち『Eve』から始まる『Eden』のステージから、一瞬たりとも目を離さないでほしいね』」


    「『じゃあ早速、聴いて……いや、味わってもらいましょうか』」

    「『そんで、このバレンタインという日に。オレたちと燃えるような恋をしましょう♪』」

    「——『『Ruby Love』』」

    (エピローグ①)


    「(でも、まだまだ足りないね。もっと真剣な眼差しでぼくらのことを見つめて、釘付けになってーー)」

    「(そのまま、虜になっていってね……♪)」

    (エピローグ①)


    「(『燃えるような恋をしましょう♪』なんて、こっ恥ずかしいこと言っちまいましたけど)」

    「(オレたちが好きっていう気持ちを全身で受け止めて、全力で返すこの瞬間ってのは何物にも代え難いっすねぇ~)」

    「(♪~♪~……)」

    「(歌うたび、踊るたびに。まるでどんどん、身体中に愛が貯まってくみたいだ♪)」

    (エピローグ①)


     数日後、日和が打ち上げも兼ねて普通のバレンタインをみんなで体験したいと提案したことで、チョコレート作りに励みながら寮のキッチンで【ショコラフェス】の思い出を語る四人。

     様々な問題があったものの、愛の日にふさわしいイベントを届けられ、ユニットとしての絆も更に深まったと感じられる物語であった。


    「ぼくはみんながつくるチョコレートに、美味しくな~れって魔法をかける係……♪」

    (エピローグ②)


    「板チョコぐらい刻んでもらおうかとは思ったんですけど。あのひとに包丁を持たせるのも何だかおっかないし……」


    (エピローグ①)


    「ちなみに。チョコレートが完成したら、みんなで渡したり渡されたりのシミュレーションもする予定だからね」

    「だからみんな、そのつもりで愛情を込めてつくってね……♪」


    「はぁ~……?」(七種茨)


    「あ~、すんません。これはオレのせいです」

    「オレが少女漫画の中のバレンタインしか知らなくて、その漫画をおひいさんに読ませたもんだから」

    「チョコレートを絶対に渡したいし渡されたいし、そのときに訪れるときめきを味わってみたいらしくて」

    (エピローグ②)


    「ーーよし。オレも自分のチョコを良い感じにつくって、『Eden』でのバレンタインってやつをたのしみますよぉ~♪」

    (エピローグ②)



    Origin★星空を歌うAltered

     ES設立の初年度の晩冬。最強『臨時ユニット』決定戦、通称『OO(ダブルオー)』と呼ばれる大規模ライブが開催されることに。三日間に渡る日程ではシャッフルユニットや自由に組んだユニットで参加し、懐かしさを楽しむ一方で『五奇人』によるユニット『オルタード』が得票数一位になっているという噂が本人たちの耳に入る。

     抗争時代、夏目が描いた物語の流れに似た演出に誰が黒幕か勘ぐる面々。夢ノ咲学院で起きた悲劇を二度と繰り返さないために、『オルタード』と『fine-O』が過去を乗り越えていくストーリー。


     二年前、アイドルを愛し、自己実現のためただひたすらに勝利を目指していた英智は、『五奇人』を討伐するにあたって『fine』を結成。つむぎをリーダーとして従え、日和と凪砂を二枚看板とし、学院を徐々に改革していった。

     過去に視点を当てたストーリーともあり、各々の成長途中の葛藤や荒々しさなども描かれている。


    「あっちもお遊び気分だね。そこは持ちつ持たれつ、割り切った関係だからね」

    「ぼくは暇が潰せて助かる。女の子たちも、ぼくと疑似的に恋愛ごっこやデートごっこができて嬉しい」

    「ぼくたちはそれだけの関係で、そこには愛も何もないね。打算だけがある」

    (天使と悪魔/第七話)


    「アディオ~ス、かわい子ちゃんたち! また暇なときに遊ぼうね!」

    (天使と悪魔/第八話)


    ・補足

     夢ノ咲学院時代の日和はレッスンをサボってファンの女の子たちと遊び歩き、ゴシップとも捉えられるような言動も多々あった。


    「もちろん。ぼくは〝出来の悪い次男坊〟だからね。いつでも叱られるのはぼくで、それと対比されて褒められるのが兄上だね」

    (天国と地獄/第九話)


    「友達っていうのはね。毎日、くだらないお喋りとか、カラオケとかお買い物とかを一緒にして笑いあえる相手のことだね」

    「きみはそんなに良いものを持ってるのに、絶対に手に入らないような何かふわふわしたものを欲しがってるんだね」

    「これを言うのは百万回目ぐらいだけど、きみは本当に馬鹿だね、英智くん」

    (天国と地獄/第十一話)


    『五奇人』の討伐が上手く進んでいく一方で、煮え切らない想いを抱えていく英智。それに伴い亀裂が生じた『元fine』は空中分解し、事実上の解散に。それに伴い英智以外のメンバーを総入れ替えし活動していくこととなったのが『現fine』である。

     また、当時の零は求められた役回りを演じるのに辟易し、仲間を助けられなかったことに後悔をしていた。しかし、『fine』が起こした悲劇は彼らにとってかけがえのない絆を生み出してくれた奇跡でもあった。


     過去を振り返りつつ、今回の騒動の黒幕がESの経営陣であると勘づいた夏目は英智の元へ向かい事情を問いただす。資金を回収しようとしているだけの経営陣とは違い、一部のアイドルだけが盛り上がる『SS』の二の舞にならないよう、企画者とされる『P機関』(プロデューサーや教師たちが所属)が必死に努力を重ねていると知る英智はあくまでも『OO』を盛り上げたいと考えるES運営側の手助けをしただけだと語った。


    ・補足

    『旧fine』のメインメンバーは、日和、凪砂、英智、つむぎの四人だが、実際は大所帯だった。『五奇人』に勝利した『fine』の一員として自負はあったが、実社会では通用しなくプライドが傷付けられたところにやってきた名誉挽回のチャンスに食いついた裏方メンバーは『OO』を盛り上げるための架空のユニット『オルタード』へ票を集めたのだった。


     そして、全てを知りもう一度戦うと決めた夏目は英智へ宣戦布告をし、真の『オルタード』として舞台へ立つことに。『fine-O』もかつて踏みにじった相手と真正面から向き合い、アイドルとしての“正解”を見つけ出したのであった。


    「アイドルとしては、こんなに求められてるのに、今さら『やる気ないので帰ります』とも言えないね」

    「もう二度と、できればこういう天使っぽい衣装には袖を通したくなかったんだけどね」

    (エピローグ③)



    花婿修行?/ウェディングマーチ!

     秋頃、ブライダル企画に選ばれたジュンと千秋。しかし、撮影したPVが発表前に他社と内容が被ってしまったと英智から報告を受けてしまい、新たな形でファンへ想いを届けようと決意することとなる。

    『アイドルが考案した』ということを売りにしたいクライアントの要望に、ジュンと千秋は自分たちらしいブライダル企画を試行錯誤を重ねる。また、二人だけではなく巽や凪砂、宗、真、弓弦もメインメンバーに加わり、修学旅行に見立てたバラエティ番組として競合他社とも被らず関係者全員が幸せになれる企画を練り直していく。


    「(題材的におひいさんが良さそうですけど。主人公気質だから出張るというか、いいところをぜんぶ持っていきそうだよなぁ)」

    「(コズプロが請け負った案件ならともかく。他事務所が絡んでるからには、候補から外すほうが賢明っすかねぇ……)」

    (ウェディングマーチ! ホワイトダイヤモンド/第四話)


    「……日和くんが、『ジュンくんは都道府県の四つしか言えない』って」(乱凪砂)


    「あのひと……。本番中に焦って出てこなかっただけで、有名どころの地名は把握してるっすよぉ」

    (ホワイトダイヤモンド/第五話)


     そして時は流れ十一月。京都での二泊三日の撮影は『ブライダル修学旅行』になぞらえ、観光やペアに分かれてゲームを楽しむなど和気藹々とした雰囲気の中進んでいった。旅館内でもメンバーが修学旅行の定番である枕投げをしたり、恋バナに見立てた『憧れのヒーロー』について語り合ったりしながらアイドルらしい日々を過ごしていく。


    「はは。川辺で石拾いに夢中になってたせいで、ひとりだけ渡し船に乗りそびれたなんて災難でしたねぇ~」

    「観光地で迷子になるなんて洒落にならねぇです。もうお父さんとお母さんから離れちゃ駄目ですよ?」

    (レッドダイヤモンド/第五話)


    「『恋の話』、略して恋バナです。どうして修学旅行でやるかはわからねぇですけど」

    「正直、厳しいんじゃないですか? 引き出しがないですし、仮にもアイドルですからねぇ」


    「……それもそうだね、日和くんみたいに人付き合いの経験が多いわけじゃないし」(乱凪砂)

    (レッドダイヤモンド/第六話)


    「……オレ、枕投げをするのは生まれて初めてなんです」

    「漫画で見たことがありますし、知識としては弁えてたんですけど」

    「こんなに面白いとは思ってませんでした。はは、楽しかった……♪」

    (レッドダイヤモンド/第七話)


    「巽先輩……。おひいさん……、ナギ先輩も……。う~ん……」

    「選びきれねぇんで『アイドル』ってことにさせてください」

    (レッドダイヤモンド/第八話)


     最終日のゲームパートでは最下位のチームが一発逆転のチャンスを掴める【生涯を誓う障害物競争】が開催され、バラエティならではの白熱したシーンが描かれている。最後の関門をクリアできず、ジュンと千秋を待ち構えていた装置は爆発し一見失敗にも思われたが、企画へ懸命に挑み笑顔で終えた彼らにメンバーを初めとした誰もが賞賛を贈ったのだった。


    「う~……。オレの好きな食べ物は……」

    「…………」

    「……苺、です」

    (ウェディングマーチ! レッドダイヤモンド/第十二話)


    「……裏切りたくないと思っちまったんですよ」


    「裏切り……?」(守沢千秋)


    「旅行中、番組を盛り上げようとがんばってた守沢先輩のことを。あと、オレの好きなものが苺だと知ってるファンのことも」

    「好物を覚えていてくれるぐらい応援してくれるひとたちを混乱させたくない。その場しのぎのためだけに、嘘をつきたくなかった」

    「そういうひとたちを裏切るぐらいなら、ケーキまみれになるぐらいどうってことないです。とっくの昔に小汚ぇ色に染まっちまってるんで」

    「……って、覚悟を決めてたんですけどねぇ。守沢先輩が同じ目に遭うことまで考えが及んでませんでした」


    「漣……」(守沢千秋)


    「あ~あ。いっそのこと、オレを放って避難してくれりゃ良かったのに♪」


    「……断る。」

    「おまえを置いて逃げるものか」

    「言っただろう? 必ず救出してみせると」

    「残念ながら承知はできなかったが。おまえのおかげでじゅうぶん満たされた」

    「俺を信じてくれてありがとう、漣」(守沢千秋)

    (レッドダイヤモンド/第十二話)


     VTR終了後、番組のスタジオではライブパートが始まり、各々が今回の企画で得た思い出や仲間との絆を振り返っていた。自分たちらしさを追求したことで誰もが楽しめる企画として花を咲かせたのであった。


    「(ブライダル会社が絡んでるにしては異質ですよねぇ、この企画。恋愛っ気も、甘さもぜんぜん無いです)」

    「(でもきっと、これで良かったんでしょう。話題になりましたし、記憶にだって残ります)」

    「(それに。こんなに好き勝手させてもらう企画ってなかなかないですよ。視聴者の反応も良い感じですし)」

    「(成功……ううん、大成功っすよねぇ? 守沢先輩♪)」

    (レッドダイヤモンド/第十二話)


    〈サプライズ企画『紅葉色の告白』。ジュンの場合〉

    「『あ~……。秋といえば、いろいろありますよねぇ。食欲の秋、運動の秋、あと……何ですっけ?』」

    「『とにかく、いろんな秋をあんたと楽しみたいんです。こんなオレでも好きになってくれます?』」

    (エピローグ)



    スカウトストーリー

    スカウト!ケモノサバイバル

     舞台『草原の王』の主役に抜擢されたジュン。昨年の『サマーライブ』や『SS』を見て感銘を受けた新進気鋭の演出家にオファーされるも、役柄のハイエナ王子の気持ちがいまいちつかめず『Eden』のメンバーに相談をすることに。『役に入り込む』や『それ』に成るためにそうするだけと茨や凪砂にアドバイスを受けるが、日和は二人とは違う考えをジュンに問いかけた。


    「おひいさん、いつまで笑ってんすか! いい加減にしねぇとブチ切れちまいますよぉ~?」


    「ふ、ふふふっ……。わ、笑ったりしてないね。ジュンくんっ。ぼくは真剣にジュンくんの話を聞いてるねっ」

    (ケモノサバイバル/第二話)


    「ジュンくんはさっきから何を言ってるのかな? こんなにジュンくんにぴったりな役なのに」

    「ぜんぜん難しく考えることはないね。 そのままのジュンくんで十分だね!」

    (ケモノサバイバル/第二話)


     その後、打ち合わせが始まってしまい、日和の真意は聞けず仕舞いに。しかし、空中庭園で悩んでいるところに白鳥藍良と遭遇。動物を飼ってるひとに動物のことを聞いてみたら参考になるかもしれないと意見を聞き、巽に会いに星奏館へ。しかし、敷地内で倒れていた月永レオを助けた成り行きで急遽四人でサバンナごっこと称した自給自足の生活を始めることとなる。


    「はぁ? マジでついて行けねぇ……」

    「というか、今とてつもなく嫌な予感がしてるんすけど……? 何かオレ、こういう展開に既視感が……」

    「これ、あれだ。おひいさんが迷惑なことを思いついたときと同じ感じだ……」

    (ケモノサバイバル/第五話)


     不慣れな生活ながらも四人で協力しながら過ごしていく内にジュンの心境に変化が起きる。経験値は一朝一夕でどうにかなるものではないが役づくりは自分で何とかできると学び、前向きな姿勢を見せた。


    「大御所が主演を務める舞台も新人が主演を務める舞台も、同じだけのお金を払って見に来てくれるわけで……」

    「本来は出てる役者のレベルがわかるような演技なんてお客さんに観せちゃいけねぇって思うんすよ」

    (ケモノサバイバル/第八話)


    「自分でどうにもできないことなら諦めもつきますけど、『やらなかった』ことを『できなかった』とは言いたくないですから」

    「そういうプロのはしくれとしてのプライドですよ」

    (ケモノサバイバル/第八話)


     後日、日和に発言の真意を問いかけると、玲明学園時代にジュンを選んだ理由を語りだした。劣悪な環境の中でも努力をし、向上心も闘争心もチャンスにしがみつく強さもあるジュンならこの役を演じられないわけがないと太鼓判を押した。

     どんな状況でも負けずに努力を惜しまないジュンの姿や性格が描かれているストーリー。


    「でもぼくは無条件にきみを選んだわけじゃないね」

    「ジュンくんには底辺から這い上がる向上心も上位に対する闘争心もチャンスにしがみつく強かさもあったね」

    「そんなぼくが選んだジュンくんが『一度は国を追われたものの仲間と協力して国を取り戻すハイエナの王子』の役を演じられないわけがないね!」

    (ケモノサバイバル/第八話)


    星奏館でのブラッディ・メアリについて

     日和とジュンが玲明学園の寮に住んでいた際に拾った犬のメアリは、星奏館に移ると同時に日和が連れて行ったと描かれている。星奏館では別室になったため、会う機会が減ってしまったとジュンは語った。



    スカウト!ジンロウ

     ある日、ジュンの部屋を訪れるも不在で時間を持て余してしまった日和。どうしようか悩んでいると共有ルームから楽しそうな声が聞こえたため、向かうとそこにはジュンが逆先夏目、春川宙と三人で談笑をしていた。

     これから『あそび部』のメンバーや英智も交え『人狼ゲーム』をすると知り、日和も参加することに。多少の小競り合いはあるものの和気あいあいとした雰囲気の仲、ゲームに興じ、その日は解散となった。


    「まったく……。ジュンくんはどこに行ったのかな」

    「せっかくこのぼくが足を運んだというのに部屋にいないなんて。ぼくのものっていう自覚が足りないね」

    (ジンロウ/第一話)


    「おひいさんが勝手に部屋に訪ねてきて怒ってるだけでしょうが。どうせ暇だからとかそんな理由でしょう?」

    「まぁ、いいですよ。あとで買ってきますから。今すぐはちょっと無理ですけど」


    「ん? ぼくより優先すべき用事でもあるの?」

    (ジンロウ ジンロウ/第一話)


    「このゲームは性悪説の上に成り立っているけど、ぼくは性善説やハッピーなほうが好きだね。そっちのほうが良い日和♪」

    (ジンロウ/第三話)


     数日後、夏目の部屋でゲームをしているジュンの元に日和が押しかけてくる。ただゲームを楽しんでいたものの、夏目に対して「ぼくの許可なくジュンくんを攫わないでくれる?!」と等の発言をしたり、二人の狭いスペースにわざわざ割り入って座ったりする様子が描かれている。


    「……何だかふたりとも最近ますます仲良くなってるね? 夏目くん。ぼくの許可なくジュンくんを攫わないでくれる?!」


    「オレは攫われてませんよ。あと、もし攫われるにしても何でおひいさんの許可がいるんですかねぇ?」

    (ジンロウ/第三話)


    「仲が良いことは美しいけれど、誰にも尻尾を振るのは良くないね。もっと品性高潔であるべき!」


    「……ネェ。それよりモ、巴センパイ。ボクとジュンくんの狭いスペースにわざわざ割り入ってきて座るのやめてくれなイ?」

    「他にも場所はいっぱいあるでショ。窮屈なんだけド」(逆先夏目)


    「ここに座りたい気分だからね。ぼくがどこに座ろうがぼくの自由だよね☆」


    「ジュンくんを見てみなヨ。あまりにも巴センパイに寄りかかられて斜めになってるでショ。可哀想ニ」(逆先夏目)


    「さっきから画面が見にくくて仕方ねぇ」

    (ジンロウ/第三話)


     ゲームを終え、夜食を食べようと話す日和とジュン、飲み物を取りに行こうと思った夏目は三人でキッチンへ向かうが、途中で宙と鳴神嵐が神妙そうな顔で話し込んでいるのを目撃する。夏目は気になりつつも声はかけず通りすぎるが、暫くして宙とキッチンで遭遇をしたため、様子を問いかけた。しかし、宙は慌ただしく戻ってしまい、疑問が残る展開に。

     それを見た日和が「怪しいね。怪しい匂いがぷんぷんする」と発言。宙が再び戻ってくると推理し、キッチンの陰に隠れて待とうと提案をした。すると、読み通り宙が戻り、冷蔵庫から『牛乳』と『ミネラルウォーター』を取り出し、またどこかへ行ってしまった様子。いつもと違う宙の様子に不安を覚える夏目だが、その日は問いかけられずに終わってしまう。(なお日和とジュンが食べようとしていた夜食のラーメンは伸びてしまった模様)


    「あれ? そういえばジュンくん、夜食のラーメンは?」


    「うわっ、やべぇ! すっかり忘れてた!」


    「……あぁ。伸びちゃってる……」

    (ジンロウ/第四話)


     数日後、まだ夏目に前にして落ち着かない様子の宙。誘いを断られてしまい気を落とす夏目を見かけた日和とジュンは理由を解決すべく、キッチンで会った日から原因を探ることにした。


    「さっきは良いものが見れてよかったね! ジュンくん」


    「あぁ、中庭でちょこんと座ってた猫ですか?」

    「かわいい猫でしたね。触ろうとしたら逃げられちゃいましたけど。迷いこんできたんですかねぇ?」

    (ジンロウ/第六話)


    「それにぼくはジュンくんの憂いをつねに取り除いてあげてるし。だから大船に乗った気持ちで安心して相談するといいね!」


    「憂いの原因のほとんどがおひいさんのはずなんですけど」


    「ジュンくん、照れてるね? そんなに照れちゃってかわいいねっ☆」


    「照れてませんけどねぇ……」

    (ジンロウ/第六話)


    「これは推理しがいがあるね! 夏目くん、名探偵のぼくに任せておくといいね」

    「お爺さまの名にかけて謎を解いてみせる! 真相はいつもひとつだからねっ♪」


    「……このひと、今度は何にハマっているノ?」(逆先夏目)


    「たぶん、オレが貸した推理ものの漫画じゃないっすかねぇ?」

    「おひいさん。いちおう言っておきますけど、それいろいろ間違ってますよ~?」

    (ジンロウ/第六話)


     三人で話していく内に時間は過ぎ、あの夜、宙と一緒にいた嵐から「もうすこししたら話せるようになると思う」と証言を得る。宙の意思を尊重した夏目は待つことを決意。すると、ちょうど宙が共有ルームに現れる。夏目の優しい言葉を聞き、「大切なししょ~に嘘を吐き続けるのは、すごく……すごく苦しかったです」と発言。中庭で迷子の子猫を見つけ、内緒で囲っていたと今までの経緯を説明した。


    ・補足

     宙は子猫を家族のもとへ返してあげたいと思い、寮へは連れずに外で面倒を見ていた。しかし、その行動が見方をかえるとちいさな子猫を見捨てた思われるかもしれないと危惧し、夏目には嫌われたたくなくて隠していたと心情を語った。


     優しい宙の行動や今までの誤解が解け、夏目も一安心した様子が窺えた。

     最後は日和とジュンが見かけた猫が母猫だったと発覚し、みんなで仲良く猫たちの様子を見に行こうとするシーンで幕を閉じた。


    「まぁ、いいんじゃない? 名探偵も名刑事もラストは見守ると相場が決まっているしね!」


    「その遊びまだ続いてたんですか……?」

    (ジンロウ/第八話)


    「やっぱり宙に嘘吐きの『人狼』は向いてなかったな~?」

    「まぶしいおに~さんと一緒です!――宙もハッピーエンドが大好きです!」

    (ジンロウ/第八話)(春川宙)



    スカウト!きまぐれシティライダー

     以前、『Eve』が出演した特別番組で世話になった農家が危機的状況にあると知った日和。例年にない大豊作で値崩れを起こし、廃棄寸前のキャベツを自分の力でどうにかすると決め、メンバーを集めることに。


    「すぐ戻ってきますから。お利口さんにしてくださいね、おひいさん?」


    「わかってるね! ほらほらジュンくん、さっさと行っておいで!」

    「んもう。ぼくはいつだってお利口さんだね、一言おおいのはジュンくんのほうだね」

    (サイクリング・ロード/第一話)


    「助かります。手がつけられなくなったときは連絡してください、すぐに駆けつけますんで」

    「扱いが難しくて面倒くせぇひとですけど、悪気はないんで……。おひいさんのこと、よろしくお願いします」

    (サイクリング・ロード/第一話)


     高峯翠、仁兎なずな、紫之創の協力の元、計画を進め向かえた当日。翠の実家(八百屋)でキャベツを売り、好評を得る。しかし、商店街の立地上、売り切るのは難しいと判断した日和は移動販売を提案。最初は自宅のリムジンで運ぼうしたが、翠に止められ配達用の自転車を使用する流れに。しかし、乗ったことがないと日和は発言し、急遽、翠と公園で練習をすることとなった。


     初めてながらもすぐに自転車に乗れた日和に驚く翠。そのまま移動販売を終え、商店街へ戻ると店頭の野菜も売り切ったと報告を受ける。

     喜んだ翠の母が日和たちを翠の部屋に招き入れ、一緒に食卓を囲むことに。翠はゆるキャラが好きな自分の趣味に後ろめたさがあり若干緊張しながらも会話が進むが、日和たちは否定せず、『好き』を誇ればいい素敵な部屋だと答える。


     翠は当初、日和のことを違う世界の人だと距離をとっていたと語る。しかし、思っていたよりも接しやすい人物なのだと分かり、最後にはみんなの前で笑顔を見せた。

     日和の幸先が良さそうという予感は的中し、計画は大成功した様子が描かれていた。



    スカウト!バンカラグラフィティ

     ES設立の初年度、二月下旬。玲明学園の教室に集められた日和、ジュン、風早巽、桜河こはくは『COMP』の一環としてコズプロが統括している低予算のネット番組【蛮カラ学園】に出演することとなる。かつて不良漫画といえば【蛮カラ学園】、などと謳われるほど人気を博した原作の世界観に合わせ定期的に発生するトラブルを回避したり、男らしさを振舞ったりと『OP(男らしさポイント)』を稼ぐために奔走する姿が描かれている。


    「ぶっちゃけ! 巽先輩が若者言葉を使った! 珍しい! 録音しとけば良かった!」


    「巽くんの前だと、うちのジュンくんが単なるファンになっちゃうから困るね」

    (学ばない俺たち/第一話)


    「尻尾を振っちゃって……。不忠者だね。まぁ、それはともかく――」

    (学ばない俺たち/第一話)


     次第に生放送“風”と称し台本などが用意されていない番組構成に考えあぐね、四人は解決案を模索し始める。そこで日和がかつて【蛮カラ学園】に生徒役として出演していた人物に教えを導いてもらおうと提案。別の学園で番組収録をしている【ハイカラ学園】(蛮カラ学園のスピンアウト作品に沿った現代版の少女漫画)の現場に出向き、先生と称した佐賀美陣と接触を図ろうする。


    「原作の第二部まではそうだね! 第二部のラストで教師が爆弾を抱えて敵の高校に突っこんで死んで主役を交代するんだよね!」


    「きっちり原作を読み込んでいるおひいさん、地味に偉いっす」


    「当然の礼儀だね! ぼくたちはお仕事をさせていただいてるんだし、原作を再現させていただいてるんだからね!」


    「おひいさん、ちゃらんぽらんに見えるのにプロ意識が高ぇ」

    (学ばない俺たち/第四話)


     しかし、【ハイカラ学園】の収録現場についたものの次々とトラブルに巻き込まれ、陣からは罠に仕掛けられていると警告を受けてしまう。だが、校内放送で陣が出したヒントに気が付いたジュンはついに本人の居場所を突き止め、互いに今回の企画に参加した意図やアイドル像について語った。


    「ジュンくん! もっと頭を下げるね! 【ハイカラ学園】のみんなが撃ってくる接着剤付きの矢に当たっちゃうからね!」


    「おひいさん、何でこんなトンチキな状況にすぐに対応できてるんです……?」


    「ふふん♪ こういうサバイバルゲームみたいなのには、【潮干狩り】で慣れてるからね!」


    「潮干狩りちサバイバルゲームに何の関係が……?」

    (バンカラグラフィティ 学ばない俺たち/第七話)


    「あんたのぶんまで、オレたちが――みんなが求めてるもんを掲げるから」

    (学ばない俺たち/第八話)


     エピローグではジュンとこはく以外が実は仕掛け人だったと知らされ納得のいかない様子が書かれているも、陣からは多忙なアイドル時代でも馬鹿みたいな、普通の男子高校生がやるようなことをたくさんやった【蛮カラ学園】の時間は正しく青春だったと伝えられる。かつて『生徒』だった陣が今度は『先生』として、移り変わる時代の中で青春を駆け抜けるジュン達に教えを説く物語であった。


    「でも。どうかご心配なく、『佐賀美先生』」

    「オレはあんたを手本にしてアイドルとしての技能を学び、あんたを反面教師にしてアイドルとしての作法を学んだんだ」

    「だから。オレはあんたみたいに失敗せずに、あんたみたいに成功する」

    「そこで見てろ、佐賀美陣」

    (エピローグ②)



    スカウト!Made Me

     友人が経営する期間限定カフェ『プリティルーム』のアドバイザー兼アンバサダーを務めることとなった嵐。同サークルの日和達やクラスメイトのマヨイを招待し観察を続けていくが、どこかいまひとつ男性客からの反応がないと気づく。

     みんなが喜ぶ空間を目指していた嵐は、同室の鉄虎やHiMERUと相談を重ねる。そしてカフェへ立ち寄ってくれたジュンの力も借り、改善策を練ることに。


    「やぁ、嵐ちゃん。テーブルの下にいるマヨイくんもこんにちは!」

    「このぼくと偶然会えるなんて幸運だね♪」


    「幸運も何も。同じ寮に住んでるんだから、高確率で会えるでしょうよ」


    「そんなこと言わないの。ジュンくんはつまらないね」


    「はいはい。つまらなくてすんませんねぇ」

    (Make You/第二話)


    「実際は思ってたより量がありましたし、おひいさんも楽しそうだったんで満足ですよぉ~」

    (Make You/第三話)


     話が進んでいくなかで、男性にも親しみやすいヘルシー志向なハンバーグをメニューに加えようと考えた四人は早速商店街へ買い出しに向かう。帰宅後、星奏館のキッチンでは調理や盛り付けなど役割分担をし、力を合わせ完成させ満足のいく出来栄えとなった。


    「……手際が良いわね、ジュンちゃん。惚れ惚れしちゃう♪」(鳴上嵐)


    「あはは、どうも。これも、おひいさんのおかげというか、おひいさんのせいというか——」

    「あのひとの世話をしてるうちに、自然と身についたんですよぉ~」


    「あらあら、惚気話をごちそうさま」

    「愛するひとのために料理の腕を磨くなんて素敵ねェ……♪」(鳴上嵐)


    「いやいや。違いますよ、そういうのじゃねぇですから」

    (Make You/第五話)


     四人で試行錯誤を重ねたメニューは男性客にも好評を得て、店長や来客からも感謝の言葉を貰い、『プリティルーム』は嵐の目指していた通りみんなが楽しめる空間として大いに盛り上がった様子が描かれていた。


    「男の子がさりげなくかわいいものを持ってたりするとキュンとするものよ」

    「例えば、そうねェ……。このハンドクリームはどうかしら?」(鳴上嵐)


    「おっ。かわいすぎないデザインも良いっすねぇ、これなら普通に持ち歩けそうです」

    (Make You/第六話)



    スカウト!ホワイトベア

     ES内の各事務所の代表としてボランティアへ参加することとなった日和、弓弦、アドニス、レオ。裏方であるつむぎから今回携わるのは病院での慰問活動であり、院内で開かれる『クリスマス会』だと説明を受ける。

     歌を披露したり、プレゼントを渡したりと一連の流れを聞いたメンバーは病院へ向かい、子どもたちへほしいプレゼントを調査することに。しかし、子どもたちと触れ合うなか、日和はとある物が置かれている状況に気がついた。

     事情を窺うと、このくまのぬいぐるみは忘れ物ではなく寝たきりの男の子の大事にしているぬいぐるみで、病室から出られない男の子の代わりに職員が連れてきてくれた物だと発覚。また、背負っているリュックには『クリスマスにお出かけがしたいです』とたった一言だけ書かれていた。

     外出許可が下ろせなく、諦めかけている男の子の心情を知った日和達はどうにか願いを叶えるべく彼が大事にしている〝ホワイトベア〟と一緒に楽しい冬を過ごそうと提案する。


    「つむぎくん……。でもぼくは、みんなのお願いを叶えてあげたいね」

    「この子のお願いだけ聞けないなんて寂しいね」

    (真っ白な日記帳/第二話)


     日々の中でメンバーはダンスレッスンや雪合戦、クリスマスらしいイルミネーションへ足を運んでホワイトベアと一緒に写真を撮り思い出を積み重ねていく。クリスマス当日には、ホワイトベアの写真を収めたデジタルフォトフレームやみんなで作った日記帳を贈り、男の子へ励ましの言葉を贈った。


    「……っ。逃げ回ってるだけじゃ駄目。男の子にも『ホワイトベア』にも、恰好悪いところはみせたくないからね」

    「こうなったら——」


    「『……もしもし。おひいさん、どうしました?』」


    「ジュンくんジュンくんっ。いまどこにいるの?」

    「早く星奏館に戻ってきて! ピンチのぼくを助けるのがジュンくんの仕事!」


    「『ピンチって。どうしたんすか?』」


    「説明してる暇はないね! 油断すると、アドニスくんにやられちゃう!」


    「『乙狩さんに……? おひいさん、まさか温厚なあのひとを怒らせちゃったんすか?』」


    「勝手に勘違いしないでっ、雪合戦をしてるだけだね!」


    「『雪合戦? そういえば、雪遊びするって言ってましたねぇ~』」

    「『ともあれ、すぐには無理ですよぉ~。ここからだと十分ぐらい掛かりそうです』」


    「五分待ってあげるから全速力で来ること! ぼくが雪まみれになったらジュンくんのせいだからね!」


    「『ちょ、おひいさん——』」

    (真っ白な日記帳/第三話)


    「はぁ、はぁ……。おひいさん、まだ生きてますかぁ~?」


    「ジュンくん! 遅いよ、ぼくを待たせるなんて良い身分だね!」


    「えぇ、勘弁してくださいよぉ~。これでも全速力で——」

    「……っと。ふぅ、危ねぇ」

    (真っ白な日記帳/第四話)


    「ジュンくんジュンくん、ぼくの部屋から小さなカップを持ってきて!」


    「んん、どれのことです?」


    「エスプレッソを飲むときに使ってるやつだね。小ぶりだから『ホワイトベア』にぴったり☆」

    「ほら取ってきて! 早くしないと紅茶が冷めるね!」


    「はいはい。わかりました」

    (真っ白な日記帳/第四話)


    「到着! ここならクリスマスらしい写真が撮れるね!」


    「このあたりはイルミネーションに力を入れているようですね~」

    「良く知ってましたね、日和くん?」(青葉つむぎ)


    「ふふん。前にジュンくんと来たことがあるからね」

    「実家にあるクリスマスツリーには及ばないけれど、ここのツリーもなかなか綺麗だね」

    「『ホワイトベア』、気に入った?」

    (真っ白な日記帳/第五話)


    「メリークリスマス! 『ホワイトベア』が帰ってきたよ、ぎゅってしてあげてね!」

    (真っ白な日記帳/第六話)


    「寒いが続いているけれど、春は必ずやってくるからね」

    「『ホワイトベア』と一緒に、楽しい冬を過ごしてね……♪」

    (真っ白な日記帳/第六話)


     数ヶ月後、日和の元に連絡が入る。そこには男の子がホワイトベアと一緒にリハビリに励んでいるという内容で、日和達の取り組みが勇気と笑顔を生み出すきっかけとなる物語であった。



    アイドルストーリー

    巴日和

    ・第一話(春)

     買い物中、プロデューサーと会った日和。新しい環境になり、コズプロが様々な提案をしてくるも意見が合わず、経営方針を疑問視しているといった様子が描かれている。


    「ぼくも在学中は退屈な授業をサボって遊び歩いたりしてたから、叱る権利はないけどね?」

    (巴日和 第一話)


    「ジュンくんはまぁ、永遠にぼくと同じ気持ちを抱いてくれてるって確信してるけど」

    「あの子は無力だしね。まだまだ、ぼくの庇護がひつようなひよっこだね……♪」

    (巴日和 第一話)



    ・第二話(夏)

     茨の提案でコズプロが企画する『才能発見オーディション』の選考委員になってほしいと頼まれた日和。しかし、気乗りがしない日和は断り、茨は後日企画を練り直すとその場を後にした。茨が去った後、『Eden』としてもっと素敵なアイドルになるには、と語る場面も。


    「時代に乗り遅れるものは、振り落とされるだけ。ぼくがオーディションをしなくとも、自然と崖から這い上がってくるね♪」

    「それもまた、競争をつづけるアイドルの宿命……。ぼくはともかく、ジュンくんにはもっとがんばってもらわないとね♪」



    ・旧き友との遊戯(冬)

     共有ルームにてテーブルゲームを見つけた日和と凪砂。早速遊ぼうとするものの人数が足りなく悩んでいたところに英智とつむぎが通りかかる。

     突発的な流れにも関わらず同席した四人は様々なゲームを楽しみ、青春のようなひとときを過ごしたのであった。


    「あぁ、『あそび部』のこと? ジュンくんからときどき話を聞いてるね」

    (巴日和/旧き友との遊戯)


    「けっこう遊んだけど、まだやってないゲームがいくつかあるし、今度遊ぶときはジュンくんも呼ばないとね」

    (巴日和/旧き友との遊戯)



    ●フィーチャースカウト 日和編(夏)

     専用衣装を作るにあたり、プロデューサー自身も相応しくなってほしいと語る日和。「まずはきみの服を買いにいこうね!」と提案し、2winkとプロデューサーと四人で買い物へ行くことに。自由気ままな行動を取りながらも、最後にはコズプロのみんなへのお土産を買い、プロデューサーを気遣う姿なども描かれている。


    「えぇっと……う~ん、その日は仕事が入ってるんで無理そうです」


    「何でっ! ぼくより優先することがあるなんてありえないね!」

    (巴日和 茜さす、燦々と/第一話)


    「世の中には辛くて厳しいことがあるね。けれど、すくなくともぼくの周りにはそういったものを存在させたくないね!」

    「みんなで笑って、幸せを感じていこうね。それがきっと、良い日和……☆」

    (巴日和 茜さす、燦々と/第二話)



    ●フィーチャースカウト 日和編2(冬)

     カフェ『シナモン』へ突然『プロデューサー』を呼び出した日和。今回は、打ち合わせや会議など堅苦しい段階を踏む仕事としてではなく、自分とアフタヌーンティーを楽しむことで【フィーチャーライブ】へのアイデアが浮かんだらいいと考え、日和なりに『プロデューサー』を労わる様子が描かれていた。


    「だから、リラックスして楽しんでほしいね。緊張してると、普段から静かなきみはもっと静かになっちゃうから」

    (巴日和 愛のギフト/第二話)



    漣ジュン

    ・第一話(春)

     ジュンは食堂へ訪れるも、浮かない顔をしたプロデューサーを見かけ、気になり声をかけることに。コズプロからはプロデューサーにあまり優しくするな、と忠告を受けているものの、スマホを忘れ料金が払えず困った姿を見かね、ジュンがこの場は立て替えると提案。

     日和との寮生活を振り返ったり、プロデューサーを揶揄したりとESに移り変わった心境を語る姿が描かれている。


    「(今日は何を食おっかな。ん~……朝昼晩と、おひいさんの料理をつくらなくて良くなったのは助かるんすけど)」

    「(一年間ずっとそういう生活をしてたせいで、自分の好みがわかんなくなってますよねぇ~?)」

    「(昔のオレって、どんな感じでしたっけ? もう思いだせない……)」

    「(いやまぁ、基本的にクソみたいな毎日だったから忘れちまっても良いんですけどねぇ?)」



    ・第二話(春)

     事務所にて待機中、本を読んでいる凪砂に声をかけたジュン。読書について話題を広げながらも難しそうな本を読む凪砂を前にして、漫画ばかり読んでいる自分に引け目を感じている素振りを見せる。しかし、凪砂は、どこに謙遜する必要があるのか人間の在りかたは多様だからこそ、娯楽の優劣は競ってもしょうがない、と問いかけた。また、二人で本の貸し借りを楽しむ様子が描かれている。


    「……あぁ。そういえばジュンは読書が趣味なんだった?」

    「……日和くんがいないときは、よく本を読んでるって何かのインタビューで言ってた気がするよ」


    「そうですそうです! おひいさんがいると、いつも騒がしくて集中できないんですけど」

    「わりと自分の部屋でよむことがおおいんですよねぇ~」



    ・思いを馳せて(夏)

     遠方へのロケから帰ってきたジュンは、共有ルームで同室のこはくと鉢合わせる。『スイーツ会』で貰ったお土産を一緒に食べたいと語るこはくに、土産話もついでにお茶会をしようとジュンが提案。しかし、二人で会話に花を咲かせながら楽しんでいると、もう一泊する予定だった日和が突然帰宅し、結局三人でお茶会をすることとなった。


    「ジュンくん、ここにいたね!」


    「おひいさん⁉ どうしてここに……今夜は向こうに泊まって、朝に戻ってくるとか言ってませんでした?」


    「気が変わったから、早めに戻ってきたね。お茶会をしているの? 混ぜてほしいね!」

    (漣ジュン/思いを馳せて)


    「(……今夜はめずらしく、静かに過ごせると思ったんですけどねぇ)」

    「(ま、こっちのほうがオレの日常らしいか)」

    (漣ジュン/思いを馳せて)



    ●フィーチャースカウト ジュン編(秋)

     事前に専用衣装を考えると決めたものの、『漣ジュン』らしさについて悩むジュン。そんな中、日和から突然呼び出され予定に無かったレッスンが始まる。レッスン後、日和に意図を聞くとジュンの専用衣装について相談に乗ると言われ、助言を受けることに。日和はジュンのこれまでの経験や過去を一緒に振り返り、相方として新たな一歩を踏み出す後押しをした。


    「何故なら、ぼくはジュンくんの相方だし? ジュンくんが尊敬するおひいさんだし?」

    「『専用衣装』においても先輩で、ぼく以上にジュンくんの相談に乗るのに相応しい人物は存在しないね……!」

    (漣ジュン 彼方へと、曠野をかける/第二話)


    「……おひいさんが難しいことをいうんで、咀嚼に時間がかかっちまいそうですけど」

    「こっから、どんなアイドルにだってなっていけるなら。そいつに着せてやる衣装じゃなきゃ意味がねぇや」

    「……ってことで、いいですか?」


    「肯定してあげたら、ジュンくんじゃなくてぼくが出した答えになっちゃうね」

    「ジュンくんが自分の頭で考えて出した答えなら。きみ自身が信じてあげれば、それでじゅうぶんだね……♪」

    (漣ジュン 彼方へと、曠野をかける/第二話)



    ●フィーチャースカウト ジュン編2(冬)

     久しぶりのオフにどう過ごそうか迷うジュン。星奏館内の廊下を歩いているとキッチンから声が聞こえ向かうとそこには一彩と藍良が昼食を作ろうと奮闘している最中だった。巽も加わり談笑していく中、話題はフィーチャーライブへ。

     オフショットというテーマを振り返っていく中で、日和に振り回されつつも騒がしく楽しい日々を送れているということを実感するジュンの姿が描かれていた。


    「気にしないでください。こんなのおひいさんの我が侭に比べればたいしたことじゃないっすから」


    「おひいさんっていうと日和先輩のこと? あのひとはそんなに我が侭なのかな?」(天城一彩)


    「そりゃあもう。オレの事情なんてお構いなしにめちゃくちゃ言ってきますからねぇ~」

    「とはいえ、あのひとには恩があるんで我が侭を聞くしかねぇんですけど」

    (騒がしい此方で笑む/第一話)


    「おひいさんから、オレは悩みすぎてドツボにハマっちゃうタイプだって言われたんで、今回はあんまり悩みすぎないように意識してるんですよ」

    (騒がしい此方で笑む/第一話)


    「あぁ、いや。おひいさんからです……何なに」

    「『いまショッピングをしているんだけど思った以上に荷物が増えちゃいそうだから、ジュンくんは急いでくるね☆』」


    「ふむ。荷物持ちとして呼び出されたわけだね」(天城一彩)


    「こら、ヒロくん! はっきり言い過ぎだよォ!」(白鳥藍良)


    「いいですよぉ~、事実ですし。……ったく、ゆっくり悩ませてもくれねぇんですから。うちのおひいさんには困ったもんです」

    「こぼした麺も片付きましたし、オレはこれで失礼しますねぇ~」

    (騒がしい此方で笑む/第一話)


    「何か気づいたことはあったか……ですか?」

    「あ~……。オレが考えてる以上に、オレはおひいさんに振り回されてるってことがわかりましたねぇ~」

    (騒がしい此方で笑む/第二話)


    「そうそう、聞いてくださいよぉ。この前もおひいさん、急に『サイクリングに行くね!』って言いだしたんです」

    (騒がしい此方で笑む/第二話)


    「当然おひいさんはノープランなんで、オレが色々考えないといけないんですよぉ。まったく、ひとを振り回すのも大概にしてほしいっすよねぇ」

    (騒がしい此方で笑む/第二話)


    「仲良しだね、ってやめてくださいよ! おひいさんの我が侭に付きあうのは大変なんですから!」

    (騒がしい此方で笑む/第二話)


    「(いや……すこし前どころか、昔のオレでは考えられないような状況か)」

    「(玲明学園で非『特待生』だったころ。佐賀美陣を追いかけていた自分)」

    「(あのころからは想像もできないほど、オレの毎日は騒がしくなった)」

    「(そんな毎日を送れるのは……他でもないおひいさんが、拾ってくれたから)」

    「いつのまにかオレの毎日は、誰かをただひたすらに追いかけるだけのものじゃなくて……」

    「誰かさんの我が侭に振り回される騒がしいものになっちまってたんですねぇ」

    (騒がしい此方で笑む/第二話)



    バースデーストーリー

     選択式のミニトークについては後述しています。


    巴日和(2020~2023)

    ・2020年

     2020年のストーリーではコズプロ内で誕生日パーティが開かれた。このとき日和を祝いに来たメンバーは、凪砂、茨、ジュン、HiMERU、影片みかの五人であった。


    「おひいさん、誕生日おめでとうございます」

    「あんたのことだから、もっと豪奢なパーティにしろって我が侭言うかと思ってたんですけど」

    「案外普通に楽しんでるみたいで安心しましたよぉ」


    「んもう、ジュンくんはぼくが何でも文句を言うと思ってるみたいだね?」

    「失礼しちゃうね! お祝いは見た目よりも気持ちが大事だね!」


    「ははっ、おひいさんにしては殊勝な言葉っすね。ひとつ歳をとって丸くなったんすかね~?」

    (巴日和 コズプロお誕生日パーティ/漣ジュン)



    ・2021年

     2021年のストーリーはファン向けにバースデーイベントを開催した。質問コーナーに答えたり、リクエストの生け花を披露したりする様子が描かれている。


    「まぁ、それも当然だね♪ それじゃあ、さっそく読んでいくね。まずは……『最近お買い物はしましたか?』って書いてあるね」

    「うんうん♪ このあいだ、ジュンくんの服を一緒に買いに行ってあげたね♪」

    「でも。すこしお店を見て回っていただけなのに、自分のものばっかり買ってるってジュンくんに怒られてしまったね」

    (巴日和 質問コーナー)



    ・2022年

     2022年のストーリーはES全体でバースデーイベントが開かれた。ストーリー内で祝いに来たメンバーは青葉つむぎ(ご馳走トーク)、氷鷹北斗(ESアイドルからのプレゼント)、ジュン、桜河こはく(ESアイドルからのお祝い)の四人であった。

     また、クラッカーを渡す際のSDキャラのモーションは、ジュンが特別仕様になっていた。


    「うん? 誰かと思ったらこはくくんだね。探し物なんてしてないね、ただちょっと……」


    「はいはい、おひいさん。飲み物なら持ってきましたよ。これが飲みたかったんでしょう?」


    「うんうん、さすがジュンくん。さっきまでは紅茶の気分だったんだけど、みんながジュースを飲んでいるの見たら飲みたくなっちゃったんだよね♪」


    「そうだと思いましたよ。おひいさん、ずっとひとが持ってるジュース見てたし」

    「はい、サクラくんも良ければどうぞ」


    「あっ、わざわざおおきに。それにしても、ジュンはんの気遣いはたいしたもんやな」(桜河こはく)


    「これが阿吽の呼吸ってやつだね! こはくくんも見習うといいね!」

    (巴日和 ESアイドルからのお祝い)



    ・2023年

     2023年のストーリーはプロデューサーと対話型のイベントが開かれた。ミニトーク内で登場したアイドルはいないものの、ユニットやサークルで祝われたことなどを語る姿が書かれている。また、100個以上のバースデーハートを渡すと、アイドルから電話がかかってくる演出も。


    「さて、そろそろぼくの誕生日も終わりだね」

    「今日一日とても幸せだったね。家族に祝われる誕生日も良いけど、凪砂くんやジュンくんに茨、同室やサークルのみんなーー」

    「仲間に祝われる誕生日というのも、また違う幸せを感じるね」

    (巴日和 バースデーの夜に/後編③)



    漣ジュン(2020~2023)

    ・2020年

     2020年のストーリーではコズプロ内で誕生日パーティが開かれた。このときジュンを祝いに来たメンバーは、凪砂、日和、茨、葵ゆうた、天城燐音の五人であった。


    「誕生日おめでとう、ジュンくん!」

    「このぼくがプレゼントを持ってきてあげたね。喜びでむせび泣くといいね!」


    「泣きはしませんけど。何ですか、その馬鹿デカい箱……よくここまで持ってこれましたねぇ」


    「ふふん♪ もちろん、事務所のひとに運んでもらったね。ぼくがこんなに重いものを運ぶなんてありえないからね」


    「事務所のひともお疲れさまっすねぇ……。で、中身は何ですか?」


    「それは開けてのお楽しみだね。さぁさぁ、目を輝かせながらリボンを解くと良いね!」

    (漣ジュン コズプロお誕生日パーティ/巴日和)



    ・2021年

     2021年のストーリーはファン向けにバースデーイベントを開催した。質問コーナーに答えたり、リクエストの即興ポージングを披露したりする様子が描かれている。


    「……うわっ! おひいさん、そんなに大きい声で呼ばれなくても聞こえてますよぉ~! って、流石にこれは録音ですよね?」

    「えぇ? みんな、今の聞こえました? 事務所からの誕生日プレゼントとして、おひいさんが選んだ筋トレグッズをくれるっていってましたよねぇ?」

    「スタッフがプレゼントを持ってきてくれましたね……。う~ん。あのひと、筋トレグッズの種類とかわかるんですかねぇ~」

    「……おわっ! これって、表情筋を鍛えるやつじゃないですか⁉」

    「手紙も入ってますね……なになに? 『ジュンくんはいつも不愛想だから、これを使って表情筋を柔らかくするといいね♪』」

    「余計なお世話っすよぉ。まぁ、自分じゃ選ばない器具なんで、この機会にためすのもいいかもですね。また使わせてもらいます」

    (漣ジュン サプライズコーナー)



    ・2022年

     2022年のストーリーではES全体でバースデーイベントが開かれた。ストーリー内で祝いに来たメンバーは桜河こはく(ご馳走トーク)、衣更真緒(ESアイドルからのプレゼント)、七種茨、影片みか(ESアイドルからのお祝い)の四人であった。

     また、クラッカーを渡す際のSDキャラのモーションは、日和が特別仕様になっていた。



    ・2023年

     2023年のストーリーはプロデューサーと対話型のイベントが開かれた。ミニトーク内では凪砂と茨が登場しており、日和は後ほど合流すると語られていた。また、100個以上のバースデーハートを渡すと、アイドルから電話がかかってくる演出も。


    「今日のパーティ、大勢から祝ってもらえましたけど。ちょっと照れくさい感じがしましたねぇ」

    「これまでおひいさんとかの誕生日パーティに参加させてもらいましたけど、自分の誕生日だとまた違うっていうか」

    (漣ジュン バースデーの夜に/後編②)



    スペシャルストーリー

    わくわく♪おじさんといっしょ!!

     四月一日、玲明学園の学生寮、桜河こはくと共同生活を送るジュンは、ものすっごい悪夢を見たと慌てふためき事情を説明することに。夢のなかで『ジュニアアイドルの教育』と称した企画に選ばれ、自身の幼少期を振り返り葛藤するシーンや日和や佐賀美陣との関係性にも驚く一面が書かれている。


    「ちなみに。コミュニケーションを円滑にするために、魔神の姿は呼びだした人間の心を最も多く占めている相手になる」

    「つまり、俺は厳密には佐賀美陣とかいう人じゃない」(佐賀美陣)


    「え? は? じゃあ何で、おひいさんじゃなくて佐賀美陣の姿に……?」

    (ララバイ 優しい悪夢/第二話)



    先輩とあんさんぶるミッション!

     プロデューサーが二人一組でペアになり、協力しクリアしていく「あんさんぶるミッション」内で開放されるストーリー。

     氷鷹北斗と天城一彩が主体となり進んでいくが、日和とジュンはコンビとして登場する。


    「その話、聞かせてもらったね! 先輩として、相方として。ジュンくんを育ててきたぼくに何でも聞くといいね♪」


    「おひいさん、挨拶ぐらいちゃんとしてくださいよぉ~。おふたりとも、お疲れさんです。騒がしくしちまってすんません」

    (先輩とあんさんぶる 日和&ジュン編)


    「『先輩』なんて呼ばれたのは出会ってからほんの短い期間だったかな? 何だか懐かしくなってきたね……♪」


    「思い出話は始めないでくださいよ? そういうのは、北斗さんたちにきちんとアドバイスをしてからにしてください」


    「漣がいてくれるから、巴先輩も安心して奔放に振舞えるんじゃないか? その信頼関係を、俺たちも見習わなくてはな」(氷鷹北斗)

    (先輩とあんさんぶる 日和&ジュン編)



    ハート to YOU FES

     8周年を記念したフェス会場でのひと時が書かれているストーリー。日和とジュンはユニット内に加え、他アイドルたちとも一緒に登場していた。


    「ぼくのパネルの前は大盛況のようだね! ここで『ご本人登場!』したら面白いかもしれないね?」


    「俺たちは次のライブ会場に移動中ですし、急に登場したらみんなパニックになっちゃいますよ~?」(青葉つむぎ)


    「ただでさえ、おひいさんがそこかしこで即席サイン会を開いて遅刻寸前ですしねぇ~?」

    (ハート to YOU FESトーク⑰)


    「見て見て、ジュンくん! ぼくだけのチケットが完成したね!」


    「へぇ、おひいさんがつくったにしては悪くないセンスっすねぇ~」


    「んもう! ジュンくんは相変わらず素直じゃないね!」

    (ハート to YOU FESトーク㉙)



    ハート from ME STREAM

     いつでも身近に感じられるをテーマにした、配信番組風のストーリー。配信には他アイドルたちからのコメントもついていた。


    ・巴日和

     配信メンバーは日和、燐音、創の三人。題材は『無人島に物をひとつ持って行くなら何?』で配信は日和、燐音、奏汰の部屋から行われた。また、配信時のミッション画面にはストーリー内で描かれているチェス勝負への意気込みや茨からコメントもついていた。


    →ミッション画面

     燐音先輩との勝負はチェスに決まったね! 先輩がチェスを理解してるのは意外だけど、勝つのはぼくだね!


    →コメント

     何かやらかさないか心配です。見張っていますからね!(七種茨)



    「それじゃ、このぼくがお題カードを引いてあげるから、感謝するといいね!」


    「お題は……『無人島に物をひとつ持って行くなら何?』みたいです」

    「ぼくは調理器具ですかね~……。お二人は何ですか?」(紫之創)


    「ニキだな」(天城燐音)


    「ジュンくんだね!」


    「あのう。椎名先輩も漣先輩も『物』じゃなくて『人間』ですよ?」(紫之創)


    「ジュンくんはぼくのものと判断してもいいでしょ?」

    (ハート from ME STREAM③後編)



    ・漣ジュン

     配信メンバーはジュン、茨、こはくの三人。題材は『最近みた夢』で、配信はジュンとこはくの部屋から行われた。


    →ミッション画面

     共同部屋とはいえ部屋を公開するのって、素の自分を晒すみたいでちょっと気恥ずかしいですねぇ~……♪



    「最近みた夢は……宇宙筋肉選手権に地球人代表として出場した夢ですねぇ~」


    「宇宙筋肉選手権……って何や?」(桜河こはく)


    「知りませんよぉ~、夢の話なんで」

    (ハート from ME STREAM⑪後編)



    こたつdeあんさんぶる

     2024年お正月キャンペーンのストーリー。特番と称し各ユニットが抱負やお正月らしい時間を過ごしていた。日和とジュンは、『Eve』と『Eden』としてストーリーが描かれている。


    ・Eve

    「『やっほう! スタジオを飛び出して、ぼくたち『Eve』はセゾンアヴェニューにいるみんなに会いに来たね!』」


    「『急な告知だったのに、寒いなか集まってくれてありがとうございます! すごく嬉しいっすよぉ~♪』」


    「『……んん? ぼくらは寒くないのかって? ちゃあんと暖かくしてここに来てるから、安心してほしいね♪』」


    「『それに、みんなの笑顔を見てれば心もあったまりますから……なんて。小っ恥ずかしいことも言っちまいましたけど』」

    「『画面の向こうから届く応援も含めて、本気でそう思ってます。次のコーナーまで、オレたちと元日の夜を満喫しましょう♪』」

    (Eveの寒空サプライズ)



    ・Eden

    「『へぇ~。ってことは、反対に左巻きにすると縁起が悪くなるんですか?』」


    「『ええ。左巻きには『エネルギーが抜ける。出て行く』という意味があるそうですよ。またひとつ学ぶことができましたね』」(七種茨)


    「『……出題するたびに解説までされちゃうから、これじゃクイズ番組というより豆知識番組だね?』」


    「『……正解数で争うよりも、私はこの形式のほうが好きだな。それぞれの知識を持ち寄ることはきっと、有意義な時間を生むからね』」(乱凪砂)

    (Edenのクイズ(?)番組)



    その他ストーリー

     他キャラクター主体のストーリーについては、一部発言を抜粋しています。


    イベントストーリー

    ●召しませ/ナイトクラブ(夏)

     2winkと『Crazy:B』がメインのストーリー。二つのユニットがナイトクラブにてライブを開催すると知り、ジュンは同事務所の影片みかと訪れる。登場はジュンのみで数話だけだが、日和についてやナイトクラブに遊びに来ていた非特待生を鼓舞したいと語るシーンもある。


    「わかる~。もともとオレも愛想良いほうじゃねぇし、おひいさんが不在だと野生動物みたいに唸ることしかできません」


    「あはは。ジュンくん、口を開けば『おひいさん』ばっかりやね♪」(影片みか)


    「ふん。そっちは、口を開けば『お師さん』ばっかりでしょうがよ」

    (ナイトクラブ オトナノアソビ/第五話)



    ●悪戯心◆スパイダーハロウィン(秋)

    『Crazy:B』がメインのストーリー。【ESハロウィン】にユニットでの初参加を決めたものの、慣れない日々が続き疲弊する桜河こはく。そんなこはくに対して、優しく声をかけるジュンの姿が描かれている。


    「あはは。自分のこととなると実感が湧きにくいですよねぇ」

    「おひいさんなんか超マイペースだし、我が侭だし、めちゃくちゃスパルタっすけど、実は面倒見いいんすよ。これが意外なことに」

    「サクラくんところもそうなんじゃないんですか?」

    (スパイダー 謝恩/第一話)


    「いつも思うんです。一歩間違えれば今でも独りだったかもしれねぇんで」

    「今こういうふうに周りに恵まれてるってことへのありがたみっつうか……周りにいてくれるひとへの感謝を忘れないようにしないとなぁって」

    (スパイダー 謝恩/第一話)


    「まぁ、おひいさんに言おうものなら、す~ぐ調子に乗るし言わないですけど」

    (スパイダー 謝恩/第一話)



    スカウトストーリー

    ●スカウト!前線の番犬(秋)

    『Eve』が泊りがけのロケのため、メアリを預かることになった茨。最初は気乗りしなかったものの、凪砂と協力していく内に心境に変化が訪れる。日和とジュンの登場は一話と最終話だが、凪砂と茨の会話の中で普段から二人がメアリを大切にしている様子が語られている。


    「……うん。『ブラッディ・メアリ』という名前は日和くんたちが贈った、大切なプレゼントなのだから」

    「……私たちも、大切にしようね」

    (前線の番犬 野良犬のワルツ/第二話)(乱凪砂)


    「ブラッディ・メアリ、彼女の名前です。犬と呼ぶなど、失礼ですよ」

    (前線の番犬 野良犬のワルツ/第七話)(七種茨)


    「一時間ぐらいなんですけど。このひと、お世話になった民家の裏にある山で迷いやがったんですよぉ~」

    「こちとら必死になって捜したってのに。失踪した本人は湧き水を見つけて、はしゃいでたっていう……」


    「あれは世紀の大発見だったね、現地のひとも知らないと言っていたからね!」

    「『日和の水』と名づけたね! いつか凪砂くんを連れていってあげたいね!」

    (前線の番犬 野良犬のワルツ/第八話)



    ●スカウト! あそび部(夏)

     仙石忍、葵ゆうた、春川宙が所属するサークル『あそび部』へ体験入会したジュン。『超ど級鬼ごっこ』に興じていると、忍のスマホに子どもたちに昔の遊びを教えてほしいと連絡が入る。共有ルームで話している最中、通りかかった天城燐音も加わり、『昔の遊び』と称し玩具を手作りしようとアイデアを思いつく。幼少期に複雑な過去を持つ五人が、子どもたちを楽しませたいと熱心に活動へ取り組む姿が描かれているストーリー。


    「――あっ。あんなところに『おひいさん』が!」(葵ゆうた)


    「えっ。どこっすか」


    「隙あり! 逃げろ~♪」(葵ゆうた)


    「ゆうたくん、オレのこと騙すなんて卑怯ですよぉ~!」

    (あそび部 わらべうた/第一話)


    「HiHi~♪ ししょ~から教わったおまじないのおかげです! にんにく、にんにく~って唱えながら探すと、見つかるな~」(春川宙)


    「へぇ。今度おひいさんを探すときにでも試してみますかねぇ?」

    (あそび部 わらべうた/第五話)



    ●スカウト! プリティ5(秋)

     十月中旬。日和が所属するサークル『プリティ5』での定例会議中、突如姫宮桃李が神妙な面持ちで妹に見合いの話が来ていると語り始める。白鳥藍良、影片みか、鳴神嵐が驚く様子の中、日和はよくある話だと答えるも、半ば無理矢理な話に納得のいかない嵐は桃李の妹を助けようとメンバーにとある提案をした。嵐と桃李が中心となるストーリーだが日和の家柄についての一面も語られている。


    「ん~……。でも、そういう話はぼくたちみたいな家柄の子にはよくある話だね」

    「先にお見合いをして条件とかを擦り合わせて、問題なければ婚約をしておく」

    「それでお互いが結婚可能な年頃になったら、あらためて婚姻を結ぶ」

    (ブリティミッション 花泥棒は五人いる/第四話)


    「本人たちの意思がどうとかよりも、家同士が提示する条件に合意できるかのほうが重要だからね」

    (ブリティミッション 花泥棒は五人いる/第四話)


    「むしろ家柄としては、うちのほうが格上だけどね。ぼくは気楽な次男坊だし、何の実権もない――というか持たないようにしてるんだよね」

    (ブリティミッション 花泥棒は五人いる/第四話)



    ●スカウト! ホワイトブリム(冬)

     二月末。国内某所の静養地、天祥院一族が保有する別荘にて『潮干狩り』と称した少し特殊なサバイバルゲームが開催されることに。その日の夜、日和、天祥院英智、姫宮桃李、朱桜司は、『潮干狩り』の会場で‶狩る側〟と‶狩られる側〟に分かれ、各々役割を遂行していくが、思わぬ事態に発展する。上流階級に属する四人が一筋縄ではいかない頭脳戦を繰り広げる姿が描かれている。


    「そうそう♪ でもまぁ、無理に明るく振る舞う必要はないけどね?」

    「心を削り取って燃料にすれば、無理やりキラキラ輝くことはできるね。でも、そういうことを続けてるといつか‶自分〟が無くなっちゃうね」


    「ふふ。経験者は語る。そういうことを続けていたから、君はそんなに空っぽな人間になっちゃったんだよね」(天祥院英智)


    「汚物だけで構成されている英智くんよりマシだね」

    (ホワイトブリム BATTLEROYAL/第二話)


    「もちろん、お天道さまに胸を張れる君の生き様は賞賛されるべきものだね! それは勝ち負けじゃなくて善悪の話!」

    「でも今は、楽しく潰しあう遊びの真っ最中! 遊びの最中にするべきなのは、善悪じゃなくて勝ち負けの話だね……!」

    (ホワイトブリム BATTLEROYAL/第七話)



    アイドルストーリー

    ●乱凪砂

    ・第二話(春)

    『Eden』でのミーティング中、凪砂の新たな自己像について提案をした茨。日和やジュンが凪砂に雑誌や漫画の台詞を読んでもらい楽しむなど、和気あいあいとした時間を過ごす姿が窺える。


    「きみはもっとぼくに敬意を払うべきだね。いつだって感心してくれていいのに!」


    「オレがいないといつもギリギリまで買い物してるでしょ、おひいさんは」

    (乱凪砂 第二話)


    「まったく。ジュンくんはそんな野蛮な漫画より、詩集のひとつでも読むといいね」

    「ぼくに釣り合うように、趣味嗜好も気品を意識してほしいものだね?」


    「いやいや。おひいさんが乗り気だったでしょうよ……」

    (乱凪砂 第二話)



    ・フィーチャースカウト 凪砂編(冬)

     凪砂の専用衣装を作るにあたり、集合した『Eden』。茨からいくつか案を出され、候補を考えていく内に「『Eden』のみんなが望んでくれる『専用衣装』で、みんなと舞台に立ちたい」と凪砂は語った。自己を探求し続ける凪砂の心躍る様子や、四人の結束が描かれているストーリー。


    「……この石を、私の『専用衣装』に取り入れてくれる? どう取り入れるかは、今度こそ茨に任せるよ」(乱凪砂)


    「きっと……ううん、絶対に良い『専用衣装』になるはずだね。ぼくらの想像を超えちゃうぐらいに」


    「ははっ、オレもわくわくしてきましたよぉ~♪」

    「四人でステージに立ったら。もう出来上がってるオレの衣装も、自然と、もっと良いもんに思える気がします」


    「ステージが完成する道程で高まっていく意識が、衣装の自身の付き合いかたも洗練させていくんでしょう」(七種茨)

    (乱凪砂 とこしえの旅路/第二話)



    ・フィーチャースカウト2 凪砂編(冬)

    『Eden』でタイアップしている対戦ゲームをしにゲームセンターへ来た凪砂とジュン。偶然にも遊木真とプロデューサーと出会い、凪砂は体験したことのない貴重な時間を過ごしていく。ひとしきり楽しんだあと、二人と別れ、ジュンと一緒に次の現場に向かう途中では、「……次は、四人で来たいな」と笑う凪砂の姿が描かれていた。


    「……今更ながらですけど。ナギ先輩をゲーセンに連れ込んでよかったんですかねぇ?」

    「う~。『教育によくないね! ジュンくんは悪い子!』な~んて、おひいさんにどやされそうで気が重い……」


    「……大丈夫だよ。ジュンとゲームセンターに行くことは伝えてある」(乱凪砂)


    「マジですか。おひいさん、何て言ってました?」


    「……楽しんでおいでって、優しく笑っていたよ」(乱凪砂)


    「そっすか。じゃあ心配な――」

    「……くないな、うん。あのひとの場合、オレには『何でぼくを連れていかなかったの!』ってウザ絡みしてくるんで」


    「……ふふ。日和くんはジュンを愛しているからね」(乱凪砂)

    (乱凪砂 たまには、こんな日も/第二話)



    ●七種茨

    ・第二話(春)

     筋トレルームにて偶然茨と鉢合わせたジュン。凪砂と日和に負けじと努力を重ね、今後を語り合う姿が描かれている。


    「オレは輝きを放つ太陽にはなれないかもしれないけど、その近くで夜にも光を絶やさない月にはなれるはずですから」



    ●風早巽

    ・第三話

     日和とジュン会話を繰り広げる中で、怪我をする前の玲明学園を振り返る巽。現在はスタプロ所属だが、玲明学園の革命児とも謳われていた巽と二人の関係性が深く語られている。


    「ちょっと、おひいさ~ん? 席を確保しといてって言ったっしょ、フラフラ歩き回らないでくれませんかねぇ~」


    「あはは、ごめんねジュンくん! ちょっと懐かしい顔を見かけたものだから……♪」


    「懐かしい顔……? あれっ、もしかして風早巽先輩?」

    (風早巽 第三話)


    「こらこらジュンくん、巽くんはお食事中なんだから邪魔しちゃ駄目だね」


    「あんたが先に絡んだんでしょ……。でもまぁ、そっか。つうかオレらもさっさと食事を片付けて、次の現場に向かわないといけませんしね」

    (風早巽 第三話)



    ・送り、送られる朝に(夏)

     朝、ALKALOIDのメンバーを学校へ送り、キッチンにいた巽と偶然遭遇した日和。話していく内に自身が登校し忘れていたと気付く巽や、そんな様子を見て日和もジュンと過ごした学生時代の日々を思い出していた。


    「思えばぼくも、去年はジュンくんにお料理してもらってたっけ――」

    (風早巽 送り、送られる朝に)


    「ひたむきに自分を高められる子だからね、あの子は」

    (風早巽 送り、送られる朝に)



    ・2022年 バースデーストーリー

     2022年の巽の誕生日ストーリーでは、ジュンが祝いに来た姿が描かれている。


    「そうですな。一つ我が侭を聞いていただけるなら、また一緒にお茶でも飲みながら話をしませんか?」(風早巽)


    「ははっ、おひいさんの我が侭に比べたら、そんなの我が侭のうちに入りませんよぉ~。オレで良ければ是非♪」

    (風早巽 ご馳走トーク)



    ●青葉つむぎ

    ・第三話(夏)

     買い物帰りに寄ったカフェで談笑する日和とつむぎ。日和は当初、ジュンを誘ったが撮影で来られなかったのだと語り、納得がいかなそうな素振りを見せた。


    「まったくもう、荷物運びはジュンくんの仕事なのにね。撮影でこられないなんて、悪い日和!」

    「ジュンくんはぼくが拾って育ててあげたのに、恩知らずだね」



    ●姫宮桃李

    ・放課後プリティタイム(秋)

    『プリティ5』の活動で放課後を制服姿で満喫しようと決行された日の出来事。日和の付き添いとしたジュンを含め六人で商店街へ繰り出し、彼ららしい時間を過ごしていた。


    「商店街でコロッケ食うのってプリティなんすかねぇ? どちらかというと、部活帰りの体育会系のような……」


    「んまァ、野暮! ちょっと巴センパイ、教育がなってないわよォ?」(鳴上嵐)


    「ジュンくん……。こうなったらとことん付きあわせて、プリティなことしか考えられないようにしてあげるね!」



    ●斎宮宗

    ・お噂はかねがね(夏)

     共有ルームで食事を取ろうとする宗。時同じくしてジュンが部屋に訪れ、影片みかの話題を出したことがきっかけになり、一緒に食事や会話を繰り広げる様子が描かれている。


    「影片さん、口を開けば『お師さん』ばかりで面白いっすよぉ。まぁオレも、ひとのこと言えないんすけど」



    ミニトーク

     選択肢によって複数の会話があるため、一部抜粋しています。


    ●巴日和


    ●COSMIC PRODUCTION(Basic)

    ・『Eden』 前編

    <回答1>

    「ふぅん……。捨て犬みたいな目でみないでほしいって言ってたって?」

    「ふふっ、ジュンくんはぼくが拾って育ててあげたからね」

    「ジュンくんが犬みたいなのはあながち間違ってないからね♪」



    ●軋轢◆内なるコンクエスト

    ・飲み物調達 1

    <回答2-1>

    「ん? お金が戻ってきてるから自販機は呼称してるかもって?」

    「そっか、でもドリンクマシンはいつもジュンくんに用意してもらってるから使いかたがわからないね!」

    「きみが淹れてくれるの? 助かるね! グアテマラ産の豆はあるかな? 今日はそれ以外は飲みたくないね!」


    ・飲み物調達 2

    <回答2-1>

    「ジュンくんのこと? ジュンくんならトレーニングルームで汗を流しているね」

    「彼に会いたいのかな? じゃあ、すぐ来るように電話をしてあげるね!」

    「せっかくだから、どれぐらいで到着するか測ってあげよう! 最速記録を超えられるか見ものだね!」


    ・どこに行くんですか? 1

    <回答2-1>

    「玲明学園の寮だね!」

    「……うん、わかってるね。ぼくも他のアイドルのように星奏館に引っ越したんだけれど」

    「あっちにあるジュンくんの部屋の方が落ち着くんだよね」



    ・どこに行くんですか? 2

    <回答1-1>

    「じゃあぼくとサボる? な~んて、もちろん冗談だね!」

    「ぼくがいなくてもジュンくんや茨がどうにかしてくれるだろうけど」

    「きみがいなくなれば大騒ぎになってしますのは自明の理だからね」



    ●『SS』編/3rd Stageシークレットサービス(漣ジュン視点)

    ・これぞ日本家屋 1

    【回答前の会話】

    「ジュンくん! すごいね! これぞ日本家屋って感じ!」

    「畳に座布団。どれもぼくの家にないものだから新鮮だね」

    「それにほら。窓からの景色もすごいね! まさに良い日和っ☆」


    <回答1>

    「うんうん♪ ジュンくんもすこしは情緒とういうものがわかってきたみたいだね!」

    「ほぉら。この絶景をぼくが背負うと、ますます華やかになるね!」


    <回答2>

    「んもう。ジュンくんはつまらない子だね」

    「このぼくのテンションを合わせて一緒に喜ぶべきなのに」


    <回答3>

    「えぇっ⁉ そ、そういうことはもっと早く言ってほしいね⁉」

    「悪い日和! もし虫が入ってたらジュンくんが責任を持って獲ること!」


    ・これぞ日本家屋 2

    【回答前の会話】

    「そういえば、ジュンくん知ってる?」

    「この窓際のテーブルと椅子が置いてあるスペースは『広縁』って言うんだよね」

    「サンルームのように使うといいらしいね!」


    <回答1>

    「そりゃあね。郷にいれば郷に従えと言うし、ちゃんと調べるね」

    「粗相があってもよくないでしょ。まぁ、ぼくは粗相なんてしないけどね!」


    <回答2>

    「さすがジュンくん。気が利くね!」

    「お茶も紅茶じゃなくて、風情に合わせて日本茶を淹れてほしいね!」


    <回答3>

    「ふうん。ルームサービスも和風のものなんだね?」

    「あっ、これ売店で売ってたやつだね。美味しかったらこれをお土産にしようかな」


    ・これぞ日本家屋 3

    【回答前の会話】

    「ジュンくん、すこし休んだらさっそく散策に出かけるね!」

    「旅館の中もいろいろ探索したいしね! さぁ、さぁ♪」

    「……何? その不服そうな顔は?」


    <回答1>

    「何を言ってるの! 時間は有限なのに無駄にするなんて勿体ないね」

    「帰るときになって、後悔したくないでしょ?」


    <回答2>

    「温泉は散策したあとのほうがいいね。ちょうどご飯の前に汗も流せるし」

    「あっ。ちょうどここに散策マップがあるね。ジュンくんどこから見に行く?」


    <回答3>

    「もちろん! 今日の予定は全部ぼくが決めるね!」

    「どこから行こうかな。ジュンくんは安心してぼくについてくるといいね!」


    ・温泉旅館の醍醐味 1

    【回答前の会話】

    「はぁ~、さっぱりした♪ 気持ちよかったね、ジュンくん!」

    「でも温泉ってちょっと熱すぎない? 長く浸かってるのは無理だね」

    「あとすこしでのぼせて倒れるかと思ったね!」


    <回答1>

    「ジュンくんは、そのあとサウナも入ってたよね……?」

    「信じられないね。見ているぼくのほうがのぼせそうだったね」


    <回答2>

    「うんうん♪ それにぼくも同感だね!」

    「ところで、腰に手をあてて飲むのは温泉の作法か何かなの?」


    <回答3>

    「まぁ、長湯はできなかったけど。でも露天風呂の絶景は最高だね!」

    「温泉の醍醐味! あの景色が見れただけでもよかったよね」


    ・温泉旅館の醍醐味 2

    【回答前の会話】

    「あっ、ジュンくん。今日は筋トレ禁止だからね」

    「何で? じゃないね! よく考えてみてほしいね」

    「せっかく趣深い旅館に来ているのに、横で汗だくになられるのは台無しだね」


    <回答1>

    「んもう。ジュンくんは本当に脳筋なんだから」

    「今日ぐらい日課のことは忘れるといいね。ぼくからの命令!」


    <回答2>

    「そんなことしなくても、普通に寝れるでしょ」

    「それに自覚がなくても移動で疲れているはずだしね」


    <回答3>

    「んもう! まだまだ寝るには早い時間だね!」

    「子供ならともかく大人の時間はこれから。だからまだまだ遊ぶね!」


    ・温泉旅館の醍醐味 3

    【回答前の会話】

    「そんなに動きたいなら、今度はこの旅館を散策しよね!」

    「さっき温泉からの帰りに、いろいろ遊べそうなところがあったし」

    「思い出づくりにもいいしね。さっそく出かけるね、ジュンくん」


    <回答1>

    「ここでも運動? まぁ、いいけどね!」

    「テニスはわりと得意だし、ぼくがジュンくんをこてんぱんにしてあげるね」


    <回答2>

    「ゲームだとぼくがあまり楽しめないから却下だね!」

    「あぁ。クレーンゲームならやってもいいね。凪砂くんへのプレゼントにしたいね」


    <回答3>

    「いいアイデアだね! 前に同室のひとたちにお土産ももらったし」

    「今回はぼくがみんなに買おうかな。人間関係にギブアンドテイクは必要だしね」



    ●SHUFFLE×月光ミラーボール

    ・華やかなるリーダー 2

    <回答1>

    「まぁ、ぼくがリーダーなのは当然だよね?」

    「ぼくは『Eve』でもリーダーを務めているし、その経験を充分に活かすね♪」



    ●羽撃き◆雲散らすソリッドステージ

    ・久しぶりのオフ 3

    【回答前の会話】

    「……あれ、もうこんな時間なんだね」

    「うん。今日はこの後ジュンくんとショッピングに行く予定で、ここが待ち合わせ場所なんだよね」

    「今日は気分がいいから、きみに似合う服も見繕ってあげてもいいけど。どうする?」


    ・見守ることも大事 1

    【回答前の会話】

    「……あぁ、○○ちゃん。こんばんは、どうしたの?」

    「ぼくが何か思い詰めているように見えたから声をかけた……? ○○ちゃん、意外とぼくのことをよく見てるね」

    「うん、実は……。最近ジュンくんの様子がおかしくて。普段しないようなミスもしてたし、何だか焦ってるみたいで」


    <回答1>

    「そうなんだよね。この間の音楽番組のときもずっと何か考え込んでたみたいだったし……」

    「悩み事があるならぼくに相談してくれてもいいと思うんだけどね?」


    <回答2>

    「あぁ、音楽番組のこと? あのときは何とかなったし、そんなに引きずらなくてもいいと思うんだけどね」

    「ジュンくんなりに、何か思うところがあるんだろうなとは思うけど……。やっぱり、気にせずにはいられないね」


    <回答3>

    「そうだね。どうしたのか聞いてもジュンくんも原因がわからないみたいだし……」

    「う~ん。こんなことは初めてだから、何をどうしていいかわからなくてもどかしいね……」


    ・見守ることも大事 2

    【回答前の会話】

    「苦しんでいるジュンくんを見るのは辛いし、ぼくも何かできたらいいんだけどね……」

    「でも、凪砂くんからあんまり世話を焼かないほうがいいって言われたね」

    「羽化の時期だから、みたいなことを言っていたけど、ついつい口出ししたくなっちゃうね」


    <回答1>

    「凪砂くんも同じようなことを言っていたね。静観したほうがいいって……」

    「確かに自分を見つめ直すことも大事かもしれない。……でも悩んでるのをみると構ってしまいたくなるんだよね!」


    <回答2>

    「そうなんだろうけど……。あんなジュンくんは初めて見たから……」

    「茨が何か秘策を用意してるみたいだけど。まぁ、いざとなったらぼくと凪砂くんの出番だね!」


    <回答3>

    「うん。ジュンくんはぼくの大事な相方だし、あれだけ辛そうなら助けてあげたいね」

    「でも今回は大人しく見守ってみるね。ぼくはジュンくんを信じてるからね!」



    ●『SS』編/Final Stage『SS』

    ・年賀状をつくるね! 1(七種茨視点)

    <回答1>

    「それなんだけどね、ジュンくんサークルのほうで予定があるって断られちゃってね」

    「ぼくより大切な用事をつくるなんて、ジュンくんとっても生意気だね。悪い日和!」


    ・来たねっ中部地域! 1(漣ジュン視点)

    【回答前の会話】

    「ジュンくんジュンくん。来たねっ中部地域!」

    「おや? 通りに美味しそうなカフェがあるね。ちょっと休憩していきたいね」

    「あっ、あっちのカフェも素敵だね。どれも良さそうなカフェで、全てに行きたくなってしまうね」


    <回答1>

    「ということは、一軒は行ってもいいってことだね♪」

    「ふふ~ん、どこがいいかな。美味しいキッシュがあるお店だといいね」


    <回答2>

    「え~、ジュンくんまで茨みたいに小言を言わないでほしいね」

    「ぼくくらいになれば、服を汚さないでお茶をするなんて造作も無いからね。ジュンくんも見習うようにね」


    <回答3>

    「まぁ、このあたりは特にカフェがおおいことで有名な地域らしいしね」

    「カフェといえばモーニングだし、明日もここにきて楽しもうね♪」


    ・来たねっ中部地域! 2(漣ジュン視点)

    【回答前の会話】

    「あれ? 持ってきたペットボトルのお水がなくなったね」

    「ということでジュンくん! 飲み物を買ってきてほしいね」

    「あそこにキッチンカーがあるし、温かい紅茶を買ってきてほしいね」


    <回答1>

    「う~ん、いまは紅茶の気分なんだよね」

    「あぁでも、あとで水も飲みたくなるかもしれないから。スタッフの人に伝えておいてね♪」


    <回答2>

    「ESビルにある『シナモン』のキッチンカーかな? 『SS』に合わせて来てるみたいだね」

    「他にもビルに入ってる企業が協賛で物販などを運営してると聞いてるね。どこもかしこも年末のかき入れ時って感じだね」


    <回答3>

    「こら、返事をするときには『はい』と元気よく!」

    「うんうん、よくできました♪ それじゃ、行ってらっしゃい☆」


    ・来たねっ中部地域! 3(漣ジュン視点)

    【回答前の会話】

    「ふふっ、身体もぽかぽかして温まったね♪」

    「よしっ、それじゃあジュンくん、ロケバスを降りて町に出ようね」

    「観光名所に行きたいし、買い物もたくさんしたいしね☆」


    <回答1>

    「そう、今から! ぼくが今から出かけたいからね!」

    「……茨に連絡しておかないとだって? それじゃあ、ジュンくん茨に連絡しておいてね♪」


    <回答2>

    「茨が怒ってもぼくには関係ないね!」

    「ぼくのことを全てコントロールできるとでも思っているのなら、とんだ思い上がりだからね。思い知らせてあげないとね」


    <回答3>

    「駐車場に停めて、待機してもらうね」

    「運転手さん、運転してるだろうからどこかで休憩するといいね。お疲れさま……♪」



    ●追憶*遊色が奏でるオブリガート

    ・思い立ったが玲明 1

    <回答1>

    「朝、制服姿のジュンくんに声をかけられたから。今日は投稿してるんだと思うけど……」

    「驚かせに行くのも、ちょっと悪趣味かな。他の生徒の子たちもぼくみたいなアイドルが急に現れたらびっくりしちゃうだろうしね?」


    ・思い立ったが玲明 2

    <回答1>

    「コンビニって、ぼくは全然いかないんだけど。燐音先輩とかはよく行ってるみたいなんだよね?」

    「ジュンくんも限定のお弁当を買いに行くとか意気込んでたときがあったし。そんなに楽しい場所なのかな?」



    ●ショコラ◆格別な一粒Rouge&Ruby

    ・バレンタイン日和 3

    <回答3>

    「うんうん! 凪砂くんは甘いものが好きだからね。きっとそっちのほうがいいね!」

    「でも、ついでにジュンくんや茨にも恵んであげることを考えると、ビターなのも買ったほうがいいかもね?」



    ●Origin★星空を歌うAltered

    ・突発デート 2

    【回答前の会話】

    「いきなり押しかけちゃったのはぼくのほうだからね。デートの行き先については○○ちゃんの意見を聞いてあげてもいいね」

    「うん? なんだかいつもとちがって、ぼくがちょっと苛々しているように見えるって?」

    「○○ちゃんは鈍感なようで、ときどき誰よりも鋭いから感心するね」


    <回答1>

    「そんな深刻な話じゃないね。ただ『OO』の企画でジュンくんと凪砂くんともぼくは離れ離れになっちゃったね」

    「『臨時ユニット』しか参加できないなんて決まりのせいで、ふたりとも別の子のところにいっちゃってつまらないね!」


    <回答2>

    「○○ちゃんも『OO(ダブルオー)』のことは知ってたみたいだね。そのとおり、そのせいでぼくの心はとても荒ぶってるね!」

    「ジュンくんも凪砂くんも別の『ユニット』の子と打ち合わせがあるからって放っていかれて、とっても悪い日和!」



    ●巴日和のBIRTHDAY

    2020

    ・事務所でパーティ 1

    <回答2-1>

    「ふぅん? 準備がまだ終わってないって?」

    「しかたない、ジュンくんにすぐ来るよう連絡するね。ジュンくんなら喜んで手伝ってくれるはずだね」

    「なんてったって、このぼくの誕生日パーティだからね」


    ・事務所でパーティ 2

    【回答前の会話】

    「○○ちゃん、きみに聞きたいことがあるね!」

    「ここにある料理は、○○ちゃんが監修したって本当?」

    「味付けがぼく好みだから驚いたね。ジュンくんに手伝ってもらったの?」


    <回答1-1>

    「ふふん。ぼくとジュンくんは付き合いが長いからね。ジュンくんならぼくの好みを理解していて当然だね」

    「でも、ぼくはもうすこし味が濃いほうが好みかもしれないね」

    「来年の誕生日のために覚えておくといいね!」


    <回答1-2>

    「やっぱりそうだったんだね。味付けがジュンくんの料理に似てたからそう思ったんだよね」

    「ぼくのためによくがんばったね、褒めてあげるね♪」

    「お礼はジュンくんにって? 彼に言う必要はないね、ぼくに尽くすのがジュンくんのお仕事だからね♪」



    ●漣ジュン


    ●COSMIC PRODUCTION(Basic)

    ・『Eden』 前編

    <回答1>

    「一緒って、おひいさんとっすか? さすがに四六時中ってわけじゃないっすよ」

    「あのひと、うるさいくらい構ってくるんで、離れられると静かでいいっす」

    「まぁ、ちょっと寂しいような気も……。いや、今の言葉は忘れてください」



    ●軋轢◆内なるコンクエスト

    ・おひいさん捜索 1

    【回答前の会話】

    「お~い、どこにいるんすか~? いい歳してかくれんぼなんて勘弁してくださいよぉ~」

    「やれやれ、やっと見つけましたよぉ。ほら、さっさと仕事に――」

    「って、ここにいるのは○○さんでしたか。間違えちまってすんません」


    <回答1-1>

    「ただのひと捜しっすよ。おひいさんがどっか行っちまったんです」

    「ホールハンズで連絡しても、うんともすんとも返事がありませんし」

    「さすがにESからは出てないとおもうんすけどねぇ~」


    <回答1-2>

    「あぁ、いや。おひいさんを捜してるだけで、遊んでるわけじゃないっすよ」

    「仕事の時間が迫ってなきゃ、もっと楽しんでやるんですけどねぇ……」

    「まったく。一体どこに行っちまったんっすかねぇ、おひいさんは」


    <回答2-1>

    「そりゃ、おひいさんに決まってるっすよぉ~」

    「たまにナギ先輩を捜すこともあるっすけど、おひいさんに頼まれることが前提ですし」

    「オレに率先して面倒かけるのは、あのひとぐらいっす」


    <回答2-2>

    「おひいさんっす。『匿ってほしいね!』とか頼まれてません?」

    「……そっすか。残念ですけど仕方ないっすねぇ~」

    「今日はどこほっつき歩いてるんだか。捜すほうの身にもなってほしいっすよぉ」



    ・おひいさん捜索 2

    【回答前の会話】

    「おひいさんを捜してる理由っすか?」

    「あ~。ちょっと駄々こねて次の仕事をボイコットしようとしてるみたいなんで……」

    「どの仕事にも来ないわけじゃないんすけどね」


    <回答1-1>

    「そうっすね。ちょっと詳しくは言えないっすけど」

    「でもまぁ。おひいさんが我が侭なのはいつものことなんで、もうすっかり慣れっこっすよ」

    「隠れるのに飽きて、そのうちひょっこり出てくるのを期待するしかないっすね」


    <回答1-2>

    「はは、何か手伝えることはないかって」

    「あんたはあんたで忙しいでしょうに。なかなかのお人好しっすよねぇ~」

    「でも大丈夫っす。早いとこ見つけて、おひいさんとすこし話してみますよ」


    <回答2-1>

    「いや~、微妙なところっす」

    「【コンクエスト】絡みじゃない仕事にはちゃんと来てくれるんすけどねぇ」

    「オレひとりで『Eve』は務まらないんで。さっさと機嫌を直してほしいっすよぉ」


    <回答2-2>

    「えぇ、いつもの仕事にはちゃんと来るんで」

    「だからこそ、仕事を選んでるのが露骨に見えそうなんですけどねぇ……」

    「でもまぁ、あのひとも子供じゃないんで。そのうち折り合いをつけてくれるでしょうよ」


    ・忙しいのはお互いさま 2

    <回答2-1>

    「そんなことぐらいで頭を下げて謝らなくてもいいっすよ~」

    「たまたま横を通ったときに見えただけでしょう?」

    「おひいさんなんか、たまに覗き込んで見てきますしねぇ。まぁ、見られても特に困らないんで良いんですけど」


    ・忙しいのはお互いさま 3

    <回答1-1>

    「ん~。まぁ、確かにおひいさんと一緒だと忙しいっすねぇ」

    「あれもこれもやらされて、マジで面倒くせぇんですけど……」

    「最近は毎日寮でおひいさんのために料理をつくらなくて良くなっただけマシですかね」



    ●バラエティとタッグ/ボギータイム!

    ・メアリとお散歩 2

    <回答2-1>

    「おひいさんがたっぷり愛情を注いで育ててますからねぇ~」

    「もちろん、オレもメアリを愛してますよ。最初は隠すことにヒヤヒヤしっぱなして、あんまり愛情を注ぐ余裕もありませんでしたけど」

    「今では、ついおもちゃを買ってやったりして……。こういうの、親馬鹿って言うんですかねぇ~」


    <回答2-2>

    「そう言ってもらえて嬉しいです。大事に大事に育ててますからねぇ~」

    「玲明学園の寮でこっそり飼ってたころと違って、星奏館で解放的に過ごせてるのが良いのかもしれません。外にも気兼ねなく出してやれますし」

    「我慢させずに、これからもいっぱい遊ばせてあげたいですねぇ~」


    ・メアリとお散歩 3

    【回答前の会話】

    「こいつ、ちょっと身体が丈夫じゃないんで。だから散歩するときオレがこうやって抱えて外を歩くときがあるんです」

    「歩かせるときもありますけど……。怖がりなところもあるんで、大事にしてやりたくてつい抱っこしちまってます」

    「他にも動物を飼ってるかたもいますし、寮のなかでも気を遣って遊ばせてますよぉ~」


    <回答1-1>

    「寮内だと駆け回るほどのスペースはないんで、おもちゃの引っ張り合いとかしてますよぉ~」

    「でも、あんまりやるとメアリがヒートアップしちまうんで。ほどほどにですけど」

    「差し出したおもちゃにじゃれついてくる姿が、これまたかわいいんですよねぇ~」


    <回答1-2>

    「遊びって言っていいのかわかんねぇっすけど、撮影会はよくしてますねぇ~」

    「『メアリを一番かわいく撮れるのはぼくだね!』っておひいさんが言いだすもんだから」

    「おかげで、『Eden』のチャットはメアリの写真でいっぱいですよぉ~」


    <回答2ー1>

    「弱って捨てられてたこいつが、いまはそう言ってもらえるまでになったんです」

    「誰かに愛情を注ぐってのはオレにとってもあまり覚えのない経験だったんで。メアリには大事なことを教えてもらってる気がしますねぇ~」

    「あはは、舐められちまいました。メアリもオレに愛情を持ってくれてんなら嬉しいですねぇ~……♪」



    ●羽撃き◆雲散らすソリッドステージ

    ・壁を壊して 1

    <回答2>

    「でも、『Eden』のみんなに迷惑かけて……」

    「それで収録時間も延びちゃいましたし、怪我がなくてもそれじゃ世話ないっすよ」


    ・壁を壊して 2

    <回答1>

    「……そうっすね。ひとつずつ挽回していくしかない、っすよね」

    「オレにできるのはそれぐらいですし……。腐ってる暇があったら、ちょっとでも前に進まないと」


    ・壁を壊して 3

    <回答2>

    「……まぁ、わかんねぇけど。やるしかないですね」

    「いつまでも腐ってるのはオレの性に合わないんで。がむしゃらにやってみますよぉ~」



    ●追憶*遊色が奏でるオブリガート

    ・愛と筋トレ? 1

    <回答2>

    「最近の茨が唱えてる、呪文みたいなもんです。『突撃!』とか言うよりは平和で良いなって思うんですけど……」

    「あいつが急に愛とか言い出すもんだから、おひいさんもオレも心配しちまいましたよぉ~?」



    ●SHUFFLE×烈火の舞闘祭

    ・秘密の特訓 1

    <回答2>

    「アイドルとの待ち合わせに遅れたくないから?」

    「はぁ、今の言葉、うちのおひいさんに聞かせてやりたいっすねぇ。この間もランチの約束してたのに結構待たされましたから」


    ・男の戦い 1

    【回答前の会話】

    「えっと……一応着てみましたけど、こんな感じで大丈夫ですかね?」

    「実際に着てみた感想とか装飾の見栄えとか、いろいろ確認したいってことだったんでちゃんと着てはいますよ」

    「こういう感じの衣装ってあんまり着ないんで、そもそも似合ってるかどうかわかんないすけど」


    <回答2>

    「あはは、なら良かったです」

    「おひいさんにPVは絶対に見るって言われてて。似合ってなかったら何言われるかわからないんで」



    ●ショコラ◆格別な一粒Rouge&Ruby

    ・チョコの匂い 3

    <回答3>

    「大丈夫っすよ、こういうのは気持ちが一番大事でしょ?」

    「……おひいさんあたりは不味かったら文句を言うかもしれませんけど、もらったもんは無下にしないはずなんで。安心してください」



    ●花婿修行?/ウェディングマーチ!

    ・ブライダルって?

    <回答3>

    「はは、このあとはおひいさんとのレッスンがあるんですよね」

    「まぁ、休む間も無いのはいいことです。この調子でレッスンもがんばっていきますよぉ~」



    ●漣ジュンのBIRTHDAY

    2020

    ・事務所でパーティ 1

    <回答2-1>

    「あ、はい。ありがとうございます」

    「……あんたが『誕生日を迎えての抱負』とか聞くひとじゃなくてよかったっす」

    「去年はおひいさんにしつこく聞かれたんですよぉ。あのときは本当に面倒くさかったんすから」


    ・事務所でパーティ 2

    【回答前の会話】

    「○○さん、おひいさんに迷惑かけられてません?」

    「いや、無茶振りされてないなら別にいいんすけど」

    「まるで自分の誕生日のように振る舞ってますよねぇ、あのひと」


    <回答1-1>

    「楽しそうを通り越して、もはや悪ノリっすよ」

    「さっきだって、皿いっぱいの料理を次々と持ってきたんすよぉ」

    「美味しかったからジュンくんも食べるといいね、って。ありえねぇほど大量に持ってくるもんだから食べるのが大変でしたよ」


    <回答1-2>

    「たしかに、今日はいつにも増して上機嫌みたいっすね」

    「……テンションが高いのはオレの誕生日だからじゃないか、って? さぁ、実際どうなんでしょうねぇ」

    「まぁ、あのひとは上機嫌でいるほうがいいですよ。そのほうがオレも楽ですからねぇ」


    <回答2-1>

    「こっちの都合も考えず、すぐこっちへ来い、あれをしろとか命令してくるんすよ」

    「……っと。噂をすればさっそく呼ばれてますね」

    「んじゃ、行ってきますねぇ。○○さん、また後で」


    <回答2-2>

    「今日の主役だからってあのひと、オレの世話をしたがりましてね」

    「茨やナギ先輩までお世話してもらえば良いんじゃないかって言ってきましたけど、丁重にお断りしましたよぉ」

    「あのひとは『おひいさん』でいるのが一番ですからね」



    2021

    ・誕生日イベント準備 1

    <回答2>

    「これバースデーイベントですよねぇ。知ってますよぉ。おひいさんから嫌というほど聞きましたから」

    「ずっと上機嫌で話してたんで、よっぽど楽しかったんでしょうねぇ」


    ・誕生日イベント準備 2

    <回答3>

    「あぁ~。おひいさんが花を生けたとかいう、あれですか?」

    「オレにはどんな陸エスが来るか、ちょっと楽しみっすねぇ」


    ・誕生日イベント準備 3

    【回答前の会話】

    「……うわ、おひいさんから『ホールハンズ』で呼ばれてる。すんません、もう行きますね」

    「今日はありがとうございました。これからまた詰めるんでしょうけど、企画の概要を聞けてよかったです」

    「最初はあんまり実感が湧かなかったんですけど。話を聞いてるうちにだんだんイメージできるようになりました」



    2022

    ・みんなでパーティ 1

    <回答2>

    「このクマくれるんすか? ふわふわした感じが何となくブラッディ・メアリを彷彿とさせますねぇ~」

    「よく見たら結構かわいい顔してるし、何か愛着が湧いてきました。ありがとうございます……♪」


    ・みんなでパーティ 3

    <回答1>

    「まぁ、おひいさんやナギ先輩、茨に置いていかれないように、オレはオレなりにがんばっていきたいなと」

    「あんたにもなるべく苦労かけないようにしますけど、これからも頼りにさせてもらいますよぉ~」


    2023

    ・誕生日のひととき 3

    <回答2>

    「おっ、おひいさんも来たみたいっすね♪」

    「ついでですし、おひいさんのぶんのファンレターも持っていきますか」



    ボイス

    掛け合いボイス

    <掛け合い①>

    • 日和「ジュンくん、ぼくに会えて光栄だね! ちょうど仕事の準備で困ってたんだけど、手伝ってくれるよね!」
    • ジュン「ほんとおひいさんは勝手ですよねぇ~。オレじゃなくて『プロデューサー』や事務所に頼んでくださいよ?」

    <掛け合い②>

    • 日和「最近はジュンくん離れることもおおいけど、そのたびに物足りないような気分になるんだよねぇ」
    • ジュン「おひいさんはオレを頼り過ぎだったんすよ……。まぁ、良い機会ですしお互いうまくやっていきましょうよ」

    <掛け合い③>

    • ジュン「おひいさんはいつでもマイペースですよねぇ。オレもそういう貴族っぽくお気楽になってみたいもんですよ」
    • 日和「うんうん。ぼくを見習いたくなるのは当然だね♪ でも、ジュンくんはジュンくんの良さを磨くべきだね!」

    <掛け合い④>

    • ジュン「おひいさん、寮でちゃんと飯は食えてますか? ていうか、ひとに迷惑かけてませんか?」
    • 日和「も~、ジュンくんは心配性だね? ちゃんと仲良くしてもらえるから心配しなくても大丈夫♪」

    <掛け合い 凪砂&日和①>

    • 日和「凪砂くん凪砂くん、ブラッディ・メアリの写真を見ると良いね。ほらかわいくてみんな笑顔になれる……☆」
    • 凪砂「……ふふ、かわいいね。ブラッディ・メアリを抱えてるジュンも、すごくいい笑顔をしている」


    同室掛け合いボイス

    ●巴日和

    <掛け合い 日和&奏汰①>

    • 奏汰「『おひさま』さん、どうかしましたか? ぼくにできることなら『おてつだい』しましょうか?」
    • 日和「問題ないね! 台本を忘れちゃったんだけど、ジュンくんに取りに行かせればいいだけだしね☆」

    <掛け合い 日和&燐音①>

    • 日和「おや、燐音先輩。ずいぶんと小さい袋を持って帰ってきたんだね。この前はもっと大きな袋だったのにね」
    • 燐音「今回の俺っちはツイてなかったってわけ。あ~あ、最後にあそこでドカンと当たってればなァ……」

    <掛け合い ジュン&こはく①>

    • ジュン「サクラくんがこの間持ってきたパイ、おひいさんが好きそうなんで、店を教えてほしいんすけど」
    • こはく「コッコッコ。あれに目をつけるとは、ジュンはんも良い目を持ってんなぁ♪ 良ぇで、特別に教えたるわ」

    <掛け合い ジュン&こはく②>

    • こはく「ジュンはんはうちの燐音はんと同じサークルやっち聞いたわ。燐音はんは迷惑かけとらんやろか?」
    • ジュン「まぁ、ときどきおひいさんとは違う横暴なところもありますけど。意外と面倒見良いんすね、あのひと」


    アイドルボイス

    ●巴日和

    • 朝 朝の話題 2

     朝からジュンくんが見当たらないんだよね。別にいなくても困らないけど、落ち着かないねっ


    • 春 昼の話題 2

     うんうん、こんな好い天気の日には、お花見だよね! ジュンくんたちはどこかな?


    • 春 昼の話題 3

     きみ、これを見るといいね! 桜と戯れるブラッディ・メアリ、我ながら上手く撮れてると思うね☆


    • 春 昼の話題 4

     今日みたいに暖かい日は、お花見に行くべきだね! ジュンくんに言って用意してもらうね♪


    • 春 夜の話題 4

     春だけれど、夜になるとまだ冷えるね。こういときはブラッディ・メアリを抱っこしようね♪


    • 夏 朝の話題 2

     撮影とはいえ、野外の仕事は溶けるかと思ったね。ジュンくんはケロッとしてて驚いたね


    • 夏 昼の話題 1

     あぁ、暑いね! こんな日は、冷たいアイスが食べたいね。ジュンくんに買ってきてもらおう


    • 夏 夕方の話題 2

     外での撮影の日はジュンくんにぼくの日傘を持っていってもらわないとね♪


    • 夏 夕方の話題 3

     さっき夕立に降られてしまって、ジュンくんが傘を持ってなかったらずぶぬれだったね……悪い日和っ!


    • 冬 朝の話題 1

     ブラッディ・メアリは雪が降ると嬉しそうに走るんだけど、その姿が本当にかわいいんだよね……♪


    • 冬 朝の話題 3

     この時期、朝はとくに寒いのに、ジュンくんはちゃんとブラッディ・メアリの散歩に行くから偉いね!


    • 冬 昼の話題 2

     こんなに寒い日は温かいキッシュが食べたいね♪ 凪砂くんとジュンくんと……、茨はいてもいなくてもいいね


    • 仕事の話題 アイドルランクC 2

     最近はジュンくんもなんだかキラキラしてるし、充実しているようで良い日和!


    • お正月のひとこと 1

     お正月をゆっくり過ごすのも悪くないね♪ ブラッディ・メアリが退屈そうにしてたから、遊んであげなきゃね☆


    • ハロウィンの話題 2

     仮装までするからには、完璧にしないとね♪ ジュンくんにも手伝わせて、お化粧もしようね


    イベント系ボイス

    • クリスマスデートでひとこと

     きみもこの景色を気に入ってくれたみたいだし、ぼくとクリスマスを過ごせてよかったね♪ ぼくもとっても気分が良いし、良い日和っ♪


    • ほっ、とプランなひとこと

     ほら、ひとりで凍えてないで、ぼくのそばへおいで? そしてきみは、ぼくに愛されていることをもっと自覚したらいいね。目をそらすことは許さないね


    →ESクリスマス特番 Brancoのほっ、とクリスマス 第一位


    • バレンタインの反応 1

     うんうん、ありがとう♪ きみからの愛はぼくがちゃんと受け取ったからね。あとでおいしくいただくね☆


    • バレンタインの話題 1

     ふふ、今年もチョコレートがいっぱいだね! 食べきれる自信はないけど、みんなの愛だと思うと嬉しいね。良い日和♪


    • ホワイトデーのお礼 1

     きみのプロデュースはなかなか面白いし、ぼくも感謝の気持ちを伝えるね! さぁ、受け取るといいね!


    • ホワイトデーの話題 1

     もちろん、ぼくからの想いも用意しているね。ファンのみんなのために一生懸命考えたものだから、きっと満足してくれるに違いないね


    • ハロウィンの挨拶 1

     Trick or Treat♪ ふふん、ぼくに捕まったからには、ただでは帰さないね!


    • ハロウィンの話題 1

     何事にも完璧なぼくはもちろん、悪戯にも手を抜かないからね。興味があるならその身を差し出すといいね♪


    • ハロウィン(Trick or Treat)

     Trick or Treat! お菓子をくれても悪戯しないかどうかはぼくが決めるけど、一応聞いてあげるね。どっちがいいか選ぶといいね


    • ハロウィン(Trick)

     悪戯を選ぶなんて物好きだね? きっと忘れられなくなってしまうだろうけど……選んだきみの責任だからね♪


    • ハロウィン(Treat)

     うんうん、甘いお菓子が欲しいんだね。それならきみにとっておきの愛を贈ろう。こっちへおいで、『プロデューサー』♪


    • ハロウィン(ドッキリ)

     きみも早くぼくと同じゾンビになるといいね。みんながゾンビになれば、誰も寂しい思いをしなくていいからね……ふふっ、ぼくの冗談は完璧だね♪


    • バレンタインチョコをもらった

     このぼくにチョコレートを用意してくれたんだね! いい心がけだね♪ 受け取ってあげるから、感謝するといいね……☆


    • 好きなバレンタインチョコをもらった

     うんうん。ぼくに相応しいチョコレートだね! がんばったきみにはご褒美をあげようね☆ ぼくにしてほしいことがあるよね?


    • ホワイトデーのお礼(花を贈る)

     今日はきみにプレゼントがあるんだよね。このぼくが特別に、きみのために選んだ花束。もちろん、受け取ってくれるよね?



    ●漣ジュン

    • 朝 朝の話題 2

     おひいさん見ました? べつに心配してるわけじゃねぇんですけど……ちゃんと起きてんのかなって……


    • 春 朝の話題 1

     ふあぁふ……☆ 暖かくて眠ぃっすねぇ……。このぶんじゃおひいさんは寝ていそうだな……


    • 春 昼の話題 2

     春、か……。一年前のオレにいまの状況を伝えても信じてくれないでしょうねぇ……


    • 春 夕方の話題 2

     おひいさんが花見しようってうるさいんすけど、オレもあんたも『花より団子』ってタイプでしょ、たぶん


    • 春 昼の話題 4

     おひいさんが『ジュンくん、今日はお花見に行くね!』なんて突然言いだすから困っちまいましたよぉ~


    • 夏 朝の話題 1

     暑いとおひいさんが『アイスを買ってきてほしいね!』って煩くて困るんすよねぇ……


    • 夏 朝の話題 4

     朝からがんばってますねぇ? 朝でも日差しは強いんですから、日傘を持ち歩いたほうがいいですよぉ?


    • 夏 昼の話題 3

     GODDAMN! 背中に氷いれるとかおひいさん最悪っすよ。笑えば許すってわけじゃないんですからね


    • 夏 夕方の話題 2

     おひいさんが突然、ライブで花火を打ち上げようって言い出して。まぁ、夏っぽくていいっすけど


    • 夏 夜の話題 4

    『プロデューサー』さん、明日からのロケって山ですよね? おひいさん、虫とか大丈夫なのかなぁ……


    • 秋 夕方の話題 1

     おひいさん、すごくきれいにサンマの骨をとるんですよ。育ちの良さってこういうとこで出るんでしょうね


    • 冬 朝の話題 3

     うちのおひいさん寒いのが駄目で、さっきもココアを届けてきました。この時期はしょっちゅうですよ


    • 冬 昼の話題 1

     GODDAMN! おひいさんが手が冷たいって首の後ろを触ってくるんですよ! 絶対嫌がらせですよ!


    • 冬 昼の話題 3

     これ見てくださいよ。大喜びで雪のなかを駆け回ってるブラッディ・メアリ、可愛いでしょう?


    • 冬 夜の話題 3

     茨を見ませんでした? 今度の雪山ロケについておひいさんに愚痴られちまって、相談したいんですよねぇ


    • クリスマスの話題 1

     メリークリスマス。あんたにも一応、プレゼントを用意してますよぉ。おひいさんがプレゼントを要求してきたから、そのついでですよ……


    • ホワイトデーの話題 1

     こういうとき、女の子は何をお返しされたら喜ぶんすかねぇ? おひいさんに相談してもいいんすけど、『プロデューサー』の意見も参考までに……


    イベント系ボイス

    • クリスマスデートでひとこと

     こんな風にクリスマスを過ごすのは初めてですけど、結構楽しかったですよ。来年もまたこうやって過ごしたいって思うくらいに


    • ほっ、とプランなひとこと

     えっと……とりあえず、近くの自販機でココアと珈琲を買ってきたんで好きなほうをどうぞ。温かいですか? へへッ、良かったです……♪


    • バレンタインの反応 1

     え? あぁ……みんなにあげてるんでしょうけど、勘違いされるから気ぃつけたほうがいいですよ?


    • バレンタインの話題 1

     バレンタインっていうと、愛を届ける日なんですよねぇ。オレやナギ先輩はけっこう考え込んじゃってますけど……助言をもらえますかねぇ?


    • ホワイトデーのお礼 1

     つまんねぇもんですが、一応オレからの感謝の気持ちってやつです。ま、適当に受け取ってください


    • ハロウィンの挨拶 1

     Trick or Treat☆ たまにはイタズラする側に回るのも面白いもんっすね……♪


    ・ハロウィンの話題 1

     オレたちが仮装イベントするなんて、前じゃ考えられなかったっすねぇ。やっぱり『Eden』ってことで、リンゴ味のお菓子を配るんですかねぇ?


    • ハロウィンの話題 2

     あんた悪戯されやすそうなんで気をつけてくださいねぇ。まぁ、オレもひとのこと言えませんけど


    • ハロウィン(Trick or Treat)

     Trick or Treat☆ まぁ、お菓子でも悪戯でもどっちでもいいんで、あんたの好きなほうを適当に選んでくださいよぉ


    ・ハロウィン(Trick)

     こういうイベントって子供の頃はあまりしてこなかったんで、あんま慣れてないんすよねぇ……。とりあえず、それっぽいことやってみますけど


    • ハロウィン(Treat)

     一緒に仕事ができて感謝してますよぉ。あんたのことも『楽園』へと連れてくんで待ってってください。……ってこれじゃファンサみたいっすね


    • ハロウィン(ドッキリ)

     すみません、オレさっきゾンビに噛まれちまって、どうかオレがゾンビになる前に……。あんたを傷つけたくないんです。だから、お願いします


    • バレンタインチョコをもらった

     ありがとうございます♪ 『プロデューサー』から貰えるもんならなんでも嬉しいっすよ☆ おいしくいただきますね~♪


    • 好きなバレンタインチョコをもらった

     ……ありがとうございます。あんたがオレのために選んでくれたってのがわかって、気持ちが嬉しいっつうか……。何か、恥ずいんでいまのなしで……


    • ホワイトデーのお礼(花を贈る)

     あの、これ……どうぞ。この前のお返しっす。花束なんかオレらしくないんすけど、一応あんたのためにって選んできたんで



    アプリゲーム以外での二人について

    書籍

    ●B’s-LOG 2018年7月号 RIVAL UNIT Interview 『Eden』

    Q3 プライベートの過ごしかたを教えてください。

    ジュン:もっぱら、おひいさんは買い物ですよねぇ?


    日和:そうだね! 仕事で地方に行くときも、現地で面白いものがないか探すのが楽しみだね! 仕事で地方にいくときも、現地で面白いものがないか探すのが楽しみだね! その場所、その瞬間にしか出会えないものってあると思うんだよね!


    ジュン:初めて行くところでテンションが上がる気持ちはわかりますけど。荷物持ちは俺なんですから、すこしは付きあわされるほうの身も考えてもらいたいもんですけどねぇ……。


    日和:知らないところに連れていってあげたり、ついでにジュンくんのお洋服を買ってあげたりもしてるんだし、むしろ感謝してほしいくらいだけどね!


    ジュン:散歩程度ならいいんですけど、知らないところに行って、そのまま迷子になるのは勘弁してくれませんかね。ほんと、捜す俺の身にもなってくださいよぉ?

    (B’s-LOG 2018年7月号 RIVAL UNIT Interview 『Eden』より一部抜粋)



    ●あんさんぶるスターズ!!SMILE -Autumn- 5th anniversary magazine

    書き下ろしショートストーリー Visual Shoot!! ~コズプロ編~


    「おひいさん、待ってるだけじゃ何か居心地が悪いんで、オレもあっちを手伝いに行こうと思うんすけどーー」


    「ふふふ。ジュンくんは下っ端根性が抜けないね? むしろ新入りに任せたほうが、彼らも参加する口実ができると思うけどね?」

    (書き下ろしショートストーリー Visual Shoot!! ~コズプロ編~より一部抜粋)



    ・特別インタビュー

    ・巴日和

    Q.事務所ごとでの撮影はいかがでしたか?

    A.ぼくが一番輝いていたと思うね! ジュンくんをそばに従えて、『Eve』としても『Eden』としてもぼくの存在を十分にアピールできたと思うよ! 他の『ユニット』と交流できたのも新鮮で楽しかったね! 良い日和……☆


    Q.撮影後の笑顔がとても素敵でしたが笑顔の源は何でしょうか?

    A.それはもちろん、ぼく自身だね! ぼくの笑顔が翳るときなんてないんだから、これからもぼくのことを応援してほしいね! いつだって笑顔でファンのみんなを喜ばせてあげるからね……♪



    ・漣ジュン

    Q.事務所ごとでの撮影はいかがでしたか?

    A.おひいさんがまた我が侭を言い出さないか不安でしたけど、意外と大人しくしてましたねぇ。オレも自然体で撮影できたから、結構楽しかったっすよ……♪


    Q.撮影後の笑顔がとても素敵でしたが笑顔の源は何でしょうか?

    A.自主トレっすかねぇ? 華やかなおひいさんの隣に立つ身として、『Eden』の一員として、堂々と笑顔でいるためには、ひと一倍がんばらないといけないっすからねぇ。



    コラボ企画

    ●あわとく「ぼくらが徳島を旅する理由」

     2021年冬、NHK徳島放送局が製作する番組にて、『Eve』の二人がナレーションを担当した企画。放送日前後の約一か月間、“事前取材”として徳島を旅した様子をX(旧Twitter)の該当アカウントで発信。『Adam』の二人の話題も出し、引用リツイートで会話するなど盛り上がりを見せた。(現在はアカウント削除済み)

     また、放送終了の約一年後、日和とジュンがどのような思いで仕事に取り組み、楽しんでいたのかなど当時のリポートを振り返る記事も掲載された。



    ●イチオシTRIP!!

     2023年6月~2024年2月末までにかけてJR東海とコラボした企画。事務所括りで観光エリアがわかれており、「COSMIC PRODUCTION」は第2弾で静岡を担当。ユニットごとに個性あふれるルートで各地の魅力を伝えていた。


    ・まずは、早朝からの散策お疲れさまでした。

    日和:ぼくたちはよく旅番組に出演してるし、こういう仕事には慣れてるからコズプロのみんなを率いてあげたね!


    ジュン:はは。率いてたっつうか、おひいさんははしゃいでる側でしたけどねぇ~?

    (COSMIC PRODUCTION オリジナルガイドブック)



    DREAM LIVE

     アプリゲーム「あんさんぶるスターズ!!」のバーチャルライブ。(通称:スタライ)

     1stから5thまでは「!」、6th以降は「!!」の軸で開催されている。


    ●5th Tour STARGAZER

    『Eden』はゲストとして初参加。『THE GENESIS』、『Awakening Myth』の二曲をSS衣装で披露。また、大千秋楽公演では、『Eden』の四人も終演後のナレーションに登場し、各々がライブ後の心境を語った。


    *後ナレトーク内容について(一部)

    日和:「あははっ、とっても楽しかったね! 良い日和!」


    ジュン:「あ、ちょっと、いきなり抱きつかないで下さいよ、おひいさん! 何言おうか忘れちゃったじゃないですか!」



    *インタビュー内容

    ・巴日和

    Q2 初出演は緊張されると思うのですが、緊張を和らげる自分なりの方法はありますか?

     ぼく、あんまり緊張ってしないんだよね? たしかに今回初出場ではあるけど……出演者のなかに、いちおう知り合いもいるしね。それに、どんなステージに立つことになってもぼくのやることは変わらないから改めて気負うのも変な話だね! ジュンくんとかは緊張しそうだから、ぼくが解してあげようかな?

    (DREAM LIVE -5th Tour STARGAZER-公式パンフレット)


    Q4 見られたくない自分の秘密の時間はありますか?

     いつ誰に見られてもいいように、恥のない生き方をするのがぼくの務めだね。それに、凪砂くんもジュンくんも言ってくれるけど……ぼくって太陽みたいな存在だからね。お天道様が見ているぞ! ってする側のぼくが、秘密を抱えているのはよくないよね? ぼくはいつでも、ありのままのぼくでいるね!

    (DREAM LIVE -5th Tour STARGAZER-公式パンフレット)



    ・漣ジュン

    Q2 理想の休日の過ごしかたを教えてください。

     おひいさ……巴先輩と一緒になってから、休日って休日がないんですよねぇ~。あのひと、買うだけ買って自分じゃ絶対に荷物を持たなくて。丸一日休みをもらったところで、漫画読んだりゲームしたり、それともトレーニングかって感じなんで……そんなオレを連れ出そうって魂胆があるのかもしれませんけどねぇ~?

    (DREAM LIVE -5th Tour STARGAZER-公式パンフレット)


    Q4 自分だけが知っているユニットメンバーのいいところを教えてください。

     おひいさんの買い物に付きあったとき、迷子になって泣いている子がいたんです。その子を見つけるなり、おひいさんがそばに寄っていってしゃがんだもんだから驚きました。すこし話しただけで、その子は泣き止んで笑顔になってましたし……すごいっすよね。このひとには人を笑顔にする才能があるんだなって、しみじみ思いましたよ。

    (DREAM LIVE -5th Tour STARGAZER-公式パンフレット)



    ●7th Tour "ALLIED WORLDS"

     6th、7thツアーは事務所合同ツアーが開催された。前回ゲスト出演だった『Eden』は事務所「COSMIC PRODUCTION」に所属するアイドルユニットとして7th Tour "ALLIED WORLDS"へ正式に出演。新ユニット衣装を身に纏い、『Dance in the Apocalypse』、『楽園追放 -Faith Conquest-』、『EXCEED』、『Awakening Myth』を披露した。


    *前後ナレーショントーク内容、組み合わせについて(一部)

    ・幕張公演 一日目 昼

     前ナレ:Eden、UNDEAD


    ・幕張公演 二日目 昼

     後ナレ:凪砂、日和


    ・幕張公演 三日目 昼

     後ナレ:ジュン、こはく

    →事務所からプリンの差し入れがある、と日和から伝えられたとジュンが話す一面も。


    ・大阪公演 一日目 夜

     前ナレ:Eden


    「うふふ、ぼくの色のペンライトを見つけちゃった。良い日和! あっ、近くにジュンくんの色もあるねぇ。ほーら、ジュンくん、見て見て!」


    「本当ですねぇ! ありがとうございます!」


    ・大阪公演 三日目 昼

     前ナレ:Eden、Ra*bits



    *インタビュー内容

    ・巴日和

    Q2 最近いちばん嬉しかったことは何ですか?

     ぼくの日常には喜びしか溢れてないから、いちばんを決めるのはなかなか難しいんだけど……。そういえば、この前めずらしく茨がキッシュを焼いて持ってきてくれたんだよね! サークル活動でつくったらしいんだけど、なかなか美味しかったからまた食べたいね♪ そのついでに『Eden』のみんなでお茶の時間にしたんだけど、最近忙しくてみんなでゆっくり過ごす時間が取れなかったから、良いリフレッシュになったね!

    (DREAM LIVE 7th Tour "ALLIED WORLDS" Official Pamphlet)


    Q4 ここ最近のお悩みはありますか?

     ぼくのかわいいお姫さま、ブラッディ・メアリとなかなか遊べないのが悩みだね……。忙しいのはありがたいことだけど、プライベートの時間が減るのは悪い日和! あの子には寂しい思いをさせたくないんだよね。だから一緒にいられるときは、ぎゅっと抱きしめていっぱい愛してあげるね!

    (DREAM LIVE 7th Tour "ALLIED WORLDS" Official Pamphlet)



    ・漣ジュン

    Q2 口癖はありますか?

     そうですねぇ、オレは『GODDAMN』じゃないかと思ってたんすけど、この前影片さんに「ジュンくんの口癖は『おひいさん』やね♪」って言われちまって。確かに一日に何度『おひいさん』の名前を呼んでることか……。まぁ、そういう影片さんも会話の度に『お師さん』が出てくるんすけど。相方の名前が口癖みたいになっちまうのはよくあることなのかも知れないっすね。

    (DREAM LIVE 7th Tour "ALLIED WORLDS" Official Pamphlet)


    Q3 最近見た夢があれば教えてください。

     この前ガキのころのオレが、公園でやってる夏休みのラジオ体操へ行く夢を見たんですよ。そしたらそこに、ちっこいおひいさんがちっこいナギ先輩の手を引いて現れて……。かわいいなって思ってたら、茨だけ今の姿で登場して、「整列!」とか言いながら出席スタンプを押してくれました。茨だけ、やたら活き活きしてましたねぇ~。

    (DREAM LIVE 7th Tour "ALLIED WORLDS" Official Pamphlet)


    →FROM 巴日和

     今回のツアーでは、満を持して『Eden』が参戦することが決まったね。ぼくたちの登場を待っていてくれたみんなに、たくさんの愛を届けようね! ジュンくんはこっそり個人レッスンをしてるみたいだし……ぼくの相棒として、期待に答えてみせてほしいね!

    (DREAM LIVE 7th Tour "ALLIED WORLDS" Official Pamphlet)



    ・UNIT INTERVIEW

    Q4 恋人とデートするならどこに行きたいですか?

    日和:ぼくは恋人を華麗にエスコートして、忘れられない一日にするね! 愛する人となら、場所なんて関係ないね……☆


    ジュン:う~ん。オレがデートするなら無難に映画とか遊園地ですかねぇ~。会話が苦手でも場が持ちそうですし。


    日和:え~? そんなプランで恋人を満足させられると思ってるの? ジュンくんもまだまだだね!


    ジュン:うわ、さっきは場所なんて関係ないって言ってたくせに⁉

    (DREAM LIVE 7th Tour "ALLIED WORLDS" Official Pamphletより一部抜粋)

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