CV:水樹奈々
概要
NSWFの技術で誕生したネオジーンの1人。
肉体年齢:16歳 実年齢:5歳以下
新世代のネオジーンの中でも最も優れた存在であり、NSWFの理事長であるファーザー(古水達興)の事を「お爺様」と呼ぶ。信号機のような髪の色が特徴的。
能力は優れているものの精神的な面では幼く我侭で子供のような残酷さを持つ。
訓練の際に5人も殺害しているのに罪悪感のかけらもないなど倫理観は大きく欠如している。
ぬいぐるみを好んでいるものの八つ当たりの道具として酷く扱うこともある。
人格はかなり破綻しているが、自身の母に対し過度な期待を寄せている。
※以下ネタバレ
まりあの母はネオジーンの1人である蘇峰玲奈。
もっとも、あくまで遺伝子上の母に過ぎず、怜奈自身は母には向いていない人物であった。
第15話では母に会うために施設を抜け出して怜奈の自宅を訪れていたが、その時点で長年疎遠だった実子である天羽梨穂子との生活を始めており、その様子を目の当たりにしたまりあはショックを受けてしまい、嫉妬のあまり梨穂子を殺そうとしたために怜奈からは拒絶される事となった。
その後、怒りに任せて怜奈に襲いかかった末に彼女を死に追いやり、その出来事がキッカケで「何かを得るためには『力』が必要」という歪んだ考えを抱くようになる。
怜奈を手にかけた後は幼さが鳴りを潜めて大人びた性格に変化し、それに伴って髪を黒一色に染めていた(その姿は奇しくも怜奈を彷彿させる)。
ネオジーンの上位として実績を積んでいった結果、ファーザーからは絶大な信頼を得ていたが、力=権力を求めるあまり次第に暴走していき、やがてファーザーに対して「かつての自分と同じように母を求める惨めな男」と軽蔑するようになる。
終盤ではとうとうファーザーを殺害してトップの座を奪う形でNSWFを掌握していた。
最終回では天羽雅音と交戦していたが、明確なビジョンも無く「力」を求めるばかりの考え方を指摘されて動揺した隙を突かれて敗北。
直後に自分が本当に欲しかったものが「母の愛」である事に気づながら消滅した。
関連タグ
ラース:中の人&人造人間繋がり。実母にあたる人物が玲奈とは逆に親としての情があったものの、当のラースは他人の女性に母性を求めていた。