解説
ゆるゆり第7巻83ページで赤座あかりが発した台詞。アニメ版では2期5話で聞ける。
いつものメンバーの中でひとりだけ列車に乗り遅れたあかりがポテトチップスを食べる際に発した、だーれもいない駅の待合室で呟いた独り言である。
文面だけなら少女らしい無邪気さがうかがえる微笑ましいものだが、この回はあかりがこの台詞のほか、寂しさを紛らわすためか待合室でひたすらに一人ボケ＆ツッコミを繰り返すなどして次の列車の到着まで孤独に喋り続けて暇をつぶすという展開のため、読者・視聴者は哀愁やどことなく不気味さを覚える迷エピソードである。このうすしおポテチも、友人から与えられたのではなく、あかり本人が自身の荷物に入れて持ってきたのは言うまでもない。
語感の良さもあってか、「うすしお」の部分を別のものに変えた改変ネタもあり、Twitterでは専用botも作られている。
（例→「わぁい主人公(笑)あかり主人公(笑)大好き」）
pixivでは文字通りあかりがうすしおポテチを食べるイラストに付けられるタグ。
あるいは、Twitterのbotと同じように「うすしお」の部分を改変したイラストも存在する。
主人公(笑)とは違う個性として定着しつつある。
主人公なのに存在感が薄いあかりが、うすしおが大好きだというところに何とも言えない皮肉なものを感じる場面でもある。
ちなみに「ゆるゆり10周年記念本 ゆるゆりX」に寄せられたイラストには「わぁい10周年、あかり10周年大好き」と発しているものがある。
余談
スピンオフ漫画「転生したらあかりだけスライムだった件」では2巻にてこのネタが使われた。
グルーヴコースターに「ちょちょちょ!ゆるゆり☆かぷりっちょ!!!」が収録された際に追加された曲別称号は、この台詞を元にしたものになっており、簡単な順に「わぁい先生大好き」「わぁい王様大好き」「わぁい神様大好き」となっている。
アニメゆるゆり、では、あかりが「わぁい、パーティー、あかりパーティー大好き」という改変ネタが使われた。
