アマミキヨ
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あまみきよ
琉球(沖縄)の神話で語り継がれる神々の一柱。
アマミチュー(Amamicuu)もしくはアマミク、アマミキュとの別名で呼ばれる事もある琉球王国(現:沖縄)に伝わる神話に登場する神々の1柱であり、天帝からの勅命を授かり当時海原しかなかった世界に神々か住むための島々を創り出して草木を植え琉球の国土を創成したとされる女神。漢字表記は“阿摩美久”。
額に鬼のような角がある為、普段は布でそれを隠しているとされる。
島々を作り上げて森を生み出した後、神々を祭る祭壇である御嶽(うたき)を数多く作り上げるが、数万年たった後も未だに神々の力を発揮する為に必要不可欠となる人間たちが一向に島に住む気配が見られなかった為に天帝に直訴して天帝の子である1男1女を下賜まわしてもらい、地上に数多くの人間たちが生まれて栄えて行ったとされる。
また、人々の為に天から五穀の種を賜り、その中でも特に米を大事に思い、自らの手で田畑を開拓して人々に稲作を教えたともされる。
その他、奄美諸島の地名の由来になったともされており、奄美ではアマミコと呼ばれ、男神のシニレクと共に地上へと降り立ち、彼と共に群島と子供たちを創りだしたともされているという。
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