概要
アミット・タッカーとは、ホグワーツ・レガシーに出てくるキャラクターである。
レイブンクロー寮所属の5年生で、主人公と同学年。
日本語版声優は梶川翔平。
人物
濃茶色の髪と浅黒い肌、左頬の黒子と大きな鼻が特徴的。
英語版で独特の訛りがあることや、作中で「ゴブリディグック語を英語と同じくらい長く使っている」という発言もあることから、母国語は英語ではない可能性がある。おそらくインド系のルーツを待つ英国人、またはインド出身の可能性がある。
天文学の知識が豊富で、天文学に対する探究心については学年でも随一。また、独学でゴブリディグック語を習得しているが、こちらは読み書きはできても発音については壊滅的である。(小鬼のロドゴクに「言語とは思えない」と酷評されている)
小鬼に会ったことがないと話しているので、発音に関して学ぶ機会が無かったのだろう。
有名な歴史家になるのが目標で、いつか自分の回顧録を出すのを夢にしている。
個人用観測器としては最高品質のセレスティア・コンテンプラーという望遠鏡を持っている上に、新品に近い望遠鏡をお下がりとして主人公に譲っている。
他にも、親の凄い書斎にある古典や小鬼の書物を貪り読んでいたことを話しており、当時そのような書斎を持つ家庭となるとそれなりに裕福な家庭であることが分かる。
小鬼の反乱を心配した親にホグワーツを休ませようと思われていたことから、親から愛されて育った背景が見える。
性格
穏やかで人当たりの良い性格。好奇心旺盛で知識豊富。
ゴブリディグック語のことになると声のトーンが変わる、いわゆるオタクである。
レイブンクロー生らしく、どの教科も成績優秀のようだが、天文学に対する熱意は別格。星見台のために関連した書物を全て読み漁ったら、主人公を誘って星見台探しに出るなど行動力もある。
謎解きなども得意なようだが、解説が長いと他生徒から言われている他、知識をひけらかす面もあるようで一部の生徒から指摘されている。
争い事が苦手で、主人公に小鬼の鉱山に連れて行かれたときは戦闘後に「こういうのには慣れていないんだ!」と嘆いているシーンもある。ダイナ・へキャット先生から決闘の腕前を嘆かれている没台詞があることから、実技は得意ではなさそうだ。
闇の魔術に対しては否定的で、彼のそばで闇の魔術を使用すると「僕の近くでそんなの使わないでよ」という台詞を言われる。(この台詞はアップデートで修正されたのか現在聞けない様子)
関連クエスト
・ホグワーツへようこそ
レイブンクロー限定だが、彼に挨拶するイベントがある。
・魔法薬学の授業
イソップ・シャープ先生からの質問に答えている他、授業中に話しかけることができる。
・アートコットの兜
ホグズミードのホッグズ・ヘッドへ向かう道中に話しかけられる。
・動物学の授業
授業中に話しかけることができる。
・天文学の授業
授業でメインで関わる。その後、星見台探しのために二人でホグワーツを探索することになる。
・ゴブリディグック語の内容
アミットが同行するイベント。ロドゴクに依頼されてゴブリディグック語が分かる人を連れて鉱山の目に向かうことになる。いつも依頼されることの多い主人公から自発的に協力を求める数少ないイベント。
・魔法史の授業
主人公の後ろの方の席に座っている。授業中に発言がある他、話しかけることができる。
余談
天体観測好きなので寒さには強そうに思えるが、秋の夜の天文学の授業で寒さに震えている様子から、あまり寒さには強くないようだ。
ゴブストーン部の仲間を臆病と称しているが、当の本人は小鬼の鉱山での冒険を「最悪だった」と評するほどに冒険心はあまりない。
公式アートブックにて「歴史と魔法の存在についての思い込みを発展させており、それは必ずしも正確ではない」と記載されている。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
関連タグ
ローワン・カナ:温厚な性格、博識、インドの高位カーストの姓、魔法史好き、オタク気質などの特徴が共通している