ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

CV:Jacob Edwards/堀総士郎

概要

オミニス・ゴーントとは『ホグワーツ・レガシー』に登場する1890年代のホグワーツ魔法魔術学校スリザリンの男子生徒である。

同寮のセバスチャン・サロウとはとても仲の良い友人だった。

人物

七三に撫で付けたアッシュブラウンの髪と白濁とした眼が印象的な少年。蛇語を話せる。

「ほぼ知覚のある」杖(先端で赤い光が明滅する)で盲目を補っている。

時代を鑑みるとおそらくかなり近い血縁関係(従兄弟、あるいは兄弟あたりか)にあることが推測できるマールヴォロたちとはかなり違った風貌であり、奇形的要素や不潔で醜い印象はまったくなくどちらかというとその反対。原作でもこのように一般的ゴーントから逸脱した容姿の子孫は登場したが、それはその人物がゴーントではないほうの親の特徴をそっくり受け継いでいたためである。

ゴーントの家風にそぐわず純血主義を唾棄しており、またいくばくかの価値は認めつつも闇の魔術を嫌悪している。

苛烈な家族に囲まれて育った過去は彼を悲観的な人間にした。叔母ノクチュアは愚かな家風を内面化していない血縁者、オミニスの「世界でいちばん好きな人」であったものの、あるときから姿を消してしまっている。

オミニスはすこし人間不信のきらいがあり、しばしば皮肉的な態度をとることもあった。

しかし初めての友人にして親友のセバスチャン・サロウに対しては別だった。オミニスは彼を深く信頼し、よく気遣う様子を見せた。

闇の魔術に関してオミニスとセバスチャンはしばしば衝突したが、オミニスはただ親友の行く末を案じているだけだった。

現代での生存は不明だがマールヴォロとモーフィンとメローピーの3人がゴーント家の「最後の生き残り」とダンブルドアが解説しているためよほどのことがない限りは死亡したと思われる。

経歴

オミニスは闇の魔法使いのゴーント夫妻の元に生まれた。彼には幾人ものきょうだい(兄たちが確認済み)がいた。

オミニスは生まれつき治療不可能な盲目だった。

普通(マグル)の障害・疾病であったならば治療できたはずなので(参照『Illness and disability』)、彼のこれはおそらく何らかの魔法的障害(もしくは疾病)であったと考えられる。

「ゴーント家は近親相姦の風習のせいでしばしば精神的に不安定な者を輩出した」と述べられていること、原作に2名の斜視を持つメンバーが登場することを鑑みると、オミニスの盲目も家の風習のせいであったのかもしれない。

叔母のノクチュアを除き、オミニスの家族は冷酷で残忍なパーソナリティと看過できない悪癖を持ち合わせていた。彼らは「スポーツ」としてマグルに磔の呪文かけて遊ぶ習慣があった。

あるとき、オミニスは磔の呪文をマグルにかけることを拒否した。

するとオミニスの家族は、オミニスに対して磔の呪文を行使した。

そして家族はオミニスにもう一度同じ要求をした。同じ苦しみを味わいたくなかったオミニスは結局家族の言うことに従ってしまった。

オミニスは家族を、そして自分を好きでいられなくなった。

入学後

1887年9月、オミニスはホグワーツに入学し、スリザリンに組分けされた。

同じ寮になったセバスチャン・サロウと彼の双子の妹のアンはオミニスのはじめての友達になった。オミニスはゴーント家にのみ存在を知られている地下聖堂に二人を招き入れ、聖堂は彼ら三人だけの特別な遊び場になった。

長期休暇中、オミニスは自宅ではなくサロウ家で過ごしていた。

五年目

妹を助けるためセバスチャンはオミニスにしばしば闇の魔術による手助けをよく求めたため、オミニスは彼にすこしうんざりしていた。

また、出会ったばかりの転入生をセバスチャンが聖堂に連れ込んでいることに、オミニスは非常にショックを受けた。

関連イラスト

募集中

関連タグ

ホグワーツ・レガシー

スリザリン

マーフィー・マクナリー:『ホグワーツの謎』のキャラクター。1980年代に在学していた。同じく身体障害を抱えている生徒。こちらは車椅子を使用している。

ゴーント家: 原作でも重要な役を担う生家。余談だが、オミニスは原作で登場する家祖や一族のメンバーと似ても似つかない容姿をしている。オミニスは猿っぽくもなければ暗い髪色でもない。ゴーント的ではない容姿を持っていると言う点では一代ほど下のあの人物(原作ネタバレ注意)と共通していると言える

イゾルト・セイア:約300年前、アメリカへわたってイルヴァーモーニーを開校した魔女。母がゴーント家出身で、その姉妹で狂信的な純血主義者のゴームレイスに育てられた。オミニス同様、純血主義や闇の魔法に否定的。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • セバとオミと転♂

    まつげの話

    セバスチャンとオミニスと転が平和にしてます。
  • 喜楽

    蛇寮転♂とセバとオミの話。友情。 転♂がマグル育ちであまり自分と周りに興味がないタイプ 【喜怒】https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19440552これの続き オミニス・爆笑・ゴーントはいいぞ
  • HL短編集

    禁じられた森の闇の中

    単語変換機能で転入生の名前を変えられます。闇中トリオの読み切り短編。オミニスと転入生が仲良くなるきっかけを捏造。相変わらず強い系の主人公です。 これ短編のボリュームか?ぜえ、はあ・・・ 追記.寝る前に書いてるからかツッコミどころも多いな・・・いつもの事か!ガハハ
  • Gold

    自機の名前が少しだけ出ます。 こちらは前編で、近々後編を書きます。 長いのでごゆっくり!
    11,067文字pixiv小説作品
  • 短い話

    モノクロに沈む、カラフルに融ける

    オミ転♀。行方不明の友を探す為に、訪れたロンドン。そこで、オミニスと転♀が写真を撮ってもらう話。 ※大人になった設定です。転♀が義手だったり、セバスチャンは行方不明だったりします。なんでも許せる方のみお読みください。 ※時代考慮はしましたが、至らない場合がございます。
  • 転入生の日常 in ホグワーツレガシー

    バタービールで乾杯を!

    引き続き主人公はハッフルパフ生。 ※マグルです。 性別はどちらとも取れるようにしてあります。 ※モブ生徒が出てきます。 ※いじめ表現があります。 ゲームプレイ中に実際に遭遇したやり取りにあれやこれや足したり削ったり。 ゲームの世界にそういったものはないのかと思っていましたが、現実味がありすぎて思わず見入ってしまいました… (ゲーム中ではブラック校長が間に入りましたが大した解決策はなく終了しました…なんでや…) 自分はいいが、他の人の悪口を言われるのは別だ転入生。 友達を傷付ける奴絶対許さないマンのセバスチャン。 血統差別根絶願掛けオミニス。 美味しいスイーツを提供してくれるポピー。
  • 秀才転入生にみんな救ってもらいたい

    日常3

    転入生の日常まとめ3 作者の妄想・想像がたっぷり含まれております。 何でも許して頂ける方のみ閲覧下さい。 ほんのりネタバレ含みますのでクリア後の閲覧を推奨します。
  • モブ失恋シリーズ

    ワタシノモノ

    オミ転♀(モブ視点) 蛇寮の後輩、純血主義の女の子目線 大きなネタバレはないけど、オミのトラウマにちょっとだけ触れます。 転の出生についてちょっとだけ出ます。 蛇寮のつもりで書いてます。 モブの失恋シリーズ第二弾。 まだまだ続くかも…?
  • ふくろう

    ストーリーの進行度は無視です。 一部、マグルの差別表現があります。 転入生は鷲寮です。喋ります。 全体的にふわっとしてるので、ご了承ください。 誤字脱字あればすみません。
    19,342文字pixiv小説作品
  • ホグレガ一話完結まとめ

    俺だけが君を見る

    楽しく書きました。オミニスには幸せになってほしいです。
  • かたちのはなし【オミニスと転入生】

    足りない形【オミ転】

    オミニス、どうしたの。ああ、寒くて眠れないの。確かに、雪も降ってきたものね。 ……うん、いいよ、どうぞ。僕、あまりあたたかくはないけれど。 +++ 感情が滅茶苦茶になってしまったオミニスと、彼を寝室に招き入れる転入生の話。 ※蛇寮・魔法使い♀転入生※ 【成分表示】 ・夜這い表現 ・痛い表現 【これまでの触れる話】 1.君の姿を確認したい https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19913576 2.傷の形を教えてほしい https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19920287  丁度三つになったのでシリーズにまとめてみました。
  • 【HL】poor boy

    メンタルぐちゃぐちゃになりながらスリザリンではもしかして君はまことの友を得るって感じのオミニスです。全部捏造の歪んだ解釈です。3ページ目は地下墓地でインペリオかけない&最終的に引き渡さないルートの遺物発見後あたり。転入生の寮、性別、性格、容姿には言及していません。腐タグは念のためお借りしています。 / 私はインペリオかけないルートに入ったのであんなにも心から心配するが故に怒ってて放ってはおけないと言っていたオミニスの「俺はもう何も言わない」「後悔することにならないといいな」は、後悔するようなことになる確信があるけどマジで怒りと無力感が次のレベルに到達しちゃったんだと思ってめちゃくちゃ怖かったし実際セバスも困惑してたしそれ以降オミニスがどこまで本心で喋ってるのか勝手にずっと疑ってて、なんならオミニスにはオミニスの狙いがあるに違いないとまで邪推してたけど、普通に聖人だったっぽいしインペリオかけられる方かつ引き渡すのが多分正規ルートでほんま裏切られた少年って感じで辛かったので反省してます。でも創作はします。
    10,497文字pixiv小説作品
  • ムーンライト ダンスホール

    スリザリン寮の転入生
  • これが、嘘から出た実ってやつ?

    ゲーム本編のネタバレを含みます。 転入生は、女性、マグル出身のスリザリン生という設定で書いています。 ネームレスにしていますが、オミニスから≪転入生≫と呼ばれます。 容姿はなるべく描写しないようにしていますが、ほくろの位置に言及するシーンがあります。 また、オミニスの杖についての独自解釈を語る場面があります。 原作小説の知識が不十分です、すみません。 このセバ転のお話(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19612626)がオミ転に転んだパターンのお話です。 冒頭から途中まではそっくりそのまま同じ展開で、セバスチャンに報告する辺りからお話が変化しています。ご了承いただけますと幸いです。もし、前回のお話を読んでいただけた方がおられましたら、そこまではすっ飛ばしていただいて大丈夫です! あらすじ 転入生はセバスチャンを好いているが、セバスチャンにその気がないことを理解している。セバスチャンへの思いを忘れるために悩んでいるところへ、オミニスがお試しの交際相手として名乗りを挙げた。オミニスの愛情を受けた転入生は…。 完成させてから、私の書くストーリーはワンパターンだな!??と思いました。精進します。暗いセバスチャンを書きたくなくて、途中から普通のセバスチャンになっています。 転入生の「〜じゃん!」のセリフが、なーんか好きで使いたくなるんですよね。 オミニスに夢見すぎてる気がする。 セバ転の時と違って全体的に明るいお話にしたかったのです…。 オミニスって第一印象でなんとなく弱視なのか?と思っていました。セバスチャンも日本語だと目が悪くてと表現するし。しかし、英語ではblindと言っていたようで、盲目だったのか〜とクリア後に知りました。
    21,238文字pixiv小説作品
  • My Larkspur - Case: Ominis Gaunt

    親友

    映画「マリアンヌ」のオマージュ作品です。 注意書きはシリーズの説明欄にあるので、ご一読ください。 宜しくお願いいたします。
  • 記憶喪失になった転をオミがお見舞いするオミ転

    ことこさまの妄想が素晴らしかったので、ことこさまに許可をいただき、書かせていただきました。 ↓ 事故って記憶喪失転になった時、「最愛の人を忘れた?そんな訳ないよな?」て転の手を取って自分の頬にぴったり添えて御尊美美美顔でふわっと笑って御尊美美美顔とキラキラエフェクトでゴリ押しするオミも良いと思います。記憶は無くなっても趣向が大きく変わる事は無いだろうから、そのままハグして自分の匂いを転に嗅がせて囲ってくオミ良いな...。 御尊美美美スマイルキラキラエフェクト付きを意図的にやってるオミを見て引いてるセバが居て欲しい。 という妄想を形にしました。 すみませんもしかしたら違うかもしれません。解釈違いだったら申し訳ありません! オミが記憶喪失転にグイグイくる感じとても好きです!たまに蛇っぽいのも最高だと思います! 小説を書いて投稿したのは初めてです あともしかしたらわかりにくいかもしれませんが、実はオミ推しです!! よろしくお願いします!!!!!!!
    16,236文字pixiv小説作品

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

オミニス・ゴーント
13
編集履歴
オミニス・ゴーント
13
編集履歴