概要
主な生息地はアフリカ南東部の温暖な森林や開けた草地で、アンゴラ、ボツワナ、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ共和国、スワジランド、ザンビア、そしてジンバブエに分布。
ずんぐりと丸い身体に平らな顔をしており、カラーリングも茶色い下地に一列の明るい黄橙色の斑と、暗い色の横縞がある。手足も他の蛙と比べて丸くて短いが、これは地中に棲む蛙に共通して見られる特長。
斯様な体型故に跳ぶ事は出来ないが、代わりに穴を掘る事は得意で鋤の様な形をした後肢で器用に地下20インチまで掘れる。攻撃を受けると体を膨らませて土の中に潜る。
普段は地下に棲息しており、基本的に外に出て来る事は無いが、雨が降った後の夜に食事と交尾する時にのみ地上に出て来る。
両生類ではあるが陸生で雨季にのみ育ち、卵から生まれた幼生はオタマジャクシにはらなず、最初から蛙の姿で誕生する。
その丸い身体に短い四肢と言う愛くるしい姿からペットとして人気が高い。