概要
サナリィが鹵獲したアラナに、ジュピトリス9から回収したアビジョの頭部を取りつけ、両腰部にはトトゥガ用に開発されていた長距離キャノン砲を装備した遠距離支援用モビルスーツ。
純粋な火力についてはアラナやアビジョよりも向上しているが、機体全高とほぼ同サイズの大型砲を無理やり装備したためバランスは劣悪であり、それを補う為にサナリィ製サポートメカ「ノッセル」に搭乗した状態での運用が必須となっている(ただし、ノッセルに装備されたメガ粒子砲の恩恵もあり、搭乗時の機動力や火力支援能力は高い)。
「鋼鉄の7人」作戦では死の旋風隊の一員としてビギナ・ギナⅡ、バーラ・トトゥガを支援していたが、絶大な性能を誇るディキトゥスにはまるで敵わず、ノッセルを破壊されて爆発に巻き込まれてしまう。その後しばらく消息を絶っていたが、機体そのものはほぼ無傷だった為、作戦終盤にミノル・スズキが駆るF90と合流。片側だけ残されたキャノン砲を駆使して敵増援を阻止し続け、作戦終了時には数少ない残存機の一機となった。