曖昧さ回避
- 『ゲルマン神話』に登場するドワーフまたはエルフの王。
- ゲーム『女神転生』に登場するキャラクター。→ オベロン (メガテンシリーズではおベロンとして登場するのが通例だが、『RONDE』でのみ「アルベリッヒ」として登場した)
- 『ソードアート・オンライン』のPSPゲーム版『インフィニティ・モーメント』に登場するゲームオリジナルキャラクター。
概要
「アルベリヒ」(Alberich)とは、ゲルマン神話に登場するドワーフまたはエルフの王。
サクソンの妖精王オベロンと同一視されているほか、北欧神話のアンドヴァリとも関連づけられる。
フランスの中世騎士物語『ボルドーのユオン』では、主人公を超人的な力で助ける背丈約90cmくらいの森の妖精王オベロンとして登場している。
叙事詩『ニーベルンゲンの歌』では、「ニーベルンゲンの財宝」の番人として登場。魔法の隠れ蓑「タルンカッペ」は元々彼が持っていたもの。
歌劇『ニーベルングの指環』では、愛を呪って力を得た地下世界の王として登場している。ラインの乙女である水の精霊たちが守っていた「ラインの黄金」を手に入れ、地下の黒妖精の小人ドヴェルグたちを支配した。