概要
探偵のシャロと怪盗アルセーヌは、互いにヨコハマの秘宝とプライドをかけて戦うライバル同士。
しかし、そんなアルセーヌの普段の顔は、探偵を育成するホームズ探偵学院の生徒会長アンリエット・ミステールであり、シャロらミルキィホームズの結成を促した人物でもある。
そして、アルセーヌとアンリエットが同一人物ということをシャロは知らない。
アニメ版『ミルキィホームズ』では、ミルキィホームズの担当教官であった小林オペラが不在のため、アンリエット会長とミルキィ4人のかかわりが強調して描かれることになる。
トイズの能力を失ってダメダメと化していくミルキィたちにアンリエットは苛立ち、自分のライバルにたる存在へ成長させようと、ときには過激な行動に打って出る。場合によってはヤンデレと捉えられかねないほどの形相を見せるが、それは愛情の現われでもある。ミルキィたちが風邪をこじらせた際は、母親のごとく手厚く看病したこともあった。
そんな中でも、アンリエットはシャロに特別に目をかけているように見える描写が散見される。
対するシャロの方もアンリエット会長のことを慕ってはいるのだが、なにぶん天然ボケの博愛主義者であるため、会長の願いが届くかどうか……