アントニオ(マジンボーン)
まじんぼーんのあんとにお
CV:吉野裕行
木のボーンファイター ジャガーボーンの適合者。バトルスタイルはカポエイラ。
ブラジル出身の17歳。6月17日生まれ。ドレッドヘアーと緑の瞳が特徴の精悍な若者。
表の顔は放浪の大道芸人で、一人称は「オイラ」。ジャグリングやサンバが得意。
意外と逞しい体格をしており、かなりの怪力。地面が凹むほど重い物でも平気で投げつけられる。
住居は不明だが、普段はアルバイトをする傍ら(通常では建築現場の作業員、夏の季節ではプールの監視員。喫茶店エデンではウェイター。軽食の調理も得意)子供らの前でストリートパフォーマンスを行う。
チームのムードメーカーであるが、人一倍仲間意識は強く、加えて軟派な見た目とは裏腹に女性に対してマメに気を遣えるイケメンメンタル。
一方で、和を乱していた新参のギルバートに一番敵意を剥き出しにし、一触即発の状態が続いていた。
しかし戦いでは意外とギルバートとコンビプレイすることも多く、時が立つにつれて半ばギルバートをからかうことを楽しむようになった節がある。
陽気な性格だが、少年時代はスラム街で貧しく荒んだ生活を送っており、生きるために窃盗等を繰り返していた。ルークとタイロンとはその当時に知り合い、自分が「生きるために世界を守るのに必要な者」だと言う言葉に感銘を受け、以降はボーンファイターとして戦う事になる。
よく似た境遇のヴィクトールたちとは野良犬、虎猫呼ばわりし嫌悪するも、裏切り者の内通者が判明した時は地元ではよくあることと達観している。
魔神降臨のラインを組む時はジンガのステップを踏む。
後にアイアンボーンへ進化し、ホワイトボーンの上位で難敵だったダークイーグル、ダークアリゲーターを圧倒する。
竜神智子にアプローチしているが、良い所までいく前に一蹴されている(智子曰く「自分より強い人間でなければ惚れない」とのこと)。
一連の騒動の後は故郷へと戻ったが、暫くしてネポス本星へ赴きストリートパフォーマンスを行い、数ヵ月後、再び氷川神社に顔を出している。
CV:玉木雅士
木の属性のボーン。特別な能力はないが、カポエイラ独特のトリッキーな動きで相手を翻弄する。
魔神降臨は一番遅く、他のボーンファイターに遅れをとっているということはない。ボーンカードは適合者の近くにいる事で覚醒するが、劇中唯一遠く離れた場所で覚醒。ルークとの出会いで結ばれた様である。
ジャガーに宿る意思は気まぐれで、対話を望まない適合者の意思を尊重、というよりそれを理由につけて距離を置いていた。初めての会話は46話と最も遅く、いきなりあくびをしながら登場するなど他のボーンにはない個性を見せた。
必殺技は「ソニックジンガ」。
ジャガーボーン-アイアンボーン-
シャークボーンらと同時に覚醒。シンプルだったホワイトボーン時と比べると肩アーマーが追加され、オレンジ系統の配色の率が増えた。
相変わらず特殊な能力は見せていないがかなりのパワーアップを果たしており、特にトリッキーな動きや技を見せるようになった。
かなり強さも増しており、少なくともホワイトボーンにはほとんど遅れを取らなくなった。
必殺技は十文字の蹴りを放つ「ラピッドフォーリア」。