概要
CV:寿美菜子
翔悟の実姉。失踪した(実際はボーン研究のため宇宙にいる)母親の智恵に代わり、竜神家の主婦業を担いつつ近所の喫茶店「EDEN」を留守がちな店長の代行で切り盛りするしっかり者。髪型や顔付きは母譲りだが、髪の色は父親譲り。
生意気な態度をとるとすぐにボコボコにされるため、弟の翔悟は彼女に全く頭が上がらない。
秋口では水着姿を披露した際に意外に着やせするタイプである事が判明している。
また、男家族と同様に空手の有段者であるらしく、その強さ(翔悟曰く、生身のリーベルトといい勝負らしい…)故に「ブラッディ智子」なる物騒な仇名で呼ばれているとかいないとか?
その時の回想では、空手選手権に出場した有段者達を死屍累々の様に積み上げ、白い道着が血で薄く染まっていた。
それだけでなく数メートル先の気配を察知し、着装したダークスネークを正拳突きだけで倒す実力がある。この時ボーンを目撃しているが、当人は仮装したアントニオか変質者と勘違いしていた。
ちなみにセルペンスからは「恐ろしい女戦士」と認識されていたが、このことであながち間違いでもなくなってしまった。
そんな男前な彼女であるが、早穂の父・勝也曰く「幼少時は泣き虫であった」との事。
現在の性格は「自分がしっかりしなきゃ…」と言う意識で形成された後天的なもので、成長する過程においても翔悟にちょっかいを出すいじめっ子を返り討ちにしていた。
実際の彼女はイケメンに人並みにときめくなど結構平凡な20代の女性である(ただしルークに関してはそのズレた人間性を理解し始めている様子)。
翔悟とは違い、物心ついた頃にはまだ母親が家にいたため、弟と比べれば母の記憶はしっかりとしている。
その分母親への思いも強く、父の健悟に「いつ帰ってくるのか」と問いただしたこともあるが、「必ず帰ってくる」と真剣に返されたことからそれからは素直に待つようにしている。
彼女もまた、早穂同様に翔悟にとっての「戦う意味」と言える人物である。
一連の騒動の直後、翔悟が「地球が異常気象で荒れ狂っていた時に行方知れず」になったことで、早穂を泣かせたことに怒り、弟の顔面に拳がめり込むほどのパンチを入れている。
事実を知らないから仕方ないとはいえ、この仕打ちはルーク達すら『地球の救世主を殴った!』とその不憫さを呟いている。
ある意味劇中最強の戦闘能力を持つのは彼女であろう…。
母が帰ってきた後は家事を任せてアルバイトにある程度専念している様子。