グレゴリー(マジンボーン)
ぐれごりー
声:平田広明
赤いスカーフを付けた三白眼の男。ウルフボーンの適合者。ニヒルな性格で何事も皮肉的に見ている節がある。
故郷を失い、弟のヴィクトールと共に戦争に参加させられることとなり、そこでこの世の地獄を見たことで地球に絶望し、ネポス・アンゲリスに協力する。
仲間に裏切られて瀕死の重傷を負うが、偶然遭遇した東尾によって助けられる。
裏切った仲間の襲撃を受けた際、東尾が発掘した石碑と共鳴してボーンファイターとして覚醒。さらにダークスコーピオンの襲来によってネポスの存在を知る。
以降は地球を裏切るためにネポスに取り入るが、東尾と再会した際に命を救った恩義をネタに取引させられる。
中盤までは東尾との取引でネポスの情報を渡していたが、様々な手引を通じて恩は返したとして完全に関係を断つことを宣言した。
以降は地球に留まるリーベルトの傭兵として暗躍(本人曰く「勝ち馬に乗る」つもりらしい)した後、形勢不利と見るやあっさりレボルトに鞍替えし、以降は徹底的に地球側を攻撃している。
しかし、他の部下に比べれば研究所の破壊や情報の奪取など戦果をあげているのにもかかわらず、肝心のドラゴンボーンを回収出来ず、レボルトに冷遇されてしまう。
扱いに不満を抱く仲、レボルトが同志であるソキウスを消滅させたのを目撃、自分達が最も嫌う「裏切り」を行ったことでレボルトを今度は見限り、地球側を援護、奪われたドラゴンボーンの奪還を成功させた。
漫画版では幼少期は弟と共にスラム街でストリートチルドレンとして暮らしていたことが明かされている。
風の属性を持つ地球由来のボーン。
ネポス所属のボーンは名前に「ダーク」がつくが、虎狼兄弟の場合は元々地球所属のボーンであるためダークは付かない(データカードダスにはデザインが異なるダークウルフが存在する)。
素早い動きで敵を翻弄することを得意とし、強力な格闘術を駆使する。
必殺技は「ハウル・オブ・シャドウ」。