CV:三瓶由布子
概要
アメリカ出身の13歳で8月5日生まれ(竜神翔悟より3つ下)。
平時はお国柄かレディファーストを信条として紳士然と振る舞うが、本来意志の強い勝気な性格。
戦闘中は「オレ様に不可能はない!」と挑発的な言動を取るような、獰猛な気質を垣間見せる。
翔悟達とは違い、自ら志願してボーンファイターとなり、ロスの研究所で調査も兼ねた訓練を受けていた。
子供扱いに過敏に反目する背伸び盛りで、翔悟をライバル視する一面も窺える。
また、グレゴリー・ヴィクトール兄弟がボーン研究所を襲撃した際に負傷した研究員が翔悟を英語で詰った事を受けて「『お前のせいだ』ですってよ、戦いもしないでよく言う…!」と吐き捨てるなど、どっかのハイスペック小学生やどっかのストリートダンサー同様に「強くあろうとしない人々」には苛立ちと侮蔑の念を隠そうともしない苛烈な一面もある。
この年にして大学まで飛び級しているため、天才少年と思われがちだが、実際はそこに至るまで血の滲むような努力をしてきた不屈の人である。
飛び級しているため、この年にして翔悟達よりもずっと勉強は出来る。
明確な『勝ち』の描写がないため、口だけの弱いボーンファイターと言われがちだが、ジャガーやライノーが苦戦していたダークホース配下のダークファイター達をほとんど圧倒していることから、実力自体は中堅程度と思われる。
翔悟やルークが魔神降臨させたことで焦燥感を持ち続けていたが、早穂の言葉が切っ掛けで己の弱みと向き合い、恐怖していることを素直に自覚したことで、不屈の精神を思い出す。
そのひたむきな努力をレオボーンに鋼の魂として認められ、ライノとジャガーらとラインを組んで『雷の魔神』を降臨させた。
更に一時的に覚醒する力を得るが、この事はギルバートにあまり良い影響を与えているとは言えず、その次の戦いにおいて待機するしかなかった際は、「あの力さえあれば…」と息巻いており、自らの弱さを自覚してしまったが故に、力を求め、溺れかけている節がある。
メンバーの中では唯一まともなツッコミ役であり、出演者からもそう認識されている。
時に言動がキツイこともあるが、基本的に彼の言うことはド正論なうえに的を射ており、その正論っぷりが笑いを誘う。
本人曰く年上の女性に興味はないそうだが、早穂に一目惚れしており、しばしば普段のクールさを放棄してアプローチを行う。が、本人には気づかれていない。
翔悟に対してのライバル心は、話数が進むにつれて強さのことよりも早穂との距離に対して意識が向きつつある。
決戦後は早穂に「大統領になってファースト・レディとして招待する」と息巻いていたが、当人には聞こえておらず、恋に関しては相変わらず空回り気味な様子だった。
前期OPにてグレゴリー・ヴィクトール兄弟と並び立っている描写があり、今後の伏線になっている可能性がある…と思われたが、後期OPが登場したことで杞憂に終わっている。
杉田尚による漫画版ではイヤミな一面が強調されており、年少者だけあって精神的な弱さが強調されていた。一番わかりやすいイメージは男版輿水幸子。また、ページ数の関係か早穂との絡みは殆どない。
よく帽子(黒ハット)を被っていることが多い。
こちらでも敵のボーンファイターにやたらボコられているシーンが多いが、アニメ同様に一番早くアイアンに覚醒し、本来なら格上のダークパンサー(リーベルト)を余裕で圧倒、完全に戦意を喪失させ腰を抜かさせる程に完勝を納めた(とどめを刺す前に翔悟が足を掴んで静止させたが)。
レオボーン
CV:白川周作(ボーンの思念)
雷属性のボーン。背中にはマントが付いており、左腕には盾も装備している。
テクニカルなボクシングスタイルを主体に戦い、雷の力を込めた一撃で相手をノックダウンさせる。
この頃はあまりまともな活躍が出来ていなかった。
必殺技はゴールデンラッシュ。
レオボーン-アイアンボーン-
最も早く覚醒したアイアンボーンで、後に地球組がアイアンボーン化する契機を作った。
盾の外観が大きく変化し、肩の先端にも牙のような装飾がつくなどいろいろな変化をみせている。
アイアンボーンは一度覚醒すれば以降はそのまま形態を保てるが、当初のレオボーンは一時的に覚醒し、ホワイトボーンに戻ったこともあった。
必殺技は盾に雷の力を注ぎ込んで放つ「ゴールデンメガスマッシュ」。
レオボーン-レアメタルボーン-
地球や宇宙の全てを知り得たいと願い、折れることなく立ち上がる不屈の精神をレオボーンを介して雷の魔神が認めレアメタルと化した姿。マントの代わりに、無数の雷型の光の羽が輝いているのが特徴。
髪型はそのままであるがレフトアームの盾は更にパワーアップを果たしている。五人の中で最後にレアメタルとなっており、OP・EDのことも含めて考えると登場回数はわずか。
必殺技は「ライトニングインパクト」。