CV:野島裕史
概要
サッカー管理組織であるフィフスセクターのトップで「聖帝」と呼ばれており、物語冒頭で教会らしき場所にてサッカーを支配すると宣言している。聖堂山中の監督も務めており、表向きはフィフス最強戦力としつつ実際は自分たちの意思で自由なサッカーをプレーできるよう育て上げていた。
公式で名前はイシドシュウジのカタカナ表記。
日野社長曰くあえて偽名だと分かりやすくするための仕様で、漢字表記は考えていないとのこと。
その正体に関しては、物語中盤にて円堂からはっきり豪炎寺修也だと確定。「イシドシュウジ」としてはかなりキャラ作りをしているようだが、妹の夕香の前では普通に素を出している。
ゲームでもひったくり犯を見たら即天馬からボールをぶん取って炎シュートをぶちかますなど、なんだかんだで素の部分は相変わらず(アニメではしばらく様子を覗うなど素が見えていなかったが、ゲームでは速攻で素に戻って行動に移している)な模様。夕香からも昔と変わっていないと言われている。
表向きはフィフスセクターの方針は彼が定めていることとなっているが、実際は逆らった学校の廃校等の組織の実力行使には関与していない。
その目的はフィフスセクター内部に入り込むことで内側を探りつつ、創立者である千宮路大悟の抑止力となること。同時に真に自由なサッカーによって管理されたサッカーを打ち倒すことによって、かつてのサッカーを取り戻そうとしていた。
これは単に千宮路を止める目的以外にも、行き詰ったサッカー社会におけるフィフスセクター結成前に生じていたサッカー至上主義故の問題(サッカーが弱いが為に学校が廃校になるなど)に対して現状を変えようとする思いは千宮路とやり方は違えどあったらしく、サッカーのせいで学校や会社が潰れたりしないように、聖帝としての活動の裏ではサッカーの教育システムや支援基金の設立に動いていた。
単に正体を明かし千宮路を倒しただけでは元のサッカー至上主義社会に戻ってしまうために、かつてのサッカーを取り戻すために「自由なサッカーvs管理されたサッカー」という対決に持ち込み変革を齎すことが彼の目的であった。
特徴
クリーム色の髪に青いメッシュが入っている。
左耳にしているのはピアスだと思われていたが、実はイヤーカフス(24時間イナズマTVより)。
さらに首に目立つネックレスをしており、コスプレじみた装飾品が多い一方でアクセサリー系は隠す傾向のあるイナズマでは珍しいキャラクター。その赤スーツとアクセサリー、そしてストールからホストっぽいと言われることも。
ちなみに目つきの作画に関してはアニメ、ゲームPV1、キャラクターデザインの長野氏の絵とでそれぞれ異なっていたりする。特に最初に公開されたPVでは今とは顔つきが全く違っており、当時は少年と思われていた。
作中での豪炎寺認定後は、今まで登場シーンでたびたびピアスが光って強調されるシーンがあった(それからしばらく経って変わった3rdOPでもしつこく光り続けていた)ことから、ピアス本体説なども持ち上がっていた。しかしミスリード(?)であった。
一部では、特徴的なメッシュに豪炎寺さんの修也を掛け合わせて「メッシューヤ」とも呼ばれている。
漫画版
髪はおろしているもののメッシュは入れておらず、後ろで一つ結びにしてジャージを着ている。
大人の事情による超速展開により登場時点で既にフィフスに入り込んでいた理由は周囲に種明かし済みということになっており、最終決戦前に円堂から「特別コーチ」という形で天馬の特訓に呼ばれる形で登場。
連載開始当初からフィフスセクターの解説シーンでは千宮路大悟の方が映し出されていたり剣城に直接指示を出していたりと最初からフィフスの全ては千宮路の方が取り仕切っていることが明かされていて彼自身は姿かたちもなかったため、一時は未登場疑惑も浮上していた。