プロフィール
出自
ダライアスバースト クロニクルセイバーズのクロニクルモードで名前のみが登場。制作が予定されていたダライアスバーストXbox360版のキーパーソンとなるはずだったが発売されずに終わり、長期間お蔵入りとなっていた。
その後数年を経て、既にダライアスシリーズとのコラボを行っていたアリス・ギア・アイギスにおいてダライアスバーストCSコアに合わせた第2回コラボ『導きの銀翼 EXTRA』が開催。この際にデザインとボイスが発表されイベント内に登場。同時にプレイアブルキャラとして実装された。
よってキャラクターとしての露出はほぼすべてアリスギア側に登場した際のものであり、当項目の内容もそちらを出典としている。
概要
ダライアス宇宙軍パイロット。ティアット宇宙軍基地所属。
乗機はフォーミュラシルバーホークバースト、その中でも『人類にとって未知の性能』とまで語られるプロトタイプに搭乗。高性能の機体とそれを制御する腕でもって単機で楽々と敵中隊を全滅、グレートシングを数隻撃沈と高い戦果を叩き出している。
外観は金髪褐色で右目は青・左目は赤のオッドアイ。身長は173㎝と女性としては長身の部類。肉体も引き締まっておりスタイルが良い…のだが、普段は厚みのある衣服を着たりで残念ながら肉体美を窺うことはできない。
作中ではフォーミュラ搭乗時のパイロットスーツ・アリスギア運用時のアクトレススーツ・整備や外出時の黒いツナギの3種の衣装が用意されている、のだがツナギに関しては入手手段がなく会話パートで着用するのみ。
人造人間とも呼べるAITと異なり通常の人間であるが、バーストや空間の異常を感知する特殊能力を持つ。
名前の由来は恐らくhybridのアナグラムではないかと考察されているが、名前のスペルはIvryHaddであり鏡文字や字余りが出るなど単純な変換はできない。
その正体はダライアスバースト作中の時間軸の人物ではなく、ベルサーとの戦争が終結した平和な未来の時代に生まれ暮らしていた未来人。
平和な母星から過去の戦時に行かざるを得ない事情があったようだが、そのまま未来に戻ることができなくなってしまう。
その後は自分が頑張れば未来のように平和な時代になると信じ、ベルサーとの戦いを続けている。
コラボシナリオでは任務終了後の帰投中に時空の揺れを感じ、東京シャード周辺に飛来。
諸事情でフォーミュラの不使用と身分の隠匿を前提に、主に技術面で協力を行っている。元整備兵であり、ギアには素人ながらも整備部に所属するという形になった。
AITたちが時空断層に巻き込まれ脱出不能になった際には、AIT用ギアの予備を流用して製造された専用ギアを装備し救助も行っている。
この際にギアを運用できたのが自身の資質によるものか、AITのように何らかの手段で適合したのかは不明。
どうやらダライアスバーストに登場したリーガとは知り合いらしく、Ti2との会話では『いつもおっかないおっさん』と表現している。
人物
朗らな性格であり、人見知りせず初対面の人間ともすぐに打ち解けられる。出撃に忙殺され余暇がないに等しい宇宙軍でも明るい態度を崩さない前向きな人物。
ネガティブな発言は少なく、愚痴や文句のような発言は笑い話や苦労話の共有などコミュニケーションの一環として話している。
一方で故郷である未来に帰還できないままに戦い続けることが負担になっているのか、意識的に気にせず明るく振舞っている節もある。
海を見たいという希望に隊長に連れられ外出した先では故郷を思い出し、戦いへの忌避感と共に時折ふと東京シャードに残れたらという考えが浮かぶこともあると心情を吐露。隊長の返事を受けひとりで平和を勝ち取る運命を背負うかのように考えていたことを自覚し、自分の存在で何かが劇的に変わる訳ではなく居なくなっても代わりは居ると気付くも、これまで守りたいもののために戦い続けてきたことを語り、ベルサーとの戦争を終わらせる決意を深めた。
東京シャード滞在に関しては異文化も含め楽しんでおり、協力には真剣な一方で羽を伸ばしてもいる。
特に風呂が大好きでありながら常時待機状態の宇宙軍基地ではシャワーしか浴びられずにいたため、纏まった入浴時間を存分に堪能している。
またレーションが主だった宇宙軍と異なる多様な料理を目にして食に関する楽しみに目覚め、ラーメンが好物になった。ラーメンライスに至っては『全宇宙規模で最高規模の発明品』と絶賛している。
調理にも興味を持ち空いた時間には管理栄養士である小結の元でレシピの修得に余念がない。故郷との素材の違いで帰還後は作れないと落ち込んでいたが、Ti2がデータを照合し東京シャードの食材と近似の素材を探せることを知る大いに喜んだ。
音楽が好きであり、『音楽は強大な敵に立ち向かう最高の相棒』と称している。ダライアスシリーズがBGMも売りにしていることを反映してのものだろうか。
絆エピソードでは音緒の演奏に惚れ込み、コントじみた会話のすれ違いを交えながらアンコールを送っていた。
アリスギア運用時の性能
近接戦闘を得意とする電撃属性インファイター。コラボキャラクターとしては珍しくシングルピックアップで比較的入手しやすい部類に入る。
ショットギアに備わったゲージを消費し突撃と回避を行えるため距離を詰め敵に張り付きやすく、隙を見てクロスギアで攻撃を加えることでダメージを重ねていく。
ただし踏み込み距離が短いため格闘を連打するだけでは敵の目前で空振りしてしまい、ブーストやステップも絡めた距離調整が必要になる。
カウンターの発生も遅めで咄嗟には頼りにくく、真価を発揮するには近距離に踏み込んだ上でやや忙しい操作をこなす必要があるだろう。
ギアスキルが遠距離に対応しているため中距離射撃戦も行えるが、得意なレンジまで距離を詰める起点にも役立つため乱用は避けたい。
SPスキルはクロスギアとギアスキルを上書きする装着型。
通常時の動作とは大きく変わらず、性能を一時的に底上げするような構成になっている。
逆を言えば基本的な立ち回りが火力に繋がるため、こちらもまた腕前が関わる仕様となっている。
コラボ期間中は★3が配布されるため、交換所のイベント装備を含めれば専用ギアの使用感も体験できる。
能力的にはスカウト排出の★4には劣るが、試用するには十分で新規プレイヤーには即戦力になるだろう。