イア・レトナ
いあれとな
アリス・ギア・アイギスにおける『ダライアス コズミックリベレーション』とのコラボイベント『導きの銀翼』にて登場。
出典は『ダライアスバースト アナザークロニクル』だが、原作には登場していない。というよりそもそもダライアスシリーズ自体に出演していない。
元々は企画段階で考案されていたが没になったキャラであり、コラボにあたり当時のラフデザインを基に実装された。
端的に言えば「アリスギアで初出のダライアスのキャラクター」ということになる。
ガワナカ星系宇宙軍第二十五戦闘航空団所属パイロット。
外見は銀髪碧眼の女性だがAITと呼ばれる人工知能端末であり、Ti2の量産型にあたる。身体はカーボンの骨格を人間の遺伝子から合成した生体で包んで構成されており、外観上は人間と見分けがつかない。ダライアス世界では各星系の基地で運用されている。
髪は廃熱ユニットでもあり、普段はミディアムヘアだが戦闘中には演算の負荷がかかり放熱のため髪が伸びロングヘアになる。着用しているボディスーツのようなものは、ガワナカ星系所属のAITに支給されているパイロットスーツ。
名前のIa Rehtonaは逆さ読みするとAnother AIになる。アリスギアではAITであるTi2のアナザー仕様であることからの命名か。
コラボシナリオではベルサーとの戦闘中に時空干渉波が発生し、東京シャード周辺に漂着。乗機であるレジェンドが修復不能であったため、部品を流用して製造されたアリスギアを使用することになる。
本来アリスギアの起動には特殊な才能が必要だが、肉体の欠損を補うために搭載されている生体生成機能を応用し細胞を調整することでギアに同調した。しかしコアへの適応が完全ではないのか、戦闘開始時にギアのエラーメッセージが表示される特殊演出がある。
軍備である自身への恐怖感を和らげ同朋意識を抱くように作られてるため人当たりがよい。
人工知能だけあり喜怒哀楽といった面が窺えず無感情に見える一方で、所属部隊の方針により人間との交流を多く行っていることから心の機微にはやや理解がある。
その経験の差によるものか同じAITであるTi2に他者の発言の意図を酌んで伝える場面が見られ、声音も比較してやや柔らかいものになっている。
人間に触れる中で起きた思考パターンの変化を感情であると定義したことから、AITである自分にも心があると認識している。
比良坂夜露との交流ではAITと心が通じ合ったと喜ぶ姿を見て微笑みを浮かべており、実際に感情がないという訳ではない様子。
ダライアス各作品におけるシルバーホークの攻撃を再現したような武装をもつ冷撃アタッカー。冷撃では数少ない実弾ショットギアを持つ。
中間的な機動性をもつバランス型ではあるが、攻撃属性値が高い代わりに防御が低い放出型であるためやや脆い。ガードアクションも持たないため、シューティングゲームを出典とするだけあり丁寧な回避が求められる。
また攻撃スキルには座標攻撃が多く、発動タイミングを見極めなければ敵に掠りもせず弾を無駄にしてしまう。初回コラボ時点では総じて使いこなせば火力が出せるものの、癖がありやや扱いが難しいキャラクター。
その後の復刻開催時に装備派生が実装、クールタイムがあるが強力なチャージ攻撃が可能になり距離調整にも役立つため扱い易くなった。
先述の通りTi2とは別の個体なのだが、アナザーキャラクターという扱いの仕様上同時編成しての出撃は不可能になっている。
ただTi2とは互いにSPスキルの換装が可能なので、2名ともに揃っていれば比較的扱いやすいTi2のSPに変更することができる。新強化システムでも互いの修得するスキルを利用できるため、気に入ったなら双方を狙うのもいいだろう。
なおコラボキャラクターは期間中にログインすれば★3が配布されるのでレアリティが低いものの運用することはできるが、当キャラクターはTi2のアナザーという扱いであるため★3が存在せず配布がない。これはコラボでの慣例であり、同じくアナザー仕様が登場するメガミデバイスやデスクトップアーミーのコラボでも同じ扱いになっている。
よって入手は期間限定スカウトからの★4排出のみになり、そして提供はTi2とのダブルピックアップ。アリスギアはステップアップ式の確率上昇が実装されているが天井がないわけで…やはりコラボダブルピックアップは悪い文明…
先述のアナザーキャラ同士では衣装の入れ替えが可能なのだが、Ti2と互いの衣装を交換すると瞳の色が変化してしまう。つまりTi2の衣装を着ると外見は銀髪のTi2になってしまうのだ。逆の組み合わせでも同じことが起きる。
メガミデバイスやデスクトップアーミーコラボでは髪や肌の色に対応したアクセサリーがあったのだが、ダライアス組には未実装。どうして…