概要
英:Iroquois Confederacy
または英:Haudenosaunee(「ロングハウスを建てる人々」の意)
北アメリカのニューヨーク州北部のオンタリオ湖南岸と、カナダにまたがった地域に保留地を領有している6つのインディアン部族によって構成された、部族国家集団である。
17世紀に、『モホーク族』『セネカ族』『オノンダ族』『オナイダ族』『カユガ族』の5部族が同盟を組み、後に『イロコイ連邦』となる『フーデノサウニー(Haudenosaunee)』という5部族連邦の成立が成し遂げられ、18世紀前半に『タスカローラ族』が加わって、6部族連合の連邦国家が成立した。
この部族連合は、結成後も現在まで強固な結束を保っており、国連からも独立国として承認され、アメリカ合衆国には治外法権が適用されるため、FBI(アメリカ連邦捜査局)さえ踏み込めない。
5部族の和平を結び、連邦の成立を成し遂げた、5部族のデガナウィダとハイアワサは、「グランド・ピースメーカー(Grand Peace Maker)」 として知られている。
独自のパスポートがあるが、チップが無い旧式のパスポートであり、しばしばトラブルになっている。
文化
ロングハウスとよばれる縦長の家を作り、
また母系社会であり、女性が、男性の首長の推挙と解任を決定する。