曖昧さ回避
- 「ジョジョの奇妙な冒険」第二部に登場するカーズが行った、奇妙な行動のこと
- 双方に利益のある関係のことはWIN-WINを参照のこと
- 森崎ウィンの同キャラカップリングのこと
- NCTのメンバーの一人。
ここでは1について説明する。
その行動の一部始終
ピッツベルリナ山の神殿遺跡にて、カーズはリサリサと一対一の決闘をすることになったが、最初からまともな勝負をする気などなく、自分に似せた影武者の吸血鬼と戦わせておいて背後から串刺しにするという卑怯な手を使い、勝利してしまう。
「どんな手をつかおうが……最終的に……勝てばよかろうなのだァァァァッ!!」
目的のために手段を選ばないだけに止まらず、同胞の生き様であり心意気であった決闘を「くだらぬ」と嘲笑ったカーズに対し、ジョジョは怒りを露わにする。
他の吸血鬼たちをドイツ軍とスピードワゴン財団特殊部隊に任せ、ジョジョはカーズと対峙する。
その際にカーズは、重傷を負って気を失ったリサリサの両脚を抱えると、「ウィンウィン」と奇妙な擬音を口ずさみながら、脚を撫で回す。彼女の脚をギターに見立てて愚弄していたのだ。
ジョジョの怒りは頂点に達し、戦いは最終ラウンドへと加速していく。
Pixivでの扱い
……と、原作においては「緊張感あふれる場面における、相手を挑発するための謎動作」として描写されていたが、pixivにおいては「単に足をすりすりしている変態紳士・淑女」のイラストにこのタグが付けられるケースがほとんどである。
R-18作品もあるので注意。
関連イラスト
余談
ファンの間では「クレーン車に見立てているのではないか」という解釈もあったが、『ジョジョ』のアニメ版にてギターに見立てる動きとして描写されて以降は、ギターという解釈が一般的になっている。(ただし、カーズらが休眠期に入ったのを仮に作中時代からちょうど2000年前の紀元前70年台と仮定するならば当然クレーン車は発明される前であるし、その時代には中南米にもヨーロッパにもギターに類似した撥弦楽器など存在していなかったので、どちらに見立てているとしてもいつどこでカーズがそれを知ったのかという疑問は残るのだが…
その前にも日光対策にテンガロンハットと厚めのコートで身を固めてたり、機械の概念を知ってたり、ワムウVSジョジョの試合を見物しながら高そうなワインをグラスで味わってたり、最終決戦では露骨にパラシュートとか言ってたりするので、決戦までの約一ヵ月の間に現代の文化文明に馴染んでいた、と言う可能性もある。
初めて触る銃を淀みない所作で分解して見せたサンタナのように、柱の男の高い知性と学習能力をもってすれば、本物のギターを初見で弾きこなすなど造作もない事なのかもしれない。