概要
初登場の階級は中尉。その後大尉となり、「新スタートレック」終了後の劇場版第7作「ジェネレーションズ」で少佐となった。U.S.S.エンタープライズDの戦術・保安主任。「スタートレック:ディープスペースナイン」ではU.S.S.ディファイアント副長。
ウォーフは前作「宇宙大作戦」時代には地球人の属する惑星連邦と対立していた、ライバル種族・戦闘民族クリンゴン人のクルーである。ウォーフの時代の惑星連邦はクリンゴン帝国と同盟関係となっているが、惑星連邦宇宙艦隊に彼以外のクリンゴン人士官はいない。
幼少の頃に両親をロミュラン人に殺害され孤児となり、地球人のロジェンコ夫妻に引き取られて育ち、宇宙艦隊へと入隊した。
非常に屈強かつ誇り高い戦士であり、どんなに命の危険がある任務においても、まったく恐れることがない勇敢な人物。またクリンゴン人特有の激しい気性を持つが、地球人に育てられたためか忍耐力や自制心が強く、他の生粋のクリンゴン人が八つ当たりするような場面でもじっと我慢する。そのため生粋のクリンゴン人たちのノリについていけず、悩む場面もあるが、自身はクリンゴン戦士であることに誇りを持っている。
『新スタートレック』終了後、『スタートレック:ディープスペースナイン』のテコいれのためにシーズン4からメインキャスト入りをする。そのため、彼の登場話数はスタートレックシリーズの全キャラの中で一番多い。
マイケル・ドーンが演じ日本語吹き替えでは銀河万丈が声を担当した。
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新スタートレック ジャン=リュック・ピカード ウィリアム・ライカー