CV:菊池正美
基本データ
全高 | 21.3m(アンテナ部含む) |
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重量 | 70.6t |
跳躍力 | 246.4m |
走行速度 | 386.3km/h(通常時) / 698.9km/h(ローラーダッシュ時) |
体力10 知力8 速度9 攻撃力9 耐久力13 地位8 勇気15 器用度9
概要
レイカーブラザーズの合体形態である巨大ロボ。
ブルーレイカーが左半身、グリーンレイカーが右半身へとそれぞれ変形し、「左右合体」することで完成する。人格はブルーレイカーが主体となっているが、兄弟の息の合った連携は合体状態でも活かされている。
能力
基本的に、合体前からの特性をそのまま、もしくは強化された形で引き継いでいる。そのため飛行能力は持ち合わせていないものの、地上での機動力とパワーは大幅に向上しており、足裏のホイールによるローラーダッシュも健在である。
手持ちの武装はない(※)が、額から放つ「ウルトラキャノンビーム」は、キングエクスカイザーのカイザーブラスターとの同時攻撃でガイスターロボを撃破したり、ダイノガイストを怯ませるなど高い威力を発揮。ジャンプから繰り出す「ウルトラキック」も強力である。
新幹線の先頭部分が配された両肩は、チェーンと連結した状態で射出し「ウルトラショルダークラッシュ」として活用される。相手に巻き付けてその動きを封じるのが基本的な使い方であるが、小型のガイスターロボ相手ならば十分撃破可能な威力も有している。合体前と同様に、チェーンのみを肩の先端から射出することもでき、こちらは「ウルトラダブルチェーンクラッシャー」と呼称される。
胸部からは無数のミサイルや、「ウルトラブレストレーザー」と呼ばれる光線を発射可能で、この他にも放水機能が搭載されている。放水機能は胸部だけでなく指先にも備わっており、回によっていずれかが消火活動で使用されている。
(※ 作画設定上、ブルーレイカーの武器・ブースタービームガンとグリーンレイカーの武器・ミサイルブラスターを合体させた「コンバートイレイザー」が存在する。玩具オリジナルの武装として再現可能)
備考
レイカーブラザーズの記事でも触れた通り、ウルトラレイカーはトランスフォーマーシリーズとして考案されたコンセプトデザインを流用したものであり、そのコンセプトデザインの段階では左右合体という基本的な骨子こそ変わらないものの、新幹線の先頭部分が胸に配されていたり、左右の変形パターンの違いに起因したアシンメトリーな部分が強調された出で立ちとなっている。
変形機構や大まかな大まかなスタイリングが固まってからも、目鼻口が露出した形の頭部や、胸部パーツに他の勇者たちと同様のブレストチェンジ機構を組み込む案なども存在し、後者についてはキングエクスカイザーのライオン、ゴッドマックスのワシに対し、ヒョウの顔が合体時に現れる形とされていた。
放送当時、カバヤより発売された食玩「エクスカイザーガム」では、第3弾にて「スーパーウルトラレイカー」という食玩オリジナルの強化形態もラインナップされている。これはノーマルのウルトラレイカーに、強化武装のタンクを分離・装着したものであり、胸部や手足に追加装甲が配されている他、背面には一対のキャノン砲も備わっているのが特徴である。
初登場回である第2話のみ、合体シーンに玩具や設定画にはない足首の隙間が描かれている。この隙間は第3話の時点で、黒く塗られる形で修正が施された。
関連イラスト
関連タグ
超竜神:『勇者王ガオガイガー』、およびその派生作品群に登場する勇者の一人。モチーフこそ異なるものの、ウルトラレイカーとほぼ同様の合体機構(シンメトリカルドッキング)で合体する、左右合体勇者の後輩格ともいうべき存在である
聖勇者マグナ 聖勇者フラッシュ:『勇者聖戦バーンガーン』に登場する勇者たち。新幹線から変形する双子の勇者であり、合体してパワーアップする点でもウルトラレイカーとの共通項を有する一方、その合体方式は大きく相違している他、複数の合体パターンが存在するという独自性も持ち合わせている