解説
エビ天ことねとは「学園アイドルマスター」に登場するキャラクター「藤田ことね」がエビ天と化した何かのこと。
起源と思われるもの
世界一美味しい私
えび天ことね。その元凶は、意外なツイートである模様。
それが中野くまりん氏により投稿された極度にデフォルメされた藤田ことねのような何かの絵である。
この"かんたんことね"とでも言うべき何かは単なる落書きのひとつであったからかツイート自体は無言で行われており、実際この時点では海老天の要素自体も全く見あたらない。
一方で当該ツイートのリプ欄ではこのことね(のような何か)が「ちんすこう」や「クリスピー」等様々な呼ばれ方をされており、その中のひとつに含まれていたのが他でもない「天ぷら」。
この"天ぷら"が当人のツボを刺激したのか、かんたんことねの投稿からたったの1時間も経たずに「えび天と化したことねがプロデューサーに食べられる」というシュール極まりない謎のファンアートが「ことね天ぷら」と題されて本人により生成、投下された。
クリーチャーとしてのえび天ことね誕生の瞬間である。
🍤Yellow Big Bang!🍤
こうして謎のスピード感を伴って産み落とされたえび天ことねだったが、生みの親はこれで止まらなかった。ことね天ぷらの投稿からわずか15分後、追い打ちとばかりに「誰でも簡単!ことねの描き方!!」と題されてえび天の写真にことねの顔を描いた写真が投稿される。言ってしまえば超低難度のコラ画像のようなものなのだが、えび天に描かれた表情豊かなことねの表情は多くの閲覧者の心を掴み、一気に学マスユーザーの間で共有されるに至ってしまった。
ちなみにしれっとことねの顔GBも放流されていたりする。
これら一連の関連イラストはpixiv上では以下に纏めて投稿されている。
なおメインはあくまでもえび天のはずだが、そこからさらに派生して黄色いもの全てにことねを見出すという狂気としか言いようがないムーブが一部で発生していたことも。
偶然の一致?
藤田ことねといえばその特徴的なおさげがえび天やエビフライと形容されることも少なくない。
が、意外なことに少なくともTwitter上において、ことねとエビの揚げ物類を絡めた話題は上述の一連のツイートより前のものは見られない。
一度指摘されてしまえば確かにエビのフライそのものに見えることねのおさげではあるが、その類似性が見出されたきっかけが二次創作由来の可能性があるというのは何とも奇妙な偶然といえよう。
余談
えび天ことねの存在は中の人である飯田ヒカル女史にも認知されているようで、学マス初のライブである"学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-"では開催地である名古屋に関連して言及がされていたとのこと。
関連イラスト
関連タグ
秋月律子:アイマスにおけるエビフライ髪の先輩枠とでも形容すべき存在。彼女もまた三つ編みのおさげがエビフライと呼ばれて親しまれている。
ホシノサクサク、天ぷらアリス:ほぼ同時期に出現した、エビの揚げ物を基盤に持つ二次創作クリーチャー。あちらは着ぐるみがベースであるからか細かいところで微妙に差異はあるが、同時に話題に上がることがしばしばみられる。何なら中村くまりん氏本人からもホシノサクサクを意識したであろうえび天ことねのイラストが投稿されていたりする。
とまエビフライ:ラブライブ!におけるエビネタ。彼女もまた三つ編みのおさげがエビフライと呼ばれ、コーレスにも「エビダンスでなくエビデンスです」とエビネタが使われている。
エビ揉め:同年に誕生したアイマス発祥のミーム。動画の中にはエビ天ことねが揉まれているものも。ホシノサクサク然り、何故かこの時期の流行物は海老関連の物に集中している。どういう因果なのだろうか?