概要
現在は主に以下の二通りの用法で用いられている。
- エロトラップだらけのダンジョンを題材としたゲームブック風の診断メーカーのこと。
- 1.から派生して、診断メーカーで描かれたような「エロトラップだらけのダンジョンとそこへ挑む女性」というシチュエーションそのもの。
本稿では両方説明する。
1.の診断メーカーについて
2016年にブームの発端となった@mitakeChang氏制作の診断メーカーの遊び方では、キャラクターの名前、現在挑んでいる階層や残りHP、状態異常を入力して診断にかけ、得られた結果からダメージなどの影響を計算し、ゴールまで辿り着けるか判定していくゲームとして作られている。
診断結果の内容は多岐に渡るが、触手や淫魔などに襲われる、拘束され電マなどの機械による責めにあう、催眠や淫紋や媚薬で蕩けさせられるなどほとんどがエロい目に合うもの。
ダメージ計算方法については、基本ルールは初期HP500、ゴールは15階、診断結果の絶頂回数の分ダメージを受け、失神したり屈服してしまうとさらに固定ダメージがあり、また状態異常でダメージに倍率がかかったり、各階層ごとにスリップダメージが入ることがある、というもの。
なお、以前は初期HP50、ダメージは絶頂回数の1/10(端数切捨て)で固定ダメージも合わせて低く設定されていたため、古い作品ではそちらに従っているものが多い。
プレイヤーによっては、HPを増やしたり、弱点を責められるとダメージを大きくするなど、好みにあわせて追加ルールを加えている場合もある。
普通にゲームとしてプレイしたとしても時たま100単位の絶頂を迎えてしまう快楽地獄にぶち当たってオーバーキルされたり、転移魔法によってダンジョンの外に放り出された挙句追加の責苦を被ったりするなど、診断の引き如何では何度となく攻略失敗となってしまうことがある。
下手すると最初にそれらを引き当てて半ば門前払いさせられることもある。だが、それもまたいい。
なお、特に何も起こらないことや逆に回復を図れる結果も出ることがある。
pixivではこの診断結果を元にイラストや漫画などを描く遊び方が為されている。
また、特定のシチュエーションに特化するなどカスタマイズが入った類似診断メーカーも作られ、このタグで同時に扱われている。例えばだが、本家は作者の趣向で孕ませ系の罠はないが、派生では孕ませシチュが含まれるものがあるなど、違った趣を楽しめる。
言うまでもないだろうが、元の診断メーカーにもR-18の表記があり、ほとんどのイラストがR-18となっている。
2.派生したシチュエーションとして
1.の診断メーカーとは直接の関係なく、「ヒロインがダンジョンで性的に責め苛まれる」というシチュエーションを指す用語としても用いられるようになった。
診断メーカーならではのランダム性は介入しないが、ゲーム風のダメージ表記を行ったり、エロステータスが用いられるなど、上述の診断メーカーを意識した作りのものも多い。
また、こちらの意味として同人RPGや商業漫画アンソロジーなども作られた。
ファンタジー系のR-18作品において、性的な罠や性的に襲ってくるモンスターを有するダンジョンというシチュエーションは以前からあったが、R-18ファンタジーの一部分でしかなかった。(エロダンジョンメインのものもフリーゲームなどに存在はしていたが少数)
このため、ファンタジー全般から細分化したジャンルとして言い表すために、この語が使われているようだ。
外部リンク
その他に
など、派生診断も
関連タグ
R-18、エロトラップ、罠、トラップ、エロステータス、エロRPG
関連イラスト
R-18注意