概要
ヒゲダコ亜目メンダコ科に属する深海棲のタコの一種。メンダコ同様に頭にヒレのようなものがついており、泳ぐときに動力として使われる。
体長は約20cmほど。
平べったいメンダコに比べてツリガネ状の体格をしている。
他の深海棲のタコ同様墨を吐かないが、体の色を周りに合わせて変化させることができる。
主なエサは二枚貝や小型の甲殻類。
その姿がダンボを彷彿とさせることから、海外では「ダンボ・オクトパス」と呼ばれている。
なお、ジュウモンジダコの仲間も同じくダンボ・オクトパスと呼ばれることがあり、一部書籍ではオオクラゲダコの別名と記載されてたりするが別種である。(2019年に研究が進むまで、ジュウモンジダコはジュウモンジダコ科という別の科に分類されていたが、研究後は同じメンダコ科に分類されるようになった)