概要
アルドゥインの側近であるドラゴンの一体。
ドラゴンの中でも希少かつ優れた能力を有する「レッドドラゴン」と呼ばれる種の猛者。
竜戦争にて敗死し封印されていたが、他のドラゴン同様再臨したアルドゥインのスゥームによって復活させられ、再びその指揮下で人間たちとの戦いを始める。
彼の名前はドラゴン語で
- Od:雪
- Ah:狩人
- Viing:羽
を意味する。
赤い鱗に覆われた外見だが、翼は白いことから「雪の翼を持つ狩人」というような意味かと思われる。
しかし、ドヴァキンの存在とその強大なスゥームの力を感じ取っていたことと、竜戦争で人間に敗北して封印されていたくせにノコノコと戻って来て支配者面だけはしておきながら、前線には立たずコソコソと独自の行動を取るアルドゥインに対し、「今のアルドゥインは本当にドラゴンの支配者足り得るのか?」という疑念を抱く。
このため、表向きはアルドゥインに従いつつも、同じような疑念を持つ同胞たちの中心的存在となり、ドヴァキンとアルドゥインの動向を監視しながら両者の力を見定めていた。
その後、アルドゥインが世界のノドにおける戦いでドヴァキンに敗退して逃亡・行方を晦ますに至り、いよいよアルドゥインを本気で見限ることを想定し始める。
ホワイトランのドラゴンズリーチ屋上にてドヴァキンが使用した「コールドラゴン」のスゥームで名を呼ばれたことにより、「名前を呼ばれると喧嘩を売られたと判断する」というドラゴンの習性とドヴァキンの実力を試せるという期待からこれに応え、姿を現した。
しかし、これはアルドゥインの居場所を聞き出すべく側近であるオダハヴィーングの捕獲を狙った罠で、戦いの中で捕獲罠にまんまと誘い込まれて捕らえられてしまう。
オダハヴィーングは罠に嵌められたことを「見事な戦略」と褒め称えて己の敗北を認め、観念して己が真意とアルドゥインの居場所を打ち明け、更にはアルドゥインを倒せばドヴァキンを主として認める約束をし、居場所への案内役も買って出た。
アルドゥイン討伐後はコールドラゴンのスゥームにより召喚することが可能となり、戦闘に参加させたり、DLC『Dragonborn』で服従のシャウトを習得していれば背中に乗って飛び回ったりすることが出来るようにもなる。
余談
日本語版では「オダハヴィーング」と呼ばれるがエズバーンが最初に述べたように「オドゥアーヴィーング(Odahviing)」が本来の読みに近い。
また、彼を捕らえるクエスト「戦死者(The Fallen)」は誤訳で「墜落者」と訳すのが適切だったと思われる。