概要
大型のヒメバチで、体色は赤褐色から黒褐色に黄色い斑紋を持つ。
体長よりも長い産卵管を持つ事が名前の由来で、この長い産卵管を木の幹に差し込み、その中にいるキバチやカミキリムシの幼虫に産卵、幼虫は寄生対象の体内に寄生する。
キバチやカミキリムシは木材害虫の為、それに寄生するオナガバチは益虫とされる。
ちなみに木材の中にいるカミキリムシをなぜ見つけられるのかは、木の中に居る虫の僅かな体温を察知できる能力で見つけているのだとか、虫のフェロモンに反応するだとか所説言われているが、詳しい事は分かっていない。